出席者150人の結婚式・披露宴の東京都内の費用・相場

結婚式の費用は挙式の種類や披露宴会場のタイプ、披露宴の演出・食事のグレードで大きく変わります。 質問者様がどの種類の挙式をあげ、どのような披露宴を予定しているのか分からないため、各挙式の費用と披露宴会場のタイプごとに費用をまとめておきます。 【挙式の費用】 挙式と披露宴を一緒に行う方が多いため招待人数が増えたり、場所が違ったりすると挙式の費用が大幅に上がる、と思われがちです。 しかし、挙式は会場に入る人数が決まっている、儀式に招待者が参加しない、基本的に宗教の儀式である、ためオプションで演出を追加する場合を除けばそこまで上がりません。 ●教会式 費用：衣装なし・装花なし・チャペルで挙式のみの場合約10万円 キリスト教の教会でキリスト教徒の方が結婚する際に使われる言葉ですが、現在の日本では商業的な意味合いが強くなっています。このため、教会ではなくホテルに併設されたチャペルや結婚式専門の式場に併設されたチャペルで行われることがほとんどです。 挙式で会場を花で飾る、ブーケトスやフラワーシャワーといった演出をする場合は上記の費用にプラスして平均3～15万円ほど費用がかかります。衣装代はこだわりにもよりますがレンタルで20～25万円程度です。 ※専門式場ウエディングの場合、披露宴と挙式を同時に行う前提で計画が組まれるので150人なら300万円はかかると考えてください。 ●神前式 費用：衣装なし・神社で挙式のみの場合10万円前後、衣装代やメイク代を含めると30～35万円 神社やホテルで式をあげます。教会式とは異なり、親族のみ少人数での挙式が主となります。最近では親族以外も呼べる神社もありますが、社殿面積の関係で招待できる参列者は限られます。 このため、150人全員を招待できるのは披露宴のみとなります。 衣装なしと聞くと10万円は何に使われるのか疑問になるかもしれませんが、参進の儀や修祓（しゅばつ）の儀、祝詞奏上（のりとそうじょう）の儀、玉串拝礼（たまぐしはいれい）といった儀式の初穂料となります。 ※ホテルの披露宴とセットになった神前式の場合は披露宴代が含まれるため小さくても150万円はかかります。 ●仏前式 費用：衣装なし・お寺で挙式のみの場合10～20万円 主にお寺又は自宅の仏壇前で式をあげます。稀にホテルでもあげられます。招待できる人数は親族を含め平均40人ほど。このため、神前式同様150人全員を招待できるのは披露宴のみとなります。 費用は奉告文拝読、念珠授与、式次第などの初穂料となります。 仏前式の場合、衣装は指定のものがない、着付けなどを自分で手配する場合があるといったことから衣装代にかなり幅があります。 一般的には白無垢、色打ち掛け、本振袖ですが、お寺に伝えればウエディングドレスでも式があげられます。 【披露宴の費用】 食事のグレードや演出によって費用が大幅に異なりますが、東京都内で150人を招待するとなると場所が限られてきます。 100人～250人を収容できるホテルや専門式場の価格を調べると320万円～600万円となっていました。披露宴だけ、披露宴＋挙式、様々なプランがありましたが最低でも320万円はかかると思った方がよいと思います。

結論から言うと、300万円は見ておいた方が良いでしょう。内訳などは後で詳しくご紹介していくとして、150人は現実的に大変な面がいろいろとありますので、まずは人数の見直しなどをされてみてはいかがでしょうか？ というのも、150名以上の結婚式の割合は3.3％（芸能人のローラがMCを務める「ハナヨメ」の調査結果）で、華やかなで盛り上がりというかけがえのない価値がある一方で、現実的に行われる例はきわめて稀といえます。ちなみに、ゲスト人数の全国平均は67.3人ですので、100人に満たないのがむしろメジャーなのが昨今の結婚式事情といえます。 また、対応可能な式場も限られてきますから、早めの予約が必要です。また、見学も念入りにしておきましょう。式場側としては何とか採用してもらおうとアピールをしてきますが、テーブルレイアウトを工夫すれば大丈夫などということもままあります。そして、実際当日になってみると、やはり狭かったと感じてしまっては元も子もありませんので、実績があるのかや写真などを見せてもらことを怠らないようにしましょう。お二人のためですので。 とはいえ、お二人で納得の行く式をするためにその人数が必要と言うならば、ぜひともするべきだと思いますので、費用の内訳などをご紹介していきましょう。 内訳としては、ざっくり以下のように想定されます。あくまでも一例のモデルとしてご参考くださいませ。 ・挙式…………… 70,000円 ・披露宴会場……100,000円 ・料理・飲料…1,800,000円 ・装花・壮麗…… 60,000円 ・衣装・美容……400,000円 ・写真・映像……240,000円 ・各種演出………200,000円 ・その他雑費……100,000円 いずれも税抜きでの想定です。また、式場にもよりますが、飲食項目には別途で10％程の費用が発生することもあります。上手く調整することができれば250万円程度に収まりそうな気もしますが、やはりせっかくの大人数での挙式を検討されているのですから、妙なところで安っぽい感じがしないほうが良いでしょう。人数が増えればその分ご祝儀で補える金額も増えますので、あとは実際のイメージとお二人が用意できる金額をはかりにかけて決められば、それに勝る決定はないことでしょう。 また、ご両親への費用負担も結婚式の半分で行われているそうなので、まだされていないならお願いしてみてもいいでしょう。

結婚式は一生に一度のイベントです。ぜひ盛大にやりたいですね。でもお金の問題が難しいのも事実です。ご希望の挙式と披露宴をセットで150人の見積もりは簡単には出なかったので、見積サイトを参考にご紹介し、実費でいくらになるかもお伝えします。 まず、コスパを考えると50人で200万円、100人で320万円が目安になります。単純に100人の1.5倍をすると450万円になりますが、50人からの増額率を考えるともう少し安く済みそうです。 ただし、150人を集められる会場が難しそうです。会場選び次第では予想以上の費用が掛かることも考えておきましょう。 コストを抑えるポイントをいくつか紹介します。 まず、オプションから取捨選択をしっかりしましょう。せっかく有料サービスを受けても、満足度が低いようでは残念です。 次に見積もりはこまめに要求してください。明細が出ていても、人数の変更やプランの変更で思わぬ価格の変化が出ることもあります。 最後に、小物を自分たちで作ることも考えましょう。ちょっと調べれば、簡単に作れるキットが売っていたりします。手作りの方が参加者の満足度も上がることが多いので、一石二鳥です。 以上、参考になれば幸いです。