ヴィンテージ薩摩とは、NHK大河ドラマ・西郷どんで話題になり、明治維新の立役者の1人でもある西郷隆盛の出生地の名を持ったウイスキーだ。ヴィンテージ薩摩1984は1,752本のみの限定販売だったため、流通数が少なく稀少なウイスキーとなっている。今回は、そんな稀少な高級ウイスキーのヴィンテージ薩摩に着目し、買取相場・高く売却するコツをまとめた。
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ヴィンテージ薩摩とは?
ヴィンテージ薩摩は、明治5年(1872年)創業の本坊酒造がかつて所有していた鹿児島で蒸留し、その後20年間シェリー樽で熟成。3樽(トリプルカスク)を厳選し、ヴァッティングしたシングルモルトウイスキーで香りも長期熟成されたシングルモルトウイスキーである。
ヴィンテージ薩摩の特徴
香りはシェリー、ナッツ、きな粉、チョコレートと口に含むと、非常にパワフルで、飲んだ後の余韻も長く、甘いウイスキーに完成されている。とても20年物と思えないほど熟成感が深く、ヤフオクなどのネットオークションでは数多く出品されることがない貴重な1本である。
1,752本のみの限定数販売であり、20年物と思えないほど完成度の高さ、そんな価値を理解しておくこともヴィンテージ薩摩を高く売るためにも欠かせない知識の1つであろう。
ヴィンテージ薩摩を作り出した背景
日本で初めて蒸留されたジャパニーズウイスキーの歴史は昭和4年から始まった。その20年後、戦後まだ間もない昭和24年(1949年)にマルスウイスキーが誕生し、高度成長期の昭和30年から40年代には日本人の間でもウイスキーが定着し始め、それに従い、やがて日本各地で独自の作られた地ウイスキーブームに発展する。
マルスウイスキーは、そんな背景を元に地ウイスキーの中でも、西の雄と呼ばれるほどとなり、当初、鹿児島で始まった蒸留は、昭和35年(1960年)には山梨に、昭和60年(1985年)には、長野に移り現在に至る。ヴィンテージ薩摩は、創業当初の鹿児島で蒸留されたウイスキーであり、そのため、いかに稀少なものかがうかがえる。
ヴィンテージ薩摩の査定情報
ここからは、ヴィンテージ薩摩の買取相場をみていこう。売却を検討している方は、この項目をしっかりと読めば、うっかり低い査定額で買取を依頼してしまったという後悔せずに済むはずだ。特に重要な部分となっているので、読み飛ばさずしっかりと頭に入れてほしい。
ヴィンテージ薩摩は高額での買取の可能性が高い
ヴィンテージ薩摩は、1984年に1752本だけ製造、販売された希少性の高いものだ。それだけに高額な値段で取引される可能性が高いことが予想される。加えて、すべてのボトルにロット番号と樽番号が記載されているため、1本1本の価値も高くなる。
もし自宅にヴィンテージ薩摩が眠っていて、1度も開栓していない状態で、このウイスキーをどうしようかと悩んでいるなら業者に買い取ってもらうのも1つの手段ではないだろうか。
ヴィンテージ薩摩の買取相場
ヴィンテージ薩摩は希少性が高いため、ヤフオクでの出品も少ないため入札・落札情報が少なく買取相場がわからないという方も多いかもしれない。それだけ出品者、買取情報がないということは、逆を返せば、希少性が高いため出回っていないということだろうと推測される。
ビンテージ薩摩を高く売るためには?
