iPhoneやiPadの買取の際のデータ初期化について

スマートデバイスの売却時は、個人情報を盗もうと考えている人にとって一番の好機です。面倒だと思ってもなるべく他人に任せてはいけません。買い取り店でも初期化が済んでいるか確認はしますが、買い取った時点で初期化せずに持ち込んだ端末から情報を盗まれる可能性があります。フリマやオークションなどの個人間売買においては、なおさら気をつけなければなりません。現代では情報もお金で買う時代です。個人情報は高値で売れる為、悪用する人が後を絶ちません。自分が不利益を被らない為にも、自分で初期化しましょう。 個人情報の削除方法は以下になります。 1.iPhoneとペアリングさせているものがあれば全てリンクを外し、デバイスをバックアップします。 2.iCloud、iTunesStore、AppStoreからサインアウトします。 3.設定の「一般」「リセット」「すべてのコンテンツと設定を消去」の順に進みます。 4.デバイスのパスコードや機能制限のパスコードの入力画面が表示された場合は入力し、「[デバイス]を消去」とタップします。 5.他社のスマートデバイスへ切り替える場合は、iMessageの登録を解除します。 5番までの作業を行うと全てのデータが初期化され、個人情報が残っていない状態になります。この状態であれば買い取り店への査定やオークション、フリマアプリに出品しても安心です。 iPhoneは現在も人気ですので、高価格買い取りをしてもらえるよう、複数の買い取り店に査定依頼することをおすすめします。また、4年以上前の機種やiPhoneの状態によっては、買い取り査定価格よりオークションやフリマアプリへ出品した方が高値の場合もあります。お手元の機種に合わせて売却方法を選択しましょう。