時計が好きな人にはおなじみの世界3大時計ブランド。その3つのブランドは、いつか手にしたい時計ブランドとして憧れの的となっている。このうちの1つにオーデマピゲというものがある
オーデマピゲといえば、定番にロイヤルオークがある。八角形のシェイプがイメージされ、象徴的なデザインのとりこになっている人も多い。非常に人気であり、最初の1つはこれを選択するだろう。
しかし、オーデマピゲの時計はそれだけではない。そのうちの1つとして今回紹介するのがコブラである。特徴的なデザインは一般的なオーデマピゲの時計とは異なるものとなっている。本記事ではこの時計の買取比較をおこなっていく。
AUDEMARS PIGHET Le Brassus / huyinqiao
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こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
オーデマピゲの軌跡
買取比較をおこなっていくがオーデマピゲの時計について語るためには、その長い歴史を振り返る必要がある。より品物の価値を理解するためには、時間と技術の積み重ねがを知ることが重要なのだ。それではさっそく見ていこう。
オーデマピゲの誕生
オーデマピゲの誕生は、スイスにある小さな町の時計工房から始まる。最初はジュール=ルイ・オーデマによって1人で立ち上げられた時計工房であった。複雑技工を得意とした彼の腕は広く認められていた。
彼が時計工房を開くと、さまざまな時計メーカーから製作依頼が舞い込んだ。ここからも彼の評価の高さがうかがえる。しかしその仕事量は1人でこなせるものではなかった。そこで彼は1人の男に声をかける。
そこで声をかけたのがエドワール=オーギュスト・ピゲである。そうして2人での活動が始まるが、時計に精通した2人の相性は抜群であり、時計製作の依頼は順調におこなわれた。そうしてオーデマピゲの前身ともいえる活動が始まるのである。
世界的な評価
多くの仕事をこなしていた2人であったが、その業務は下請け業務ばかり。そこで2人は一大決心をする。今までの下請け業務をやめ、自分たち発信の時計製作をスタートしたのである。ここから正式にオーデマピゲというブランドが誕生する。
ここからは2人の業務は完全に分担されておこなわれる。オーデマは主に時計のムーブメントを作製し、ピゲは自身の時計の知識とオーデマの技術編ぽ深い理解をもとに営業をおこなった。
その効果は功を奏し、海外展開や新技術の開発も進んでいく。1892年にはミニッツリピーター搭載の腕時計を世界で初めて開発することにも成功する。そうして彼らの業績は上がり、徐々に世界を代表する時計ブランドとしての地位を築き上げていった。
子孫への継承と代表作
オーデマピゲは世界的ブランドとしての地位を築き上げたが、彼らにも息子たちが誕生する。子供たちも経営に参加することとなるが、そのビジネスセンスはオーデマピゲをさらに成長させることとなる。
世界最小のムーブメントを開発したのは彼らの息子たちである。技術とビジネスセスの両方をかね備えた経営で、今日までオーデマピゲの地位を確固たるものにし続けてきた。そのほか、定番ロイヤルオークを作ったのも孫の代である。
そうしてオーデマ家とピゲ家の家族によって代々経営がおこなわれ、その独自のスタイルを貫き続けている。そして現代にオーデマピゲ独自のエッセンスを継承し続けているのである。
オーデマ・ピゲのラインアップ
オーデマピゲにはロイヤルオークなどの定番ラインが多数存在するが、そのほかにも多くの時計が製造されている。本項ではオーデマピゲのラインアップの中から、いくつかピックアップして紹介していく。
ロイヤルオーク
初代オーデマピゲの孫の代が創造した時計ラインロイヤルオーク。特徴的なシェイプをしている時計で、その八角形を見たらオーデマピゲを即座に思い浮かべる人も少なくない。
派生ラインもとても多く、そのどれもが1つ1つ個性をもっている。そのためロイヤルオークは現在も色あせることなく人々に愛されている。洗練されたデザインは今後も残っていくことだろう。
デザインを担当したジェラルドジエンタの着想も素晴らしく、特徴的な八角形は船の窓をイメージされたものである。スポーツウォッチとしての顔を保ちつつも、洗練された印象を受ける考え抜かれたものとなっている。
ジュール オーデマ
初代時計技師であるジュール=ルイ・オーデマの名前がつけられたこの時計ライン。円形のシェイプにクラシックさが感じられるものとなっている。時計のムーブメントを外から除くことができるデザインは時計好きにはたまらない。
ジュール=ルイ・オーデマといえば、複雑な時計技工を得意としていた。このことからも、より時計の繊細な仕組みを体感できる1品に仕上げられている。1つ1つの部品までを自身を持って魅せられるのは、オーデマピゲの腕あってのものだ。
搭載されているムーブメントも高度なものが導入されている。自動巻き機能や永久カレンダーといったものを、かなり薄型に仕立て上げることで利便性を高めているのだ。ただ高級なだけではない、本質的な時計としての価値をもつものである。
コブラの魅力
ここまではオーデマピゲについて説明したが、ここからは本題であるコブラの魅力を紹介していこう。コブラという名前をきけばわかるだろうが、蛇をモチーフとした時計だ。
金属が細かく丁寧に編み込まれ、コブラのウロコを連想させるデザインとなっている。また、この時計には世界3大時計ブランドが共同で開発したという背景がある。オーデマピゲだけではなく、パテックフィリップとヴァシュロン・コンスタンタンのエッセンスも散りばめられているのだ。
そのため1度で、世界3大時計ブランドのよさを楽しめる1品となっている。装飾に関しても優美なものであり、金やダイヤモンドなどの宝石類も贅沢に盛り込まれたラグジュアリー色の強い時計である。
業者紹介と買取価格の比較
コブラという時計について触れたところで、買取価格の比較と業者を紹介していく。複数の業者をもとに買取比較をおこなっていくので査定額の参考としてほしい。また、2020年7月時点の買取価格のため、状態・タイミングによっては価格が前後することもある。
