国産のウイスキーの中でも世界的な人気を誇る山崎。SMWSとは世界中のウイスキー愛好家によって設立された組織である。SMWSから認定を受けた山崎は世界中のウイスキー愛好家たちから認められたウイスキーと言える。
買取業者を探す場合、まずはSMWSへの理解を深め、SMWS 119.14 山崎11年について知った上で、買取相場や査定情報を見ていくようにしよう。この記事では世界基準で認められたSMWS 119.14 山崎11年について説明する。
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SMWS 119.14 山崎11年とは
ウイスキーの山崎はサントリーが製造・販売している日本国産のウイスキーだ。そんな中でもSMWS 119.14 山崎11年は特に人気を集めているボトルである。
以下ではSMWSとは何かを説明し、現行の山崎にはどのようなものがあるのか、そしてSMWS 119.14 山崎11年の特徴について説明する。
SMWSとは
SMWSはザ・スコッチ・モルト・ウィスキー・ソサエティの頭文字をとった言葉だ。世界的に評価すべきウイスキーを愛し、分かち合い、共に味わうことを目的に組織された。1983年にエディンバラで創設され、以来14カ国に支部を抱えている。
日本でもウイスキー愛好家が増えてきたことから1993年に日本支部が開かれた。
ウイスキーに対する愛と深い認識を持った上で、世界中でウイスキーの消費を促す活動をしているSMWS。モルトの認定には厳しい審査基準が設けられており、認定されれば世界的に高品質のウイスキーとして認められたことになる。ウイスキー業界にとってはSMWSによる認定は大変名誉なことなのだ。
サントリーの所有する2つの蒸留所がこの認定を受けている。その一つが山崎の蒸留所だ。
認定を受けるとコードが割り振られる。SMWS 119.14 山崎11年の”119”はSMWSの中でも山崎を示すコードだ。
現行の山崎ラインナップ
山崎の中でも現在販売されているものは主に以下の4種類だ。
(新)山崎
2012年に販売された山崎だ。近年ハイボールの人気が高まっていることから始まった原酒不足を回避するために販売された。従来の山崎とは異なり、ワイン樽貯蔵モルトを使用している。
希望小売価格は700mlで4,200円だ。
山崎12年
山崎の蒸留所の竣工60年を記念して作られたウイスキー。1984年に誕生した。
日本のウィスキーの中でも「定番中の定番」と言われている。山崎の名前を聞いたときにこの12年のボトルを連想する人も少なくない。
希望小売価格は700mlで8,500円だ。
山崎18年
酒齢18年以上のものだけを厳選して作られたウイスキーだ。さらにシェリーヴァットの古樽で熟成させ、独特の風味と香りを演出してくれる。長期間熟成を耐え抜いた味わいが楽しめるだろう。
数多くの賞を受賞していることも特徴の一つだ。多くのウイスキー愛好家が認めるシングルモルトである。
希望小売価格は700mlで25,000円だ。
山崎25年
サントリー創業100周年を記念して1999年に作られたウイスキーだ。先の12年よりもさらに歴史を感じさせる一本である。
山崎蒸留所の中でも25年の年月をかけて熟成された原酒が使用されている。年間の生産本数も1200本と限られているため、現行のものの中でも非常に希少価値が高い。
希望小売価格は700mlで125,000円だ。
SMWS 119.14 山崎11年の特徴
世界基準で評価されている山崎のウイスキー。その中でもSMWS 119.14 山崎11年は格別だ。
芳醇な味
SMWS 119.14 山崎11年はウイスキーの中でも比較的濃い茶色をしている。ラズベリーを思わせる香りが漂う。
シェリー樽で熟成されたため、ジャムやドライフルーツのような味わいがある。一方で華やかな味の中にエスプレッソのようなほろ苦さが含まれており、複雑かつ魅力的な味になっている。飲み終えた後も濃厚な余韻が残る。甘さが口の中に残り、しばしば幸福感に酔いしれることだろう。
11人の侍
