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HAMILTON(ハミルトン)の資産価値はどのくらい?時計ブランドの中で何番目なのか

読了目安:8分
更新日:2024/10/29
公開日:2018/12/14
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セレブの代名詞について聞かれたときに、ジュエリーなどとともに真っ先に挙げられるものの一つが高級腕時計である。

もっとも、世界には名だたる高級腕時計ブランドが数多く存在している。

それにもかかわらず、それらについて具体的にどのような特徴を持っていて、どの程度のランクに位置しているかを性格に言える人は少ないのではないだろうか。

そこで、以下ではアメリカを代表する腕時計ブランドであるハミルトンについて、その概要と商品、そしてランクについて見ていくことにしよう。

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ハミルトンとはどのようなブランドか

ハミルトンはアメリカを本拠とする時計メーカーである。

他の多くの高級ブランドが創業者によって一から設立されているのに対し、同社は少し変わった誕生の仕方をしている。

そこで、以下ではまずハミルトンの歴史について見ていくこととする。

黎明期

ハミルトンの前身となるのは、1874年にアメリカのペンシルヴェニア州で設立されたアダムス&ペリー時計製造会社である。

この会社が母体となって、1877年にランカスターペンシルベニア時計が設立され、それがさらに他社と再編されてランカスター時計が誕生することとなる。

しかし、ここからハミルトンという会社になるまでは、さらに多くの変遷をたどるのである。

1886年にランカスター時計は同業であったキーストンスタンダード時計に買収されるのであるが、折からの不景気によって同社はあえなく倒産してしまうこととなる。

ここであきらめずに、キーストン社に残されていた資産や技術を元にして設立されたのがハミルトンであり、その後まもなくして当時世界的に流行していた懐中時計に事業を広げていくこととなった。

このハミルトンの名声が軍の耳に入ることに成り、1910年には正式にアメリカ軍の時計納入業者として認められている。

アメリカ軍との関係

ヨーロッパを中心に激しい戦いが繰り広げられた第一次世界大戦では、出征するアメリカ軍人の多くがハミルトンのカーキという腕時計を身に付けていたといわれている。

この時計は、同社が戦場に向かう兵士用に特別に開発したものとして知られており、このことからもハミルトンが軍隊と切手は切れない関係であったことが分かるのではないだろうか。

なお、続く第二次世界大戦でも、同社は数多くの腕時計を海外の戦地で戦う兵士たちに届けており、その数は100万個を超えるとも言われている。

優れた買収戦略

ハミルトンの特徴として、買収戦略によって着実に業態を拡大しているということを挙げることができる。

例えば、1892年に懐中時計を手がけ始めた際には優れた技術を有していたオーロラ時計を買収している。

1927年にはアメリカでも有数の規模を誇っていたイリノイ時計を傘下に収めて一気に会社規模を拡大することに成功しているのである。

世界企業への道

1950年代まではアメリカの時計メーカーというイメージの強かったハミルトンであるが、1960年代にはスイスの時計会社であるビューレンを買収した。

さらに1969年にはアメリカにあったすべての工場を閉じて、スイスに本拠を移転させるという驚きの経営判断を行っている。

この判断は結果的に成功であり、これ以降ハミルトンは世界的な高級腕時計ブランドとしてのステータスを確固たるものにしていくのである。

なお、さらなる拡大を目指して、1974年には、ライバルであったオメガとティソによって設立された合弁会社であるSSIHの傘下にいち早く入るという決断をしており、現在でもスウォッチ・グループとなった同社のグループ会社として世界中で事業を展開している。

革新的な技術

ハミルトンは優れた技術を有していることでも知られており、1957年に発表したベンチュラというモデルは世界初の電池式の腕時計である。

また、1970年にはパルサーを発売しているが、こちらも世界初のLEDデジタル時計として知られている。

ハミルトンの商品とその価値

ハミルトンは長い伝統に裏付けされた確かな技術を有する高級腕時計ブランドとして、数多くの商品ラインナップをそろえている。

そのため、代表作を挙げるだけでも容易ではないが、以下では同社の歴史に名を残すいくつかの商品について取り上げたうえで、その価値を知るために新品での販売価格と中古市場における動向を探ってみることにしよう。

ベンチュラ

上述したように、ベンチュラはハミルトンが開発した世界初の電池式の腕時計である。

その特徴は、何と言っても逆三角形の形をした独特のフォルムにあり、一見しただけでハミルトンの腕時計であることが分かるほど斬新なデザインである。

このデザインは、代表的なアメリカ車であるキャデラックのデザイナーとしても知られているリチャード・アービブであり、そのようなビッグネームを起用できることからも、ハミルトンがアメリカでいかに確固たる地位を気付いているかが分かるであろう。

