「日本のゴッホ」「裸の大将」と呼ばれた山下清。貼り絵を中心に色紙や版画など、数多くの作品が高値で取引されている。絵画作品によっては数百万単位の買取価格がついているため、かなり高額査定が期待できるだろう。
もしも「これは山下清の作品かな?」「いくらになるか気になる」と思ったら、本コラムで紹介する買取情報を参考に、一度査定へ出してみてはいかがだろうか。
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山下清の貼り絵は学園生活で生まれた
山下清(やましたきよし)は1922年に東京の浅草に生まれた。幼少期に重い消化不良を患い、軽い言語障害と知的障害が後遺症となる。少年期に千葉県の養護施設である八幡学園に入園し、学園生活の教育の一つであった“ちぎり紙細工”と出会う。このとき山下清の貼り絵の才能が開花する。
学園で作成した貼り絵は早稲田大学で開かれた特異児童労作展覧会で展示された。さらに、銀座の画廊で開催した初めての個展は多くの人から注目を集め、安井曽太郎などの著名画家たちからも高い評価を受ける。
リュックを背負った15年の放浪生活
山下清は18歳の頃に学園を後にし、リュックサックを背負って全国の旅にでかける。およそ15年の放浪生活を終え、再び個展を開く。全国巡回展は約130回開かれ、来場者は500万人を超えた。
山下清の作品には花火や桜島などの風景絵画が多く残されているが、旅先で作成することはほとんどなく、八幡学園や自宅に戻ってから記憶をもとに描くというスタイルだったようだ。
1961年には式場隆三郎らとともにヨーロッパ旅行へ出発。約40日間滞在し、各地の名所を絵に残した。晩年は「東海道五十三次」の制作を志し、東京から京都までのスケッチ旅行に出かける。5年の歳月をかけて55枚の作品を残すも、1971年に死去。享年49歳だった。
山下清の絵画・色紙作品
山下清の芸術作品は、貼り絵だけでなく、油彩や水彩画、色紙絵などが存在する。特に「長岡の花火」が有名な絵画として知られているが、他にも以下のような代表作品がある。
- ・富田林の花火
- ・チューリップ
- ・両国の花火
- ・富士山
- ・ロンドンのタワーブリッジ
- ・諏訪湖の桜
- ・はにわ風呂
- ・トンネルのある風景
緻密で色鮮やかな貼り絵作品を発表した山下清だったが、中でも特に“花火”が好きだったようだ。花火大会が開かれると聞くと全国へ足を運び、度々花火の情景を作品にしている。
また、全国各地の旅先ではペン画の色紙を多数残しているようだ。しかし、山下清は画壇に所属していなかったため鑑定が難しいと言われており、鑑定を依頼するなら豊富な実績と経験を兼ね備えた美術専門店に依頼するのがベストと言えるだろう。
山下清の鑑定は総合美術買取センターにお任せ
山下清の絵画・色紙・版画などを売ろうと思っているなら、総合美術買取センターがおすすめ。
総合美術買取センターでは、美術品を専門に取り扱っており、山下清だけでなく、現代アートやファインアートなど幅広いジャンルの美術品を買い取っている。各ジャンルに特化した鑑定士が在籍しているため正確な価値を見極めているのだ。
関東地方だけでなく全国に対応!
また、店頭買取だけでなく、出張買取や宅配買取にも対応しているので、忙しい方でも遠くに住んでいる方でも都合に合わせて利用することができる。もちろん絵画・色紙・版画の買取における査定料や送料、振込手数料などは全て0円。
さらに総合美術買取センターでは東京都内や関東地方での買取を強化しているので、より高額査定が期待できるのではないだろうか。
まとめ
山下清は、旅のお礼として色紙や絵画を贈ったケースもあるため全国各地に作品が残されていると言われている。中には遺品整理や生前整理の際に昔の作品が見つかることもあるようだ。
絵画・色紙・版画によっては、かなりの高値がつくこともあるため、正確な価値を知るためにも査定へ出してみてはいかがだろうか。気軽に相談してみて欲しい。
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