2015年3月6日にSMWS日本支部が開催したイベントで、ジャパニーズ・ウイスキー11種類のリリースが発表された。「11人の侍」と称され、その中にSMWS 119.14 山崎11年は登場している。
SMWS 119.14 山崎11年はボタコルタという樽で熟成された。”ボタ”はスペイン語で”樽”を意味し、”コルタ”は”短い”という意味だ。ボタコルタは名前の通り、通常の樽よりも短くずんぐりとした形をしている。
こだわり抜いた特殊な樽の中で熟成されたSMWS 119.14 山崎11年。香りを嗅いだ瞬間から飲み終わるまで、華やかでありながら複雑な味わいを楽しめるウイスキーとされている。
買取相場・査定情報
ウイスキー愛好家や山崎ファンたちの人気を集めているSMWS 119.14 山崎11年は、買取業者を利用することでより安心して売却することができるだろう。
以下ではSMWS 119.14 山崎11年の買取相場と査定情報を説明する。
SMWS 119.14 山崎11年の買取相場
多くの買取業者では80,000円前後でSMWS 119.14 山崎11年を買い取ってくれる。買取業者によって価格は変わってくるが、おおよその目安として認識しておこう。
山崎の値段は高騰している
現在山崎の値段は全体的に高騰している。SMWS 119.14 山崎11年に限らず、現行のものから過去の限定品まで高い値段がつけられることも珍しくない。相場は常に変動している。
山崎の中でも特に希少価値が高い”山崎50年”は過去に300万円以上の値段がつけられたこともある。他にも”山崎30年”は200万円以上、”山崎25年”であっても30万円以上の値段がつく。
ウイスキーは熟成期間が必要だったりと、年間の製造量が限られている。そのため人気が高まり、ウイスキーの消費量が増えると、希少価値も高くなり値段が高騰する。
さらに以前はNHKの連続ドラマ小説『マッサン』の中でも取り上げられたこともあり、ウイスキーの人気は今国内でも高まっている。それに合わせて山崎の価値も上昇しているのだ。
山崎の過去最高額
オークションによる山崎の落札価格の最高額は2018年に叩き出された。”山崎50年”が香港のオークションで日本円にして3,250万円で落札された。これは国産ウィスキーの中でも歴代最高額だ。
”山崎50年”は販売価格が100万円ということもあり、非常に価値が高いウイスキーとされている。そのためオークションなどに出されると高い値段がつけられるケースも少なくない。
より高く買い取ってもらうために
SMWS 119.14 山崎11年のようなウイスキーを査定に出す場合、以下のことに気をつけたい。確認のために一手間かけるかどうかによって、査定額が大きく変わってくることもある。より高く査定してもらうためにも事前にしっかりと確認するようにしよう。
ボトルのフィルムをチェック
ウイスキーは空気に触れてしまうと品質が一気に劣化してしまう。そのため開封したボトルは価値が大幅に下がることも珍しくない。SMWS 119.14 山崎11年を査定に出す場合、ボトルの開封状態を確認するようにしよう。
ボトルの栓には透明のフィルムがかけられている。フィルムが破れていなければ未開封の状態であるとされる。
しかしフィルムが変色している場合、中のアルコールが変質している恐れがある。もちろん変質してしまうと品質は劣化してしまう。査定額にも影響を及ぼす。査定に出す前にボトルの栓に巻かれたフィルムを確認するようにしよう。
基本的に賞味期限はないウイスキーだが、未開封の状態であっても保管環境が悪ければウイスキーは劣化する。温かい場所や紫外線のあたらない場所で保管するようにしよう。
付属品が全部そろっているかを確認
購入時にボトルが収められていた箱も一緒に査定に出すようにしたい。ウイスキーの買取では付属品が全てそろっているかどうかも査定額に影響を及ぼす。
もちろん汚れや破損にも要注意だ。箱やラベルであっても破損があった場合は価値が落ちてしまう。SMWS 119.14 山崎11年は箱に至るまで丁寧に扱い、保管するようにしよう。汚れがあった場合は可能な限り拭き取ってから査定に出すことをおすすめする。
