携帯電話の普及により、使用機会が減ったテレホンカード。連絡手段として「公衆電話」を使うという選択肢は、今ではあまり考えられないだろう。
ご自宅に使テレホンカードが大量にある場合、処分してしまいたいと考える方も多いはずだ。しかし、テレホンカードは“金券”と同じ。使おうと思えば使えないこともないので、捨てるのはもったいない。
ここでは、テレホンカードを処分する方法として“最もお得な方法は何なのか”について紹介していきたいと思う。

Phone card / Iqbal Osman1
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こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
捨てる前に換金できないかを考えるべき
テレホンカードは、現在でも使用可能な“金券”の一種。これを捨ててしまうということは、「お金を捨てる」ということと何ら変わりない非常にもったいない行為なのだ。
では、使わなくなったテレホンカードをどのように処分すべきなのだろうか。以下では、“廃棄”以外のいくつかの方法を紹介していこう。
NTTの電話料金を支払うために使う
実は、テレホンカードを用いてNTTの電話料金を支払うことができる。
通話料の支払いにあてる
対象となるテレホンカードは「未使用の500円、1000円カード」で、「加入電話、ISDN、ひかり電話、ひかり電話オフィスタイプ」の通話料を支払うことができるのだ。(基本使用料は対象外。国際通話料に関しては使用プランによる)
これは意外と知られていない方法だが、テレホンカードの金銭的価値をそのまま活かせる“お得な”処分方法だといえるだろう。
テレホンカード1枚につき50円の手数料が必要になってくるが、500円のものであれば450円分、1000円のものであれば950円分の通話料をそのまま支払うことができる。
手続き方法
手続きは「116」へのお問い合わせ後、各種申込用紙を記入して郵便局より「特定記録郵便」としてテレホンカードを送るだけで完了だ。
細かい制限、自身の回線が対象となっているかどうかについては問い合わせの上確認してみるといいだろう。
オークションでの売却
世の中には、あらゆるものを収している「マニア」と呼ばれる方がいる。
もちろんテレホンカードを収集しているマニアの方も存在するだろう。そんな方に向けて、自身が持っているテレホンカードを売却してしまうのも処分方法としては有効ではないだろうか。
価格設定は相場に合わせて
個人間での取引を行うためには、オークションやフリーマーケットなどの方法がある。
値段は自身で決められるので、納得のいく価格設定をすればいいが高すぎると売れ残る可能性が高いので“相場感”に沿った設定をしてほしい。
ただ、相場感と言ってもテレホンカードの場合は“プレミアがついているもの”の判断をつけるのが非常に難しい。
もし自分が持っているテレホンカードが高額で取扱われている商品であっても、それを判断するのは素人には難しいだろう。
プレミアがつきやすいテレホンカード
比較的“アニメキャラ”“芸能人”の絵柄が入っているものにプレミアがつきやすいと言われているので、インターネットで「〇〇 テレホンカード」と一度検索してみると良いかもしれない。
ただし、すべてのプレミアテレホンカードを判断するのは不可能だ。
そういったリスクがあることも承知の上で、フリーマーケットやオークションの利用も検討してみるといいだろう。
専門の買取業者に売却する
もう1つの処分方法としては、「専門店への売却」が挙げられる。
テレホンカードを専門で扱っている店や、金券全般を取り扱っている店などに買取を依頼してみるといいだろう。
店舗によって買取の基準が異なる
先述した“プレミアムテレホンカード”の取扱に関しては、ショップごとに異なってくる。
テレホンカードを専門で扱っているような店ならば、その価値を理解して買い取ってくれるが、金券ショップの場合はテレホンカードの設定金額を元に、一律の値段で買い取られる可能性が高い。
もしも、自分の持っているテレホンカードにプレミアがついているおそれがあるのであれば「テレホンカード買取専門店」に査定を依頼するべきだろう。
買取にかかる費用
売却する際にかかる費用も店舗によって異なるが、無料となることも多い。
