【箱無し・保証書無しの場合】ベル&ロスの買取相場を徹底調査

時計について詳しく見ていくと、ヨーロッパのブランドが多数出てくる。その多くは100年近い歴史を持ち、時計の歴史としても偉大な発明をしているものばかりだ。主にオーデマ・ピゲやロレックスなどそのブランド性の高さは計り知れない。

絶えず、新しいブランドは生まれ続け、世界に新しい時計の価値を提示している。しかし、偉大なブランドたちの力は絶大で、日の目を見る前に消えていくものも少なくない。そんな厳しい業界でありながらも、その地位を短い期間で確立したブランドにベル＆ロスがある。

本記事ではベル＆ロスの箱なし、保証書なしの買取相場を調査していく。一緒にブランド情報も整理していくため、合わせてチェックしてほしい。

bell ross carbon orange hi res / alonbj

ベル＆ロスの歴史から買取の事前知識を学ぶ

ベル＆ロスがどのようなブランドなのかを知るところからスタートさせていく。どんなブランドとして今のような立ち位置になったのか。これを知ることで品物に対する理解をより深めていってもらえれば幸いである。

憧れから創業を始めてたブランド

ベル＆ロスはフランスにて創業したブランドだ。ヨーロッパといえば時計ブランドが多いことで有名だが、その中でもかなりの若手的存在だといえる。創業者は時計技工士時代からの友人関係にあった2人、ブルーノ・ベラミッシュとカルロス・ロシロである。

彼らはドイツの時計ブランドであるSinnにインスパイアされ、その傘下としてブランドを設立。憧れのSinnとの共同制作から時計製作が開始される。ブランド初期のモデルはファンの間でも人気の高く、このコラボレーションがブランドの知名度を上げる大きな要素となった。そうしてブランドとしての力を高めたベル＆ロスは独立することになる。

憧れのブランドの元から独立

Sinnの元を離れ、新しいブランドとしての在り方を模索していくベル＆ロス。彼らは時計に関して、デザインは機能に従うというコンセプトを掲げている。これを中心とした性能に特化しつつも、デザイン性にも富んだ時計製作をおこなっていく。

コンセプトにおいて重要視される要素が4つ存在する。それらを満たすことによって、あらゆるプロフェッショナルの要求にも耐えうる時計を開発している。特に視認性に関しては、判別がしやすいものを研究し、瞬間的に確認可能なデザインを採用している。

他にも複雑機構や防水性能などを搭載することによって、高い性能を追求し続けているのだ。そうしてブランドとしての独自の形を模索していくことから、独自の路線を見出していく。

多くの人物から愛用される時計へ

個性あふれるデザインは、他のものとは異なるものであった。四角形のケースを採用していたが、サイズは他ブランドと比べて大きめ。これにより存在感を放つものとして、身に着ける人の腕周りを彩らせた。

機能性のみならず、デザイン性にも優れた時計となっていたことから、多くの著名人も身に着ける時計として成長した。あのラルフローレンも愛用していたとして知られ、高感度な人にも認められるセンスとクオリティであることがわかる。

こうして積み上げた信頼と真摯な製品に対する想い。これらが一貫して貫かれているところに、現代でも認められる時計ブランドとして在る理由があるのかもしれない。まだ歴史も浅く今後の活躍にも期待していきたい。

ベル＆ロスの定番ラインアップを紹介

ベル＆ロスは創業してから短い期間でありながらも、人気モデルをいくつか持っている。本項ではその中から3つを厳選して紹介していく。これを見てどのようなモデルが、ブランドの色を作り出しているのか感じていこう。

BR123

シンプルなデザインが採用されたモデルBR123。特徴は、外観の洗練されたデザインの中に、ミリタリーの要素も盛り込まれているということである。ブランドとしての色が表されていて、人気の高いモデルとなっているのだ。

細部までにこだわられた性能面にも注目してほしい。視認性を高めるために非常に高い技術が結集され、ベゼルは極限まで細く作られている。無駄のない製品として細部までこだわった末にシンプルになることが、ブランドとしての個性といえるだろう。

