みなさんは世界三大時計をご存知だろうか。オーデマピゲ、ヴァシュロン・コンスタンタン、パティックフィリップである。中でもオーデマピゲの時計はとても有名だ。オーデマピゲのクラシックなデザインと男らしいがっしりとした時計は誰もが一度は欲しいと思ったこともあるだろう。
しかし、新しい腕時計を購入するための資金として売りたいと思うときがくるはずである。そこで、この時計はどのくらいで売れるのか気になるはずだ。
今回は、箱無し・保証書無しのときのオーデマピゲの腕時計の買取相場を徹底的に調査した。ここでは、中古のオーデマピゲ腕時計の相場について詳しく見ていこう。価格相場だけでなく、オーデマピゲの歴史や腕時計の種類などオーデマピゲの情報も交えて説明していく。まずは、オーデマピゲについてである。
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こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
オーデマピゲとは
まず、オーデマピゲの時計について語るうえで欠かせないオーデマピゲの歴史について紹介しよう。
オーデマピゲは、1875年にエドワール=オーギュスト・ピゲとジュール=ルイ・オーデマの2人によって設立されたブランドである。
社名は、この2人の名前が由来となっている。オーデマピゲは、すぐに人気となり、1888年にはロンドンだけでなくパリ、ニューヨーク、ブエノスアイレス、ベルリンの5か所に代理店が展開されていた。
急速な発展はエドワール・ピゲの営業のおかげである。エドワール・ピゲは営業を、ジュール・オーデマはムーブメント開発をするといったように役割が分かれていたのである。
さらに、1892年には世界初のミニッツリピーター搭載の腕時計が作成されたのである。ミニッツリピーターは、音で時刻を伝える機能である。
この機能は、伝統ある機械式腕時計の複雑機構の最高峰の1つとされている。そんな腕時計を開発したオーデマピゲは、世界に名をとどろかせた。
そして、1972年には世界最小ムーブメントの作成をし、1972年にはオーデマピゲの人気モデルであるロイヤル オークを制作した。

ロイヤルオークとは
ロイヤル オークは、オーデマピゲの最高傑作なのである。1972年に登場したモデルで8角形のベゼルが特徴的なモデルだ。
オーデマピゲの伝統ともいえるイメージを作ったモデルであり、ロイヤルオークなしには今のオーデマピゲはなかっただろう。
オーデマピゲの時計について
ここでは、オーデマピゲの腕時計について説明しよう。オーデマピゲの代表的なモデルにロイヤル オークがある。
こちらはスポーツウォッチで、ステンレスでできた八角形のベゼルとケース、裏蓋を固定しているネジの底が見えるようになっている8本のネジが特徴である。
ロイヤル オークとベゼルは、イギリスのプリンス・コンソート級装甲艦であるロイヤル オークがモデルとなっている。
この腕時計は1972年に発売され、鋼へのオマージュというキャッチフレーズとともに、スポーティー・ラグジュアリーのコンセプトで販売された。
初のステンレス製の高級腕時計であったが、世間に受け入れられ、世界中で人気となった。
オーデマピゲの人気モデル
買取相場についてお話しする前に、オーデマピゲで人気な腕時計3種を紹介しよう。人気モデルについて知っておくことで、どのモデルがどのくらいの買取相場になるかだいたい把握できるはずだ。
第1位:ロイヤル オーク・オートマティック 15500ST
オーデマピゲで人気な腕時計第1位は、ロイヤル オーク・オートマティック 15500STである。
こちらは2019年5月に販売された腕時計である。オーデマピゲの基幹モデルあるロイヤル オークをアップグレードさせたモデルである。
この時計の1番の特徴はムーブメントである。搭載されているムーブメントはオーデマピゲが5年の年月をかけ開発した。
大変人気な腕時計であるので、現在も品薄状態が続いているモデルとなっている。
ロイヤル オーク・オートマティックは、オーデマピゲのモデルの中では小型な部類である。
第2位:ロイヤル オーク 15450ST
オーデマピゲで人気な腕時計第2位はロイヤル オーク 15450STである。この腕時計は、2017年7月に販売されたモデルである。
オーデマピゲの伝統あるデザインであるが、ケースが37mmと小さい腕時計である。
