お酒の買取をしたことはあるだろうか。お酒を買取する理由としては、知人からお酒をもらったが飲む機会が見つからない場合が考えられる。これから飲む予定がないのならば、買取をしてもらうことでそのお酒が無駄になることにはならない。
そんな家の中で眠っているお酒の中には高額で取引されている商品もある。今回は、お酒の中でも山崎バーボンバレル2011を買い取ってもらう際の査定金額情報について考察していく。一般的な査定額を紹介するだけではなく、どうしたら高額で買い取ってもらうかについても説明する。
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山崎バーボンバレル2011とは
ここでは、山崎バーボンバレル2011とはどのようなお酒か特徴や価値を解説していく。
山崎のウイスキーから選び抜かれたもの
山崎バーボンバレル2011とは、数字が示す通り2011年にサントリーが販売したシングルモルトウイスキーである。この商品は、限定シングルモルトシリーズであることからも、中古市場としては価値の高い商品として取引されている。そのための施設として、サントリーの創業者である鳥井信治郎が京都の郊外に造った蒸留所である山崎蒸留所は、日本で最も古い蒸留所として知られている。
蒸留所がある地である山崎は名水の里としても知名度があり、名水100選として選ばれている。茶道で有名な千利休もその水源を使用してお茶をたてたといわれている。そのような名水を使って山崎のモルト原酒が作られているが、今回紹介する山崎バーボンバレル2011はその中からさらに厳選をしていることが大きな特徴だ。
バーボンバレルの特徴
バーボンバレルとは、ここではウイスキーを保存するための樽である。特に、バーボンウイスキーの熟成に使用された樽のことを指している。たるの素材としては、北米で育ったホワイトオークを使用している。
この素材を使うことで、バニラのような甘い香りを引き立たせることができるようになり、内面を焼き付けることでこの香りは一層引き立たせることが可能だ。バーボンバレルは、内容量が180リットルで比較的通常のウイスキーの樽よりも小柄になっている。小柄になっているからこそ、その土地の風土に影響を受けやすいことからも、その土地ならではのお酒ということもできる。
ノンチル・フィルタード製法と呼ばれている、冷却ろ過を使用しないことで、樽で熟成したという特徴を最大限まで引き出すことに成功した。このことが熟成樽の香味による違いを比較しやすいようにしてくれている。
特徴的な甘い香りとその価値
アルコール度数は48パーセントで、度数で考えるなら通常のウイスキーよりも少々高めの数値であるといえる。バニラやハチミツのような甘い香りがして、このような甘い香りがするウイスキーは山崎蒸留所ならではの特徴である。特に、包み込むような甘い味わいが後味として残るのはシングルモルトウイスキーの中でもバーボンバレルを使用した山崎バーボン2011だからこそ実現できる。
樽を使用していることからも、甘い香り以外にもウッディな余韻を楽しむことが可能だ。10年以上熟成させた原酒を元にして17年以上の長期間熟成をしたものを組み合わせることによって香りがさらにプラスされている。数量限定で販売されていたこともあって、希少価値が上がることで買取価格を押し上げる要因にもなった。
山崎バーボンバレル2011の歴史
サントリーが販売した山崎バーボンバレル2011は2011年の10月25日に希望小売価格9,000円で発売された。他にも、数量限定のシングルモルトが販売されて計4種類の商品が存在し、バーボンバレルはその中の一つである。商品に関しては、山崎蒸留所でウイスキーの製造が初めて開始された年から60年が経過した記念としてブランドが新たに誕生した。
それから、山崎は世界的に人気を誇る国産ブランドにまで上り詰めた。このような人気を受けて、山崎蒸留所で2009年～2010年に製造されたのがバーボンバレルである。バーボンバレルは、商品名が山崎バーボンバレル2011となっている。この理由は、2009年～2010年にかけて販売された商品が高い評価を受けたことを受けてその期販売期間の翌年に再度生産された商品であることから2011年になっている。
味わい方や楽しみ方
ウイスキーは、赤みがかった黄土色をしているので、その琥珀色に近い色を楽しむことができ、透明なグラスに注ぐとその色をはっきりと見て取ることができるだろう。ボトルを開けたときには、その香り豊かな匂いが立ち上り、まだ飲んではいないのにその魅力を十分に堪能できる。まずは、一口含んでみることでそのバニラの香りとハチミツの香りを楽しむことができる。
ウイスキーは強い味がすると思われがちなのにマイルドな口当たりになっていることに驚くはずだ。特に、マイルドな口当たりがウイスキー自体を初めて飲むような場合でも、女性にも飲みやすいものにしてくれるといえる。この時点では、何も水割りをせずに飲むことがポイントになる。
水割りを先にしないことでその種類のウイスキーの特徴を鋭い感覚で知ることができるからだ。続いて、水割りをしていくが大きめの氷を溶かしながらロックで飲むこともおすすめだ。ウイスキーの味が少しずつ変化していくという味の楽しみ方ができるだろう。
お酒に合わせるマリアージュとしては、似たような香りや味のものと組み合わせることで相性がよくなるだろう。たとえば、ハチミツ入りのチョコレートはハチミツの香りがするこの種類のお酒の特徴を十分に生かすことができる。さらに、バニラアイスクリームを活用してもよいだろう。
