グレンフィディック45年の買取相場・査定情報まとめ

45年もの間、熟成されたウイスキー。その名もグレンフィディック45年をご存じだろうか。オフィシャルではない、シェリー樽でボトラーズの手によって作られるスコッチウイスキーこそが、グレンフィディック45年だ。

この記事では、グレンフィディック45年を詳しく説明するとともに、その買取相場と査定情報を紹介していく。それでは一読いただきたい。

グレンフィディック45年とは？

グレンフィディック45年とは1964年から熟成され、2009年にリリースされた極上の風味を醸し出すスコッチウイスキーだ。ウイスキーマニアをうならすその香りは、一度嗅げば忘れられない。

グレンフィディック45年は、100本にも満たない本数しか販売されておらず、お目にかかることすら珍しいスコッチだ。そのために、幻のシングルモルトウイスキーとも呼ばれている。

グレンフィディック45年の基礎情報

グレンフィディック45年の基礎情報を簡単に説明しよう。

• グレンフィディック1964 45年
• ・内容量→700ml
• ・アルコール度数→59.2%

グレンフィディック45年は手に入る？

グレンフィディック45年は簡単には手に入らない。なぜなら、世界的に見ても販売されている数が少ないからだ。100本未満しか販売されていないのであれば、入手するための競争率が高くなる

当然、100本未満しか販売されていないとわかれば、購入者は殺到する。そのために、グレンフィディック45年は簡単には手に入らない。

当記事では、グレンフィディック45年に販売状況をAmazonと楽天市場のECサイトでリサーチした。しかし、グレンフィディック45年は全て売り切れていた。大きいECサイトをリサーチしても見つからなかったということは、どこを探しても見つからないだろう。それだけレア度が高い。

ただ、グレンフィディック45年は売り切れ状態が続いているが、ECサイトで販売状況の通知を受けることができる。グレンフィディック45年をどうしても手に入れたいのであれば、通知を受け取るように設定しておこう。

ここまで、手に入るかかどうか、ということにフォーカスを当てて説明してきた。以下では、グレンフィディック45年を買い取ってもらうことにフォーカスを当てて説明しよう。

グレンフィディック45年の買取相場

グレンフィディック45年の買取相場は、29,000円〜32,000円となっている。ただ、これはあくまでも相場になるので、方法は次第では30％以上高値で買い取ってもらうことも可能だ。中には、査定額を200,000円と記載している業者もいるくらいに、買い取ってもらう業者によって、買取価格は違ってくる。

ただ、45年も熟成されていて、なおかつ100本も満たない本数しか販売されていないグレンフィディック45年。そこまでレア度の高いものであるのに、それにしては買取相場が低いと感じる方も多いだろう。

ではなぜ、買取相場が低いのか。買取価格が低い理由は、グレンフィディック社がボトリングをしていないからだ。グレンフィディックのウイスキーを樽ごと購入し、ボトリングをするボトラーズがリリースしたものになる。

そのために、グレンフィディック45年はオフィシャルで作られたものではないのだ。それが買取相場が低いという答えだ。

グレンフィディック45年を堪能する

グレンフィディック45年を手に入れたら、それを堪能することをオススメする。なぜなら、レア度は高いが、その割には買取価格が低いからだ。

100本未満しか製造されていないにも関わらず、29,000円〜32,000円でしか買い取ってもらえない。それなら、自分で飲んでしまった方がいい。 買い取ってもらうよりも、グレンフィディック45年を飲んだという体験をする方が有益だ。

しかし、ウイスキーというよりもお酒を飲むことが苦手な方は無理して飲む必要はない。その場合は、たとえ買取価格が低くても買い取ってもらおう。

グレンフィディック45年はいくらで購入できる？

グレンフィディック45年は、42,000円~45,000円で購入できる。とは言っても、前述通りでほとんどが売り切れている。

グレンフィディック45年を本当に飲みたいのであれば、Amazonや楽天市場などのECサイトに張り付いていなければならないほどだ。グレンフィディック45年を手に入れたいなら、前述通りに販売状況の通知を受け取るようにしよう。

グレンフィディック45年の豆知識

先ほども説明したが、グレンフィディック45年はオフィシャルでボトリングされたものではない。ボトラーズがグレンフィディックのウイスキーを購入し、ボトリングをする。

そして、グレンフィディックには年数が違う44年が存在する。そんな情報を詳しく説明していこう。

グレンフィディック44年が存在する

グレンフィディック45年には、年数違いの44年が存在する。値段はあまり変わらないが、一つ大きく異なる部分がある。それは、風味や色合いだ。

グレンフィディック44年は、かなりパフュームな香りがする。パフュームな香りとは、化粧香のことだ。ウイスキーマニアの中には、パフューム香を好む者がいる。そんな人にはもってこいのウイスキーだ。

グレンフィディック44年は色も違う。ウイスキーは本来、深いブラウンを想像するだろう。しかし、グレンフィディック44年はそうではない。かなり濃い赤色だ。まるで赤ワインのように。そんな色合いは、ほかのウイスキーでは味わうことのできない体験をさせてくれるだろう。

グレンフィディック45年はキングスバリー社がボトリングをしている

前述通り、グレンフィディック45年は、グレンフィディックがオフィシャルでボトリングしていない。45年はキングスバリーというボトラーズがボトリングをしている。キングスバリーとは、スコットランドに本社を構え、数々の伝説を残すようなボトラーズウイスキーを生み出してきた会社だ。

1989年に創業したキングスバリーは、メキメキと頭角を現した。今では、ウイスキーマニアの中では、その名を知らない者はいないほどだ。そんなキングスバリーが、グレンフィディックからウイスキーを買い付け、シェリー樽で長年熟成させたものこそが、グレンフィディック45年になる。