大きい腕時計が苦手な人にオススメの腕時計である。小型な腕時計であるので女性でも身につけることができるだろう。
小型ながらオーデマピゲの上品さが表れている腕時計である。
第3位:ロイヤル オーク オートマティック 15450ST
オーデマピゲで人気の腕時計第3位は、ロイヤル オーク オートマティック 15450STである。
ロイヤル オークの中でも定番のモデルであるが、文字盤が特徴的である。
文字盤の色が青く、ロイヤル オークらしい上品さの中に親しみやすさを感じさせている。
上品さとカジュアルを両立させたモデルである。このモデルもケースが37mmと小さいモデルになっている。
オーデマピゲの買取相場
オーデマピゲは世界的に有名な時計で、買取価格も勿論高い。しかし、モデルによって買取価格は大きく変わってくる。
今回はいくつかのモデルの買取相場を調べてみたので、買取をする際はぜひ参考にしてほしい。
今回、買取価格は大黒屋及びGMTを参考にした。オーデマピゲの腕時計は上記2店舗では80万円から450万円で買取されている。
ロイヤル オーク・オートマティック 15500ST
このモデルは大黒屋及びGMTでは販売価格が載っていなかった。理由としては、このモデル自体が品薄であまり販売していないことや発売されたばかりであるので買取をしたことがないということがあげられる。
買取リストに買取価格が載っていないときは電話での確認か直接店舗に持ち込もう。
他社で調べたところ、買取価格は100万~200万であった。買取業者や状態によって買取価格は大きく変わってくるのだ。
ロイヤル オーク 15450ST
このモデルは大黒屋では150万円、GMTでは170万円で買取されている。
人気な腕時計であるので買取価格も高くなっている。カラーによってはもっと高額で買取しているだろう。
ロイヤル オーク オートマティック 15450
このモデルは大黒屋とGMTのどちらでも220万円で買取されている。
青い文字盤のオーデマピゲの腕時計は少ないため高額で買取されていると考えられる。
ここまで、買取価格を紹介したが、店舗ごとに買取価格が大きく異なることがある。
買取価格が異なるのは仕方のないことである。高額で買取してもらうためにも店舗を入念にチェックして比較しよう。
オーデマピゲ ミレネリー
ミレネリーは世界三大時計とも言われるオーデマピゲらしいゴージャスで独特のデザインの時計だ。
ミレネリーは1995年に登場した比較的モダンな時計となっている。コロッセオからインスピレーションを受けた時計だ。
大きさはかなり大きめで、女性向けのモデルでも39mmとなっている。大きくゴージャスな時計が特徴的だ。
買取相場としては800,000円~1,000,000円となってる。オーデマピゲの買取価格としては相応と言えるだろう。
箱・保証書がなかった場合の買取価格
箱・保証書というのはオーデマピゲのような高級時計においてかなり重要な割合を占めるものだ。もし無かった場合はもちろん買取価格が下がってしまう。
一般的には相場に対して数万~数十万単位下がることが予想される。箱に関しては価値が高いため、ないとかなりの痛手になってしまう。
しかし、保証書に関して言えばこれを回避する手段がある。それは鑑定書だ。鑑定士に本物であると判断してもらうことにより、時計の値段は大きく上がる。
鑑定料が5万ほどかかったとしても買取価格は数十万アップする可能性が高いので、保証書がない場合は鑑定してもらうようにしよう。これをやるだけで買取価格に雲泥の差が出てくる。
買取価格はどうすれば上がるか
最後に、買取価格を少しでも上げる方法について紹介しよう。どの買取店舗においても1番重要なのは時計の状態である。
時計の状態
査定をする上で時計の状態というのはかなり重要になってくる。オーデマピゲのような高級時計となると状態次第で数十万単位の値段が上下する可能性が高い。
そのため、オーデマピゲは査定に出す前に必ず清掃してから売るようにしよう。また、清掃の際にキズがつかないように注意する必要がある。
時計の清掃に自信がない場合は時計専門の清掃業者に依頼するようにしよう。依頼する際に確かに費用はかかるが、オーデマピゲの買取価格を考えたら将来の投資として絶対失敗はしないはずだ。
買取業者を複数比較する