BR01

ラルフローレンが愛用していたとされるモデルがBR01だ。大きめのサイズのケースをしていることで、強い印象を人に与えるものとなっている。四角形というありがちなケースフォルムに少しの違いが表現された1品だ。

機能面を見ていくと、プロフェッショナルに使用されることが想定されている時計だとわかる。視認性の高さはいうまでもなく、それに加えて防水性能が100m加えられている。他にも素材にこだわりが見られ、傷がつきにくい材質が採用されているのだ。こうして時計としての美しさと機能美を兼ね備えたものとなっている。

WW1

第一次世界大戦をモチーフとして作られたとされるWW1。当時に初めて腕時計が身に着ける時計として導入されたこともあり、時代的な要素も盛り込みつつ製品に起こしているものとなっている。

デザインは戦闘機を想起させるものとなっており、コンセプトに忠実な時計といえよう。他のシリーズとは異なる仕様となっているが、そこにもベル＆ロスらしい美しさが演出されているものとなっている。

ベル&ロスの買取相場を徹底調査

それでは付属品なしの買取相場を見ていこう。買取額を上げる要素として付属品の存在は大きいとされる。しかし今回はそれがない場合について調査した。付属品なしでどれほど価格に変化が出るのかも一緒に確かめてほしい。

買取ではなぜ付属品が重要なのか

買取にて価格を決定するのは、鑑定士である。鑑定士もまた、業者ごとの基準や相場に沿った価格決定をおこなっているのだ。基準の中には付属品の有無によって、金額が変動するということも記されている。

なぜ付属品はここまで重要視されるのだろうか。付属品は基本的に購入者しか持ちえないものである。そのため、箱や保証書によって、品物が本物かどうかを判別することにつながるのだ。

特に保証書はメーカーが正式に出したのもかどうか、判断しやすいものとなっている。これによる商品としての信頼度がその後の売れ行きに影響を与えるため、付属品に大きな意味がつけられているのだ。

ベル＆ロスの箱なし保証書なしの相場

ここからはいくつかの型についての、付属品なしの買取相場を紹介していく。品物としての状態は比較的よいものを基準として比較をしていく。そのため買取時にすでに傷が多数入っているものは、さらに減額されるとして考えてほしい。

• ・BR01-92 COMPASS：135,000円
• ・BR01-94PGC-AL：250,000円
• ・BR123 COMMANDO：70,000円
• ・BR126 PHANTOM：120,000円
• ・BR03-94BW-CA：165,000円

買取に関してはおおねむ10万円を超えるものが多く、付属品なしであっても高額査定が期待できる。もし付属品をなくしてしまったという場合は、そこで諦めてしまわずに品物のメンテナンスをするなどして対策をしていこう。（2020年3月15日）

高額買取を目指す人におすすめの業者紹介

実際に価格を決定するのは業者であるため、どこに買取をお願いするかは満足度を大きく左右する。そこで本項ではいくつかおすすめの買取業者を紹介していく。気になったものは積極的に使用してもらえれば幸いだ。

腕時計販売＆買取専門店 時蔵

時計の買取を専門としている時蔵。時計専門のため、より丁寧な査定をおこなってもらえる。付属品なしであっても買取をしてもらえるため、万が一紛失してしまった場合でも安心だ。

買取対応ブランドも多く、有名ブランドにはほとんど対応している。買取をしたい場合は店頭買取に対応しているため、商品を持っていけば、その場で買取査定が可能だ。

査定のみであれば、メールやLINEでも対応している。もちろん、無料にておこなってもらえるため、結果に満足できない場合にも負担なくキャンセルでが可能だ。同店舗内で販売もおこなっているので、ほしい時計が別にある場合に下取りもできる。

アーティクル

時計のみならず多くのジャンルに対応してもらえるアーティクル。ここでは出張買取を中心とした買取がおこなわれている。品物の思い出を価値に変えることをモットーとしており、1つ1つに想いをこめて査定をしている業者だ。

