GMTマスターⅡの前身となるGMTマスターは、1954年に発売したパン・アメリカン航空の国際線パイロットのために開発された腕時計だ。世界を飛び回るパイロットにとって、1つの時間帯しか表示できない腕時計は不便となる。その代わりに出発地と到着地の2つの時間帯を把握できる腕時計のニーズがある。
そんな要望を満たすのが、GMTマスターというロレックスの時計。長針、短針、秒針のほかGMT針とよばれる針を装備することにより、2つの時間帯を把握できるようにした。
1983年には、それまで動かせなかった短針を単独で動かせるモデルを開発した。これにより、3つの時間帯が把握できるようになったGMTマスターⅡが登場した。GMTマスターは1999年に廃盤となり、現在はGMTマスターⅡのみが出荷されている。
実はこのGMTマスターII、壊れていても中古買取市場で需要があるらしい。どの程度の価格で売れるのか、今回は故障品ロレックスGMTマスターIIの参考買取相場をまとめてみた。壊れたままで眠っているGMTマスターⅡがある方、お手持ちのものを売りに出そうと考えている方にぜひ参考にしていただきたい。
CONTENTS
こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
故障品ロレックスの参考買取相場
壊れた製品、いわゆるジャンク品となってしまったロレックスにはどの程度価値があるのだろうか。
壊れたブランド品買取専門店の「質大蔵」ではジャンク品のロレックスを買取している。質大蔵のロレックスの実績は次の通りである。ロレックスGMTマスター2コンビ16713が、X番ブレスが伸びたもので130,000円、X番打痕や汚れが目立つ動かないものが230,000円で買取された実績がある。
また、GMTマスターII 16710 U番はガラスが壊れて動かないものでもなんと185,000円という値段がつけられている。傷だらけで時刻も正確に合わなくなってしまったものも220,000円で買取されたそうだ。
ここで故障品GMTマスターIIの参考買取相場を状態ごとに列挙する。レファレンスナンバー、年式、値段の順となっている。
- 打痕や汚れが目立つ動かない時計
- 116713 ランダム番 550,000円
- 16713 X番 230,000円
- ブレスが少し伸びた動かない時計
- 116713LN M番 510,000円
- 16700 U番 270,000円
- 16713 N番 230,000円
- 不動の時計
- 116713 ランダム番(気になる傷なし) 580,000円
- 16710 P番(バンド破損) 270,000円
- 16710 U番(ブレスに多少使用感あり) 220,000円
- 16710T F番(傷など使用感あり) 310,000円
- 16710T F番(未使用) 330,000円
- 16713 X番(針に腐食と焼けあり) 220,000円
- 16718 N番(リューズが閉まらない) 770,000円
- 16718 N番(ガラスに欠けあり) 780,000円
- 16718 N番(バンド破損) 810,000円
このような実績を見ると、やはりロレックスGMTマスターIIは故障品でも需要があるのだとわかる。故障したからといって売ることを諦めるのはもったいない。ましてや多少の傷なら売るべきだと言えそうだ。値段は年式によるところが大きいようで、ランダム番やN番は特に高額で売れるようだ。
壊れたGMTマスターⅡを高く売るなら気を付けること
先ほどの参考価格を掲示した質大蔵のように、買取業者の中には、壊れた腕時計を買取する業者もある。壊れているのになぜ買取をしてもらえるのか。というのも、時計は修理することで新品同様に再び時を刻むことができるものが多いためである。また、ブランド腕時計は修理やオーバーホールをする費用を差し引いても中古として販売することで利益出すことができるものが多い。そのため、安い腕時計の場合は買取できることはまずないが、GMTマスターⅡクラスともなれば、よっぽどひどい壊れ方でなければ買取をしてくれる場合が多い。
腕時計が壊れた場合、修理やオーバーホールすることも考えられるが、ロレックスの腕時計は修理の費用が高額となる事が多い。また海外で修理となれば戻ってくるまで数カ月かかる場合もある。使えるまでに多額の費用がかかったり、長時間待たされたりするのである。それならば思い切って壊れたまま売却し、新しい腕時計を購入するのも取りうる選択肢であると言える。
尚、待っている間に買取相場が下がってしまう可能性もある。買取はタイミングが命とも言える。よって、「これなら売ってもいい」と思える値段を掲示されたら、早めに売るべきだと言えるだろう。
また、故障品ではないものと同様、付属品や保証書が全て揃っていればマイナス査定とならず、より高額で売れる可能性も上がる。査定に出す前になるべく購入時に同封されていたものを全て揃えて準備しておくことをおすすめする。
買取業者をどう見つけるか
壊れた腕時計を買取する業者はいくつかあるが、腕時計の壊れ具合によっては、買取を断られることもある。まずは買取業者に腕時計の状態を見せたり、連絡したりして、買取が可能であるか確認した方が良いだろう。
買取が可能であれば、査定となる。ただし、もしできるのであれば複数の業者の見積りを取り、高い見積りを提示した業者に買取を依頼した方が良いだろう。インターネット上では、普通の腕時計と同じように壊れた腕時計についても複数の業者から一括査定して貰えるサイトもある。そういったツールを積極的に利用することをおすすめする。
おすすめの買取業者
最後に、おすすめの腕時計を買取している買取店を紹介しよう。
おたからや
一つ目は大手買取専門業者の「おたからや」。おたからやではブランド品をはじめ、古銭や切手、メダル、貴金属、鉄道模型、着物、楽器、美術品…など、とにかく幅広い買取を行っている。ロレックスなどのブランド時計もそうだが、こういった商材は専門知識を要することがほとんどだ。おたからやはその専門知識といった点もしっかりクリアしているので買い叩かれるということはまずないと言える。時計であれば壊れていても買取してくれるので、まずはおたからやで査定してもらうと良い。
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買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
質大蔵
二つ目は参考価格を紹介した「質大蔵」。前述の通り壊れたブランド品買取の専門店だ。専用時計修理の工房を持っているため、修理が必要な故障品でも時にはマイナス査定にならずに高く買い取れるのだと言う。買取直売システムなど販売経費の削減にもつとめ、高額買取を可能にしている。
また、長年多くの時計を扱っている質大蔵ならではの特典もある。付属品や箱を無くしてしまっていても、質大蔵の方ですでにそれらの在庫があればそれをつけた値段で見積もりを出してもらえるのだ。通常、付属品等がない場合はマイナス査定になることが多いため、これは珍しく、またありがたいシステムだと言えるだろう。完全無料の宅配キットの用意もあり、遠方の顧客からの買取依頼にも対応している。
まとめ
今回は壊れたロレックスGMTマスターIIの参考買取相場について紹介してきた。ブランド時計は壊れているものでも中古買取を行っている業者も多い。そのため、壊れたからといってお金に換えることを諦める必要はない。おたからやのように時計の専門知識を持った査定人がいる中古買取店に問い合わせてみよう。どの買取業者に依頼するか迷った際は当サイト、ヒカカク!を活用していただけたら嬉しい。

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