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PIAGET(ピアジェ)の資産価値はどのくらい?時計ブランドの中で何番目なのか

読了目安:9分
更新日:2025/04/15
公開日:2018/12/14
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時計は時刻を知るための実用品でありながら、同時にアクセサリーでもある特別な存在だ。特に男性にとっては、どんな場でも堂々と身に着けられる数少ない装飾品の一つで、その1点で対する相手への印象を左右することさえある。さらに持ち運べる資産としての価値も持つ、侮れない力を持ったアイテムでもあるのだ。

持つ人にステータスをプラスしてくれる、そんな高級ブランド時計の中でも、すぐにイメージできるほどの個性を持っているのがピアジェだ。この記事では、ピアジェの資産価値や時計ブランドとしての地位などについて、その魅力とともに解説する。

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高級ブランド時計の価値

高級ブランドの時計は、それだけで身に着けた人に輝きを与える。一目見ただけでそれとわかる美しさと存在感が、持ち主の自意識を高め、表情や立ち居振る舞いに表れるようになるからだ。また、それだけのものを購入できるようになったという、自分に対する自信の証でもあると言える。だからこそ、いつかは手に入れたいと憧れられ、持つ人は周囲から一目置かれることになる。

こうした高級時計には、常に身近にあり、自然に持ち運ぶことができる資産としての側面もある。指輪やネックレスと同じように、着用して楽しむ一方で、売却して新たなモデルの購入資金としたり、いざと言う時に換金できる財産として子供に手渡すことも可能なのだ。

ピアジェについて

ハイレベルな価値

ピアジェは独特の個性と品格を持ったブランドだ。美しくスリムなピアジェは、ビジネスにもフォーマルにも、もちろんカジュアルな場面にも違和感なく、ぴったりと寄り添ってくれる。ピアジェと言う名前から広がるのは、上品、華やかと言ったイメージだ。また、ゴールドやダイヤモンドをふんだんに使ったモデルも多く、ジュエリーウォッチの代名詞ともなっている。

高級時計の資産価値を測るとき、重要になるポイントが、そのブランドの中古市場での地位と取引状況である。これらが高ければ人気が維持されるため、ブランド時計としての価値が保たれるからだ。

ピアジェは紛れもなく一流ブランドの一つである。長い歴史を持ち認知度も抜群で、高級時計に興味のない人でも、ピアジェの名前は知っているし、漠然とはしていても煌びやかなドレスウォッチを思い浮かべることができる。

中古買取市場の人気はミドルクラス

中古市場での取引状況はロレックスやオメガなどに比べるとややおとなし目だ。これは、ピアジェの立ち位置がこれらのブランドからもう一歩進んだ場所にあることが理由である。若手のビジネスマンが自分に箔をつけるため、あるいは一人前になった記念に購入するものがオメガやロレックスだ。つまりそれだけ多くの人が購入し売却するので、中古市場でも目立つ、といううわけである。

一方ピアジェはその先、一流の仲間入りを象徴するブランドであり、価格帯そのものが大きく異なる。購入できるだけの財布を持つ人は限られるため、中古の取引もその分静かになるのだ。

高級時計に特化した買取専門店はもちろん、ブランド品の買取専門店でもピアジェは買取対象としてしっかりと名前の出るブランドだが、その扱いだけを見ればミドルクラス、5番目前後とやや地味だ。しかし一つ一つのアイテムの買取相場は、その名前にふさわしい価格で取引されており、その相場は高さを保ちつつ推移しているのだ。

例を挙げるなら、「ダンサー」84024K81は、2010年に50万円程度だった買取相場が、2018年現在では70万円程度と20万円もアップしているのである。その他のモデルも細かな上げ下げはあっても、平均して高水準の買取価格を維持しており、ピアジェの資産価値は十分ハイレベルだと言える。

