本好きの人は、毎週何かしらの本を買っているのでは無いだろうか。そうなると、次々と本が買い足され、本を置くスペースがなくなっていくだろう。
また、部屋の掃除をしていて、いらない本が出てくるなどもあるだろう。そうした時、本の処分を検討し始めるのではないだろうか。処分する本が、多くあればあるほど、処分方法をどうしたらいいのか分からないといった人もいる。
そこで今回は、古本を処分する方法を紹介していく。また、古本を処分するために売る方法も検討する選択肢の一つであることも紹介していくので、検討してもらいたい。
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古本の処分方法とは?
古本は一冊であれば、処分は至って簡単だが、それが何十冊にもなると、捨てるのが大変になってくるものだ。そうして、放置することでさらに処分する古本が増えてしまい、今度こそ処分しようとする人もいるのだろう。
処分方法は、処分したい古本の冊数などによっても異なってくる。そこで1冊の処分方法から、複数の古本を処分する方法を紹介していく。自分のケースと合致した方法で処分に取り掛かろう。
紙ごみとして古本を処分する
古本は、基本的に新聞紙などと同じように紙ごみとして処分することができる。この方法であれば、一度は利用したことがあると思うので、捨てやすいのではないだろうか?
紙ごみとして処分する場合は、指定された日時や場所に出さなければならない。また、複数の古本を捨てる時は、しっかり紐などで縛っておいてあげるのがマナーである。バラバラのまま捨てないようにしよう。
さらに、処分したい本が多い、朝早く起きられないといった場合に、前日の夜に出している人を見かけるが、このような行為は危険なので避けるべきといえる。なぜなら、古本に火をつける輩もいるからだ。もしあなたが出した古本に火をつけられて火事になってしまったら、責任を問われる場合もある。そうした被害に合わないためにも決められた日時、場所に出すように心がけてもらいたい。また、あまり早く出してしまうと、誰かに持って行かれてしまう可能性もある。持って行った本を勝手に売られてしまうかもしれないので、あまり早く出し過ぎるのも控えた方がいいだろう。
不用品回収業者に依頼する
処分したい古本が、何十冊もあって自分一人では持ち運びが難しいといった場合は、不用品回収業者に依頼する方法もある。不用品回収業者は、家まで取りに来てくれて、古本を運び出してくれるので、重い本を処分できそうにない人は頼ってみるのもありだ。
しかし、不用品回収業者に依頼する場合は、しっかりその業者を吟味しなければならない。なぜなら、不用品回収業者の中には悪徳業者が存在しているからだ。もし悪徳業者に依頼をしてしまったら、無料で引き取るといっていたにも関わらず、搬入が終わると高額請求をされてしまうかもしれない。しかも、不用品回収業者は、業者によって費用がまちまちなので、費用相場の把握がしづらい。そのため、妥当な値段なのかどうかの判断がしづらくて、請求されたまま支払ってしまっている人もいる。さらに、費用を払ったにもかかわらず、その業者が山林などに捨ててしまうケースもある。環境汚染にもつながるので、本当に信用できる業者なのかしっかり確認する必要があるのだ。
不用品回収業者に依頼する方法は一見メリットの方が多いと勘違いしやすいが、デメリットもあるので、しっかり判断した上で依頼をするようにしよう。
図書館に寄付する
古本を処分する際は、捨てるのではなく“寄付”という方法も検討してみてはいかがだろうか?状態がいい本などは、寄付すると喜ばれるケースがある。幼稚園、保育園、図書館、老人ホームなどで寄付を受け付けているところがある。
しかし、すべての場所で古本の寄付を受け付けているわけではないので、寄付をする際は事前に確認をしてから送るようにしてもらいたい。自分が大切にしてきた本を有効活用できる機会でもあるので、近くに寄付できそうなところがあれば、試してみるといいだろう。
友人に譲る
読書好きの友人がいる場合は、古本を処分する前に声をかけてみるのもおすすめだ。もしかしたら、処分しようとしていた古本がちょうど欲しかった本かもしれない。また、有名な本であれば、誰かが欲しがるかもしれない。処分に出す手間が省けるうえに、その古本を語り合う仲間をゲットできるチャンスになるかもしれないので、SNSなどでも呼びかけてみよう。
また、友人だけではなく、家族に譲ることもいいだろう。自分の周りの人に声をかけてみてもらいたい。
いらなくなった古本を売って処分する
上記では古本の処分方法を紹介してきたが、処分方法の中には費用がかかるものもある。処分するだけなのに、費用をかけるのはもったいない気もするだろう。そこで、いらなくなった古本を逆に利用して臨時収入にしてみてはどうだろうか?
