高級腕時計メーカーで世界トップクラスの人気を誇るロレックスは、投資目的で購入されるケースも多く、値崩れしないと有名だ。
中でも、エクスプローラーやデイトナなどが資産価値が高いと知られているが、顕著な価格高騰が見られるのはサブマリーナとも言われている。
ここでは、相場が右肩上がりのサブマリーナを中心に、モデルの特徴や相場について紹介する。資産価値目的でロレックスを購入する予定があるなら参考にするといいだろう。
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ロレックスは資産価値が高い時計メーカー
価値が落ちない腕時計を購入したいならロレックスを選ぶべきだろう。2000年代に入り、定価が倍以上に高騰したモデルもある。
価格高騰はロレックス人気が反映されたためで、新品の定価が大きく影響する中古市場も右肩上がりだ。
つまり、定価が高騰する前にリリースされたロレックスを中古買取に出せば、新品購入価格よりも高額な買取価格になるケースも少なくはないのだ。
中古市場も高騰
正規店で新品のロレックスを購入するハードルは高いとされる。
常に品薄状態と言われるほど衰えない人気のためだが、定価の高騰が見られてからも愛好家からの評価は維持され続けている。
今後も定価が上がる可能性は高く、中古市場も比例して高騰を続けるのではないかと予想されているのだ。
高級腕時計の高騰はロレックスのみに見られている訳ではないが、換金率をほかの時計メーカーと比較すると圧倒的に高いのが分かる。
換金率はどれくらい?
人気メーカーの換金率はおよそ20パーセントから40パーセント程度と言われる中、ロレックスの換金率は80パーセント程度が平均値とされている。
つまり、新品の定価が80万円の時計を買い取りに出した場合、ロレックスは60万円を超える買取価格になるが、ほかのメーカーだと約20万円が相場となるのだ。
前述したが、古い時代のロレックスであれば換金率は100パーセントを超える可能性もある。
ロレックスの換金率が高い理由
ロレックスの換金率が高いのはモデルチェンジをほとんど行わないメーカーだと言う理由がある。
古い時代にデザインされた時計が品薄状態になるほど売れ続け、年々販売本数を増やし続けるなどと言う時計メーカーはロレックスだけだ。
基本的なデザインを変えず、カラーリングやマテリアルを新しくして新製品扱いにするケースはあるが、古いロレックスの中古市場に影響を与える訳でもなく、高値買取になるのだ。

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サブマリーナは人気トップクラスのロレックス
ロレックス人気が高いとは言え、同じロレックスの中でも換金率が良いモデルとそうでないモデルはある。
結果から言えば、ステンレススチール製のスポーツモデルに高い人気があり、換金率が常に高い状態が続いているとされる。
ゴールドやプラチナなどの貴金属がマテリアルになっている時計の方が資産価値が高そうだが、換金率から見ればロレックスでも定価が比較的安価なステンレス製の時計が高いのだ。

人気モデル
ロレックスで人気があるモデルは、価値が定価以下にならないと言われるコスモグラフデイトナとロレックスのダイバーウォッチで有名なサブマリーナだ。
ロレックス人気の高さはヴィンテージウォッチにも影響し、海外のオークションでは極めて高額な落札価格が生まれている。
特にデイトナのオイスターダウンと呼ばれるモデルと軍用のサブマリーナでは、それぞれ2億円越えと4,000万円程度の落札価格となった。
軍用サブマリーナは某国の軍によるオーダーで作られたモデルだが、オイスターダウンは新品の定価が数十万円程度だった。
これらは極端な例だが、ロレックスのスポーツモデルがいかに人気なのかが分かるのに加えて、ロレックスではサブマリーナとデイトナがトップクラスの人気を誇ると言える。
サブマリーナデイトは安定の人気
特にデイト表示機能が搭載されたサブマリーナデイトは日本国内でロレックスのスポーツモデルが人気となった90年代後半から長年に渡り、特に安定した人気を誇っている。
消費税が3パーセントであった1995年には40万円程度の定価だったが、サブマリーナへより注目を集めたRef.116610LNがリリースされた2010年には73万円越え、2015年には87万円越えの定価となっている。
しかも、Ref.116610LNは2018年に並行店での新品価格が108万円を超えるケースも見られている。123パーセント以上定価よりも高額な新品価格となり、その人気度と品薄状態が垣間見える。
日本国内だけでなく海外の需要が伸びていることや、特に新興国でのニーズが高いなどの理由もあり、国際社会に余程のことが起こらなければ将来的にもサブマリーナは中古市場で高値を維持し続けると考えられている。

