ダンケネディ著『悪魔の法則』がアマゾンで15,000円超の高額取引される理由

ダン・S・ケネディといえば、マーケティングやビジネスの世界で知らない人がいないほどの有名人です。社長や起業家たちにとってカリスマ的存在といえるのではないでしょうか。ダン・S・ケネディのホームページによると、彼は毎年１００万人もの経営者たちに影響を与えているのだそうです。 なかには直接指導して育ててきた弟子や生徒も多くいるようです。彼のビジネスエッセンスを自身の事業に取り入れて億万長者になった経営者も少なくないことから、ダン・S・ケネディは「ミリオネア・メーカー」（億万長者製造機）という異名もとっているほど 『ビジネス版 悪魔の法則―ポジティブ思考のウソを斬る』はそんなダン・S・ケネディ著の和訳本です。 内容としては、ビジネスで成功するためのものの考え方が主に書かれています。例えば、ビジネスで成功するには、他人の意見に耳を傾ける一方、常識を覆して自分ルールを貫ける人であるべきであることなど。 ダン・S・ケネディはアメリカ人なので、そもそも和訳本自体が少ないですし、そのなかでも当書は既に絶版となっており入手困難状態にあります。そんな少ない供給に対して、高い値段でも買いたいという人が日本にもたくさんいるからこれだけ高額になっているのではないでしょうか。

こんにちは。 ダンケネディ著『悪魔の法則』ですね。 さっそくamazonで検索してみました。 ＞ビジネス版 悪魔の法則―ポジティブ思考のウソを斬る 単行本 1999/6/1　ダン・S. ケネディ (著), Dan S. Kennedy (原著) https://www.amazon.co.jp/%E3%83%93%E3%82... ＞内容 間違いだらけの「成功法則」にだまされるな。「ポジティブ思考で万事解決」のウソ、「生まれながらの才能がないと」のウソ、「継続は力なり」のウソなど、掟破りの悪魔になってビジネスに勝つ秘訣を伝授する。 アメリカの有名コンサルタント、ダンケネディ氏による原書の唯一の和訳本で、ビジネスマンに大変人気があるようです。 現時点での中古販売価格をみますと、 ￥ 10,057 ￥ 9,800　+ ￥ 257 （配送料） ￥ 13,997 ￥ 13,998　700pt (5%) ￥ 14,972　+ ￥ 350 （配送料） ￥ 16,412 ￥ 19,800 ￥ 19,800　+ ￥ 257 （配送料） ￥ 21,697 ￥ 23,752　+ ￥ 257 （配送料） ￥ 21,697 ￥ 26,927 ￥ 28,000　+ ￥ 257 （配送料） ￥ 29,000 ￥ 64,899　+ ￥ 400 （配送料） ￥ 202,213 でした。 おっしゃるとおり、かなりの高額です。20万円を越えているものもありますね。 大前提としてはもちろん、この価格でも欲しいという人が一定数おられるということがあるでしょう。 販売側としてもできるだけ高く売れればそれに越したことは無いわけですし。 ただ、Amazonマーケットプレイスには、出品商品の価格を自動で改定できるツールや機能があるのです。 これを使用すると、ある商品についてある価格での取引が行われたときに、出品されている同じ商品の価格がその取引実績の価格に追随するようになります。 しっかり価格改定を行おうとすればかなりの手間と時間がかかりますし、商品数が増えれば増えるほどその労力は膨大になりますので、このようなツール/機能を用いるのは仕方が無いことでしょう。 ここで、いったんある商品の取引があったものの、その取引価格がやや高値だったとします。 しかし、自動価格改定ツール/機能の動作としては、出品商品の価格をその価格付近に再設定するだけで落ち着いてしまいます。 その後、その値段では高いと感じる人が多く取引が全く行われない状態になっても、基本的にはほぼそのままの価格の状態で維持されます。 結局何が言いたいのかいいますと、『悪魔の法則』の中古本の、現時点での需給関係を適切に反映した取引価格は、もっと低い可能性がある、ということです。 maenoliさんも言及されたように、その後にこちらの本も刊行されており、こちらは新品でも購入できます。 ＞常識の壁をこえて…こころのフレームを変えるマーケティング哲学 単行本 2005/4/28 ＞『ビジネス版悪魔の法則 ポジティブ思考のウソを斬る』全面改訳の上、刊行することになりました。 https://www.amazon.co.jp/dp/4484051036/ おそらく、将来のどこかの時点で人手が介入するなりして、例えば5,000円程度に値下げされたときに取引が1件でも成立したら、他の価格も一気に下がることでしょう。 どうしても『悪魔の法則』の方が欲しいと考えておられるのでしたら、そのタイミングを見逃さないことが重要かと思われます。 参考にしていただけましたら幸いです。

ダン・S・ケネディ著の「ビジネス版 悪魔の法則―ポジティブ思考のウソを斬る」に高値がつくのは、現在は絶版となっているせいで、入手困難な状況にあるからでしょう。 加えてダイレクトレスポンスマーケティングのスペシャリストとして、ビジネス界のカリスマ的存在を誇る彼の著作の中で、唯一日本語翻訳されたものだからではないでしょうか。古本市場で本書は定価の10倍もの値段で取引されているという状況です。 とはいいましても、タイトルを変えて改訳されたものは現在も定価で入手可能です。「ポジティブ思考の否定」とか、「あらゆる常識を覆す」といったアグレッシブな内容はほぼ変わっていません。Kindle版もでていますね。 ・「常識の壁をこえて　こころのフレームを変えるマーケティング哲学」 ダン・S・ケネディ著　金森重樹監修　池村千秋訳 https://www.amazon.co.jp/%E5%B8%B8%E8%AD... 入手困難なものに付加価値が付きがちですが、内容はそのままで改訳されたものが復刊されているのに、なぜ人の心は手に入りにくいものへと動かされ、高額取引に繋がってしまうのでしょうか。しかしそれが人間の心理なのだといわれてしまえばそうなのかもしれません。 復刊された「常識の壁をこえて」も名著に変わりないと評価されていますので、こちらも機会ありましたら是非ご一読ください。