フルーツと一緒にする場合はデーツなどの甘いドライフルーツにするとよりマッチさせることができる。食前酒として使用しても、食後のリラックスに使用する場合でも最適だ。
実際の買取相場
中古で売ると考えると購入した当時の販売価格よりも安くなるのではないかと考えてしまう場合もあるかもしれない。しかし、お酒の場合はその貯蔵機関が長ければ長いほど、限定ものであればあるほど販売価格よりも高額で買取をおこなっている場合がほとんどだ。
注意しておきたいのは、未開封であるということである。手持ちのお酒が未開封であることを確認しておこう。お酒の買取価格は、業者によって異なっているのでできるだけ高く売ることができる業者を確認しておきたい。
大黒屋の買取価格とポイント
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
大黒屋で買取をすると山崎バーボンバレル2011は、65,000円程度で売ることができる。大黒屋の特徴は高く買い取って安く売るということからどこよりも高く買取できるとしていることだ。全国50店舗以上で店頭買取をおこなっていることも、あまり場所を選ぶ必要がないということになるので、強みだといえる。
ただし、買取の基準をクリアしていなければならないので、その基準を満たしているならば最適な買取業者だ。たとえば、開封していないということはすべてに共通することだが、ひび割れや致命的なかけがあると買取をおこなうことはできない。それ以外にも、液漏れや個人名が印字されているものに関しても買取不可なので注意しておこう。
査定をしてもらうには電話やメール以外にLINEでも査定をしてもらうことができるので、店頭まで赴く必要がなく便利に活用可能だ。実際に売る場合には宅配買取をすることもできるので、家から一歩も出ずに買取作業を依頼できることから、忙しくて家から出られない場合にはおすすめだ。
オークションで売る場合
ヤフオクなどを中心としたインターネットオークションを活用することには、出品者自らが価格設定できるという利点がある。オークションでは平均価格が66,000円になっている。
商品が売れない場合には、売ること自体ができないので他の買取業者にあたってみる必要がある。しかし、オークションの強みとしては、10万円以上で落札することもできるので今すぐに売る必要がないのならば、試してみる価値は十分にある。
できるだけ高く売るためには
お酒の販売ルートに関して、海外にも販売ルートがあると高く買い取ってもらうことができる可能性がある。できるだけ国内以外にも販売ルートを持っている業者を選択することがおすすめだ。その他にも、どのようにすれば高額な価格で鑑定をしてくれるかということを紹介しておこう。
ボトルの状態を確認する
ボトルの状態はできるだけきれいな状態であるほど高い業者側が査定額を提示してくれるといえる。ラベルが剥がれかけてしまっていると減額対象になるので注意が必要だ。売る時期がまだ近づいていないような場合には傷が付かないように保管をしておくことがいい状態で売ることには大切になる。
箱や付属品があればとっておこう
何か物を売ろうとしている際にはすべてに共通していることであるが、商品に関係するものがあったらそれは取っておいた方が高く売ることができる。山崎バーボンバレル2011はボトルだけではなく、箱に入っている商品であるため、査定をしてもらう際には中にボトルを入れた購入当時と同じ状態で引き渡すようにしよう。また、それ以外にも付属品が一緒についていた場合にはそれも商品の一部として査定をしてくれる。
できるだけ買取業者の比較検討をしよう
買取業者の査定額が他の場合よりも1万円も高く査定額を出していることに後から気づいたら、後悔してしまうだろう。そのようなことにならないように、できるだけ比較をするように心掛けよう。
比較をする場合には買取比較サイトを活用することで、買取してもらいたいお酒の名前を検索すればランキング順で業者ごとの鑑定価格を知ることができるので、おすすめだ。
高価買取中のキャンペーンを活用
高価買取できるお酒の種類を提示している業者もあるので、できるだけその中に山崎バーボンバレル2011が掲載されているかを確認しよう。高価買取の場合は20％程度高く見積もる場合もあるので、予想以上に高く売ることができる。全く同じ商品名ではなくても、山崎シリーズなどや国産ウイスキーとしての大きな範囲でキャンペーンをおこなっていることもある。
まとめ
山崎蒸留所で丁寧に製造されている山崎バーボンバレル2011は、現在では入手が困難なウイスキーだ。発売当初は9,000円だったものが、希少価値も相まって数万円で取引されている。数量限定の販売だったこともあり、未開封のままで残っている山崎バーボンバレル2011は貴重だ。自宅に山崎バーボンバレル2011が保管してあり、今後も飲む予定が無いのであれば、売却を考えてみてはいかがだろう？
中古市場では珍しく、ウイスキーは経年するほど価値が上昇しやすい。状態の良い山崎バーボンバレル2011であれば、当時の買値よりも数倍の価格で売ることができるだろう。まずはお酒専門の買取業者へ、山崎バーボンバレル2011が実際にいくらで売れるのか確認してみよう。各社の査定額を比較するのであれば、ぜひともヒカカク！の一括査定を利用してみてほしい。
