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香港の恒生銀行(ハンセン銀行)でゴールドバーや金貨を購入する方法

読了目安:9分
更新日:2018/07/12
公開日:2018/01/25
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世界中で誰もがゆるぎない価値を認めるゴールド。2017年末に下がったゴールドは、たった一ヶ月後の2018年の年明けには、約100ドルも高騰している。昨年末に買っておけばよかった…というのは狸の皮算用だが、上がったり下がったりするのが『相場』だ。

株・債券・外国為替などの取引価格である『相場』は、価格の流れに山や谷があり『金相場』も例外ではない。金相場も上がったらいずれは下がり、底値で買えば資産を増やすことができる。

昨今、金貨やゴールドバーを求めて日本から訪れる購入者が絶えないという香港の恒生銀行(ハンセン銀行)。そこで、買われる理由とその購入方法について調べてみた。


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こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。

金 ゴールドについて

まずは、金についてお話ししよう。金は装飾としての価値も高いが、これだけ長い歴史の中、高い価値を維持している理由に資産としての価値があるからだろう。通貨は、国や政府が変われば暴落したり紙くずになったり、株は企業が倒産すれば価値がゼロになったりと信用リスクが発生する。

これらを考慮して資産形成や資産維持をするのに信用リスクをゼロに抑えたい思うならば、やはり安全資産と呼ばれるゴールドという選択肢になるだろう。

金 ゴールドの価値

安全資産として世界中に金(ゴールド)が通用し、取引され流通する理由はどこにあるのだろうか。それは“希少だから”という理由に尽きる。全世界の金を全部集めたとしても、16万5600トンしかない。大量じゃないかと勘違いされないように例えると、50メートルのプール約3.5杯分しかないのだ。世界で抱えている在庫がこれだけという事実が金を希少にし、存在価値を高めている。そのため、資産として取引され流通する価値があることを全世界の人に共通意識として認められているのだ。

地球上にはまだ未採掘の金が6万トンあると推測されている。しかし、地底深くにあったり硬い岩盤・海底・火山山脈の附近にあったりすることで、採掘を阻まれている埋蔵量もその6万トンの計算に入っている。

また、毎年約2500~2600トン金が採掘され算出されているが、価値や価格が暴落するほど世界の在庫が増えることはあり得ない。よってこれからも、安全資産という金(ゴールド)の立ち位置は揺るぐことがないだろう。

金 ゴールドの種類

ここで、金は2種類あることをご存知だろうか。金には、現物ペーパーが存在する。装飾品としての金やいわゆる金の延べ棒は、みなさんが目にできるキラキラ輝くあの金であり、これは現物と呼ばれる金だ。

もう一種類の金は、商取引の世界に存在するペーパーゴールドと呼ばれるもので、ペーパーと名のついたところで察しの良い方は想像できるだろうが、実際に目に見える金ではない。

資産としての商取引上の金は、ゴールドバーや金貨などの現物である実物資産と、先物などのペーパーゴールドであるペーパー資産の2種類が存在するのだ。

金 ゴールド

こちらは、とりわけ説明することもないだろうが、あなたが目や耳にする原子番号79の元素Auである。装飾品として人を魅了する金であり、資産として金貨やゴールドバーで取引される金だ。今回は、この金を香港の恒生銀行(ハンセン銀行)でゴールドバーや金貨として購入する方法について述べている。

ペーパーゴールド

このペーパーゴールドとは、金融派生商品である紙証文のゴールドのことだ。ペーパーゴールドを買っても金のインゴットや金貨が手元に届くわけではない。

先物取引などでいう直物価格は、この紙証文であるペーパーゴールドが大量に出回っている。このペーパーゴールドを保持していると、実物資産の金ではなくペーパー資産なので信用リスクが発生する。しかし、代わりに利息や配当を生む資産となる。

香港の恒生銀行(ハンセン銀行)で金を購入

恒生銀行(ハンセン銀行)では、金貨であるイーグルコインやカンガルーコインなどの他金の延べ棒(ゴールドバー)が購入可能だ。この恒生銀行(ハンセン銀行)で、これらの金貨やゴールドバーを購入するにはどうすればよいか調べてみよう。

購入場所

香港ではメジャーな銀行である恒生銀行(ハンセン銀行)は、街のいたるところに点在している。いくら恒生銀行(ハンセン銀行)で金の現物である金貨やゴールドバーを販売しているとはいえ、どの支店でも購入できるわけではなさそうだ。

恒生銀行(ハンセン銀行)の支店の中でも、金の現物である金貨やゴールドバーを購入できる支店は限られていて、本店を含む4店舗のみとなっている。その4店舗は下記のとおりだ。しかも、基本的には、恒生銀行(ハンセン銀行)に口座がないと売ってくれないという。

ただ、なぜかHead Office(總行)の本店のみ口座がなくても現物の金が購入できるそうだ。本店以外の3支店で金を購入する場合は、口座の開設を促される。必要ならば口座を開設するのもよいが、身分を証明するパスポートや英語で書かれた住所証明書などが必要になり手続きが面倒なので、本店で金の購入をする方が簡単だ。

また、ここで注意して欲しいのは、いつでも現物の金があるわけではないようだ。確実に手にしたいのであれば、購入前に電話して事前の在庫確認をしておこう。

金の在庫確認TEL:+852-2822-0228

  • ・Head Office(總行) 本店
  • 83 Des Voeux Road Central
  • ・Causeway Bay Branch(銅鑼灣分行) 支店
  • 28 Yee Wo Street
  • ・Kowloon Main Branch(九龍總行) 支店
  • 618 Nathan Road
  • ・Tsimshatsui Branch(尖沙咀分行) 支店
  • 18 Carnarvon Road
恒生銀行(ハンセン銀行)本店の行き方

