ヘネシー エクストラ グリーンボトルの買取相場・査定情報まとめ

ブランデーを収集するブランデーマニアにとって、珍しいブランデーや生産本数が少ないブランデーは貴重な宝だ。高額になっているブランデーでも手に入れておきたいというブランデーマニアも多いだろう。

世界中にたくさんのブランデーが存在するが、その中でもヘネシー エクストラ グリーンボトルは特に人気が高い。そこで今回はヘネシー エクストラ グリーンボトルの買取相場がどうなっているのか、高額な査定を受けることができるのかを解説する。

ヘネシー エクストラ グリーンボトルとは

ヘネシー エクストラ グリーンボトルは長期間に渡ってブランデーマニアからの人気が高い品種で、古いものから新しいものまで種類が豊富だ。シャンパンや日本酒は新しいものの方が買取査定の金額も高くなる傾向があるが、ブランデーに関しては逆で古いブランデーの方が高額な買取金額がつくことが多い。ヘネシーエクストラグリーンボトルに関しても同じことが言える。

そんなヘネシーエクストラグリーンボトルだが、似た種類のボトルが存在するので勘違いもされやすい。それがヘネシーXOという種類のボトルだ。

エクストラもXOもボトルの形は一緒なので、勘違いしやすい。ボトルの中心にあるラベルが見極めるために必要な部分で、XOのボトルにはXO、エクストラのボトルにはEXTRAと書いてある。それ以外は全く一緒なので、買取査定に出す際には間違えないように注意しなければいけない。

EXTRAがより古いボトルとなっており、旧ボトルと呼ばれることもある。XOが新しいボトルで新ボトルと呼ばれることもある。ボトルの形は一緒だが、歴史に違いがあると思っておこう。

また、ボトルに付いているキャップに関しても色のバリエーションがさまざまで、色によって買取査定の金額も変わってくる。しっかりとチェックした上で買取査定に出すようにしよう。

ヘネシー の歴史

ブランデーマニアの中では有名で喉から手が出るほど欲しい人も多いだろう。とても綺麗な琥珀色のブランデーできつくない甘い口当たりが特徴的なブランデーだ。特に香りが特徴的でアロマのような香りに夢中になる人も多い。自分へのご褒美として購入する人も多く、人気が高いのがヘネシー社の特徴だ。

そんなヘネシー社の創業者はリチャード・ヘネシーでアイルランド・コーク州で生まれ育った。1750年からルイ15世の近衛隊としてコニャック地方に駐留したことがコニャックの存在を知ったきっかけだった。

コニャック造りにすっかり夢中になったヘネシーは将校の肩書きなどを捨ててコニャック造りに慢心した。フルーティーなぶどうやこだわった蒸留方法、蒸留樽によって、ヘネシーの甘い口当たりを再現することができる。

品質管理にもこだわっており、出荷されるブランデーにグレードをつけている。コニャックのグレードを表しているX．Oというのもヘネシーが生み出したものだ。

そんなヘネシー社だが、以前はウイスキーを作っていた経歴もある。世界的にもアルコールの製造している企業の中では歴史に名を残している企業として扱って良いだろう。

偽物が出回っている

これは買取査定ではなくこれからヘネシーエクストラグリーンボトルを購入しようとしている人に対しての情報だ。ヘネシーのブランデーはその有名さゆえに偽物が出回っていることもある。

ヘネシーエクストラグリーンボトルを購入する予定の人や家にすでにあるという人はボトルを蛍光灯に当ててみればわかる。ボトルの底が緑になった場合は本物だが、ならない場合は偽物の可能性がある。ヘネシーエクストラグリーンボトルを一度、酒屋などに持って行って鑑定してもらうのも一つの手段だろう。

買取相場

ヘネシー エクストラ グリーンボトルの買取相場は実際どれくらいなのか、気になるところだろう。価格帯によっては買取査定に出さないという人もいるので、事前に相場を知っておいて買取査定に出すか検討が必要だ。

ヘネシー エクストラ グリーンボトルの平均買取相場

ヘネシーエクストラグリーンボトルは希少価値が高いブランデーなので、それなりの価値が付いている。これから購入したいという人がいれば購入しても良いが、購入価格は12万円前後となっている。

買取査定に出した場合は年代によっても異なってくるが、4万円前後が相場となっている。買取査定に出した際のブランデーの状態にもよるが、基本的にはそれ以下になることはあまりない。かなり良い状態で保管されているものに関しては7万円まで跳ね上がることもある。差額が激しいのでできるだけ良い状態のものを買取査定に出す必要がある。

一方で、他のブランデーやウイスキーよりも若干低いというのも事実だ。限定本数ではなかったり、人気が高まるようなニュースがなかったことが響いている。

トレンドとなるようなブランデーは買取価格も大きく上がることがあるが、ヘネシー エクストラ グリーンボトルはそれがなかった。そのため、大きく跳ね上がったわけではない。有名になっているブランデーの品種よりは結果的に買取査定も安くなってしまう。

他のヘネシーエクストラの買取相場

ヘネシーエクストラに関してはパラディのような別の種類のブランデーもあるが、そちらの方が高額買取査定される可能性が高い。全体的な相場を見てもグリーンボトルより高額だ。そちらも家庭に眠っていることがあるのでしっかりチェックしたい。

