この記事ではノッカンドゥの情報や買取相場をご紹介していく。ノッカンドゥは際立った特徴を持っており、個性的なウイスキーとして有名だ。100年を超える歴史を持ったウイスキーは昔と変わらぬ職人技で、今この瞬間も蒸留をおこなっている。
ノッカンドゥについてまとめたので早速見ていこう。
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ノッカンドゥとはどんなウイスキーなのか?
記事の後半で買取情報に触れていくが、まずはノッカンドゥの知識を身につけよう。ウイスキーの知識を学ぶことは売却する際に意外と役に立つ。ノッカンドゥのことを知らない人でもわかるように書いてあるので、是非読んでほしい。
ノッカンドゥとは?
ノッカンドゥとは「ノッカンドゥ蒸留所」で生産されたウイスキーのことだ。1898年にジョン・トンプソンによって建設された。100年以上の歴史がある非常に古い蒸留所だ。
昔からの技術にこだわり、長い歴史を経た今でも当時と変わらない職人技をみることができる。この蒸留所の名前の由来は「ノック・アン・ドゥ」からきている。ゲール語で小さな黒い丘という意味だ。
自然豊かなこの土地に建つノッカンドゥ蒸留所はまるで映画のワンシーンのように幻想的だ。
ノッカンドゥの種類
ノッカンドゥには多くの種類がある。確認できるだけの種類を列挙してみよう。
- 1.ノッカンドゥ21年1990マスターリザーブ シングルモルトスコッチウイスキー
- 2.ノッカンドゥ21年マスターリザーブ
- 3.ノッカンドゥ15年1997 リッチマチュア―ド
- 4.ノッカンドゥ18年 スローマチュア―ド
- 5.ノッカンドゥ12年
- 6.ノッカンドゥ12年スペイサイド
- 7.ノッカンドゥ1977
- 8.ノッカンドゥ12マネージャーズチョイス
- 9.ノッカンドゥ1979
これですべてではないが、オークションに出品されているもの、あるいは買取業者の情報をもとに作成した。種類によって希少性や買取価格が違ってくる。
他のウイスキーにはない特徴とは?
ノッカンドゥには他のウイスキーにはない特徴がある。それはまったく同じ年数の原酒しか詰められていないという点だ。このようなボトリングしているのはノッカンドゥ以外にはほとんどみられない。
例えば12年物のシングルモルトがあったとしよう。通常なら12年以上熟成された、それぞれ違う年数の原酒を合わせてある。世界中のシングルモルトはこのように作られているのだ。
しかしノッカンドゥの場合は違う。12年物ならぴったり12年物の原酒しか使っていない。ラベルにもしっかりと明記しているから一目瞭然だ。同じ時期に蒸留し、同じ時期に熟成させたものを使うのがノッカンドゥ流だ。
シングルモルトとはなにか?
シングルがつく場合は1つの蒸留所の原酒しか使われていないことを意味する。モルトは大麦麦芽のみを使用しているということ。つまり「大麦麦芽だけを使って、さらに1つの蒸留所で作られたウイスキーをボトリングしたもの」という意味になる。
ノッカンドゥの査定に関してのポイント
ここまでノッカンドゥの情報をご紹介した。次は査定情報をみていこう。ウイスキーを高価買取してもらうためには知っておかないといけないことがある。
それによって査定額が変わってくるので、是非チェックしてほしい。
ノッカンドゥの査定の注意点は?
