生産台数ナンバーワンの自動車メーカーTOYOTA(トヨタ)。そんなトヨタ自動車のなかでも圧倒的な人気を誇るモデルがクラウンだ。クラウンは国産の高級車として1955年から発売されているロングセラーモデルである。
今回はクラウンの車台番号の打刻位置とグレードの調べ方を紹介していく。とても簡単に調べられるのでぜひ本コラムを参考にしてみてほしい。
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クラウンは主に3つのシリーズを展開
クラウンは1955年に“初代クラウン”が発売されて以降、現在の14代目まで続く人気モデルだ。高級自動車として発売されているため価格も通常の乗用車よりも高めに設定されている。マジェスタシリーズ、アスリートシリーズ、ロイヤルシリーズが展開されている。
クラウンマジェスタシリーズ
クラウンマジェスタは、9代目クラウンと同じタイミングで登場したモデルである。その後、1995年、2004年、2013年にフルモデルチェンジされた。6代目にフルモデルチェンジした際はマジェスタ専用のボディが廃止された。クラウンマジェスタシリーズのグレード例を一部紹介しよう。
《グレード》
- 特別仕様車 マジェスタ“Fバージョン・J-FRONTIER”
- 特別仕様車 マジェスタ Four“J-FRONTIER”
- マジェスタ“Fバージョン”
- マジェスタ Four
- マジェスタ
クラウンアスリートシリーズ
クラウンアスリートは7代目クラウンの際に登場したスポーティモデルである。ハイブリッド車とガソリン車が展開されており、4つの先進機能が安全性をサポート。現時点で発売されているクラウンアスリートシリーズのグレードは以下の通りだ。
《グレード》
- ハイブリッドアスリート
- 3.5アスリート
- 2.5アスリート
- 2.0アスリート
クラウンロイヤルシリーズ
ロイヤルシリーズはクラウンのなかでも最上級のモデルである。発売された当初は“ロイヤルサルーン”という名前だったが、その後“ロイヤル”になった。乗り心地が抜群の高級モデルである。上記の2シリーズよりも多数のグレードが展開されている。
《グレード》
- Hybrid ロイヤルサルーンG
- Hybrid ロイヤルサルーンG Four
- Hybrid ロイヤルサルーン
- Hybrid ロイヤルサルーン Four
- Hybrid ロイヤル
- Hybrid ロイヤル Four
- 2.5 ロイヤルサルーンG
- 2.5 ロイヤルサルーンG i-Four
- 2.5 ロイヤルサルーン
- 2.5 ロイヤルサルーン i-Four
- 2.5 ロイヤル
- 2.5 ロイヤル i-Four
クラウンのグレードを調べるときは車台番号が必要
自動車のグレードは売却時にとても必要な情報であるため、あらかじめ正確に伝えておくと良いだろう。だが、いざクラウンを売却する際に「自分の愛車のグレードが分からない」なんて方もいるのではないだろうか。そこでグレードの検索方法を紹介していこう。
まず、クラウンのグレードを調べるときには車台番号が必要になる。車台番号とは車一台ずつに振り分けられたナンバーのことである。この車台番号は国土交通省から割り当てられたアルファベットと数字の組み合わせなのだが、同じシリーズのクラウンでも車台番号は異なる。一つとして同じ車台番号は存在しないのだ。
エンジンルームに打刻されている
車台番号は一台一台に振られたナンバーであるため、クラウンの車体に直接打刻されている。打刻位置は主にエンジンルームである。エンジンルームのバルクヘッド部分に打刻されていることが多い。古いクラウンになるとエンジンルームの奥、エアクリーナーダクトの下に隠れていることもある。
コーションプレートにも記載
また、コーションプレートにも記載されている。コーションプレートとは車の名札のようなもので、モデルやエンジン形式、車台番号が記載されている。クラウンのコーションプレートは助手席側センターピラーに貼られているので確認してみよう。
一番簡単な方法は車検証を確認すること
車台番号を調べるときに最も簡単な方法は車検証を確認することである。車台番号は車検証に記載されているので、わざわざエンジンルームを開けなくても良い。さらに車検証には型式指定番号・類別区分番号なども記載されているので必要なら参考にすると良いだろう。
簡単にできるクラウンのグレードの調べ方
クラウンの車台番号が分かったらさっそくグレードを調べていこう。グレードはTOYOTA公式サイトから調べることができる。手順は以下の通りだ。
グレード検索サービス:http://www.toyota.co.jp/grade/dc/top
- 1.グレード情報検索サービスにアクセスし、規約に同意した上で【同意して問い合わせる】ボタンをクリック。
- 2.車台番号を入力して【検索】ボタンを押すと結果が表示される。
※1999年以降の車両しか調べられない
公式サイトから検索すると、このようにとても簡単な流れでグレードを検索することができるのだ。ただし、1999年(平成11年)の1月以降の情報からしか検索できない。クラウンの年式によっては情報が表示されない場合があるので注意しておこう。また、グレードが複数表示されるケースもあるとのこと。複数該当した場合は愛車の他の情報と照合しながら確認していこう。
お客様センターから依頼も可能
また、トヨタのお客様相談センターに依頼することも可能だ。
お客様相談センター:http://toyota.jp/faq/aboutgrade/
電話、またはインターネット上のフォームから問い合わせるとグレードを教えてくれるというものだ。電話で問い合わせる場合、車検証を用意しておくととてもスムーズである。フォームから問い合わせるときは個人情報の取り扱いに同意して、所有しているクラウンの情報などを入力しよう。
リコール検索もグレード検索と流れは同じ
もしもリコール対象車かどうかを調べるのであれば、TOYOTA公式の「該当するリコール等の内容と実施状況の検索」というページから検索しよう。
リコール検索:http://www.toyota.co.jp/recall-search/dc/search
先ほどのグレード検索と同じように車台番号を入力して検索すると、愛車がリコールに該当するかどうかを調べることができる。さらにページの下部には問い合わせセンターの情報も掲載されている。
ディーラーでは迅速に対応してもらえないかも…
クラウンはTOYOTAの販売店、東京の場合は東京トヨペットでも取り扱われている。これらの購入した店舗に直接グレードを問い合わせるのも一つの方法ではあるが、迅速な回答を得られるとは限らない。なぜならディーラーも数多く存在するグレードを正確に覚えていない可能性があるからだ。そのためグレードは自分で検索する、もしくはお客様相談センターから問い合わせる方が簡単で早いと言えるだろう。
まとめ
ここまで、クラウンの車台番号の打刻位置とグレードの調べ方を紹介してきた。最後にまとめておくと、
- ・クラウンのグレードを調べるときには車台番号が必要
- ・車台番号はエンジンルームに打刻されている
- ・車台番号はコーションプレートにも記載されている
- ・一番簡単なのは車検証で車台番号を確認すること
- ・グレード検索は公式サイトから
- ・分からないことはお客様サポートセンターに問い合わせる
以上のことを本コラムで紹介した。グレードは簡単に調べられるが、不明に思っている点は気軽にカスタマーサポートに問い合わせるようにしよう。
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