本日は時計査定に特化したアプリを複数紹介していく。近年フリマアプリや多数のブランド買取ショップが登場しているが、アプリで写真を撮影する方式などで簡単に相場情報を得られる便利なサービスも広がっている。実店舗で査定を依頼してしまってそのまま営業をかけられると時間をロスしてしまうので避けたいという人にはうってつけの査定アプリだと言えるだろう。値段を知りたいがまだ売りたいわけではない人、資産管理を行いたい人などにもピッタリだ。以下で網羅的に紹介していこう。
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こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
クロノ24「ウォッチスキャナー」
引用:クロノ24
ウォッチスキャナーは世界的な腕時計のグローバルマーケットプレイスであるクロノ24の提供アプリである。時計の写真を撮影することでクロノ24の相場情報と照合され、現在の相場をAIで算出するアプリだ。文字盤を写真でスキャンすることで、ブランド、モデル名、形式番号・型番などもわかる。これによって出品を増やしていく狙いで時計愛好家・売却候補者へリーチする施策として開始されている。
Miney(なんぼや運営バリュエンスホールディングスの資産管理アプリ)
引用:PRTIMES
Miney(マイニー)はスマホひとつで時計の価値を瞬時に査定してくれる便利なスマホアプリだ。2017年以降5万件以上のダウンロードを記録しており、AIによる3秒査定が可能になっている。時計以外にも対応しているが7割が時計資産の相場管理に使用されている。時計のほか、バッグ、アクセサリー・小物、ブランドジュエリーといった実物資産・コレクションを資産として管理でき、2019年10月からは対応カテゴリーを骨董・美術品、絵画、そして不動産へと広げることで、総合的な資産管理アプリへと進化を遂げている。「なんぼや」、「ブランドコンシェル」といったブランド買取の店舗展開に力を入れてきたバリュエンスとして、上場後の戦略としてIT・アプリ投資に力を入れている中での一つの施策のようだ。
腕時計投資.comの一括査定ブランド品
腕時計投資.comは腕時計投資家である土屋俊亮氏が運営する時計メディア運営企業「フルフィルロジック」により一括査定アプリだ。時計相場を掲載している腕時計投資.comの流れで査定アプリも開発し、リリースを行った。こちらのアプリでは買取価格が決まれば減額が起きないが、偽物であったり、状態に難があれば返送が可能となっている特殊な仕組み。フリマアプリのメルカリやラクマに近い仕組みだ。この仕組みで特許出願も進めているようだ。
アプリではないがLINEアカウントから時計の一括査定ができる「ヒカカク!」
買取一括査定サイト「ヒカカク!」では公式LINEアカウントを提供しており、LINEでの会話で査定依頼したい商品の名前を入力するだけで、最大20社から実際に買取する際の見積もり価格を素早く返してもらうことができる無料のサービスだ。ウェブでも使用できる。