高額買取のコツ

ヘネシー エクストラ グリーンボトルを買取に出すとしても高額査定でなければ買取してもらう気にはならないだろう。ブランデーの買取査定をおこなっている鑑定士も基準を設けて買取価格を決めているので、その基準さえおさえておけば高額買取に近づくことができる。いかにして、これに近づくかが重要だ。そのためにも鑑定士がどこを見ているのかをしっかりと知識としていれておこう。

丁寧に保管しておく

ブランデーやウイスキーは購入して保管しておくことが多いが、ずさんな管理をする人も多い。買って満足してしまい、手入れや管理をそこまでおこなわないという人も多いが、これは大きな間違いだ。もし、買取査定に出すとなった場合にずさんな管理のままにしてしまうとその価値はどんどん落ちていく。しっかりした管理と定期的な手入れをして価値を維持しよう。

ブランデーを管理する際に気をつけることはいくつかあり、まずブランデーを保管する場所に気をつける必要がある。ブランデーを管理する場合、涼しくて暗いところがベストだ。ブランデーを生産する場所がこの環境であり、同じような環境で管理することが必要だからだ。もちろん、温度や湿度管理が可能なボトルセラーを持っているのであれば話は別だが、そうそういないだろう。

一般の家庭であればキッチン下の収納や直接日光が当たらないような場所で保管すると良いだろう。冷蔵庫などに保管をすることも可能だが、どうしても味が変化してしまうので、できるだけ避けた方が良い。

また、一度開封してしまったブランデーに関してはもっと慎重な管理が必要だ。まず開けたキャップはしっかりと締めることだ。ブランデーはすぐに蒸発してしまうのでキャップが空いていると内容量も変わってしまう。

さらに、一度開けたら1年以内に飲むようにしよう。一度キャップを開けると空気に触れ続けてしまうので劣化が続いてしまう。風味も変わってしまうのでできるだけ早くいただこう。可能であればキャップの部分にパラフィルムでフィルタをしてフタを覆うと良い。

付属品はつけて買取査定を受ける

買取査定を受ける際に重要になってくるのは、いかに新品に近いかどうかだ。そのため、購入した当時のものがそろっていれば高額査定になる。つまり、購入した当時についてきた箱なども買取対象になるため、しっかりと付属品もそろえておく必要がある。

また、付属品の箱などもしっかりと手入れしてから買取査定に出すようにしよう。汚れなどがついているだけで減額査定になってしまうこともある。しっかりと事前に準備しておくことが必要だ。

買取査定方法を比較する

買取査定に出す際はいくつかの買取サイトや酒屋を周ってみることをおすすめする。どうしても簡単な方法を選択しがちだが、そのサイトや店舗毎で買取価格は大きく異なる。できるだけ高額買取をしてもらいたいという人は焦らずにどこが一番高額で買取してもらえるのか調査すると良いだろう。

買取方法

ヘネシー エクストラ グリーンボトルを買取査定に出したい場合、さまざまな方法がある。どの方法で買取査定をおこなうのかによっても査定金額が異なったり、査定に出す際の手間が変わってくるのであらゆる方法を考えておくと良いだろう。

ネットでの買取査定

一番オーソドックスで買取査定に出しやすいのがインターネットの買取査定サイトに出す方法だ。買取査定サイトの中には事前にある程度の相場を表記しているものや、写真を撮って送るだけで査定をおこなってくれるサイトもある。

非常に利便性も高く、そこまで手間がかからないのがメリットである。おそらく買取査定に出す人の多くがこういったサイトを使用しているので、査定をおこなう鑑定士も手慣れている人が多い。

一方で、相手側が見えないことや直接交渉することができないというデメリットもある。買取査定にそこまで手間をかけたくないという人はこの方法が最もおすすめと言えるだろう。

酒屋に直接持っていく

どんなアルコール類でも買取査定をしてくれるのは酒屋だ。直接面と向かって対応してもらえるので、安心して買取査定をおこなってもらえる。もし、ネットを通してやり取りするのが不安だという人は近くの酒屋を探してヘネシー エクストラ グリーンボトルを持っていけば買取査定を受けることができる。

酒屋の買取査定に関しては情報が出回っている訳ではないので、ネットで買取査定を受けるよりも高い可能性もある。とにかく、買取査定をしてからのお楽しみというわけだ。

オークションなどの個人間取引

あまりおすすめできる方法ではないが、オークションに出してみるのも一つの手段だ。オークションに出すメリットは自分で買取してもらう金額を決めることができることだ。

普通の買取査定だと、先方に買取査定をしてもらうことで金額が決まるが、オークションの場合はこちらに金額の決定権がある。なので、納得できる金額で買取をしてもらえる。しかし、必ずその価格で買取してもらえるとは限らない。

高額で設定した結果、オークションに失敗するという人も多い。しかし知名度の高いブランデーならそうとは限らない。メルカリではこういったブランデーなどの取り扱いも積極的におこなっており、ヘネシー社のブランデーもいくつかオークションに出されていた。リアクションも多かったため、もしオークションにチャレンジしてみるのであればメルカリが良いかもしれない。

まとめ

今回はヘネシー エクストラ グリーンボトルの買取相場と査定基準を紹介した。ブランデーやウイスキーは買って満足してしまう人も多く、そのまま倉庫などで風化していってしまう。

しかし、しっかりと管理してさえいれば価値あるものも多く、想像よりも高額で取り扱いされているものもある。一度、自分の倉庫などを探してみて昔買ったブランデーなどを見つけてみると良いだろう。そして査定に出す際は複数の買取業者を比較するなどして、満足のいく取引ができるようにしてほしい。