バーバリーは1856年創業のバーバリー(BURBERRY)。イギリスを代表するファッションブランドとして世界的にも人気の高いブランドだ。
ここでは、バーバリーの腕時計と型番とモデル名との関係と型番の読み解き方について説明していこう。なお、バーバリーの腕時計の型番は現行販売モデルが一覧可能なオフィシャルサイトが存在しないため、販売ショップに記載の型番を参照している。
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こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
バーバリーについて
バーバリーは現在までに150年以上の歴史を持つブランドである。一貫してこだわっているのは品質と洗練された上品なデザインだ。
日本でもトレンチコートなどで有名だが、その元となったのは1895年に作られたタイロッケンコートが作られたことである。デザインに改良が加えられトレンチコートとなり、1914年の第一次世界大戦の際には様々な軍事用品を入れておくためのコートとして活用された。その機能性もさることながら、デザイン性が人気となり一般市民にも受け入れられ人気の商品となった。さらに現在に至るまでトレンチコートは改良を加えられ、トラディショナルな雰囲気がありながらも現代のトレンドも意識したアイテムとして人気となり、他のアイテムも数多くラインナップされ総合ファッションブランドとしての地位を確固たるものにしてきた。
また、バーバリーの日本版公式サイトには掲載されていないもののバーバリーブランドの腕時計が存在する。現状販売されているのはブランド名義を借りた所謂ライセンス製品だが、高品質腕時計の証「SWISS MADE」のマークも入っており、全世界に向けて時計ショップなどで販売されている。
バーバリー腕時計の特徴について
バーバリーの時計にはいくつか特徴がある。代表的なものを見ていこう。
性能
まず、クロノグラフのものが多いという点だ。クロノグラフとは、ストップウォッチ機能が付いた時計のことを指し、通常の時計よりもコストをかけて作られている。また、時計に自身に防水性を持たせているため、ある程度の雨風でも壊れることなく末永く使うことができる。
デザイン
次にデザイン面においても特徴的だ。バーバリーの時計のデザインは、オンオフ問わず身に着けることができるデザインのものが多く展開されている。カラーはシンプルなブラックやシルバー、ゴールドなど渋いカラーリングの物から、ブルーやレッドなど少し遊び心を持たせたカラーリングも発売されている。そのすべての時計は、スーツなどフォーマルに合わせても違和感なく装着できるように洗練された美しいデザインとなっており、一年を通して使うことができる。
バンド
最後に注目するのは、バンドだ。バーバリーの時計は、主に三つのバンドが採用されている。一つはレザーバンド。レザーバンドには重厚感のある牛革を使用しており、大人の魅力をたっぷりと漂わせている。二つ目はメタルバンド。こちらはステンレスを使用し、高級感のある輝きと軽く使いやすいという特徴を持つ。そして最後にバーバリーの特徴であるバーバリーチェック柄を採用したキャンバス生地だ。こちらの生地は主にレディースやユニセックスの時計に用いられていることが多く、他の二つと比べてカジュアルな雰囲気を持っている。
バーバリー腕時計の人気シリーズ
中でも1番人気の高いシリーズは「シティシシリーズ」だろう。シティシリーズは、バーバリーの特徴であるチェック柄を文字盤のデザインに落とし込んだのが特徴だ。文字盤上に凹凸で表現されたチェック柄は立体感があり、大人の雰囲気を演出している。他のブランドにはない個性もアピールできるだろう。また、シンプルなデザインがベースになっているため飽きも来にくく、長く使えるデザインと言える。
バーバリー腕時計の型番について
まずバーバーリーの腕時計の型番をいくつかピックアッしたうえで、その型番を確認する。
- ・THE CITY レディス BU9115
- ・THE CITY メンズ BU9906
- ・THE CLASSIC ROUND メンズ BU10000
- ・THE CLASSIC ROUND レディス BU10111
- ・THE CLASSIC ROUND Horseferry Check メンズ BU10001
- ・THE CITY Chronograph メンズ BU9363
- ・THE BRITAIN Chronograph メンズ BBY1502
- ・THE BRITAIN メンズ BBY1201
上記8製品全てムーブメントはクオーツ。「THE BRITAIN」を除いて、同じモデル名でメンズやレディスのほか、ユニセックスの製品も存在する。製品名にある「Horseferry Check」とは、レザーストラップの紋様を示している。「THE BRITAIN」は2012年に発表されている、バーバリー初のアイコンウォッチ。バーバリーの象徴、トレンチコートをイメージしてデザインされた。
バーバリー腕時計の型番の特徴
上記リストの右側に記載した「BU」と「BBY」で始まるコードが、バーバリー腕時計の型番である。「THE BRITAIN」を除いて、全て「BU」で始まっている。一方で「THE BRITAIN」のみアルファベットが異なるのは、このモデルだけがライセンス商品ではなく、バーバリー本体から販売された製品であるためと思われる。現状で探す限り、この「BBY」で始まる型番のモデルは「THE BRITAIN」のみ。従って、現在はほぼ「BU」で始まると思われる。
