カメラに詳しい方はご存知のはずだが、近年サードパーティーの一眼レフカメラ用の交換レンズも高性能なものが増えている。それでいて純正品よりもリーズナブルに購入しやすく、高コストパフォーマンスで重宝されているのだ。そんなサードパーティーのレンズのメーカーとして近年特に注目を浴びているのがSIGMAだ。
日本製にこだわった商品ラインアップが展開されており、SIGMAのレンズは世界中の人に使われている。そんなSIGMA社の概要に触れつつ、同社製品の中からSIGMA 17-50mm F2.8をこちらの記事では掘り下げてみることとする。買取相場、査定のポイント、高額買取のコツ、おすすめ買取業者などを紹介しているから、ぜひ参考にしてみてほしい。
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SIGMAの概要
SIGMAは1961年に創業した光学機器製造企業である。カメラ本体も生産しているものの、主力製品は一眼レフカメラ用の交換レンズだ。日本製へのこだわりが強く、他メーカーが海外に生産拠点を広げる中、SIGMAはほとんどの製品を福島県の会津工場で生産している。
アメリカ、フランス、イギリスなどにも現地法人を持ち、世界的に事業を展開している。近年SIGMAのレンズは再編成がおこなわれており、すべてのレンズが3ラインに集約されている。3つのラインはそれぞれ明確なコンセプトを基につくられているため、独自の特徴がある。この編成により、SIGMAレンズ購入意向者は、自分の志向性と照らし合わせながら自分に合っているレンズを探しやすくなっている。
SIGMAレンズの3ライン
次にSIGMAレンズの3ラインについてそれぞれ簡単に紹介しよう。
Contemporaryライン
小型、軽量、高品質を狙った標準的なラインがContemporaryラインだ。軽量で持ち運びしやすく、旅行、アウトドア、スナップショットなど、幅広い撮影シーンに対応できるように設計されている。Contemporaryラインの中には、標準ズームレンズ、望遠ズームレンズ、高倍率ズームレンズのラインアップが取りそろえられている。
Sportsライン
望遠レンズ主体の高い運動性能を誇るラインがSportsラインだ。遠方の動きの速い被写体でも捉えられるようにつくられている。過酷な条件下でも対応できるボディは頑丈だ。
スポーツ全般はもちろんのこと、鳥や野生動物を写すネイチャーフォトや飛行機・鉄道などの乗り物を撮影するにも最適だ。Sportsラインには、望遠レンズ、望遠ズームレンズ、超望遠レンズ、超望遠ズームレンズが取りそろえられている。
Artライン
ひときわ高額性能に優れていて、表現力豊かな写真を撮ることができるのがArtラインだ。近年は特にこのArtラインによって、SIGMAの評価が世界的に高まっている。その名の通りアート的な作品を撮影するに最適なラインで、風景・天体・建築物などのこだわりの描写に応えてくれる。
Artラインには、大口径単焦点レンズ、広角レンズ、超広角レンズ、マクロレンズ、フィッシュアイレンズなどがあり、これらの豊富なバリエーションによって、表現力豊かな写真撮影をサポートしている。
SIGMAレンズの特徴
SIGMAレンズ3ラインのそれぞれの特徴をご紹介したが、どのラインにも言えるSIGMAレンズの特徴と言えば、高解像のシャープな写りだ。高品質でありながら、大手メーカーと比較すると手頃な値段で購入することができるまさに高コストパフォーマンスを実現しているのがSIGMAレンズである。
サードパーティーのレンズとして愛用されることの多いSIGMAレンズだが、所持しているカメラに合うのかどうか気になる人もいるだろう。この点も心配は無用だ。なぜなら、SIGMAにはレンズのマウントの交換や調整の有料サービスがあるからだ。カメラとレンズの組み合わせにより、写真の可能性はさらに広がっていく。
SIGMA 17-50mm F2.8の特徴
続いてこちらの記事で掘り下げて解説していくSIGMA 17-50mm F2.8の商品特徴を簡単にご紹介しよう。SIGMA 17-50mm F2.8は最大径83.5mm、全長91.8mm、重さ565gのコンパクトサイズのレンズである。携帯に便利なため、スナップや旅行先での撮影に向いている。