アンティークサブマリーナの資産価値
アンティークサブマリーナの資産価値について説明していく。3つモデルがあるのでそれぞれ見ていこう。
サブマリーナRef.5513
サブマリーナRef.5513は1962年から1990年に製造されていたロングセラーモデルだ。
ダイヤルバリエーションの多さが特徴だが、メタル枠が搭載されていない1985年までのフチなしと呼称されるモデルがプレミアとされ、コレクターから絶大な人気がある。
製造された年代によってディテールが異なる部分もあるため全てのRef.5513フチなしが高額で取引されるとは言えないが、21世紀に入り5倍以上の価値がついているケースがある。
リリースされた時のRef.5513の定価は116,000円だが、2017年頃の中古価格は750,000円から1,000,000円程度とされている。
サブマリーナデイトRef.1680
サブマリーナデイトRef.1680は1969年から1979年頃まで製造されていたモデルで、サブマリーナにデイト機能が初めて搭載されたことで有名だ。
中でも1960年代から1970年代前半頃に製造されていた一部のRef.1680が赤サブと呼称され、ロレックスにおいてレアモデルのシンボル的存在とも言われている。
ダイヤルに描かれているSUBMARINERのアイコンが赤色であるのが大きな特徴である。Ref.1680がリリースされた時の定価は166,000円であったが、2017年頃には750,000円から1,600,000円程度の中古価格がついている。
ギャランティーカードなどの附属品が紛失している状態で赤サブでないモデルでも最大90万円台で取引されるケースがあり、ギャランティーカードが付属しているモデルや赤サブの場合だと100万円を超える価格で取引される可能性が高い。
2009年に中古相場が一時値下がりしたものの、その後は価値が上がる傾向にあると言って良い。
サブマリーナRef.6538
サブマリーナで特に資産価値が高騰しているプレミアムモデルと言えばRef.6538だ。ジェームズボンドモデルと呼称されているモデルで、1955年から1959年頃まで一般向けに流通していた。
ロレックスで初めてクロノメーターが搭載されたモデルで、8ミリサイズのリューズにBREVETの刻印がされているのが大きな特徴だ。
2001年頃から価値が高騰し始め、5年間で3倍程度の市場価値、10年間で6倍以上、2017年以降には28倍近くの市場価値となっている。
2千数百万円の価格を記録しており、一般市場からはすでに姿をほぼ消していると言って良い。

