美容院と1000円カットの営業に必要な免許、サービス内容、利益の違い

はじめまして、こんにちは。以下、調べてきましたので参考にしてみてください。 まず前提として、理容師の免許を持たない人は、たとえ理容専門学校2年を卒業した人であってもお客様に触れることも出来ません。理容師でなければ理容を業と出来ません。そして免許がなければ、法律ではクロスやタオルを巻くこともダメです。 保健所の立ち入り検査があれば、行政指導を受けます。悪質と判断されれば30万円以下の罰金で、さらに悪質だと警察のお仕事になります。 ■1時間あたり人が対応すると、どれだけ費用がかかるか 前提のデータはざっくりで「厚生労働省の賃金構造基本統計調査」の数字を使います。2014年データでは、美容師の平均年収が263万円とのことなので、これをベースにし、月平均労働時間が185時間、つまり時給換算すると1185円くらいですね。 したがって、理容室は利益および諸費用分として、1時間換算で「1900円」。美容院は利益および諸費用分として、1時間換算で「2266円」。1000円カットは利益および諸費用分として、1時間換算で「2800円」。 1000円カットは回転スピードがはやいため、こういった感じでしょうか。

美容院と1,000円カットの違いについて、回答いたします。 美容院と1000円カットの営業に必要な免許は違います。 美容院は、美容師の免許を持ったスタッフが実際にお客様を担当すれば問題ありません。 1000円カットの営業に必要な免許は、理容師の免許です。 こちらも店長または、店舗オーナーが理容師の免許を持っていれば問題なく営業できます。 ただし、両方とも複数の理容師や美容師をスタッフとして雇った場合、責任ある立場の人が管理理容師や管理美容師の資格を持っている必要があるでしょう。 次に美容院と1000円カットのサービスの違いについて回答します。 まず、支払う金額が違いますよね。 1000円カットは、そのままズバリの1000円。 美容室でカットをした場合は、3000円ほど支払う必要があります。 サーボスの内容の違いは、シャンプーなど洗髪サービスの有無です。 1000円カットは、数をこなさなければ売上が成り立たないので、カット後の頭を洗ってくれません。 ですが美容院の場合は、丁寧にマッサージ込みで洗ってくれます。 そのような観点から、美容院の利益率のほうが1人の顧客から得られるものが大きいでしょう。 逆に1000円カットは回転率を上げなければ、利益を上げることができません。 美容院で1人の顧客で3000円に対して、1000円カットは3人の顧客で3000円ですからね。

理容室・美容室・1000円カットの違いは以下の通りです。 ◆営業に必要な資格 理容室： 経営者自身が理容師免許を保有しているか、理容師免許を保有している従業員がいること 理容師が2人以上常駐する場合は管理理容師免許保持者の設置が必要 美容室： 経営者自身が美容師免許を保有しているか、美容師免許を保有している従業員がいること 美容師が2人以上常駐する場合は管理美容師免許が必要 1000円カット： 経営者自身が理容師免許を保有しているか、理容師免許を保有している従業員がいること 理容師が2人以上常駐する場合は管理理容師免許保持者の設置が必要 ◆サービスの特徴 理容室： 剃刀を使った顔そりをしてもらえる 女性のパーマはできない 美容室： ヘアセットやメイクをしてもらえる 待ち時間にお茶が出る・雑誌が読めるなどのサービスが良い 1000円カット： とにかく短時間でカットできる 料金が安いので気軽に利用できる コミュニケーションをとる必要がない ◆利益の違い ここでは分かりやすく、それぞれの平均月収を比較してみましょう。 ・理容室…基本給20～25万 ・美容室…基本給20～25万 ・1000円カット…基本給30～35万 1000円カットの方が客単価は安いですが、その分1時間あたりでカットできる人数が通常の6倍ほどと回転率が良いのが理由です。また、カラー・パーマ剤・シャンプー台といった設備を持たない1000円カットの店舗は経費や安く済むため、従業員の給料に反映されるというわけですね。 理容室・美容室と1000円カットの技術については、正直担当するスタッフによるのでそこまで差はないと思います。ちなみに私は、短時間で済ませたい・疲れているから会話したくないときは1000円カット、今日は自分にご褒美で優雅な時間を過ごしたい・大切なイベントがある(この場合必ず担当を指名)ときは美容室、といったようにそのときの状況で使い分けています。 参考になれば幸いです。