高級腕時計は憧れの存在ではあるものの、その値段故になかなか手が出せないという人は多いのではないだろうか。単に実用面だけに目を向けると、安くても時間を正確に知ることができる腕時計はいくらでもあるので必ずしも購入する必要性はないかもしれない。
しかし、その資産価値に目を向けた場合には、将来的に購入した価格と同額か場合によっては、それよりも高い評価が付く可能性があるのは高級腕時計である。そこで、以下では値崩れしない腕時計のトップ5を見ていくこととする。

Patek Philippe ref.6200G / 司達興
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値下がりしにくい腕時計の条件
高級腕時計を買うなら、できるだけ値下がりしにくい腕時計を購入したいと思うだろう。どのような腕時計が値下がりしにくいのか条件についてみていくことにしよう。
優れた技術を用いている
1つ目に挙げることができるのは、何と言っても優れた技術が用いられているという点であろう。時計はその時代ごとの技術の塊ともいえる存在であり、特にアンティークになったときに価値が高まるのは、それが製造された時代の最高峰の技術が使われているという場合である。
人気の高いモデル
2つ目に、人気が高いブランドの中でもさらに人気が高いモデルであるかどうかがポイントとなる。単に人気が高いブランドというだけでは不十分であり、いかに普遍的な人気を有するモデルであるかが重要である。
世界中で人気のある商品
3つ目にに言えることとしては、世界中で人気のある商品であるかという点である。経済のグローバル化とともに、中古の腕時計の市場も世界に広がるようになってきていることから、日本国内だけでなくいかに世界で高い評価を受けている時計であるかどうかが、将来的に値下がりするかどうかの分水嶺となるのである。
メーカーのメンテナンス体制
最後の4つ目としては、メーカーのメンテナンス体制がしっかりしているかどうかという点である。腕時計は修理しながら使い続ければ100年以上経過してもまったく問題なく使える商品であるため、高い評価を受けるためにはメーカー側で長期間にわたる保障体制が整えられていることが重視されるのである。
第5位
それでは、値崩れしない腕時計TOP5を代表的なモデルや値段、特徴などを交えつつ、ランキング形式で紹介していこう。
第5位:オーデマピケ
第5位に上げるのは、スイスが誇る時計メーカーの一つのオーデマピケである。同社は、1875年にジュール=ルイ・オーデマとエドワール=オーギュスト・ピゲによって設立された会社で、パテック・フィリップやヴァシュロン・コンスタンタンとともに世界三大高級時計メーカーの一つとされている。
そのため、ここでは第5位としたが、世界的には時計メーカーの中でもトップクラスに位置づけられることの多いメーカーである。
オーデマピケについて
設立時は時計メーカーではなく、その部品であるムーブメントの製造会社であったが、やがて時計そのものの製造に乗り出し、高級ムーブメント作りで鍛えた技術力を駆使して瞬く間に時計愛好家の間で注目される存在となっていったのである。
オーデマピケの代表的なモデルは、ロイヤル・オークという名前が付されているスポーツウォッチである。八角形のベゼルが特徴的なこの商品は、1972年に世界に登場しており、そのデザインは世界的な時計デザイナーとして知られているジェラルド・ジェンタによって作られたものである。
そのボディの多くはステンレスとなっており、高級時計にステンレス製は不釣り合いであると思われていた常識を覆し高い評価を受けることとなった一品である。
このロイヤル・オークは新品で購入しようとすると、安いモデルでも200万円程度、最高峰の物となると2,000万円を超えるようなものも存在している。中古になっても大きく資産価値が損なわれるものではないことから、余裕があれば上位ランクの商品を購入してみてもよいであろう。
第4位
第4位:ウブロ
第4位は、ウブロである。アルファベットではHUBLOTと書くため、ロゴは見たことがあるが読み方が分からなかったという人もいるかもしれない。同社もオーデマピケと同じくスイスのメーカーであるが、設立されたのは比較的近年であり、1972年にカルロ・クロッコによってなされている。
ウブロについて
ウブロは、設立当初は高級腕時計の王道ともいうべき機械式時計を避けてクォーツ時計を中心に製造しており、かつコレクションも限定した数しか揃えていなかった。
そのため、やがて経営が行き詰ることとなったが、2004年にジャン=クロード・ビバーがCEOになって機械式時計に注力するようになって、改めて高く評価されるようになったのである。
同社は巧みなマーケティング戦略を駆使することで知られており、成功者が身に着ける時計であるというイメージを世の中に浸透させることによって現在の地位を築き上げてきた。
同社の定番モデルの一つはクラシック・フュージョンであるが、こちらの商品は安いものでは100万円以下で購入することができることから、高級時計の入門編として手にしてみるのもオススメである。もちろん、高いものになると400万円を超えてくるようなものもある。
第3位
