ダンディズムの象徴と言われるブランド「ダンヒル(dunhill)」はイギリスを拠点としているファッションブランドだ。スーツなどの紳士服を始め、アクセサリー、時計、バッグ、ライターなど多岐に渡り取り扱っている。
1950年代にライター「ローラガス」を発明。片手で着火できるライターは革命的で、多くの男性達を魅了した。そんなダンヒルの商品だが、人気の高さ故に残念ながら偽物も多く存在する。人気の高いライターも、がん作(コピー品)が多く出回っている。偽物を購入しない為には、どのようなポイントに気を付ければ良いのだろうか。
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ダンヒルの魅力
1880年代、当時15歳であったアルフレッド・ダンヒルが父親の馬具用品製造会社で働くことになったのがブランドの始まりである。21歳で父の会社を引き継いだアルフレッドは、社名をダンヒルに変更した。
わずか半年で売上高を倍増させ、オープンカーでも使用できるゴーグルやコート、レザー製品などの自動車に関連づけたイメージの小物を作るようになり、大成功を収める。
現在でもダンヒルのアイテムに影響を与えるコンセプト、精神となる「モートリティーズ」は、「自動車(Motoring)」と「権威(Authorities)」を組み合わせた造語だ。その精神はすべての商品に生かされており、多くの男性を中心に熱い支持を受け続けている。
ブルドッグのモチーフ
ダンヒルではブルドッグをモチーフとしたアイテムが展開されている。男性の力強さと不屈の精神の象徴と言われているブルドッグ。創業時にはお守りとしてブルドッグのマスコットも販売されていた。
日本とのパートナーシップ
万年筆を製造していた「並木製作所」とパートナーシップを結んだのは1931年のことである。このことで、高級万年筆「ダンヒルナミキ」が誕生し、日本とも繋がりができることとなった。「ダンヒルナミキ」は手作業による緻密なデザインであり、ダンヒルの中でも目を引く商品の1つである。
サッカー日本代表のスーツのデザインを2000年から務めているのもダンヒルである。通常、スーツは自国で作成することが多いが、日本ではダンヒルを採用。また、2016年には直営ブティックを大阪・心斎橋にオープンした。
高級感を押し出したダンヒルの煙草道具
1904年、アルフレッドは防水パイプの特許を取得したことで、煙草道具の開発をすることが可能になった。1907年には、紳士用のみならず婦人でも使用可能なシガレット・ホルダーなども発表した。ダンヒルは大きな特徴として「高級感」を押し出し、当時は量り売りされていたような煙草を洒落たものとして演出した。
煙草道具の特徴
1924年、喫煙に欠かせないライターを商品として加えたダンヒル。当時は高級感とは程遠い粗末なライターが販売されていることが多かったが、ダンヒルは金・銀・エナメルを使用したゴージャスなデザインのものを作成した。耐久性・着火性共に優れたダンヒルのライターは大ヒット。片手で着火できるライターを発明したのは、革命的な出来事であった。
人気の理由
「ローラータイプライター」「高級ブタンガスライター」を世界で初めて世に送り出したのがダンヒルである。派手過ぎず、エッジのきいた男性的なシルエット、かつ嫌味にならならいゴージャスさは多くの男性に愛されている。4大ライターブランドとも言われている「ダンヒル」「デュポン」「カルティエ」「カランダッシュ」であるが、ダンヒルのライターは大きさと重さが程良いこと、フリント交換・ガス入れが容易である点も人気の理由の1つである。
ローラライトとローラガスは愛用者も多い
1938年に登場した「ローラライト」は、ロングローラーをスタイリッシュなボディに落とし込んだデザインで世界中で大ヒット。ローラライトで完成された機構が受け継がれた「ローラガス」は現在も愛されているロングセラー商品である。その洗練されたラグジュアリーなデザインから、コレクションの為に購入する人も多い。
本物と偽物の見分け方
そんなダンヒルのライターは、男性への贈り物として選ばれることも多く人気のある商品である。誤って偽物を購入しない為に、どのような点に気を付ければ良いのだろうか。
刻印
まずは刻印に注目したい。偽物の刻印は薄かったり、歪んでいたりすることが多いが、本物であればそのようなことはあり得ない。また、偽物の場合にはそもそも刻印自体がない場合もあるので確認しておきたいポイントである。
研磨・塗料の質
偽物の場合、塗料や研磨の質が雑であることが多い。また、本物と手触りが違うことも特徴だ。もしも本物に触れる機会があるのなら確認しておきたい。偽物の場合、不自然なほどにざらついていたりする。塗料が剥がれていたりむらがある場合には注意したい。そのようなことがあれば偽物の可能性が極めて高い。
開閉音に注意
もしも本物に触れる機会があるのなら、開閉音を聞いておきたい。品のある開閉音もダンヒルの魅力だが、偽物は音が異なる場合がほとんどだ。もしも違和感を覚える場合には偽物の可能性があるので注意したい。
ネットショップで購入する際の注意点
近年出回っているコピー品のクオリティはハイレベルなものになっている。ダンヒルも例外ではない。