2000年以降にリリースされたサブマリーナの資産価値
次は2000年以降にリリースされたサブマリーナの資産価値を見ていこう。モデルが2つあるのでそれぞれ紹介していく。
サブマリーナRef.14060M
2000年から約11年間製造されたRef.14060Mはノンデイトサブマリーナで普遍的でシンプルなデザインに人気があるモデルだ。
Ref.14060Mがクロノメーター化した2007年頃から、ロレックスはクロノメーターを搭載しないモデルを製造していない。
ルーレット刻印と呼ばれるインナーリングに刻印が入っている2007年以降のモデルが特に人気が高いと知られている。
Ref.14060Mはリリースされてから4年程度で価値が上昇し始め、2001年と比較すると2017年では4倍近く価値が高騰している。
2018年1月の中古買取では最安値の買取価格が420,000円、最も高い査定額が750,000円とされている。
グリーンサブマリーナRef.116610LV
2010年にリリースされたグリーンサブマリーナRef.116610LVは新しいサブマリーナの中でも価格がかなり上昇しているモデルだ。
リリースから年月が経過しても正規店で入手するのが困難と言われるほどの人気を誇っている。
2010年には正規店で928,800円の定価であったが、2017年には並行店での新品に最大1,200,000円の価格がついた。
ダイヤルとベゼルのグリーンがスタイリッシュなRef.116610LVは傷がつきにくいタフなセラミックベゼルや耐磁性のあるヒゲゼンマイが搭載されるなど、デザインだけでなく機能面が強化されていることから、国内だけでなく海外のコレクターからも人気が高い。
特殊なカラーリングのためか2012年と2016年に一時的に価値が急落したが、急落後の高騰が顕著なモデルだ。並行店での購入も困難とされることから今後も価値は上昇する可能性が高い。
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サブマリーナを高く売るためには
高級ブランドで資産価値が特に高いと言われているロレックスのスポーツモデルであるサブマリーナは、市場価値の高騰が長く維持されると予想されている。
サブマリーナを中古買取業者へ持ち込んだ場合、一般的にほぼ買い取りを拒否されるケースはないとされる。
高値買取は保証書や箱の有無も影響
ギャランティーカードを紛失していても、使用感や故障があっても売れるのがロレックスだ。
とは言え、付属品の有無や時計の状態が買取価格に影響するのはサブマリーナであっても、ほかのブランドであっても同じだ。
ギャランティーカードだけでなく、ケースや化粧箱と言った付属品全てが揃うだけで査定額が5万円前後変わると言われている。
特に、ブレスのコマは紛失しがちだが、次のオーナーに必要なパーツと考えて大切に保管するのが高値買取の大きなポイントとなる。
サブマリーナのコマや化粧箱はひとつが1万円程度するもので、必要のない付属品だと処分しないのが大切だ。

高額査定に必要なこと
また、日頃からメンテナンスを行ってサブマリーナのコンディションを良く保つのも高額査定には必要だ。
特に数年ごとのオーバーホールは必ず行うと、デイト機能の精度が悪くなるなどが回避できる。
また、風防にクラックが入るなど著しいトラブルが見られる場合はジャンク品の扱いになるケースがある。
状態の悪いサブマリーナを売る際には、時計の修理を可能にしている中古買取業者を選択すると適切な価格で買取して貰える。

おすすめ買取業者
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対策
ブランド宇都宮ではサブマリーナなどの腕時計やブランド品の買取をおこなっている。買取方法は宅配、出張、店頭買取からニーズに合わせて選択できる。遠方からでも利用できる宅配買取は、梱包後着払いで郵送するだけなので忙しい方におすすめの方法。品物数が多い方に便利な出張買取は、栃木県宇都宮エリア、またその近辺でも利用できるので場所によって問い合わせて確認しよう。
もちろん宇都宮駅にある店頭へ直接持ち込んでもOK。査定額に同意すればその場で現金支払いしてくれる。腕時計、ブランド品以外にも、金やジュエリー、カメラや切手などさまざまな物を幅広く買い取っているので、不用品のまとめ売りにも利用できる。
買取業者を一括査定で比較しよう
当サイト「ヒカカク!」では最大20社の買取見積もり結果を3日ほどで得ることができる無料サービスだ。ぜひ利用して見て欲しい。尚、以下は買取価格を実際に比較してみた記事である。

まとめ
以上述べてきたように、サブマリーナはロレックスの中でも人気が高いトップクラスの時計だ。それは資産価値が定価以下にならないと言われているからでもある。
ただ、サブマリーナにもいくつかタイプがあり、それぞれ特徴や相場があるので注意したい。
またロレックスは換金率が圧倒的に高いことが知られている。
他の人気時計メーカーが20パーセントから40パーセント程度の中、ロレックスは80パーセントが平均値だ。これは平均値なので、条件によっては100パーセントを超える可能性も大いにある。
換金率のこの違いは大きいだろう。
それはロレックスがモデルチェンジをほとんど行わないことが理由に挙げられる。
資産価値目的で購入する予定がある人は参考にしてほしい。