買取エージェント:290,000円
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ブランド品に強い買取業者・買取エージェント。オーデマピゲにおいても買取強化をおこなうなど、時計の買取にも積極的である。そのため、相場情報の把握と理解が期待できるため、不当な買取額を提示される心配も少ない。
買取方式に関しても、3種類用意してある。店頭買取はもちろん宅配や出張も対応可能なため、店舗が近所になくても利用可能だ。販売経路も国内外で確保されているため、より高額な価格提示を可能としている点もおすすめ。
なんぼや:270,000円
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
全国に店舗を展開している大手業者なんぼや。時計買取に関する顧客満足度で1位を獲得するなど、利用者に対してのサービスが行き届いている業者だ。独自の販売経路の獲得により、買い手を複数の中から選択できるシステムを導入している。
買取方法は店頭買取と宅配と出張がある。プロの目による確かな査定を受けることで、正当な商品の価値を知ることができる。査定をおこなう鑑定士も時計に関する経験と知識が豊富であるため、より的確な評価をしてもらえる。
CAITOLLE GINZA:370,000円
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
CAITOLLE GINZAは、銀座にて営業をおこなっている業者である。時計専門の鑑定士が在籍しており、最新のものからマニアックな品物まで判定してもらえる。他店で取り扱ってもらえなかったものを持っていくとよいだろう。
宅配買取や出張買取もおこなっており、宅配に関しては依頼をすれば無料の宅配キットが郵送される。送料などを考えずに気軽に利用できるところもうれしい。また、広告などの諸経費を限界までカットしたことによって、買取額を上乗せすることも可能になっている。
Dan-Sha-Ri:400,000円
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
銀座に店舗を構えるDan-Sha-Riは、ブランド品の買取をおこなっている業者だ。買取価格No.1を謳っている業者で、国内外の相場に加えて他業者も意識しているため、高額の買取価格を提示してくれる可能性が高い。
店頭・宅配・出張、3種類の買取方法を実施。査定にかかる手数料はすべて無料で、キャンセル時の返送料も業者が負担してくれる。さらに宅配買取で心配な、配送中の事故や破損も宅配キットを使うと「運送保険」が付与されるので利用しやすいだろう。
JJコレクション:300,000円
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
JJコレクションはブランド品をはじめ、デジタル家電・楽器といった多岐にわたる商品の買取をおこなっている業者である。引越業者で有名なサカイ引越センターのグループ企業で信頼度も高い。
店頭・宅配・出張買取を採用しており、手数料は無料だ。動かない時計や状態が悪いブランド品でも買取可能で、まとめ売りにも対応。日々変動する買取相場を熟知した査定士が丁寧に査定をおこなってくれるだろう。
買取価格の比較結果
- ・買取エージェント:290,000円
- ・なんぼや:270,000円
- ・CAITOLLE GINZA:370,000円
- ・Dan-Sha-Ri:400,000円
- ・JJコレクション:300,000円
見てみるとわかるが、かなり高額な時計となっている。定価と比べてもかなりの高額取引を可能としているのだ。そのため手元にある場合は丁寧な扱いをこころがけたい。少しの気遣いから高額査定につながるためである。
高価買取のコツ
ここまでコブラの買取比較や業者について紹介してきたが、実際に買取をおこなう前に注意すべき点を紹介する。これをするだけで買取額が大幅に上がることも考えられる。そのため本項を参考にして、買取前の準備をしてほしい。
商品のメンテナンスをする
まずやってほしいのが商品の汚れやホコリを落とすといったメンテナンスである。このメンテナンスは難しいことではないのだが、忘れやすい項目になる。この1手間をするだけでも印象はかなりよくなるのだ。
もしメンテナンスを普段からやっていないのだとしたら、買取前に忘れないようにしておこう。買取で高額を勝ち取ることができる条件に新品に近いというものがある。汚れがあれば新品どころか、使用感があるとみなされ減額対象となる。
もし自力で落とせないほどのものであれば、クリーニングに出すのも手である。しかしそれは買取額によるため、査定をした後に検討しよう。
複数の業者を利用する
買取をしたことがない人でありがちなのが、1つの買取業者だけを使って買取をしてしまうケースだ。買取業者は、それぞれで買取の決定額が異なる。そのため、本来の価値より低い価格での取引を知らずにおこなってしまう可能性が高い。
複数の業者を利用することによって買取額がそれぞれ異なることを確認できるだろう。本来であれば、その中から自分の納得できる価格のものを選択する権利がある。しかし、単独の業者で取引を決めてしまえば回収できるはずだった金額は失われるのだ。
そこでおすすめしたいのが、ヒカカク!の一括査定サービスだ。1回の情報入力で、最大20社への査定依頼と査定額の比較ができる。業者のクチコミや買取方法などの情報もチェックできるため、業者選択には非常に便利なサービスだ。
買取をおこなう際にはすぐに業者を決めてしまわず、1度立ち止まってヒカカク!の一括査定を利用してみよう。そして、品物の価値をより高く判定してくれた業者と取引してほしい。
まとめ
ここまでオーデマピゲ コブラについての買取比較やその周辺知識について紹介してきた。大変に価値の高いものであるため、減額された際の額は大きな痛手となりやすい。高価買取のコツを利用して、よりよい取引を実現してくれれば幸いである。
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