ブックオフなどの古本を買い取りしてくれるところに売りに持って行くのだ。ほとんどの本は、10円~30円程度になってしまうかもしれないが、それでもプラスになる。しかも、中には高額買取される古本もあるので、処分する前に買い取りに出す方がいいだろう。
下記では、古本の買い取りを行なっている業者を紹介するので、参考にしてもらいたい。
ブックオフ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ブックオフは誰でも知っているように、古本の買い取りをおこなっている。買い取りでは、4つの方法が用意されており、宅配買取、出張買取、店頭出張買取、持ち込み買取がある。このように依頼方法が複数あるが、かなり条件が厳しく設定されている。持ち込み買取以外の方法では、売りたい古本の冊数が非常に重要になってくる。なぜなら、20点以上ないと条件を満たせないからだ。この条件が満たせないと申し込みができないので、まずはどれくらいの古本を売りたいかをしっかり確かめておく必要があるだろう。売りたい古本が20冊に満たない場合は、持ち込む方法しか残されていない。あなたがどの方法でできるのかしっかり確かめた上で、査定依頼はするようにしよう。
本買取アローズ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
本買取アローズでも、古本の買い取りを行なっている。この本買取アローズでは、査定料、送料、手数料、梱包材が無料になっているので、負担が少なく利用しやすいだろう。
この業者は、宅配買取になっている。買い取りの流れは、申し込みフォームから依頼をする。この際梱包キットを依頼すれば無料で届き、その場で詰め込んで持って行ってもらうこともできるし、後日集荷してもらうこともできる。梱包する際には、売りたい古本と身分証明書、宅配買取申込書を同梱する。古本が集荷されて、到着次第査定に入る。査定金額は、当日~2日以内に連絡が来るようになっている。査定金額に納得すると、24時間以内に口座に入金がされる。とにかくスピードが速い点が特徴だ。
不要になった古本を高く売る方法
古本を買い取りに出すのであれば、少し工夫してみよう。その工夫次第で査定額が高くなる可能性もある。
発売日から日を置かずに売る
新刊で買った本を売ろうと考えているのであれば、できるだけ日を置かずに売りに出すようにすべきだ。発売日から古本を求めている人もいるので、業者としても需要が高いと判断できるため、買取価格が高くなるのだ。
絶版になっている古本は高値で売れる場合もある
特に高額買取になりやすいのは、もう出回っていない本だ。つまり絶版になってしまっている本になる。絶版の古本は、希少性が非常に高いため高く買い取ってもらうことができるのだ。随分前に買った本を売る場合は、その本が今も売られているのか確認しておくのもいいだろう。
シリーズ物はまとめて売る
シリーズものの古本も中にはある。そうした古本を売りに出す場合は、単品で売るよりも、セットで売った方が高い査定額がでる。買い取り側としてもセットで販売ができる上に買われる可能性が高いため、高額で買い取りを行なうのだ。
まとめ
古本は、処分したい冊数で処分方法が異なってくる。数冊であれば、紙ごみとして処分するといいだろう。しかし、何十冊も処分する場合は、不用品回収業者に依頼した方がいいかもしれないが、悪徳業者には注意してもらいたい。さらに寄付などもできるので、そういった観点もあることを覚えておくといいだろう。
また、古本は処分する前に買い取りをしてもらえるか査定してもらうといいだろう。もし、買い取りをしてもらえるのであれば、臨時収入が入ることになる。しかし、宅配買取などは20冊以上はないとしてもらえない場合もあるので、冊数には注意してみておくといいだろう。
このように古本を処分する方法はたくさんあるので、自分のケースに合った方法を見つけて処分しよう。
参考:ブックオフで古本買取は時代遅れ?宅配買取で評判の古本買取業者まとめ