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売買するにあたって

資産価値が高いということは、価値が維持しやすく、上がる可能性もあるということだ。

ピアジェの購入、または売却を考えているという人は、検討中のモデルが次の条件に当てはまるかをよく考え、吟味したうえで行動に移すことをおすすめする。

新モデル発売のタイミング

まず、新モデル発売のタイミングは、旧モデルの価値があがるチャンスである。人気の高いモデルが生産終了になると、希少性からプレミアがつくことがある。このタイミングを見計らうには、ピアジェの公式サイトを常にチェックしておくことだ。既存の人気モデルがラインナップから削除されると、それはイコール生産終了である場合が少なくない。

アンティークやヴィンテージと呼ばれる時計

アンティーク、またはヴィンテージと呼ばれるものは、歴史的な価値を持つアイテムとして、ピアジェファンだけではなく、時計マニアや古物のコレクターからも常に求められている。売却する前に、手持ちのアイテムがそのどちらかに該当しないか、よくチェックした方が良い。

ただし、アンティーク、ヴィンテージとして高い評価を受けるためには、単に古いモデルであるというだけではだめだ。古いものほどメンテナンスを受けている可能性が高いという点には、特に注意を払う必要がある。もしパーツの交換がされているなど、発売当時のものとは異なる部分があれば、それだけコレクションとしての価値が損なわれ、コレクターにとっての魅力も失われてしまうためだ。

時計本体のコンディションが良いことだけではなく、化粧箱や国際保証書なども含め、状態ができるだけオリジナルに近いことも、評価を高め、買取価格を上げるためには大切になるのだ。

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資産価値の高いモデル

以下、ピアジェのアイテムのうち、人気の高いラインの中から、レアリティの高いもの、アンティークとして評価されているモデルをいくつか紹介する。

ピアジェポロ・コレクション

1979年に登場して以来、若さを感じさせるスポーティーなデザインで愛され続けているモデルラインだ。エレガンスとカジュアル性を兼ね備えたスタイルは、ピアジェというブランドが持つ現代性の象徴ともなっている。そのポロのGOA41002は、ピアジェらしいこだわりを強く感じさせる一品だ。

視認性を高める水平ギョーシェ模様の文字盤を、都会的な雰囲気を感じさせる丸みを帯びたケースで覆い、ブレスレットにはサテンとポリッシュの2通りの仕上げが施されている。新しいモデルながら市場での流通数が少ないため、価値の維持と言う点で期待ができる。

PIAGET P10494 (GOA32074)

ピアジェのメンズラインの中でも、シンプルな美しさが目を引く存在である。そのデザインは純白の文字盤にくっきりと浮かぶ黒いローマンインデックス、ケースはホワイトゴールドという、白と黒に絞られた色彩だ。しかしその円周部にはメレダイヤがちりばめられ、華やかさを醸し出している。

特筆すべきは、世界50本限定というレアリティだ。これはピアジェが欲しい人にとっては、ただピアジェと言うだけではない付加価値であり、売却する人にとっても今後の価格上昇を感じさせるものである。

ポセション

レディースラインの「ポセション」は、ジュエリーウォッチメーカーとしてのピアジェを代表するものだが、GOA30108はその方向性を極めたモデルだ。文字盤はダイヤモンドで敷き詰められ、数字は3、6、9の3つで12がなく、時刻表示のためではなくデザインの一つとして使われている。

回転ベゼルもダイヤモンドで飾られ、レザーはクロコダイルだ。優雅で華麗なこのモデルには宝飾品としての価値もあり、またなかなか中古市場では見つけにくい希少性もあるため、購入、売却どちらが希望でもチェックしておきたいアイテムである。

プロトコール

2018年現在すでに生産終了となっている、アンティークピアジェだ。「プロトコール」とは外交儀礼、国際儀礼といった意味を持つ言葉で、世界を舞台に活躍する、洗練された女性をイメージして1963年に発売された。ピアジェご自慢の薄型ムーブメントとスリムなケースのデザインは、ブランドを語るうえでも重要なポイントとなる特徴だ。