「〜円以上の買取金額で無料」「〜点以上同時査定で無料」と条件を定めているショップもあるようなので、その条件に関しては事前に問い合わせた上で適切な店選びをしていただきたい。
無条件で無料買取をしている業者も少なくないので、業者選びの際は「買取にかかる費用」を比較してみても良いかもしれない。
選べる買取方法
また、買取方法に関しても各社が独自に定めている。
以前は店頭に持ち込んでの「店頭買取」が主流だったが、今では自宅にいながら簡単に買取が成立するお得なサービスがたくさんあるのだ。
以下では、各買取方法に関する特徴を紹介していく。
店頭買取は即金交換できる可能性が高い
「店頭買取」は昔から主流だった買取方法として、今でも多くの業者が採用している。
店頭まで足を運ばなくてはならないというデメリットがあるが、その場で査定・買取を行なってくれるので即金を受け取れる可能性が高い。
確かに買取のためだけに店舗に足を運ぶのは面倒だが、買取店舗の近くを訪れた際に気軽に寄るというような感覚で利用してみるのもいいかもしれない。
好きなときに商品を郵送「郵送買取」
時間がない方におすすめなのが、「郵送買取」だ。
自分の売却したい商品を郵送することで、到着次第査定を行なってくれるというシステムだ。
これであれば、仕事で忙しい方であっても手軽に買取ができるだろう。郵送費用に関しては各店舗に訪ねてみるといいだろう。
家で待っているだけでOK「出張買取」
近年最も手軽な買取方法として、各社が導入を始めているのが「出張買取」だ。
ユーザーは電話やメールで買取依頼を行い、日時を決めるだけで決められた場所・時間に業者側が買取にやってきてくれる。
あとは、査定額に納得すれば書類を記入するだけで買取が成立するので、自宅から一歩も出ることなく、面倒な作業なしで買取が実現するのだ。家事で忙しく、家から出られない主婦の方などにおすすめだ。
テレホンカード売却時におすすめの業者を紹介
それでは、テレホンカードを売却する際におすすめの業者を紹介する。
買取方法や業者ごとの特徴をつかんで、自分あう場所を選ぶといいだろう。
NEO-STANDARD(ネオスタ)
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
「NEO-STANDARD(ネオスタ)」は、どのようなテレホンカードでも買い取ってくれる専門店だ。基本的な買取価格を以下に載せておくので参考にしてみてほしい。
●50度数のテレホンカード:110円
●100度数のテレホンカード:150円
●105度数のテレホンカード:150円
●300度数のテレホンカード:400円
●320度数のテレホンカード:400円
●500度数のテレホンカード:550円
●540度数のテレホンカード:550円
●使用済み穴空テレホンカード:残度数の5%
このように、度数によって買取金額が定められているが、「発行枚数が少ない」「人気キャラクター」「シリーズで揃っているもの」に関してはプレミア価格が付く可能性もある。
専門店らしく、しっかりとテレホンカードの価値を理解した査定をしてくれるので安心だ。買取方法は店頭・宅配・出張の3つから選べるので、ライフスタイルに合わせて選択するといいだろう。
ジュエルカフェ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
「ジュエルカフェ」は、ブランド品や時計などを買い取っている業者だがテレホンカードにも対応してくれる。
プレミアムテレホンカードの査定も行なってくれるので、度数による一括の買取にはならないので安心だ。
全国で200店舗以上があるうえに査定・送料全て無料の宅配買取を設定しているので、ユーザーの負担は全く無い。1枚からでも気軽に買取依頼してみるといいだろう。
まとめ
今回は、テレホンカードの処分方法に関して紹介してきた。何かしらの形でお金に換えられるテレホンカードは、ゴミとして捨てたり、他人に譲ってしまうのはもったいない。希少性の高いテレホンカード以外は、大した金額にならないかもしれないが「NTTの電話代に充てる」「金券ショップや専門店に買い取ってもらう」といった形で処分するのがおすすめだ。
あまり使われることがなくなったものの、テレホンカードを買取対象としている業者はまだまだ存在する。当サイト「ヒカカク!」にも、テレホンカードを買取対象としている業者が多数掲載されているので検索してみるといいだろう。業者の評判、ユーザーが利用した際の口コミなども載っているので参考にしてみてほしい。