カクスストレングス製法

キングスバリーが生み出したグレンフィディック45年は、少し変わった製法で作られる。その方法とは、カスクストレングスだ。カスクストレングスとは、樽（カスク）から直接（ストレングス）ボトリングをする製法だ。

ウイスキーは2つのボトリング方法がある。一つはカスクストレングス。もう一つは加水を行うリミティッドエディションだ。通常は後者でウイスキーが作られるが、グレンフィディック45年は前者で作られる。

そのために、色合いや風味が、熟成期間をともに過ごしたシェリー樽の要素がもろに影響したウイスキーになる。だから貴重だ。二度と同じものは作られることはないだろう。それほど、レア度のたかいウイスキーだ。

ボトラーズウイスキーはオフィシャルとは別物

ボトラーズウイスキーは、オフィシャルで作られるものとは全く別物であると認識しておいてほしい。ここで、ボトラーズで作られるウイスキーと、オフィシャルで作られるウイスキーの違いを簡単に説明しよう。

オフィシャルで作られるウイスキーは、こだわり抜いた大きな樽で熟成される。それも温度管理の徹底された場所でだ。一方でボトラーズの場合は、オフィシャルでは絶対に使用しないような樽を使う。グレンフィディック45年がいい例だ。

グレンフィディックはオーク樽を熟成に使う。しかし、キングスバリーではシェリー樽で長期の熟成を行う。オフィシャルではありえない製法で、オフィシャルで生み出すことのできない味を生み出すものがボトラーズのウイスキーになる。

ただ、ボトラーズのウイスキーには弱点がある。ボトラーズの弱点は、安定した味を供給できないということだ。少しでも熟成期間が変われば、味や風味がまるで違うものになる。 オフィシャルはその逆で、安定した味の供給が可能だ。ここからもわかるよう、両者にはメリットとデメリットが存在するのだ。

グレンフィディック45年を買い取ってもらう方法

グレンフィディック45年は買取価格が低いと紹介したが、方法次第では高値で買い取ってもらえることも十分可能だ。それでは、グレンフィディック45年を買い取ってもらう3つの方法を紹介しよう。

• 1.フリマアプリやオークションに出す
• 2.お酒の専門店に買取を依頼する
• 3.一括査定サービスで買取業者を比較する

それでは説明していく。

フリマアプリやオークションに出す

まず一つ目は、フリマアプリやオークションに出すということだ。フリマアプリといえば、メルカリやラクマ、オークションサイトでいえばヤフオクが有名だ。これらのサービスの利点は、自分で金額を決められることにある。相場価格よりも低めに設定してもよし、高めに設定してもいい。ヤフオクで1円から出品しても面白いだろう。

そんな自由度が高い買取方法こそ、フリマアプリやオークションサイトを利用することにある。しかしこの方法は、自分で発送しなければならないために、何かとリスクがつきまとう上に、送料もかかる。それに、販売手数料も取られる。

サービスの利用者に購入してもらったからといって、100%の利益が出るわけではない。ただ、グレンフィディック45年は、買取相場は安いがレア度は非常に高い。もしかすると、驚きの価格がつくことも十分ありえる。

お酒の専門店に買取を依頼する

続いて二つ目は、お酒の専門店に買取を依頼するということだ。買取を主としている業者が存在する。その中でも、お酒を専門に取り扱っている業者に買い取ってもらう方法だ。

ただこの方法は、店舗に足を運んで査定を依頼しなければならない。そのために、比較をしようとなると、かなりの時間がかかる。マイナスポイントだ。しかし、お酒に関しての専門知識はあるので、相場額を熟知している。納得のいく金額で買い取ってもらえるだろう。

一括査定サービスで買取業者を比較する

最後は、一括査定サービスを利用して買取業者を比較するということだ。一括査定サービスとは、複数の買取業社に一括で査定を依頼するサービスだ。

通常では、自分の足でお酒買取店に査定してもらわなければならない。しかし、一括査定サービスは自宅から簡単に一括で査定を出すことができる。

一括査定サービスの利用方法は誰でも利用できるほど簡単だ。その方法は、自分の買い取ってもらいたいお酒を、指定された項目に入力するだけだ。非常に簡単である。一括査定をした後は、一番高額で買い取ってもらえる業者を選ぼう。

グレンフィディック45年を高額で買い取ってもらえる。ただ、買い取ってもらう前には、ボトルを拭き取っておくこともオススメしている。なぜなら、ボトルが綺麗だと高値で買い取ってもらいやすいからだ。少し手間ではあるが、欠かさないでおこう。

まとめ

グレンフィディック45年はボトラーズであるキングスバリー社がリリースした、幻のシングルモルトウイスキーだ。オフィシャルのグレンフィディックではないために、数十万をこえるような買取価格は期待できない。しかし、45年も熟成されている。非常にレア度が高い。

飲んでもよし、買取を依頼してもよしのグレンフィディック45年。世界には100本も満たない数しか市場に出回っていないウイスキーであるため、手に入った場合は大切に扱おう。

ヒカカクでは、独自の一括査定サービスを提供している。無料で300社以上の買取業社の中から、オススメ業社を5つピックアップしてくれる。その中には、決して悪徳な買取業社は存在しない。買取価格や口コミ、レビューが高い業者を5つ選出し、洗い出してくれる。

使い方は簡単だ。下記のウイスキー情報入力フォームに、グレンフィディック45年と入力するだけだ。たった1分で、300社以上の買取業社の中から5つをピックアップしてくれる。後は、高額で買い取ってもらえる業者を選ぶだけだ。一度使ってみてほしい。