スーパーコピーに注意
「スーパーコピー」と言われるものもある。本物と同じ材料を使用をしているがん作(コピー)である。この「スーパーコピー」品であるが、最高ランクになると値段もそれなりの価格になる。ランク付けがされているのだ。
本物だと偽ってフリマサイトなどで出品する例もあるが、中には偽物だと知らずにコピー品を購入し、本人も知らずにフリマサイトなどで販売してしまうケースもある。
悪質な業者になると、掲載写真には本物を使用しておきながら、実際に発送するのは偽物ということもある。もしも購入する際に不安を感じるようならば公式オンラインショップ・正規店で購入するのが安心・安全だ。
同じ商品を複数のサイトで販売している
フリマサイトで見られるケースだが、同じ写真を利用して複数のサイトで同時に出品している場合にも注意が必要だ。当然だが、同じシリアル番号の商品は存在しない。実際には商品が存在しないのに出品している可能性がある。
会社概要に注目
ネットでダンヒルを検索すると、公式オンラインショップの他にさまざまなネットショップが見つかるだろう。その多くに「本物」「割引」などの魅力的な文言が記載されているはずだ。
まずは会社概要の項目があるか確認したい。安全なネットショップであれば、必ず会社概要の項目がある。代表者の名前・住所・電話番号・メールアドレスなどが記載されていない場合には注意したい。偽物を取り扱う詐欺サイトである可能性がある。
あまりにも安い金額にも注意
半額以下の価格を設定しているネットショップも多く見かける。もちろん、企業努力により割引が実現している場合も否定できないが、ダンヒルの仕入れ値を考えると半額以下で販売することは現実的ではない。正規品の商品をチェックして、不自然に安い価格が設定されていないか注意しておきたい。
間違った日本語が使用されている
「てにをは」の使い方が明らかにおかしい、文言を読んで違和感を覚えるなど、日本のサイトと書いていても不自然だと感じるようなら、偽物販売業者の可能性がある。
大手ショッピングサイトに登録しているかチェック
大手ショッピングサイトに登録しているかも確認しておこう。楽天市場、Amazon、ヤフーショッピングなどである。しかし大手ショッピングサイトに登録しているから必ず本物である、ということはない。
まずはコメント欄を確認したい。偽物を取り扱っているようなショップなら、コメント欄に「偽物だった」など、注意を促すようなものがあるだろう。また、低評価がなくても、不自然なほど大量の高評価コメントがついている場合にも気を付けたい。業者が不正に良いコメントを投稿している場合がある。
並行輸入品も必ず安全というわけではない
並行輸入品とは、正規ではないルートで輸入した商品のことを言う。ネットショップやオークションでこの言葉を見かけたことのある人も多いだろう。ブランド・メーカーとは特に関係のない会社・個人が、直営店などで流通している商品を買い付け、それを輸入して販売することである。
直営店で買い付けした商品ならば本物だろうと安心してしまいがちだが、サイトには並行輸入品と記載し、実際には偽物を発送する悪徳業者も存在する。サイトや商品説明、画像を見て不安に感じる点があれば、購入するのは控えておきたい。
支払方法が振込のみ
サイト上では、代金引換や各種クレジットカードが利用可能と書いてあるにも関わらず、実際の支払い段階になると銀行振込しか選択できないというようなことがあれば注意したい。詐欺サイトに多い傾向で、振込をしても商品が届かないというケースもある。
また、カード利用が可能であっても、怪しいと感じるサイトにカード情報を入力するのも避けておきたい。
偽物を見分けられるか不安な人は
「スーパーコピー」になると、その精巧さゆえにプロの鑑定士でもすぐに見分けることは難しい。偽物を見分けることができるか不安だと感じるようなら、やはり正規店での購入が安心だ。
しかし、少しでもお得に購入したいという人も多いだろう。そこで、買取専門店「おたからや」を紹介したい。
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貴金属、絵画、楽器や時計、各種ブランド品などさまざまな商品を取り扱っている「おたからや」は、買取実績四十年の歴史を持ち、業界最多数の出店数を誇る買取専門店だ。個人・法人問わず利用されており、メディアにもたびたび紹介されている。
そんな「おたからや」だが、大手ショッピングサイトでも商品を販売している。熟練の査定員達がチェックした商品をお得に購入できるのだ。もちろん、厳しいチェックを潜り抜けた商品である為、偽物やコピー品が売られていることもない。
まとめ
ダンヒル ライターの偽物と本物の見分け方をご紹介した。歴史あるブランドで、多くの人々に愛されているダンヒル。近年ではスーパーコピーといわれるハイクオリティなコピー品も出回っている。
そのような偽物を掴まされないためにも、ご紹介したようなさまざまなポイントに注意して信頼できるネットショップまたは、プロの鑑定士が在籍している買取専門店「おたからや」から購入することを検討してほしい。