口座がなくても金が購入できる恒生銀行(ハンセン銀行)Head Office(總行)は、セントラル駅から上環駅の方へ向かったところにあるヒルサイドエスカレーターの真下に位置している。

この恒生銀行(ハンセン銀行)Head Office(總行)の地下2階にある『投資理財服務』という窓口で金が購入できる。この際、パスポートなどの身分証明書の提示を求められることもなく、ただ現金(香港ドル)を出せば容易に買うことができる。ただし金額制限があり、一日で購入できる限度が12万香港ドルまでに設定されている。

 
金の取り扱い商品

恒生銀行(ハンセン銀行)Head Office(總行)で取り扱われている実物資産の金の商品は、ステートメントゴールド/パスポートゴールド(1メイストロイ)、ハンセンロゴゴールドバー(1オンストロイ)、ハンセンロゴゴールドバー(1グラム)、99.99%ゴールド(1テールトロイ)、99%ゴールド(1テールトロイ)、金の弁財天(20グラム)、金の弁財天(10グラム)、金の弁財天(5グラム)楕円形、金の弁財天(5グラム)長方形、ナゲット(1オンストロイ)となっている。

金の取り扱い商品や売買価格についてもっと詳しく知りたい人は、下記の恒生銀行(ハンセン銀行)のサイトを確認して欲しい。また、金価格は既に述べた通り、日々変動していることを忘れないで欲しい。

webサイト:https://bank.hangseng.com/1/2/!ut/p/c5/04_SB8K8xLLM9MSSzPy8xBz9CP0os3gDd-NQv1BDg2AXA1-PEE9zL2czAwgAykdiyhs5G8LkidDt7O7oYWLuA-SHeboaeJo4mRiY-roZGngaE9BdkBsaCgB-a7B0/

金の単位

恒生銀行(ハンセン銀行)のサイトを見てみると、たくさんの商品がありそれぞれ重さが記載されてあるが、見慣れない単位が羅列していてどのくらいの重さなのか想像するに難しく混乱するかもしれない。金は重さによって価格が変わるので、購入時に重さの単位を理解しておくことは大切なことだ。そこで、使い慣れた重さの単位であるgに換算して説明しておこう。

  • 単位 / 呼び方 / 重さ
  • Troy / トロイ / 31.1034g
  • ounce/ オンス / 768g
  • Tael / テール / 37.429g
  • Mace / メース / 3.7429g

手数料と税金とスプレッド

意外と見落としがちだが無視できないのが、この手数料税金など購入額とは別途にかかる料金だ。金のように高額の商品を購入する場合、手数料や税金が馬鹿にならない。また、金の売買の価格は買うとき売るときの値段が違う。これら、手数料と税金と売買価格について、記事を読んで十分注意して欲しい。

手数料

金を購入する際、量が少ないと取り扱い手数料がかかることがあるが、恒生銀行(ハンセン銀行)で購入する場合の手数料は、恒生銀行(ハンセン銀行)に売り戻すのであれば、購入時にはかからない。ただし、日本で転売するとなると話は別だ。金の重さが小さいと手数料を取られるようだ。これも買取る店舗や企業によって条件などが様々あるようなので、事前の下調べをお薦めする。

税金

消費税とは、商品を売買するときに掛けられる税金だが、これは日本国内のことで当然のことながら香港には消費税がない。そこで香港でゴールドを購入すると、日本で買うよりも消費税分安く購入することができる。

これはメリットであるが、これを香港から日本に持ち帰るとなると話しが違ってくる。日本国内に持ち込むときには、税関で消費税がかかるからだ。申告せずに持ち込むのは密輸とみなされ割に合わない犯罪なので、間違っても邪な気を起こすことがないように強く警告する。

スプレッド

物を売買するときには、買うときの値段と売るときの値段が存在する。そしてその売買価格には通常差があり、買値が安く売値が高くなっている。つまり、安く買ったものを高く売ることで、その差額が利益を生み商取引が成り立つ仕組みだ。

金の売買においても同様に売値と買値があって差額が発生し、その差をスプレッドという。例えば、恒生銀行(ハンセン銀行)にも買値と売値が存在し、その差額であるスプレッドが、売買時に恒生銀行(ハンセン銀行)の利益となる。また、二つの価格を間違えないようにしてほしい。

購入時は恒生銀行(ハンセン銀行)の金価格の売値を確認し、売り戻すときは金価格の買値を見るようにしよう。

まとめ

恒生銀行(ハンセン銀行)で金を購入する方法を調べてみた結果、恒生銀行(ハンセン銀行)本店で金を購入するなら、気抜けするくらい簡単で驚いたのではないだろうか。英語が拙い筆者でも、難なく購入まで辿り着けそうだ。次に金相場が転換して下がった時は、購入を考えてもいいと思ったほどだ。

金を恒生銀行(ハンセン銀行)本店で購入する場合は支払いが香港ドルなので、金相場ももちろんだが先に述べた手数料や税金やスプレッドに加えて、外国為替にも留意して購入を検討して欲しい。安く買ったつもりが為替差益によって相殺されたり損したりしたのでは、元も子もない。香港での金の購入時には、金の価格と共に香港ドルと日本円との換算も忘れずに計算に入れておこう。

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