手振れ補正機能が装備されているのも強みの1つだ。F2.8通しで、背景をぼかした一眼レフカメラならではの味わいのある写真を存分に楽しむことができる。広角も17mmをカバーしているため、35mm判カメラ換算で25.5mmから75mm相当の画角を得られる。
SIGMA 17-50mm F2.8の買取価格
SIGMA 17-50mm F2.8を買取やオークションサイトで出品する場合、どれくらいの値がつくのか気になる人も多いことだろう。買取実績を紹介するからぜひ相場観を得るための参考にしてもらいたい。
買取業者での買取価格
それでは早速買取業者でのSIGMA 17-50mm F2.8の買取価格を見ていこう。
マップカメラ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
まずはマップカメラでの買取価格だ。
- ・SIGMA 17-50mm F2.8 キヤノン用 提示買取価格:11,000円
ファイブスターカメラ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
続いてファイブスターカメラでの買取価格はこちら。
- ・SIGMA 17-50mm F2.8 外観美品、レンズ内にわずかにホコリ有:16,000円
- ・SIGMA 17-50mm F2.8 ボディに擦りキズ、レンズ内に小さなゴミやホコリ有:10,000円
買取けんさく君
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
買取けんさく君での買取価格は以下の通りだ。
- ・SIGMA 17-50mm F2.8 キヤノン用 新品:22,000円
業者や商品のコンディションによってバラつきは見られるものの、おおむね10,000円~20,000円で取引されているようだ。
ヤフオク!での取引実績
大手オークションサイトであるヤフオクでもSIGMA 17-50mm F2.8のたくさんの取引実績を確認することができた。その一例は下記の通りだ。
- ・SIGMA 17-50mm F2.8 Nikon用レンズ 付属完備品:27,000円(税込)
- ・SIGMA 17-50mm F2.8 キヤノン用レンズ メーカー保証書、付属品完備:25,000円(税込)
- ・SIGMA 17-50mm F2.8 Nikon用レンズ 未開封品:25,000円(税込)
- ・SIGMA 17-50mm F2.8 Nikon用レンズ 中古品:24,000円(税込)
未開封品や保証書・付属品が完備された美品で高値が付いているだけでなく、多少使用された中古品でも20,000円を超える高値で取引されているのがわかる(2019年5月20日調べ)。
SIGMA 17-50mm F2.8査定時のチェックポイント
買取業者によって査定額が変動することはよくあることだが、一体買取業者はどんな基準で品物の査定をおこなっているのだろうか。次に買取業者がSIGMA 17-50mm F2.8を査定する際にチェックするポイントを紹介するから、買取に出す際はぜひ参考にしてみてほしい。
SIGMA 17-50mm F2.8の外見
SIGMA 17-50mm F2.8の見た目は買取業者が確認する必須項目だ。キズやヘコミがないか、ホコリや汚れがついていないかなどは必ずチェックされる。
そういったものがあると査定額は下がってしまうことを覚えておこう。逆に新品に近づけば近づくほど、買取上限価格で買取をしてもらえる可能性が高まる。
正常に動作するか
持ち込まれたSIGMA 17-50mm F2.8が正常に動作するかもチェックの対象だ。そのレンズで正常に写真が撮影できないのであれば値がつかないことも考えられる。
付属品の有無
付属品がそろっているかも査定額を決める重要な要素だ。元箱、ケース、花形フード、取扱説明書、保証書など付属品がそろっているほど査定額は上がりやすい。
SIGMA 17-50mm F2.8高額買取のコツ
買取業者での買取やオークションサイトでの取引の事例や買取業者が見るポイントがヒントになっている部分もあるが、SIGMA 17-50mm F2.8を高額で売却するのはいくつかのコツがある。それぞれより詳しく解説していくから、査定に出す前にぜひ参考にしてもらいたい。
SIGMA 17-50mm F2.8をセルフクリーニングする
