世界的に愛好者の多いトレーディングカードゲーム、マジック・ザ・ギャザリングは、1993年のリリースから数多くのシリーズが発売されてきた。大型セットと小型セットというブロックの概念が廃止され話題となったイクサランの相克シリーズの中でどのカードが高額で買取されているのか、買取専門店10社をリストアップし比較する。
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トレーディングカードゲームの元祖MTG
マジック・ザ・ギャザリングは、1993年にアメリカで発売された世界初のトレーディングカードゲームである。日本ではもちろんのこと、もっともよく遊ばれているトレーディングカードゲームとしてギネスに認定される程、世界中に愛好者が存在する。ゲームの基本的なルールは、ターン制で進んでいく。主に対戦は1対1でおこなうが、大会などでは団体戦などがおこなわれることもある。
カードの山札(デッキ)を用意し、デッキから引いた呪文カードで相手を攻撃していく。最終的に相手のライフを0にしたプレイヤーが勝利となる。カードにはさまざまな効果を生むものがあり、それらを組み合わせることで高い戦略性を生み出す。また、カードごとに特殊なルールが存在しているため、いわゆる捨てカードが少ないこともMTGの特徴と言える。
MTGが発売されて以降、トレーディングカードゲームという新たなゲームのジャンルが確立し、次々と新たなトレーディングカードゲームが生み出された。国内でも人気の高いデュエル・マスターズも、MTGの影響を強く受けたものの一つである。カードゲーム以外にも、コンピューターゲームなどの他メディア展開もされている。
また、MGTは年に数回大会が開催される。この大会には全国から出場者が集まり、好成績を収めた者には賞金が支払われる。さらに年に一度、各大会で好成績を収めた者のみが出場できる世界選手権という大会が存在する。
この世界選手権に出場するものは、往復の交通手段や宿泊地、食事などが全て提供される好待遇を受けるだけでなく、上位の成績を残した者には高額の賞金が支払われる。他のトレーディングカードゲームにも大会は存在するが、その中でもMTGの世界選手権は大きな規模でおこなわれている。
カードの価値、イクサランの相克
MTGには、カードの入手の難易度ごとにレアレティが設定されている。レアリティの低い順からコモン、アンコモン、レア、神話レアに分類されている。トレカのプレミア自体もレアリティに比例するが、一部の強力なアンコモンやコモンカードはレアカードよりもプレミアの付くものも存在する。
イクサランの相克とは、2018年に発売されたイクサランブロックの第二弾でカードの種類は全196+16枚である。特徴としては、2017年に発売されたイクサランのメカニズムを続投しており、カード自体も銀エラの達人/Silvergill Adeptなどイクサランから継続して収録されているものが多い。イクサランの相克からの新メカニズムは、パーマネントを10個以上コントロールすることによって、カードの効果が増すことができる昇殿が挙げられる。
駿河屋
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対策
1件目のアニメやゲーム関連のグッズの販売や買取をおこなう駿河屋では、
- ・神話レアの不滅の太陽/The Immortal Sun:2,500円
- ・神話レアの原初の災厄、ザカマ/Zacama, Primal Calamity:1,900円
- ・神話レアの再燃するフェニックス/Rekindling Phoenix:1,500円
- ・神話レアの時間流の航海士/Timestream Navigator:1,200円
- ・神話レアの炎鎖のアングラス/Angrath, the Flame-Chained:1,200円
- ・神話レアのアゾールの門口/太陽の聖域/Azor’s Gateway/Sanctum of the Sun:1,050円
- ・神話レアの不滅の太陽/The Immortal Sun:1,000円
- ・翡翠光のレインジャー/Jadelight Ranger:750円
と、1,000円以上を超えるカードが7種類であった。また、レアリティは全て神話レアであった。
Nageya
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2件目のMTGの通販、買取専門店のNageyaでは、神話レアの不滅の太陽/The Immortal Sunが1,000円と、1,000円を超える買取は一枚のみであった。他のカードでは神話レアの再燃するフェニックス/Rekindling Phoenixの350円が次いで高い買取金額であった。
とど買取処
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3件目のゲームショップとど買取処では、不滅の太陽/The Immortal Sunが800円での買取が最も高額であった。次いで高い買取額が100円で、こちらは翡翠光のレインジャー/Jadelight Rangerや、原初の災厄、ザカマ/Zacama, Primal Calamityなど、11種類のカードがあった。
ファミコンくん
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ウイルス
対策
4件目のトレカ専門店のファミコンくんでは、
- ・不滅の太陽/The Immortal Sun:1,300円
- ・再燃するフェニックス/Rekindling Phoenix:700円
他にも11種類のカードが100円以上での買取であった。
たいむましん
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対策
5件目のホビーグッズ買取専門店のたいむましんでは、
- ・再燃するフェニックス/Rekindling Phoenix:1,300円
- ・炎鎖のアングラス/Angrath, the Flame-Chained:550円
- ・不滅の太陽/The Immortal Sun:500円
他にも100以上の買取金額のトレカが7種類確認できた。ちなみに、たいむましんでは、買取金額アップキャンペーンをおこなっているときがあるため、キャンペーン中は積極的に買取を検討したい。
C-labo
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6件目のカードゲームショップは、カードゲームショップ カードラボ(C-labo)だ。
- ・再燃するフェニックス/Rekindling Phoenix:1,200円
- ・不滅の太陽/The Immortal Sun:1,000円
他にも100円以上の買取金額のカードが14種類あった。
big webオンラインストア