アルファベットの次の数字は4ケタもしくは5ケタ。上記リストには10000というキリ番の製品もあるが、その腕時計の特徴や内部機構、あるいはレディスやメンズなどと、型番との関連性は特に見られない。単純に数字が割り振られた型番と思われる。
バーバリー腕時計の型番はケース裏で確認できる
全てのモデルを確認できてはいないものの、ほぼどのバーバリーの腕時計も、その型番がケース裏に刻印されている。従って、製品さえあればそのモデルの型番を確認することができる。しかし、粗悪な偽物も出回っているようなので、保証書等の存在の有無は必ず確認しておきたい。保証書がない場合には、ケース裏の型番をネット検索するなどして、本物かどうかを確認したほうがいいだろう。
バーバリー腕時計の型番
ここではショップ等で確認できるバーバリー腕時計の型番を記載していく。ショップに最も出ているのが、「THE CITY」と「THE CLASSIC ROUND」の2ライン。「THE CITY」は、バーバリーの格子模様が文字盤に刻まれているのが特徴。ただ、「THE CLASSIC ROUND」にもそのようなモデルもあり、厳密に区別されているとは思えない。この2シリーズの、下記に記載の型番は全てクオーツモデルである。
THE CITY
主に9000番台が「THE CITY」の型番か。ただ中には10000越えのモデルもあるので、ここも厳密に決められているわけでもなさそうだ。
▶メンズ
BU9364 / BU9906 / BU9902 / BU9354 / BU9381 / BU10010 / BU9356 / BU10003 / BU9380 / BU9351 / BU9901 / BU9904 / BU9003 / BU9009 / (BU9754) / (BU9704) / BU9383
※カッコ内はユニセックスモデル
▶レディス
BU9103 / BU9104 / BU9143 / BU9145 / BU9144 / BU9039 / BU9038 / BU9037 / BU9200 / BU9233 / BU9217 / BU9154 / BU9115 / BU9153 / BU9151 / BU9134 / BU9235 / BU9230 / BU9125 / BU9133 / BU9131 / BU9100 / BU9753
THE CLASSIC ROUND
主に10000番台が多い印象のモデル群。しかし、9000番台もわずかにある。
▶メンズ
BU10007 / BU10011 / BU9365 / BU9363 / BU9355 / BU10008 / BU9350 / BU9900 / BU9013 / BU10012 / BU10001 / BU10002 / BU10004 / BU10013
▶レディス
BU10104 / BU10201 / BU10114 / BU10103 / BU10200 / BU10108 / BU10109 / BU10110 / BU10117 / BU10111 / BU10119 / BU10107 / BU10106 / BU10105 / BU10118 / BU10112 / BU10012
THE BRITAIN
冒頭のアルファベットが異なるだけでなく、このシリーズのみ数字が若い。そして、BBY1200、BBY1201、BBY1203のみ、自動巻きムーブメントを内蔵する機械式腕時計。シースルーバックでムーブメントが動く様子も見ることができる。
▶メンズ
BBY1502 / BBY1101 / BBY1100 / BBY1102 / BBY1200 / BBY1201 / BBY1203
▶レディス
BBY1803 / BBY1700
その他のモデル
ここには、上記3つのシリーズに分類できないモデルの型番を記載してある。主にレディスなのは、その8割が「The Utilitarian」というシリーズのため(BU7800番台)。このシリーズはストラップが二重巻き仕様になっている。一方レディス仕様の1000番台と9000番、そして5363は、スクエアケースのモデルだ。メンズモデルは、9000番台がクロノグラフモデル。
▶レディス
BU7850 / BU7847 / BU7846 / BU7848 / BU7856 / BU7849 / BU7850 / BU7824 / BU7817 / BU7816 / BU1325 / BU1359 / BU2013 / BU1351 / BU9600 / BU9601 / BU5363
▶メンズ
BU7820 / BU7851 / BU7827 / BU7824 / BU7817 / BU7816 / BU7854 / BU7855 / BU9800 / BU9382 / BU9380 / BU7603 / BU9808
バーバリー腕時計を購入する時の注意
現状バーバリーの腕時計は、実店舗での販売はほとんどない。フォッシル(Fossil)で作られてはいるが、実店舗には出ずにネット販売のみとなっている。そのため、バーバリーの腕時計を購入する方法は、主にインターネットでの通販サイトやオークションでの購入となるだろう。その場合、本物か偽物か判断する材料はネット上の情報しかなく、購入は非常にリスクが高い買い物になる。