買取手順は簡単であり、電話かメールにて査定依頼をおこなうことから始まる。それから自宅にスタッフが着たら、あとは査定をしてその場で換金してもらえる。そして品物を運び出し、買取完了である。

買取実績も時計はもちろん家電や家具など、日常にある距離が近い物品にも精通している。もし買取に出したいものが多ジャンルにわたる場合は、アーティクルを利用して1度で終わらせてしまうのもおすすめだ。

ラグジュアリーセブン

ラグジュアリーセブンは、ブランド品買取を中心に買取をしている。時計やバッグなどに加えて、高級なお酒なども持ち込んでみるとよいだろう。状態問わず買取をしてもらえるとことも利用しやすい点である。

査定や買取の諸費用はすべて無料だ。深夜まで営業しているだけでなく、スピーディーな査定がウリで忙しくて時間が限られている方にも利便性が高い。ブランド時計の買取を強化しているのもおすすめポイントだ。

買取は店頭と宅配でおこなっているため、都合に合うものを選択できるものとなっている。初心者は店頭での買取に少し不安を覚えるかもしれない。しかし落ち着いて査定を待てる空間作りがおこなわれているため、心配の必要もない。

高額査定を勝ち取るコツ

今回は付属品がない場合の買取相場について紹介をしてきた。付属品がない状態では極めて買取において不利となってしまう。しかし、買取額を上げるために有効な手立てが残っている。本項ではそれらを紹介していく。

ほこりや汚れを落とすことで減額を避ける

品物の状態は買取において重要視される。そこで有効な手立てとして挙げられるのが、メンテナンスである。簡単に品物についた汚れを落とす作業をしていこう。少しの手間で印象が大きく変わるのだが、面倒に思う人も多い。

メンテナンスといっても簡単に落とすだけでよい。本格的に汚れを落とそうとして、手間がおっくうになってしまっては本末転倒である。目につく目立つ汚れを中心に手入れをしてもらえれば大丈夫だ。

いきなり買取前にするというのも大変なことだろう。そのためにおすすめの方法は買取の有無に関わらず定期的なメンテナンスをおこなうことが挙げられる。日常的な手入れは確実に品物の状態を高めていく。

複数業者を利用することで相場を理解しよう

業者を1つの所で終わらせるのも避けていこう。というのも買取において重要となる情報に相場というものがある。相場を知っているのは業者側ではあるが、相場の情報に近いかどうかを判別するのは極めて困難なものとなっている。

相場を確かめる唯一の方法としては、業者の査定情報を複数集めて比較することがよい。査定を複数おこなうという手間はかかるが、かなり効果のある手段である。この作業を通して初めて、どこの業者が一番買取に適しているのかわかる。

品物を毎回出して査定をするという選択肢もあるが、時間がかかる作業になる。ここで役立つのがヒカカクの一括査定だ。すぐに結果が分かるため、情報収集に非常に適している。

旬な時期に買取をおこなう

買取にも適したタイミングというものが存在する。これを意識することによって、需要の高まっている時期に買取をすることができる。需要が高まれば、当然価値は高まり高額で取引されるからだ。

旬な時期を見極める方法としては難しいものがあるが、情報を大量に収集していくことが最重要だ。買取業者が買取強化をしている場合は、需要が高まっている可能性が大きい。時期を見逃さないようにしたい。

付属品や品物の状態などが悪いときでも、時期を合わせていけば価格アップは狙える。自分が買取に出す時期は適切なのかを確認しつつ、高額査定を狙ってもらえれば幸いである。

まとめ

ベル＆ロスという新興ブランドについて紹介してきた。付属品を持っていない場合は、かなり買取に影響が出てしまう。もしまだ付属品がある場合は、徹底して保管を心がけよう。

すでにない場合は、買取のコツを利用して少しでも買取額を上げていこう。実践することで納得のいく金額に限りなく近づいていく。ぜひとも参考にしてもらえれば、本記事の意味が出てくる。よりよい買取を成功させてほしい。