ラ・ターシュというワインを知っているだろうか。DRCが生産するこの世界的に有名なワインは時には世界一の評価を受ける。あのロマネコンティの弟分ともいわれ、まさにワインの頂点に君臨するようなクオリティだ。
今回はDRCラ・ターシュ2005年の基本情報や査定情報、買取相場を詳しく解説していく。
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DRCラ・ターシュ2005年とはどんなワインなのか?
DRCから販売されているワインの中で最も有名なのはロマネコンティだろう。世界一高価なワインといわれている。しかし、このラ・ターシュも負けていない。
ときには兄貴分のロマネコンティすらも超える評価を受ける。そんなラ・ターシュの基本情報からみていくことにしよう。
DRCってなに?
ワインについてあまり詳しくない方はDRCと聞いてもあまりピンとこないかもしれない。それもそのはず、ロマネコンティの名前が有名になりすぎて、それを生産している企業の名前はあまりでてこない。DRCとはDomaine de la Romanèe Contiの略であり、日本語にするとドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティのことだ。
つまりロマネコンティや本記事で紹介するラ・ターシュを生産している企業である。DRCの創業は非常に古く、1869年までさかのぼる。1869年といえば日本では明治元年。
蝦夷地という名称から北海道に変わった年である。そんな古くからワインを作り続けてきたのというのだからおどろきだ。150年以上の年月をかけDRCはワイン界の重鎮になっていったのである。
DRCラ・ターシュとはどんなワインなのか?
ラ・ターシュとはDRCが生産するワインの一つだ。ラ・ターシュを生産する畑は、ロマネコンティが生産されている畑のすぐ隣に位置する。この畑はDRCが独占している畑であり、他の企業ではラ・ターシュを生産できない。
そのため非常に希少性が高いのだ。もともとこの畑は1.43ヘクタールしかなかった。しかし、1932年に隣接する畑を併合し、約6.1ヘクタールの大きさとなる。
ラ・ターシュを生産するこの畑には特徴があり、高低差が50m程度もある。しかし、畑が広いことが幸いして安定した品質を守ることができているといわれている。ちなみにこの畑は最も高級なワインが生産されるといわれる「グランクリュ」と呼ばれるクラスだ。
4つ階級がある中でもっとも上のクラスである。全体の1.4%しかないといわれるグランクリュで生産されるワインは特別なものなのだ。
畑の等級について
フランスのワイン畑には4つの等級がある。上位にいくほど高級なワインが生産されるといわれている。ラ・ターシュは最も格付けが高いグランクリュ、つまり特級畑である。
DRCラ・ターシュ2005年の特徴
DRCから販売されているワインのほとんどが赤ワインである。ラ・ターシュ2005年も同様に赤ワインだ。容量は750ml。
産地はフランス、ブルゴーニュ地方、コート・ド・ニュイ、ヴォーヌ・ロマネ村。パーカーポイントは98~99点。飲み頃は2015~2041年ごろとされている。
DRCラ・ターシュは年代ごとに不安定な評価を受けることは少なく、安定した品質が評判だ。平均小売価格は変動が大きいが36~48万円前後で推移していることが多い。
パーカーポイントはワインの指標
パーカーポイントとはワインを客観的に判断するために作られた点数のことだ。ワイン評論家のロバート・M・パーカーJr氏の採点によって決められている。95点を超えるワインはそうそうお目にかかれない。
ラ・ターシュ2005年は98~99ポイントと驚異的な点数がつけられている。あのロマネコンティですら年代によって97点であることを考えるとそのすごさがわかるだろう。
飲みかけのボトルでも処分しない
ラ・ターシュ2005年のように希少価値が高いワインになると、空ボトルでさえ高額取引の対象になることがある。ワインの世界には数多くのコレクターが存在しており、中には自宅以外の倉庫を所有し、そこに業者のように大量のワインを保管している人もいるほどだ。空ボトルは業者やネットオークション、ネットフリマなどで取引ができる。
ラ・ターシュ2005年の査定情報
ラ・ターシュ2005年の基本的な情報がわかったところで、次は査定情報を見ていくことにしよう。査定に関することを網羅してあるので、初歩的なことから応用的なことまで幅広く理解できるだろう。ラ・ターシュ2005年の売却先候補は3つある。
ワイン買取業者、ネットオークション、ネットフリマだ。それぞれに利点があるため、どこがもっとも良いとはいいずらい。このあと紹介する内容を参考にして、どこに売るのがベストな方法かを考えてほしい。
ちなみにリサイクルショップに売る方法もあるがこれはあまりオススメしない。なぜなら専門家が鑑定しない場合があり、買取価格が低くなってしまう可能性があるからだ。
業者による買取の利点
業者による買取の利点はズバリ「プロの目で鑑定してくれること」である。また、業者による買取は入金トラブルなどを最小限のリスクに防ぐことができ、もっとも安心できる方法である。また、応用編としては一括無料査定をおこなうとさらに良い。