プロトコールはどのモデルであってもレアであるため、もしも手元にあるという人は、売却するまで現在の状態をキープするよう心がけよう。

ピアジェの歴史

最後にピアジェの歴史を振り返ろう。

発祥

ピアジェの歴史は1874年スイスの小さな村、ラ・コート・オ・フェからスタートした。ただし時計メーカーではなく、ムーブメントの製造業者としてである。

創業者のジョルジュ・エドワール・ピアジェは、家族が持つ農家の一室を借りて工房とし、細々と仕事に取り掛かった。しかしその技術は確かなもので、すぐに多くのブランドが彼に信頼を寄せるようになったのだ。「必要なもの」ではなく、「必要以上の質を持ったもの」を作るという彼の姿勢が生んだ結果だった。

時計メーカーとしての成長

こうして順調に成長を続けたピアジェの工房はやがて会社組織となり、ジョルジュの息子ティモテの代に、自ら高級懐中時計や腕時計の製造を開始する。そして1943年、ジョルジュの孫、ジェラルドとヴァランタンは一族の名を冠した腕時計「ピアジェ」を制作し、商標名として登録、近代化した工場での本格的な生産に取り掛かったのである。

ブランドとしてのピアジェの名を一気に高めたのが、1957年に開発された「極薄ムーブメント」だった。ムーブメント製造業者としての面目躍如となったこの「手巻きキャリバー 9P」は厚さ僅か2mm、革命的な傑作として世界中の時計メーカーを驚嘆させたのだ。

続いて1960年には、「自動巻きキャリバー 12P」を発表する。こちらは2.3mmで、極薄自動巻きムーブメントの誕生は再びの衝撃となって世界を駆け巡った。

アメリカの20ドル金貨を使用した「コインウォッチ」はそのユニークさで有名だが、このデザインが可能だったのも極薄ムーブメントの存在があったからこそなのだ。

ジュエリーメーカーとしても始動

ピアジェは1959年以降、ジュネーブにサロンを構えてジュエリーメーカーとしても始動、溢れる気品と大胆でモダンな美しさを持ったそのアイテムは、多くのセンスあるセレブリティを惹きつけていった

こうしたデザイン面での話題や、華やかなジュエラーとしての活動が目立つため、ピアジェの時計には宝飾品としてのイメージが先行しがちだが、創業の歴史からもわかるように、その根本にあるのは精緻を極めた、世界最高峰のムーブメント製造業者としての技術なのだ。

21世紀こそピアジェの時代である

ピアジェは2001年から、ジュネーブ郊外に時計製造とジュエリー制作の技術者を結集させた新工場を設立した。これにより、トゥールビヨンやミニッツリピーターなどを備えた本格的な機械式時計に、芸術品のような流麗さを併せ持つアイテムが次々生み出されることになったのだ。

21世紀の現代では、時計は単に時刻を知るための道具ではなく、自分を演出するアクセサリーとしての意味がより強まっている。これはまさにピアジェにふさわしい時代であり、ピアジェの名はそのアイテムのように輝きを増し続けているのだ。

まとめ

ピアジェの資産価値について紹介した。ピアジェは数ある時計ブランドの中でも独自の個性と品格を持ったブランドだ。ビジネスにもフォーマルにもカジュアルな場面にも使用でき、上品で華やかな印象を与えてくれる。ジュエリーブランドとしての側面も併せ持ったゴールドやダイヤモンドをふんだんに使ったワンランク上のジュエリーウォッチだ。

中古市場での需要は、ロレックスやオメガに比べると低くなるようだが、専門の鑑定士が在籍する買取業者に依頼すれば、高価な買取価格がつくことと思われる。資産として考えるのであれば、普段から状態が悪くなることが無いように扱いやメンテナンスを心がけるようにしよう。

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