SIGMA 17-50mm F2.8の見た目で査定額が左右するから、少しでもきれいに見えるようにセルフクリーニングをしておきたい。まずブロワーでフィルターやレンズについた大きなゴミを吹き飛ばしていこう。キズになる原因を取り除いていくのだ。
それから汚れが溜まりやすいフィルターのフチをクリーニングペーパーで拭いていく。フィルター面を傷つけないように慎重におこなおう。それからフィルター面に移る。
レンズを傾けて多角的に見てみると、特に汚れている部分に気づくことができる。手クリーニングペーパーを使う際に指が触れた面を使わないようにしよう。使ってしまうとかえって皮脂がついてしまう原因ともなる。
お持ちの場合は、レンズペンで拭いて仕上げていこう。マウント面も金属同士が接触する部分のため汚れやすい。こちらも軽く拭いておこう。
胴鏡については、カメラのボディを清掃するような要領でおこなえばいい。特に溝に汚れやホコリが溜まりやすいから、爪楊枝やクリーニングペーパーを使って取り除いていこう。最後に胴鏡全体を固く絞った濡れタオルで拭いていく。
黒いため気づきにくいが、撮影時は常に触る部分のため、皮脂や手垢がついているものだ。誤って落下させないように注意を払いながらもしっかりと拭いていこう。
できる限り付属品をそろえておく
SIGMA 17-50mm F2.8を購入するとケース、花形フード、取扱説明書、保証書などの付属品が付いてくる。これらの付属品はぜひ完備した状態買取に出したい。商品が収められていた外箱の状態も良いとなおさら見た目が美しくなる。
購入時のレシートも取ってあれば一緒に持っていこう。付属品が一部欠けていても大幅に減額することなく査定額を提示してくれる買取業者もあるから、紛失したものがあっても、買取を諦める必要はない。
なるべく早く売る
SIGMA 17-50mm F2.8を使う予定がないのであれば、早めに買取に出すことをおすすめする。SIGMAを含むカメラ・レンズメーカーは新製品開発に余念がない。
より高機能なレンズが世に出回ってしまうとその分SIGMA 17-50mm F2.8の買取金額が抑えられてしまうことにもなる。売りたいときが売りどきだと思って、なるべく早く査定に持ち込むことをおすすめする。
複数の買取業者に査定依頼する
取引実績を見てもらえばお分かりの通り、SIGMA 17-50mm F2.8の査定額は買取業者によって変動する。商品の状態によって価格に差がつくことは当然と言えるが、未開封品だったとしても買取業者ごとに金額が異なったりする。これはそれぞれ異なった買取上限金額が設定されているからだ。
あるいは、どれだけ買取を強化しているかにもよる。そのため、少しでも高い金額で買取を希望する場合は、複数の買取業者に査定をお願いするのが得策だ。
SIGMA 17-50mm F2.8のおすすめ買取業者
それではSIGMA 17-50mm F2.8を買取に出す際のおすすめ買取業者を紹介していこう。
カメラの買取屋さん
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
カメラ専門の買取業者であるカメラの買取屋さんはSIGMA 17-50mm F2.8の売却先としておすすめだ。実績豊富な買取業者で、これまでの買取件数は5,000件を超える。出張買取、宅配買取、店頭買取と3つの買取方法がある。
カメラの知識が豊富なスタッフへLINEで問い合わせをすることもできる。法人買取もおこなっているから、まとめて買取に出したい場合も重宝する買取業者だ。まとめて買取が成立する場合は、買取金額がアップする仕組みだ。
コンディションの芳しくないものでも査定の対象としているから、状態の悪いSIGMA 17-50mm F2.8をお持ちの方でも諦めずにカメラの買取屋さんを頼ってみてほしい。
写屋
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
写屋もまたカメラ専門の買取業者である。デジタル一眼レフ、ミラーレス一眼レフ、デジタルカメラ、フィルムカメラ、交換レンズ、ビデオカメラ、三脚・一脚・雲台・アクセサリー・カメラ用品など、カメラに関するものであれば、全般的に取り扱いしている。
カメラを専門に買取しているため、カメラに精通したプロの査定が受けられる。買取方法には、出張買取、店舗買取、宅配買取の3つの方法がある。
フジヤエービック