業者によって買取価格が違うため、どこが一番高いのかを知ることができる。
ネットオークションの買取の利点
ネットオークションの利点は「気軽さ」にある。写真をとって、説明文を書いてすぐに出品できる。ただ、不安要素として非常に高い価格で売却できることもあれば、その逆もある。
つまり相場よりも極端に低い価格で売却をしてしまうこともある。ネットオークションは気軽にできる反面、落札価格が安定しないという側面がある。
ネットフリマの買取の利点
ネットフリマの利点は「買取価格を自分で決められる」ということ。そのため極点に低い価格で取引されてしまうという危険性はなくなる。しかし、決めた価格によっては購入希望者が現れるまで時間を要することがある。
すぐに入金が欲しいという人には向かず、気長に待てる人にオススメだ。
DRC ラ・ターシュ2005年の買取金額相場
ラ・ターシュ2005年の買取相場をご紹介しよう。業者買取の場合はネット上で確認できる限り160,000~250,000円程度である。ネットオークションの場合は435,000円での落札履歴がある。
ネットフリマではラ・ターシュ2005年の買取相場は確認できなかった。ちなみにラ・ターシュ2005年の空ボトルはネットフリマの代表格「メルカリ」で多数出品を確認できた。買取相場は2,000~4,000円だ。(2019.3.31時点)
買取業者の紹介
ここで参考までに買取業者をいくつかご紹介しよう。数多くの買取業者があるので、もしも迷ったらここでご紹介する業者を選ぶのもおすすめだ。
ファイブニーズ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
お酒を専門的に買い取ってくれる業者だ。すぐに査定額を知りたい場合は電話査定がおすすめ。そのほかにも店頭査定・オンライン査定・写メ査定・FAX査定から選ぶことができる。
買取の依頼をおこない、途中でキャンセルをおこなっても費用は発生しない。まず気軽に査定をおこなうのも良いだろう。
ジョイラボ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
こちらの買取業者もとても便利なサービスを展開している。宅配買取、出張買取、店頭買取の3つに対応しているためもっとも楽な方法を選択できる。また、他店の方が高い査定額をだした場合は、もう一度査定をやり直し他店よりも高い査定額をだす制度も導入している。
大黒屋
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
有名な買取業者である大黒屋はサービスも充実している。ハイレベルな鑑定士が査定額を判断するため、適正な価格で取引をしてくれるだろう。全国にチェーンを展開しているため近くに店舗があれば利用しやすい。
DRCラ・ターシュ2005年の査定額をあげるコツ
DRCラ・ターシュ2005年の査定額アップに役立つ方法をご紹介しよう。どれも簡単な方法だが場合によっては数万円の査定額の違いになることもある。以下のポイントだ。
- ・売る前に商品をキレイにする
- ・化粧箱も大切に保管する
- ・保管が難しいなら早めの売却をする
順番に説明していこう。
売る前に商品をキレイにする
業者は買い取った後に、商品をあらためてクリーニングすることがほとんどだ。商品の状態をキレイにしておき、買い手がしっかりとつくようにするためだ。そのため、業者に査定をだす前にこちらでしっかりと商品を清掃することでクリーニングの手間は省ける。
また、商品イメージも良くなるので、査定額がアップすることがあるのだ。
化粧箱も大切に保管する
ワインを購入する際に、ついてくる箱のことを化粧箱という。これがあるか、ないかでも査定額は変わってくる。おもちゃの箱がついていると買取価格が高くなるのと同じように、ワインも化粧箱がついていると査定額がアップする可能性がある。
万が一、化粧箱に傷がついていたり、汚れていたりする場合でも一緒に査定にだしてみよう。
保管が難しいなら早めの売却をする
ワインはその品質によっても査定額が変わってくる。保管状態がよく、しっかりワインのクオリティが保たれていた方が当然市場から選ばれる。そのため自宅で保管がうまくできない可能性がある場合は、ワインの価値が下がる前に査定にだすこともかしこい選択だ。
まとめ
DRCラ・ターシュ2005年は高額での取引が可能だ。売却先は主に3つ。買取業者、ネットオークション、ネットフリマだ。
まず一番最初にやって頂きたいのは一括無料査定である。お金をかけずに業者の買取相場を総合的に知ることができる。入金に関しても安心できるため、非常にオススメだ。
業者の買取価格に納得いかない場合はネットオークションを使って出品してもいいだろう。しかし、その場合は、低い価格で落札されてしまうというリスクもあることを念頭においておこう。空ボトルを売却したい場合はネットフリマがおすすめだ。
特にメルカリでは実際に落札履歴があるため、こちらに出品するのをおすすめする。