どこに売却をおこなうかは非常に大きな問題だ。 売却先としていくつかの候補があるが、売りたいウイスキーの種類によって最適な売却先が違ってくる。そのため売却先をどこにするかは慎重におこなおう。
ウイスキーの売却先としておすすめの媒体はこちらだ。
- ・買取業者
- ・ネットオークション
- ・ネットフリマ
この3つが主な売却先である。それぞれにメリット・デメリットがあるのでみていこう
買取業者のメリット・デメリット
買取業社のメリットは適正な買取価格で買取をおこなってくれる点だろう。査定基準は厳しいかもしれないが、しっかりとした価格を提示してくれる可能性も高い。また、極端に低い価格を提示されにくいのもありがたい。
注意しなければいけないとしたら、1つの業者だけに査定をだすのはリスクが大きい。業者によって査定額が異なるため複数の業者に依頼をだすことが必要になってくる。
ネットオークションのメリット・デメリット
ネットオークションのメリットはその気軽さにある。自宅ですべての作業ができるため空き時間におこなうことができる。しかし、落札価格に大きな差があることがデメリットとなる。出品のタイミングや時期によって落札価格が全く違ってくる。ハイリターン・ハイリスクといっても良いだろう。
ネットフリマのメリット・デメリット
ネットフリマはオークションと違って、自分で価格を決めることができる。これによって極端に低い価格で落札されることはなくなる。しかし、値段の設定が難しいこともある。
高ければそれだけ慎重になり、買い手がなかなか現れない場合もある。長期戦になることも覚悟しながらおこなう必要がある。このあと、買取相場の項目でも売却先については解説していく。そちらもご覧いただきたい。
付属品があった方が高価買取対象になる
ノッカンドゥは販売するときに箱がついているものもある。付属品とはその箱のことだ。この箱があるかないかで買取価格が変わってくる可能性がある。
もしも自宅に箱がある場合は大切に保管しておこう。
汚れや傷がついていても買い取ってくれる?
基本的には汚れや傷がない方が買取価格は高くなる。しかし、時間の経過とともにどうしても劣化は避けられないもの。そのウイスキーが希少性が高かったり、価値があるものだったりした場合、劣化が買取価格に影響しないこともある。
ノッカンドゥの場合は判断が微妙なところだ。買取業者によって劣化を良しと判断するところもあるかもしれない。
飲みかけの場合は売却できるの?
ノッカンドゥを飲みかけの状態で保管してある場合は処分しないで取っておいてほしい。全てのノッカンドゥが対象ではないが、ヴィンテージのものだと空ボトルを買い取ってくれる業者も存在する。市場で人気のあるウイスキーは中古状態でも、根強い人気があるのだ。
ノッカンドゥの買取金額相場
ノッカンドウの買取相場をみていこう。売却先の候補としてあげたのは先ほど説明した3つの媒体だ。それぞれを調査し、買取相場を記載したのでチェックしてみよう。
ウイスキー業社の買取相場
買取業者の情報を調査したが参考になりそうな査定額を見つけることはできなかった。買取対象になっているものの、査定額を明記していないところや異常に安い価格で載っているところもあった。
ネットオークションの買取相場
ヤフーオークションが最も買取相場の参考になりそうな情報が多かった。買取価格の相場は3,000~20,000円の間だった。一番安いものはノッカンドゥ12年(1994)で3,000円。
一番高く値段がついているものはノッカンドゥ1977で20,000円だ。(2019.3.23時点)
ネットフリマの買取相場
ネットフリマの代名詞メルカリにも出品の履歴を確認できた。買取相場は4,000~17,777円の間だった。一番安いものはノカンドゥ12年サペイサイドで4,000円。
一番高いものはノッカンドゥ1979で17,777円だ。(2019.3.23時点)
まとめ
最後にノッカンドゥの買取についてまとめてみよう。買取相場だけで判断するとネットオークションやネットフリマの方が買取相場は高いように感じる。しかし、実査に確認して頂くとわかると思うが落札されている商品とされていない商品がある。
そのため、出品しても必ずしも売れるわけではないということを念頭に置いておこう。おすすめはまずは買取業者に査定を出し、適正価格を知ったうえでネットオークションなどに出品する流れだ。その際、複数の買取業者に依頼をかけよう。
しかし1つ1つサイトにいき依頼をしていると時間だけがどんどん過ぎてしまう。そのため一括で見積もりがとれるサービスをうまく利用した方が効率的である。便利なサービスを使って、納得のいく価格で売ることが重要だ。