複数の業者に査定を依頼しよう
買取業者によって査定額も変わってくる。査定額に影響を及ぼすのは鑑定士による腕だけではない。買取業者が管理している販売ルートなどにも査定額は影響を受ける。
多くの買取業者は独自の販売ルートを持っている。管理してる販売ルートの中でもっとも高く売却できる値段を参考に買取査定をしているのだ。そのため複数の買取業者に依頼することで、最も高い値段で買い取ってもらうことができるだろう。
また、他社での査定額を参考にSMWS 119.14 山崎11年を査定してくれる買取業者も多い。他社よりも1円でも高く買い取ることに力を入れているのだ。安易に1社だけに査定を依頼してしまうのはリスクを伴う。
おすすめの買取業者
SMWS 119.14 山崎11年の買取に適した買取業者を3つ紹介しよう。買取実績もあり、経験豊富な鑑定士が在籍しているので安心して査定に出せる業者たちだ。
ストックラボ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ストックラボはアルコールだけでなく、バッグや服などのブランド品の買取もおこなっている買取業者だ。知識と経験が豊富な鑑定士が多く在籍しているので、SMWS 119.14 山崎11年もきちんと査定してもらえるだろう。
LINEの友達登録をすると、写真を送るだけで査定をしてもらえる。明るい場所で撮影した写真を用意しよう。付属品も含めた全体や、ラベル、栓の状態、汚れや破損など、商品の状態がよく分かるように写真を撮影する。
買取方法もさまざまだ。宅配買取や店頭買取、出張買取などがある。LINEなどによる無料査定で出された価格に満足した場合に利用しよう。
大黒屋
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
大黒屋もお酒だけでなく、幅広いジャンルの商品を取り扱っている買取業者だ。豊富な買取実績を持ち、口コミによる評判もいい。SMWS 119.14 山崎11年の査定にも精通している。
LINEやメールによる査定も受け付けている。写真と商品の情報を送るだけで、数日以内に査定額を出してもらえる。
全国に200店舗展開しているので、店頭買取も利用しやすい。査定額に満足したら、自宅から近い店舗に商品を持って行こう。その場で買い取ってもらえ、現金を受け取れる。
ジョイラボ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ジョイラボは他の買取業者とは異なり、お酒の買取に特化した買取業者だ。そのため鑑定士の腕が優れているだけでなく、独自の販売ルートを持っている。SMWS 119.14 山崎11年も他の業者とは違った値段がつけられるかもしれない。
査定方法は3つ。電話、オンライン、FAXのいずれかが選べる。必要事項を記入し、写真を送ることで査定額を出してもらえるだろう。査定にかかる手数料は無料だ。店頭・出張買取であればその場で現金を受け取れる。宅配買取の場合は後日指定口座に振り込まれる形になる。
- ・東京
- ・愛知
- ・大阪
- ・北海道
- ・福岡
以上の都道府県に店舗を構えている。身近な場所にある場合は店頭買取も利用できる。
まとめ
年々人気の高まりとともに希少価値も高まっているサントリーのウイスキー”山崎”。SMWS 119.14 山崎11年も多くのウィスキー愛好家が求めている一品だ。こだわり抜かれた樽の中で熟成されたSMWS 119.14 山崎11年は、独特の風味と香りを持つ。買取業者も喜んで買い取ってくれることだろう。
査定に出す前に商品の状態をチェックしておこう。開封状態や付属品に至るまで事前に確認した上で査定に出すようにしよう。SMWS 119.14 山崎11年は状態によって値段が大きく変動する。
また、査定見積もりは複数の業者に出してもらうようにしよう。そうすることによって最も高い値段で売却できる。世界基準で認められているSMWS 119.14 山崎11年。価値を理解した上で買い取ってもらうようにすることをおすすめする。