ここでは、希少性の高いヴィンテージ薩摩を少しでも高く売るためにコツについて紹介していく。以下の5つについては最低限把握しておこう。
限定品は高額買取される
ヴィンテージ薩摩に限らず、販売数に限りのある限定品は高く売れる。1752本と非常に少ない本数のみの限定品であるヴィンテージ薩摩は高価買取が期待できる。
ボトルの状態をキレイにしておく
査定に出す前に眠っていたヴィンテージ薩摩のボトルについたほこりを拭ききれいにしよう。これだけでも査定に好印象を与えることが多い。ヴィンテージ薩摩はすべてのボトルに樽番号とシリアルナンバーが記載されているため、この部分が見えることが重要なポイント
いくらヴィンテージものだとしても肝心なシリアルナンバーや樽番号が見えなければ、ただの古いお酒といった印象は否めなくなり、買取金額が低くなってしまう可能性も考えられる。
保管状態を確認しておく
ウイスキーは1度でも開封してしまうと買取価格は大きく定価し、業者によっては買取を断られる場合も少なくない。そのため、買取依頼をする場合には、未開封であることは最低条件である。
商品の保管状態はウイスキーのキャップ部分にあるフイルムで簡単におこなうことができ、フイルムが全く破けていなければ未開封な状態なことは一目瞭然だ。開封した覚えはないもののフイルム部分が変色している場合には、液漏れや蒸発している可能性があるため、保管状態を確認する意味からも1度確認しておくべきである。
箱があると高く売れる
箱がある場合は、一緒に査定に出すと買取金額が高くなる可能性がある。特に古いウイスキーマニアやコレクターにとっては、箱付きのヴィンテージウイスキーは人気が高い。もし未開封のままならば、箱を開いてしまうと買取金額が下がるため、そのまま査定・買取に出すようにしよう。
複数の買取業者に見積もり査定を依頼する
ヴィンテージ薩摩を売りたい際は、買取業者の選定にも的を絞っていきたい。査定は1社だけではなく、複数業者ですることが重要なポイントだ。買取業者によって選定基準が異なるため、同じ商品でも査定金額に差が生じてくる。そのため複数業者での査定を依頼し、少しでも高額買取する業者を利用しよう。
おすすめ買取業者
ウイスキーを含め、酒類の買取をしている業者は少ないが、その中でも安心して買取査定・依頼ができる買取業者を選ぶ際のポイントは、売却したい商品の買取価格、買取にかかる手間、買取依頼時の対応の早さなどがあげられる。おすすめの業者を下記で紹介するので、ぜひ参考にしてほしい。
大黒屋
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ヴィンテージ薩摩の買取価格を調べた際に、大黒屋のみ取引価格が提示されており、7万円で取引がおこなわれていた。大手の酒造でもなく、また歴史としても20年物とさほど古いというほどでもないのに7万円という金額は、販売数の少なさによる希少性の高さだろう。大黒屋の本社は東京にあり、株式会社大黒屋が運営する買取業者だ。
総合買取業者としての歴史と実績、信頼度が高く、酒類の買取にも力を入れているため、安心して依頼することができる。査定方法に関しては、査定依頼をスムーズにおこなえるよう電話査定・無料メール査定・LINE査定に対応している。また買取方法も宅配買取・出張買取・店舗買取に対応しているため、自分の都合に合わせて買取方法を選ぶことができる。
さらに査定の送料、出張料など手数料はすべて無料となっているのでヴィンテージ薩摩以外にも売却できる。まとめて商品を売りたいときにはぜひ活用しよう。
買取リカーズ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
買取リカーズの本社は酒類の製造が豊富な石川県にあり、株式会社JUSTYが運営の酒類の買取に特化した買取業者である。酒類に特化しており、お酒のプロが査定するため、安心して酒類の買取を依頼できる上に手間もかからない。安く買取される心配がないのも重要なポイントだ。また多数の飲食店と提携していることから総合リサイクルショップや質屋よりも高価買取が期待できる。
買取方法は宅配買取をおこなっており、全国どの地域でも利用することが可能だ。見積料、梱包キット、往復の送料、振込手数料はすべて無料で対応している。査定も見積もり査定、買取まですべて自宅で完了できるため、空いた時間にお酒を買取リカーズに送るだけで手間がかからず、買取依頼もwebまたは電話申し込みが24時間可能であるため、気軽に依頼できる。
お酒に特化した買取業者なのでウイスキー以外でも酒類の買取の依頼ができるため、自宅で眠っているお酒が多くある場合にはぜひ活用しよう。
ファイブニーズ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ファイブニーズも酒類の買取専門店としておすすめの買取業者だ。サービスが充実している上に対応も早く酒類に特化した買取業者なので、安心して買取依頼をすることができる。査定方法は、オンライン・電話・写メ・画像・FAXのいずれかでおこなうことができ、自分の都合に合わせた方法で査定依頼が可能だ。
ファイブニーズは見積もり査定のスピードが早く買取価格をすぐに提示してもらえるのも特徴の1つである。買取方法も出張買取があるので自宅で買取をしてもらうことができ、査定とともに無料でまとめ売りをすると査定額がアップする。売りたい酒類が数多くある場合には、まとめて無料買取査定に依頼し価値を確かめてみよう。
まとめ
今回は、販売本数が少ない希少性の高いヴィンテージ薩摩の買取査定情報について紹介した。ヴィンテージ薩摩はボトルに樽番号とシリアルナンバーの記載があるため、高価買取が期待できる。
買取に出す前には面倒だからと1社のみに査定依頼をするのではなく、複数業者に依頼し比較することで満足のいく買取をすることが可能だ。ヴィンテージものは人気も高く、買取価格も高額になることが多いため、この機会に自宅で眠っているウイスキーや酒類があればまとめて査定を依頼してみよう。