第4位と第5位はどちらもスイス製の時計であった。次に、第3位と2位はどこのブランドか紹介していこう。
第3位:パネライ
第3位は、ファッションの国として知られるイタリアを代表する時計メーカーの一つのパネライである。ジョバンニ・パネライによって1860年に設立されたメーカーであり、長らくイタリア海軍に収めるための軍用の腕時計のみを製造販売していたことから、高い技術と市中に流通していない希少性で愛好家たちからは羨望のまなざしで見られる存在であった。
パネライについて
1993年に第二次世界大戦以降続いていた東西の冷戦が終了したのをきっかけに、パネライはそれまでの軍用品専門から民生品の供給へと舵を切り、それによって同社の希少な時計を一般人でも手にすることができるようになったのである。
パネライの時計は、軍用として作られてきただけに高い正確性を有することで知られており、それとともに重厚感あふれるデザインを有していることから、特に男性の間で根強い人気を有している。
代表的なモデルは、ラジオミールとルミノールという2つのシリーズで、いずれも50万円から100万円程度のモデルがほとんどとなっている。そのため、ウブロとともに比較的手に入れやすい高級時計であるということができよう。
第2位
第2位:ロレックス
第2位は、言わずと知れた高級腕時計の代名詞でもあるロレックスである。
ロレックスについて
こちらもスイスのメーカーであるが、設立は1905年にドイツ人のハンス・ウィルスドルフによってロンドンで行われたことは意外と知られていない。当時の社名は、ウィルスドルフ&デイビスといい、時計の製造ではなく輸入販売を主に手掛けていた。
その後、スイスに本拠地を移しロレックスを名乗るようになるが、同社は財団法人としての形態をとっており長らくその実態は秘密に包まれていた。そのことが、同社の製品をより一層神秘的なイメージにしていたのも事実である。
ロレックスには非常に多くのモデルが存在しているが、その中で定番と言えるものの一つがデイトナである。正式名称は、オイスターパーペチュアル コスモグラフ デイトナといい、同社で唯一のクロノグラフモデルとなっている。
その技術力に加え、圧倒的な存在感を有する特徴的なデザインを有しており、特に男性からの人気が高くなっている。その価格は、200万円ほどから800万円を超えるものまで幅広く分布しているが、人気がある分金額も高めとなっている。
栄えある第1位とは?
第5位から第2位まで紹介してきたがどのブランドも一度は聞いたことのある有名なところであった。最後に第1位はどのようなブランドか紹介していこう。
第1位:パテック・フィリップ
値下がりしにくい腕時計の第1位にランクづけられるのは、パテック・フィリップである。こちらもスイスの時計メーカーで、世界三大高級時計メーカーの一つだが、その中でも別格として扱われるほどに高く評価されている。
パテック・フィリップについて
同社は、フランティシェック・チャペックとアントニ・パテックによって19世紀前半に立ち上げられた時計メーカーであるが、その後にジャン・アドリアン・フィリップが加わり、1851年に正式にパテック・フィリップという社名を名乗り始めている。
その名が世界に知られるようになったのは、大英帝国のヴィクトリア女王が、同社の懐中時計を購入して愛用しているという話が広まったことがきっかけであり、その後アメリカを代表するジュエリーショップであるティファニーに時計を供給するなどして高い人気を有することとなった。
同社では、アンティークとなった商品をオークションなどであえて高値で買い戻すといった戦略を採っており、これがブランド力を高める一助にもなっている。また、一度販売した商品については、永久に修理に応じるという永久修理制度を採用しており、このこともまた長年にわたる同社商品の愛用者が多い理由である。
パテック・フィリップを代表するモデルの一つは、カラトラバであり、その価格は200万円台から500万円ほどととなっている。なお、同社は、世界一高い時計を売るメーカーとしても知られており、金に糸目を付けないのであれば、いくらでも高い商品が存在している。
まとめ
以上で値崩れしにくい時計メーカーについて見てきた。しかし、評価の高いモデルの時計であろうと、売り方を間違えると大きくディスカウントされて手放すことになりかねないため、売却方法は非常に重要である。この点、もっともオススメなのがメルカリやヤフオクなどのオンラインでの個人間売買である。
これらは、売主と買主が直接取引することができるようになっていることから、余計な中間マージンなどを支払う必要があまりなく、また時計愛好家なども多く利用していることから、市場の評価価額で出品すればかなりの確率でそれ以上の価格で売却することができるのである。
もっとも、そのためには出品価格を間違えないようにすることが重要である。市場の水準以上の価格で売り出せば買い手がつかない可能性があるし、逆に水準以下の価格にすれば損をすることになりかねないためである。
この水準を知るためには、過去の取引価格を知ることが有用であるため、いくつかのオンライン取引プラットフォームで自分と同じ商品がいくら位で取引されているかを確認したうえで売却価格を決めるのがよいだろう。