昭和を代表するスーパーカーの車種はやっぱりフェラーリ？

日本におけるスーパーカーが大ブームになったのは１９７０年代にあたります。昭和４０年代～５０年代にかけてということになります。当時は子供から大人までスーパーカーに夢中になっていたものです。 当時子供だった私もスーパーカーに魅了されていたひとりです。スーパーカーのプラモデル、消しゴム、ラジコン、チョロQほかいろいろ集めて目を輝かせて過ごしていたものです。 当時のスーパーカーブームにおいて、もちろんフェラーリも大人気でした。特にフェラーリ365GT/4BBはスーパーカーの元祖として有名でした。 一方、その空前のスーパーカーブームのなかで、フェラーリと双璧をなしていた人気のスーパーカーがあります。 それはランボルギーニ・カウンタックです。 ランボルギーニ・カウンタックはイタリアの車メーカーであるランボルギーニが１９７４年から１９９０年にかけて製造していたスーパーカーです。 「カウンタック」という名前からしてカッコいいですし、マルチェロ・ガンディーニが手掛けたガルウイングドアを持つデザインは近未来的でシャープ。空気抵抗も緻密に計算されていて、最高時速は３００㎞と、機能性についても誰もが憧れる存在でした。 スーパーカーブームにおいてフェラーリも確かに大人気でしたが、私の記憶のなかでは昭和を代表するスーパーカーといえば、ランボルギーニ・カウンタックですね。

日本ではスーパーカーの代名詞的にフェラーリがよく使われています。その位高所得者層の増えた昭和の日本人にとってあこがれの的だったということでしょう。以前は高速道路でもフェラーリに乗っている方を非常に多く見かけました。また節税対策としてスーパーカーを買ったという方もいるでしょうが、フェラーリの数が一番なのではないでしょうか。もちろん他のスーパーカーやスポーツカー、高級車がはやらなかったというわけではありません。昭和の野球選手と言えばベンツだった時代もありました。なので一概には言えないですが、日本に限って、特に昭和や高度成長期にはフェラーリがスポーツカーの代名詞的存在だったのではないでしょうか。

ナナハラ　様 こればっかりは、好みの問題になりますので一概には言えませんが、昭和の代表するスポーツカーの1台ではあります。

1970年代後半、多くの男の子がスーパーカーに強い憧れを持つようになりました。『スーパーカーブーム』とも呼ばれるようになり、スーパーカーに乗っていることが一つのアピールポイントになるくらいの影響力があったと言われています。質問者様が仰っている通り、フェラーリも憧れのスーパーカーですたが、他にも憧れるスーパーカーはありました。 ①ランボルギーニ 今でも高級車というイメージが強く、車好きにとって夢でもある『ランボルギーニ』も昭和を代表するスーパーカーの一つですね。そんなランボルギーニの中でも、スーパーカーの王者と称される車種と言えば『カウンタック』でしょう。 見た目からして他の車にはない独特なものがあります。全高は1070mmと非常に低く、立っている人の腰にも満たないほどです。今では考えられないほどの傾斜角が付いたサイドウインドに、憧れが強いガルウイングなど、スーパーカーの条件を全て取り寄せたくらい完璧な車です。 ②ポルシェ ポルシェも根強い人気を誇る高級車メーカーです。その中でも当時人気になったのが『911ターボ』です。今でこそ普通の車にも装備されていることもある『ターボ』ですが、当時では珍しい機能でした。こどもとしては、ドラマやアニメなどでターボを使って一気に走り去る姿に憧れたものです。それが現実になったのですから人気のもなるでしょう。 当時の最高速は250km/h以上と言われており、その速度はまさにモンスター級と称されていました。その後も、ターボという他のスーパーカーにはない魅力で業界を圧巻したポルシェは、レース界でも定番のモデルにまでなりました。そういった経緯もあってか、日本は世界有数のターボ車生産国になっていくのでした。 ③デ・トマソ 余り聞き慣れないメーカですが、イタリアでは有数のスーパーカーメーカーです。その中でも有名なのが『バンテーラ』です。デ・トマソ社と高級車メーカーであるフォード社がタッグを組んで開発から販売までされたスーパーカーになっています。レーシングカーに似た手法で製作されているのでスピード感は一級品です。 しかし、当時のスーパーカーの人気は『スタイリッシュ』であることが求められていたため、一般的に人気なスーパーカーと比べると少し抑え気味の人気でした。ただし、加速に関しては他の車とは比にならず、最高速アタックが過熱していた時代には、バンテーラが人気になりました。