なお、このベンチュラは、優れたデザインを有しているがゆえにハリウッド映画やテレビドラマなどでも頻繁に用いられており、そのたびにステータスがさらにアップしていっている。

現在発売されているベンチュラにはクォーツ式と自動巻式の二つのタイプに分かれており、価格は比較的手ごろなモデルで10万円弱から、より上のモデルでは20万円程度となっている。

一方、中古市場での価値であるが、人気のフリマアプリであるメルカリにおける過去の成約事例を見てみると、概ね3万円から6万円台半ばで取引されているようである。

ただし、限定モデルなどは10万円を超えているものもあるため、新品の価格と比べると資産価値としてはなかなか高いということができるのではないだろうか。

ジャズマスターシリーズ

ベンチュラはその特徴的なデザインのために、ビジネスシーンではやや使いにくくなっている。

そこで、最前線で戦うビジネスマンにお勧めなのが、アメリカンクラシックラインに分類されているジャズマスターというシリーズである。

このシリーズには非常に多くのモデルが存在しており、一口にジャズマスターと言っても千差万別であるが、共通して言えるのがベンチュラと異なり非常にシンプルかつエレガントなデザインとなっており、変に奇をてらった作りにはなっていないという点である。

そのため、年齢層や時代を問わず幅広い人々から支持を得られる一品であり、実際に中古市場での人気も非常に高いものがある。

新品の価格であるが、幅広いモデルが存在するだけに価格帯も広く分散しており、安いものだと5万円程度で手に入れることができる反面、高価なものだと20万円を超えるものも数多くある。

こちらのジャズマスターシリーズについてもメルカリを見てみると、概ね3万円から5万円ほどが相場であるようである。

ベンチュラに比べると事例が少ないため、これが一般的な水準であると断言することはできないが、それなりに取引が成立していることからは、ハミルトンの根強い人気を窺い知ることができる。

ブランドとしての順位はどれくらいか

既に見てきたように、ハミルトンの代表的なラインナップは、いずれも高くても20万円程度の価格帯のものがほとんどである。

もちろん、一部には100万円を超えるような高級モデルも存在する。

しかし、大部分は比較的手ごろなモデルであることからわかるように、同社はロレックスやフランク・ミュラーといったエントリーモデルから100万円を超えてくるような高級腕時計ブランドとは一線を画した存在であることは明らかであろう。

スォッチ・グループの一員としてのステータス

ハミルトンが所属しているスォッチ・グループは、今やスイス最大の時計グループとなっている。

グループ内に世界最大のムーブメント会社であるETA社があることから、ハミルトンもその優れたムーブメントを安価で自社の商品に組み込むことができているのである。

このスォッチ・グループは、カルティエなどを傘下に有するリシュモン・グループ、ルイ・ヴィトンやタグ・ホイヤーを傘下に有するLVMHとともに、時計業界の三大勢力を築いている。

その中でも大きな位置を占めるハミルトンは、価格帯では比較的安価であるとはいえ、他のラグジュアリーブランドにも引けをとらない存在感を放っているということができる。

歴史に裏付けされた確かな技術

次に、ハミルトンには150年近くにもなる歴史に裏付けされた確かな技術がある点も忘れてはならない。

特に、世界最強を誇るアメリカ軍によって採用されたという事実は、それだけ同社の技術が高く評価されていた証左であるということができる。

また、電池式腕時計やLEDデジタル時計などを世界に先駆けて世に送り出しているという革新的なスタンスも同社の高い技術力をもってして初めて可能になるものである。

この技術力そのものをブランドに換算したときの価値は計り知れないものがあるといえるのではないだろうか。

優れたデザイン力

ベンチュラやジャズマスターシリーズから分かるように、ハミルトンを特徴づけているものの一つにそのデザイン力がある。

同社では、自社のデザイナーだけにこだわらず、有能であると分かれば外部のデザイナーであっても躊躇することなくデザインを依頼するという柔軟な姿勢を有しており、それが腕時計業界では斬新に見える数々のモデルを生み出すことに貢献しているのである。

技術力と並んでこのデザイン力も、ハミルトンの価値を高める一つの材料である。

6役に立った

まとめ

以上、グループのステータス、技術力、デザイン力という3つの視点からハミルトンの価値について見てきた。

そこから分かってくるのは同社が世界の中でも一流の腕時計ブランドであるということである。

宝石を散りばめたラグジュアリーラインを展開していないにもかかわらず、これだけの評価を得ることができているハミルトンは、仮に腕時計業界のランキングを作った場合にはトップ30には確実に入ってくる存在であることは間違いないであろう。尚、ハミルトンの時計の売却も考えているという人は以下の記事をチェックして欲しい。

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更新日 : 2024/08/28
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