世界的に有名で知らない人はいないというほどのブランド、ルイヴィトン。このブランドではバッグから小物、ドレスなど、さまざまなラインナップが展開されているが、非常に人気のシリーズがあるのはご存じだろうか。
ブランドのアイコンともいえるシリーズ・モノグラムである。多くの人が所持しているヴィトンは高い確率でモノグラムであり、本記事ではそんなモノグラムの中でも廃版となったレイユールの買取・査定情報について紹介していく。
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ルイヴィトン
モノグラム・レイユールの査定情報を知る前にブランド・ルイヴィトンについてしっかりと理解しておこう。ブランドそのものの価値を適切に知ることは買取において非常に有効である。よって本項ではブランドの歴史を見ていこう。
ブランドの誕生
1821年ルイヴィトンはフランス東部のフランシュ・コンテ地方にて生まれた。14歳の頃ルイヴィトンはパリに行くために家出をし、さまざまな人に雇ってもらいながらパリを目指す。
最もルイが好んだ仕事は、彼が非常に知識を持っている木の仕事であった。木を間伐する人を求めていると聞けばそれがパリへの道から遠回りであったとして駆け付けた。そしてそこで木について、さらなる知識を身に着け、パリにたどり着くこととなる。
パリの貴族の間ではクリノンと呼ばれるスカートを収納する箱とそれを収納する荷造りの専門家が求められていた。ルイはこの仕事において皇后から専属で依頼をされるまでとなる。そして、その後ルイの師匠の引退を機に自らの店をオープンする。それがルイヴィトンの原型である旅行鞄のアトリエ・ルイヴィトンである。
偽物の出現とモノグラムの誕生
店をオープンさせたルイヴィトンは、時代の波に乗ることに長けていたため、ルイは交通機関の発達に目を向け、さまざまなアイテムを製造し高い評価を受けることとなる。そして1885年海外初のルイヴィトンストアがオープンする。
ルイヴィトンのアイテムが評価を受けるにつれて、偽物に存在も目立つものとなっていった。しかし、ルイヴィトンはそれに屈することなく生地を変えたり、ダミエ柄を導入したりして更なる成功を収める。
偽物に対抗する手立ての1つとして生み出されたのが、現在ブランドのアイコンともいえるモノグラムラインであった。当時は現在のようなプリントによるものでなくすべて職人の手で描かれ、偽物の流通に大打撃を与えた。
ブランドの拡大と現在
モノグラムが誕生した後、ルイヴィトンはニューヨークやフィラデルフィアなどのさまざまな街での精力的な事業拡大を始めていく。それによりルイの息子であるジョルジュはセントルイス万国博覧会において議長を務めるほどまでに知名度を上げた。
ルイヴィトンはその後も交通機関の発達や旅行に注目したアイテムを打ち出していく。飛行機が海に落ちても沈まないトランクや防水防塵のトランクなど時代にあったアイテムはさまざまなグランプリの常連となった。
急速な人気の高まりに乗じて日本にも1978年ルイヴィトンストアが開かれる。また世界に有名ブランドなどを率いたLVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)が誕生し、世界最大のブランド帝国を築き上げることとなる。そして現在もさまざまなコラボレーションを通して新しいブランドの在り方を追求し続けている。
モノグラム・レイユール
ルイヴィトンのブランドのアイコンともいえるライン・モノグラム。本項ではモノグラムについての知識をしっかり押さえたうえで、廃盤となったモノグラム・レイユールについて紹介していく。
モノグラムとは
ルイヴィトンのモノグラム・ラインは1896年に発表されたモノグラム・キャンバスが最初のものとなる。上記でも記した通り偽物の流通を懸念してそれに対抗するという意味合いで打ち出されたアイテムとなっている。
モノグラムとは英語で組み合わせた文字という意味を持ち、日本の家紋のような花などの模様をかたどったパターンもルイヴィトンの象徴として機能している。またこれは発表当時にヨーロッパで主流であったジャポニズムの影響を大きく受けている。
100年以上の歴史を持つモノグラムであるが、そのラインの種類も大変数多いものとなっている。次項ではモノグラムに存在するラインナップについて簡単に紹介していくこととする。
モノグラム・ラインナップ
本項ではモノグラムラインのものをいくつか紹介していく。以下は現行や最新コレクションのモノグラムである。
- ・モノグラム
- ・ダミエ・アズール
- ・ダミエ
- ・マルチカラー
- ・ヴェルニ
- ・エピ
- ・クルーズ・コレクション
- ・タイガ
最もオーソドックスなモノグラムや市松模様から影響を受けているダミエなど人気の高いものばかりである。この他にも最新コレクションで発表されたモノグラムは多数存在するためぜひ確認してほしい。
続いて以下では廃盤となったモノグラムコレクションをいくつか紹介する。こちらは廃番となっていて入手が難しいため手持ちにある場合は高価買取が見込めるものとなっている。
- ・モノグラムデニム
- ・スハリ
- ・アンティグア
- ・モノグラムミニ
ジャガード織りで作られたモノグラムデニムやヤギ革が使用された上品な仕上がりのスハリなど、さまざまなモノグラムが今まで発表されてきた。興味があればぜひ過去のモノグラムについて調べるのも面白いだろう。
モノグラム・レイユール
それでは本記事のメインであるモノグラム・レイユールについて紹介していく。モノグラム・レイユールは廃番となったモノグラムのひとつでシンプルな縞模様のデザインを採用しているモノグラムである。
レイユールコレクションの中にはルイヴィトン全体を通しても人気の高いトートバッグであるネヴァーフルが含まれている。シンプルなデザインでありながらもルイヴィトンらしさを感じさせ、なおかつ上品な仕上がりとなっている。
大きいサイズのトートバッグだけでなく小さめのポーチなどもあるため、ライフスタイルに合わせた上品さできる点もレイユールの良さである。もし似ているものがあるのならば1度査定に出してみると良いだろう。
モノグラム・レイユールの買取相場・査定情報