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
フジヤエービックはカメラだけじゃなく、ヘッドホンやイヤホンなどのAV機器も取り扱う、30年以上の実績がある買取業者だ。フジヤエービックにも宅配買取、店頭買取、出張買取の3つの買取方法がある。ホームページに20,000件以上の買取価格が掲載されているのが特徴だ。
買取価格を掲載できるというのは、それだけ買取価格に対して自信がある証拠だ。商品販売もおこなっているがフジヤエービックだが、何らかのアイテムを下取りに出して商品を購入する場合、表示額より買取金額が5%UPするサービスもおこなっている。SIGMA 17-50mm F2.8の下取り金額で新たに欲しい商品を手に入れることも検討してみてはどうだろうか。
じゃんぱら
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
じゃんぱらはパソコン・タブレット・カメラ・オーディオ・ゲームなど、電子機器類全般を取り扱う買取業者だ。全国に店舗を構えており、店頭買取、通信買取、おまかせ買取と3つの買取方法から選ぶことができる。メールや電話で簡単に査定額を教えてもらうこともできるから、まずは簡単な査定だけでもお願いして相場観をつかんでみるのもおすすめだ。
おたからや
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
おたからやは買取実績が40年を超える、老舗買取業者だ。取り扱いカテゴリーはカメラ・レンズのみならずブランド品、金、プラチナ、ダイヤモンド、絵画、楽器など多岐にわたる。
おたからやも全国出店していて、出張買取、宅配買取、店頭買取の3つの買取方法から選ぶことができる。SIGMA 17-50mm F2.8以外にも売却を検討している他カテゴリー製品がある場合はおたからやを頼ってみてはどうだろうか。
SIGMA 17-50mm F2.8のその他の取引方法
お持ちのSIGMA 17-50mm F2.8の売却先は、買取業者に限ったことではない。ヤフオクやメルカリなどのオークションサイトやフリマアプリで取引することも可能だ。それぞれのサービスについて簡単にご紹介しよう。
ヤフオク!
先述の通り、ヤフオクではすでにSIGMA 17-50mm F2.8の多数の取引が確認されている。オークションではあるものの、即決価格を設定することもできるため、場合によってはスピーディーに取引が成立することもありえる。出品物の状態に関する説明や写真を充実させているケースが多く見られるから、出品時はこれまで落札されたSIGMA 17-50mm F2.8を参考にしてみてほしい。
メルカリ
ネットフリマアプリのメルカリで出品する方法もある。こちらでは紹介しなかったが、メルカリでもこれまでSIGMA 17-50mm F2.8がいくつも出品されている。オークションとは異なり、希望価格を設定できるのが強みだ。
未成年の場合親の承諾が必要なものの、登録には年齢制限はない。年会費なども不要だ。ただし、取引が成立した場合は購入金額の10%分が販売手数料としてメルカリに支払われる点には注意が必要となる。
商品の発送についてだが、従来の宅急便に加え、住所や氏名を記載しないコンビニから送ることができる、らくらくメルカリ便も使用できる。送料は全国一律で、2次元バーコードを読み込むだけで完了する便利な発送方法だ。メルカリはすでに7000万以上のダウンロードがされていて、月間ユーザーが1000万人の超える人気アプリだから、SIGMA 17-50mm F2.8の買い手もすぐに見つかるに違いない。
まとめ
SIGMA 17-50mm F2.8の買取相場、査定のポイント、高額買取のコツ、おすすめ買取業者などを解説した。SIGMA社の進化し続けるレンズは年々世界的にも評価が高くなっており、需要が高まっている。新品の販売価格も純正品に比べてば安価なものが多いが、中古品を買い求める人も多い。
SIGMA 17-50mm F2.8も人気があるため、状態の良いものは特に高額買取されている。とはいえ、より魅力的なスペックの新製品が発売されれば、需要とともに買取額も下がってしまう。
使用しないSIGMA 17-50mm F2.8は、そうならないうちに買取してもらってはどうだろうか。こちらで紹介したコツ、おすすめ買取業者を参考にしながら高額買取を実現させてほしい。