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対策
7件目のbig webオンラインストアでは、
- ・翡翠光のレインジャー/Jadelight Rangerが250円
- ・再燃するフェニックス/Rekindling Phoenixが200円
- ・オラーズカの暴君、クメーナ/Kumena, Tyrant of Orazcaは30円
と、この3種類のカードが買取対象だ。
トレトク
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対策
8件目のMTG買取専門店のトレトクでは、再燃するフェニックス/Rekindling Phoenixが400円と、イクサランの相克はこの1枚のみであった。
晴れる屋
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ウイルス
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9件目の晴れる屋では、
- ・不滅の太陽/The Immortal Sun:800円
- ・再燃するフェニックス/Rekindling Phoenix:300円
と次いで高い金額であった。他にも原初の災厄、ザカマ/Zacama、 Primal Calamityや、むら気な長剣歯/Wayward Swordtoothなど買取金額が100円を超えるカードは10種類あった。
カードボックス秋葉原店
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10件目のトレカ通販サイトのカードボックス秋葉原店では、
- ・foilカードの再燃するフェニックス/Rekindling Phoenix:3,200円
- ・オラーズカの暴君、クメーナ/Kumena、 Tyrant of Orazca:2,400円
- ・原初の災厄、ザカマ/Zacama、 Primal Calamity:1,600円
など、1,000円を超す買取価格が複数枚あったのだが、こちらの買取金額はブログの一部分に書かれている情報であり、イクサランの相克が発売された当初のものであるため、妥当性は不確かである。いずれの店舗も、主に高額で買取されているのは再燃するフェニックス/Rekindling Phoenixや不滅の太陽/The Immortal Sun、原初の災厄、ザカマ/Zacama, Primal Calamityなどのカードであった。
トレカを高額で買取してもらうテクニック
トレカの買取で最も注意しなくてはいけないことは、カードの保存状態である。一般的に買取専門店に記載されてある買取価格は、傷なしの美品状態での価格だ。トレーディングカードは経年劣化による変色や傷、擦れなどがあると最悪の場合は買取不可となってしまう。
そのため、大切なトレカはカードケースやスリーブに入れて保管するのが一般的である。また、持ち運びしないカードならトレーディングカード用のファイルに一枚ずつ入れておくと、カード同士の接触による擦れを防止することができる。
また、買取専門店では時折買取金額アップキャンペーンや、まとめ売りで金額が上がるキャンペーンを実施することがある。特にまとめ売りは貴重なカードを多く入手したい店舗では積極的に取り入れているため、買取を検討する際には実施している店舗を確認しておくと良い。
この際に買取金額を確認しておき、複数の店で買取金額の比較をおこなうクセを付けるようにしておくと良い。買取金額が記載されていない場合は、多くの店で無料での査定を実施してるため無料査定の利用を兼用しておく。可能な限り複数の店舗で比較をすると良いだろう。
MTGだけではないが、トレーディングカードは時間の経過とともに買取金額の変動があることを頭に入れておきたい。多くのカードは発売された当初の方が高額での買取を期待できるが、なかには入手難易度の高さから時間の経過とともに買取金額が高くなるカードも存在するため、こまめに金額の推移をチェックしておくことも重要である。
ヤフオクなどのオークションサイトで出品する
MTGカードを売買する方法として、専門店での買取以外にもヤフーオークションや楽天オークションなどのオークション系サイトに出品する方法もある。ヤフオクでの出品を確認すると、1枚で出品しているものよりも複数枚まとめての出品が多い。
例えば、
- ・凶兆艦隊の向こう見ず/Dire Fleet Daredevil3枚セット:1,400円
- ・翡翠光のレインジャー/Jadelight Ranger4枚セット:1,400円
- ・炎鎖のアングラス/Angrath, the Flame-Chained2枚セット:700円
で出品されていたが、確認した段階ではどれも入札数は0件であった。他にも単体での出品も見られるが、やはり落札は0件であった。
メルカリなどのフリマサイトに出品する
オークションサイトの利用以外では、メルカリやラクマなどのフリマサイトの利用も手段の一つである。
メルカリでは、
- ・原初の災厄、ザカマ/Zacama、 Primal Calamity:3,000円
- ・不滅の太陽/The Immortal Sun:1,999円
- ・再燃するフェニックス/Rekindling Phoenix:1,999円
と、単体での取引も多く見られた。主要なカード以外でもまとめ売りでの取引も多く、人気の高いカードであれば売買できる可能性が高い。注意点としては、ヤフオクもメルカリも購入者へカードを贈る際には、自身で発送の手続きや準備をおこない梱包までしなくてはならない。
特に梱包はトレカを傷付けないよう、丁寧におこなう必要がある。発送方法もサイト毎に違うため、利用を検討する際には必ず確認をしておくと良いだろう。
トレーディングカード専門のフリマサイトを確認する
フリマサイトのトレーディングカード専門のmagi(https://magi.camp/categories/32/items)でも、イクサランの相克が出品されている。例えば、再燃するフェニックス/Rekindling Phoenixが4枚で6,200円と高額で取引されている。
magiの特徴として、カードゲームごとにカテゴリーが分けられているため検索がしやすく、さらに属性やカードの状態など細かい条件を指定できるため、自分の目あてのカードを探しやすい点が挙げられる。MTG以外にも多くのトレカを扱っているため、一度は目を通してみると良いだろう。
まとめ
今回10件の店でのイクサランの相克の買取金額を紹介したが、おおむね高額で買取可能なトレカが同じ種類であった。しかし、買取金額は各店ごとに大きな差が見られた。
一番高額で買取していたのが駿河屋であったが、たいむましんでは買取アップキャンペーンの実施や、他の店も買取可能なカードの種類が多いなど、それぞれに特徴が見られた。手持ちのカードと相談してどの店を選ぶか、どの方法を利用するかを検討すると良いだろう。