ブランド・ルイヴィトンの歴史やモノグラムコレクションについての紹介をしてきたが、以下では買取についての具体的な情報を紹介していく。これらを知ればレイユールの買取についてのイメージはしやすくなりことだろう。
モノグラム・レイユールの買取相場
レイユールの買取相場を調査した結果、レイユールのコレクションのなかでも人気商品であるネヴァーフルが100,000円~162,000円で買取される。非常に人気の高いデザインのものであるため非常に高い価格設定になっているようだ。
ネヴァーフル以外のバッグも非常に高い買取額を期待できるため100,000円前後での取引も見込める。また大きいバッグ以外の小物類は10,000~50,000円で取引されている。(2019年6月28日調べ)
高価買取のコツ
前項では買取相場について紹介したが実際に手元にある商品を今すぐ査定に出すということは避けたい。なぜならば少しの手間で買取額を上げることができるからである。本項では買取額を上げるためのコツについていくつか述べていく。
付属品をそろえる
最も簡単に査定額を上げる方法は付属品をそろえるということである。買ったときについていた箱や袋を査定に出す際に持っていくだけで査定結果には大きな差が出る。より希少価値の高い商品が手元にある場合はなおさらである。
また商品購入時についているストラップやギャランティ―カードも査定に響くため忘れずに用意したい。そしてできるだけ買ったときの状態に近付けるということを意識してほしい。
汚れを落とす
品物の汚れを落とすことも大変有効な手段となる。同じ商品であったとしても汚れありとなしでは鑑定士からの印象も大きく変わってしまう。高額査定の基本はより新品に近い状態で査定に出すことであるため汚れは積極的に落としていきたい。
もし買取額にあまりこだわりがなく早く査定に出したいという人であったら、ほこりを落とすだけでも効果はあるため、最低限ほこりだけ落として査定に出そう。これだけで査定額が上がるためぜひ試してほしい。
早く売る
早く売るということも高額査定に有効である。基本的に高額な査定額がつけられるものはより新しいコレクションのものであるためできるだけ早い買取は良い結果になりやすい。
また、ものはどれだけ丈夫であるといっても保管しているだけでも劣化は進んでいく。よほどの徹底された管理下にない限りは状態を維持していくことは難しい。使用することはないが査定額だけは知らず知らずに下がっているのである。
よって今、手元に買取に出したいレイユールや他のモノグラムコレクションがある場合は、いち早く査定に出すことをオススメする。これを実践することで、より納得のいく買取としてほしい。
買取業者紹介
では実際に買取に出す業者を紹介していこう。いくつかの業者で長所が異なるため、自分の使用用途に合わせて選んでいくことをオススメする。また複数業者での査定も視野に入れてみてほしい。
大黒屋
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
高い買取実績を誇る買取業者である大黒屋。非常に経験と知識を持ったスタッフによって査定されるため、安心して利用することができる点も非常にオススメである。実店舗も全国に200店舗以上あるため、1度足を運んでみるのもいいかもしれない。
買取方法も複数用意されていて使いやすいことも売りの1つである。宅配で品物を送ることによって査定をおこなったり、電話をするだけで査定ができるなど、さまざまな人のニーズに対応する努力が見られる。
LINEでの査定もおこなっていて、普段から慣れ親しんでいるツールを介して利用できることもハードルを低く感じられるため初心者に優しい仕組みづくりがなされている。初めてでも安心して使えるためぜひ試してほしい。
ブランディア
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ブランドの買取において大手であるブランディアであるが、宅配買取が無料ですべておこなえる上に何点でも1度にお願いすることができる。ルイヴィトンに関しては買取強化などを積極的におこなっているため視野に入れておくと良いだろう。
ブランディアでは傷や汚れのある商品であっても買取の対象となるため、他社では買取不可とされた品物を買取してもらえる。もし状態が良くないから買取に出すのはあきらめようとしている人がいたらここを利用しよう。
宅配査定に関しても非常に手間が少なく、インターネットで申し込み後に品物を箱に詰めて電話を1本すれば後は自宅で待つだけで完了する。査定のために時間を大きく使いたくない人にオススメである。
なんぼや
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
独自の運営方法により高価買取を目指しているなんぼや。広告費などを削減することによりコストを大きく上げることに成功し、その分のお金を査定額に上乗せすることで高価買取を実現している。
複数の品物を買取に出した際には買取額が上昇するため、売りたい品物が多い人はより納得のいく金額に近付けるだろう。プライバシーに関する認定を受けていて東証マザーズ上場企業であることなど会社としての信用もある。
実店舗の居心地の良さにも力を入れていて清潔感のあり、落ち着いた空間となっている。また接客に関しても一流ホテル並みの基準で提供されるため、心細いという人であっても利用しやすい雰囲気づくりが施されている。
まとめ
ここまでルイヴィトン モノグラム・レイユールの買取相場や査定情報について紹介してきたがいかがだろうか。ルイヴィトンは、大変人気で非常に評価されている世界的ブランドであるため、その歴史も大変深い。
そのような歴史を知ることは買取に出す品物そのものがどれほどの価値があるのかを知るために大きく役立つのである。よって本記事で簡単にではあるが紹介したブランドの歴史やモノグラムの知識をぜひ確認してほしい。
そしてブランドの価値を理解したうえで高価買取のコツで記したことを実践すれば、高価買取に大きく近づくことだろう。本記事の情報や知識によってより納得のいく査定結果が得られることを心より願っている。