オーデマピゲは伝統と歴史ある時計で買取相場が高い時計となっている。しかし、買取業者によって買取価格は大きく異なる。
店舗ごとに査定基準だったり、在庫状況が違うので、買取価格は大きく異なるのだ。
最近はインターネット上で簡単に査定ができるため、直接店舗に持っていかず、ホームページで買取価格を大まかに把握しておくと良いだろう。
基本的には大手買取業者の方がおすすめだが、時計専門買取業者が一番おすすめだ。
時計専門の買取業者は買取価格をよくわかっているし、知識と積み上げてきた実績が違う。大手の買取業者に査定すると同時にGMTのような時計専門んの買取業者に依頼すると良いだろう。
売る時期を考える
オーデマピゲはある意味、売るタイミングが非常に難しい時計だ。普通なら早く売れば売るほど高いという印象だが、オーデマピゲはそうはいかない。
なぜならオーデマピゲは歴史と伝統あるモデルなので、ここ数年で値段が上がる可能性があるからだ。
ロイヤルオークのような人気モデルは資産として保有しておくのも良いだろう。しかし、ミレネリーのような比較的新しいモデルは売るのが早いほど高くなる。
売るタイミングは買取価格を上げる上で非常に重要な項目となるので、事前にモデルの人気をチェックしてから売るようにしよう。
おすすめの買取業者
おすすめの買取業者について解説していく。買取業者によって時計の価格は大きく変動する。
いくらオーデマピゲのような高級時計でも買取価格は大きく変動する。なぜなら店舗によって在庫の量や査定基準が違うからだ。
今回は独自に調査したおすすめの買取業者を紹介していく。どれも信頼できる買取業者ばかりなのでぜひ参考にしてほしい。
おたからや
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
おたからやは自社でコスト削減をおこなうことによって、ブランド価格に還元している買取業者だ。
物件や内装のコスト、広告費、備品など諸経費を最低限まで削ることによってブランド時計の高い買取価格を実現している。
実際の買取実績もホームページに掲載されているので、自分の時計がどれくらいの買取価格で買い取られるか確認してみると良いだろう。
おたからやは無料査定、手軽、早いの三拍子が揃った買取業者なので、まずは査定からでも依頼してみると良いだろう。
GMT
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
GMTはブランド時計専門の買取業者だ。専門の買取業者のメリットとしてはそのジャンルに詳しいため、適正価格で買い取ってもらえる点にある。
また、GMTは無料オンライン査定が可能となっており、ブランド名や商品名を入れるだけでおおまかな買取価格が分かる。
しかし、GMTに表示されているのはあくまで目安でしかないため、オンライン査定で大まかな価格を把握した後、直接店舗で査定してもらうと良いだろう。
GMTは東証一部上場企業となっており、信頼を勝ち取った一部企業ということになる。非常に信頼できる買取業者だ。
時計買取・査定手数料は無料で、通信買取をする際には荷物を入れる箱や梱包材が入った買取キットまでもらうことができる。
自宅の近くにGMTがないという方でも安心して買い取ってもらうことができるため、宅配買取・通信買取を使う際には買取キットを利用しよう。
まとめ
今回は、オーデマピゲの腕時計の買取相場について、オーデマピゲの情報と一緒に説明した。
オーデマピゲは、1875年に設立されたブランドであり、設立した2人の名前が社名の由来となっている。
複雑な構造をしたムーブメントを開発し、世界に名を広めたブランドである。
オーデマピゲの1番のモデルであるロイヤル オークは世界で初めて発売されて大きい腕時計であり、世界中で人気となった。
大きい腕時計が流行するきっかけとなったモデルで、このことからオーデマピゲは時計業界をリードする会社ということがわかる。
オーデマピゲは時計の買取価格としてはかなり高く、相場のベースが高いことが分かる。オーデマピゲを売る際には高く買ってくれる時計買取専門店に依頼しよう。
また、数百万クラスで売れる可能性のある時計なので、できるだけキレイにしておくことが望まれる。これによって買取価格が数十万上がる可能性もあるからだ。必ず掃除をしてから査定に臨もう。
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