そんな時偽物かどうかの見分け方として、価格と出品元、購入者のレビューを確認するといいだろう。
価格
まず価格だが、あらかじめ欲しいモデルの相場をインターネットを利用して調べておく必要がある。仮に相場が7万円だった場合、ある通販サイトでは1万円で販売されていたとしよう。このような場合、安いものには安いものなりの理由がある。せっかく買っても偽物では意味がないだろう。理由もなく安い値段がつけられている場合は、偽物の可能性が高いため避けた方が良い。
出品元
通販サイトで購入する場合、1つの通販サイトでいろんな人が出店しているケースがよくある。この時、出品元の今までの評価や口コミをしっかりチェックして少しでも怪しいところからは購入しないようにした方がよい。定価を出して買うのであれば、お値段は少々高くはなってしまうが、やはり公式サイトからの購入が安全だろう。
購入者のレビュー
実際に買った人が届いたものの写真を載せており、ロゴなどに偽物の疑いがあったり、感想の中に粗悪品である旨の内容が書かれている場合には偽物の可能性が高いと言える。
実物を見て買うことができる場合には、実際に目で見て判断することができるが、それができないネット上での購入の際は、こういった情報にも目を通して判断すると良い。
バーバリー腕時計のおすすめ買取業社
バーバリー腕時計の型番・モデル名の調べ方がわかったら、実際にどの業者で売ればいいのかを考えていただきたい。その際に参考になるおすすめ買取業社をいくつか紹介する。
晴れ屋
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
晴れ屋は、ブランド品や貴金属・楽器などの買取をおこなっている業者だ。独自の販売ルートを持つことで高額買取につなげている。
買取方法は宅配買取と出張買取の2種類が利用可能。全国どこからでも利用料無料の宅配買取は梱包材も無料。段ボールなどの準備も不要で手間なく買取依頼ができる。査定はベテランの査定士がおこなうので安心だ。
大阪屋 松阪店
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
大阪屋 松阪店は、ブランド腕時計はもちろん金・プラチナ、衣類や家電などの幅広い買取をおこなっている業者だ。買取以外に、質・預かりや遺品整理の相談も手掛けている。
買取方法は宅配・店頭・出張の3種類だ。宅配買取は手数料無料で全国から利用できる。また、都合の良い日時に受け取れる宅配キットも無料。査定金額は店頭買取の場合と変わらない。
キングラム銀天街店
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
キングラム銀天街店は、腕時計や貴金属、金券・切手などの買取と販売をおこなうブランドリサイクルショップだ。テレビ番組への査定協力もおこなうなど、査定力にも信頼がおける。
買取方法は宅配・店頭・出張の3種類だ。全国どこからでも利用料無料の宅配買取は、運送中の事故対象の保険にも加入されている。商品の紛失や破損が心配な人も安心して利用してほしい。
バーバリー腕時計を売るならヒカカク!を利用しよう
バーバリー腕時計を少しでも高く買い取ってもらうためには複数業者への見積もり・比較がポイントになる。だが、1件ずつ業者を探してメールや電話で問い合わせをしたり、オークションサイトやフリマアプリなどを使うのは面倒。取引の際のトラブルも不安だ。
「ヒカカク!」ならそんな問題も解決できる。「ヒカカク!」は楽に高く売りたいとき、さまざまな買取業者の買取価格を比較できる相場情報サイトなのだ。
一括査定サービスを使えば、1度の申し込みで複数の買取業者の見積額が入手できるので、時間もかからず簡単に最高値を出してくれる業者を見つけることが可能。ぜひこちらから無料で一括査定依頼を試してみてほしい。
まとめ
前述のとおり、現在もバーバリーの腕時計は販売されているがバーバリーの公式サイトには掲載されておらず、時計をPRするための公式なサイトもない。なので当記事に記載の型番は、どれもショップサイトに掲載されていたモデルの型番である。そのため現行モデルなのか生産終了した過去のモデルなのか区別がついていないので、その点に関してはご了承願いたい。
基本的には、型番9000番台の「THE CITY」と10000番台の「THE CLASSIC ROUND」が現行のシリーズであると思われる。ムーブメントは全てクオーツの腕時計なので、各モデルの時計の性能に大きな違いはなく、好みのデザインで選ぶファッション腕時計ととらえて選んだほうがいいだろう。
ただし、2012年に販売された「THE BRITAIN」は、バーバリー初のアイコンウォッチとして販売された製品であり、すでに販売は終了しているものの、その型番の違いからも、ライセンス製品群とは別枠のラインナップであることがうかがえる。機械式腕時計のモデルもあり、トレンチコートをモチーフとしたデザインは、バーバリーファンが所有するに相応しい。新品で手に入れることはもはや困難であるため、購入を希望する場合には当記事に記載の型番を参照しつつ、ネットなどで探してみるといいだろう。
また、バーバリーの腕時計を買取に出す際には、当サイト「ヒカカク!」で買取相場を確認したうえで業者に持ち込んでみることをおすすめする。「THE BRITAIN」などは、ある種レアなモデルでもあるため、業者によっては高値での買取が可能かもしれない。




