ユンハンス(JUNGHANS)は、1861年ドイツで創業した時計ブランドである。創業当初は壁掛け時計を手掛け、デザインから設計、製造をすべて自社でおこない徐々に業務を拡大していった。20世紀初頭には、年間300万台を売り上げるなど、世界最大の時計ブランドとなった。
腕時計は1927年から製作を始め、1946年にはクロノグラフを製作、着実に技術を進化させていったユンハンス。その後も、1970年代にドイツ初のクォーツ式腕時計を製作、1990年代にはソーラー充電対応の世界初の電波腕時計を開発するなど、常に最新の技術を取り入れて拡大していき、現在ではドイツ最大の時計ブランドとなっている。
今回は、そんなユンハンス中古腕時計の買取相場についてまとめていきつつ、高価買取のコツやおすすめの買取業者を紹介していこう。
30.06.2014 Junghans Milano / charlieh0tel
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人気モデルと買取相場
ユンハンスの腕時計の人気シリーズについて、2019年12月時点での査定実績を確認しよう。
マイスター
1930年代から1960年代に製造されていた腕時計をベースに、クラシックなデザインを現代風にアレンジしたモデルであるマイスターは、GINGA RASINにおいて、マイスター テレメーター 027/3380.00が70,000円で、エコスタイルにおいてマイスター スモセコが50,000円で買取された実績がある。
マックスピル
著名な彫刻家であるマックス・ビルが1962年にデザインしたモデルで、シンプルで無駄を排したデザインが特徴のユンハウスを代表するモデルであるマックスビルは、エコスタイルにおいて55,000円で買取された実績がある。
ユンハウスの買取事情
ユンハウスはドイツ最大の時計ブランドであるが、日本で大々的にプロモーション展開されていないためか、日本での知名度はあまり高くはない。知る人ぞ知る時計ブランドとなっており、一般層からはあまり購入されていないというのが現状だ。購買層は時計好きの方々だとみられ、一度買ったら売りに出さず大切に保持する人が多いので、中古の流通量も少なく買取価格もそれほど高くない傾向にある。
今後の相場上昇が考えられる
しかし、ドイツ最大の時計ブランドであり、確かな技術力と落ち着いたデザイン、そして手頃な値段などにより知名度も少しづつ上がりつつあるようだ。中古価格は、ブランドの知名度や人気が大きく影響するので、ブランドの知名度や人気が上がれば買取価格も上がる可能性が高い。つまり、ユンハウスはこれから買取価格が上がる可能性のあるポテンシャルを秘めたブランドと言える。日本で名前を聞くようになってたらチャンスだと捉えて良いかもしれない。
売り時をおさえよう
前述のように、日本での知名度が買取価格に直結する傾向があるので、世間の動向は確認しておくといいだろう。また、ユンハウスの買取を依頼するときは、モデルチェンジの時期(モデルチェンジすると前モデルは下がる傾向にある)や中古価格の動向などを確認し、高く買取される状況となったら、買取を依頼するようにしよう。そうして、時計の売り時を逃さないようにしておきたい。
買取業者の選択
ユンハウスは、1861年の老舗の時計ブランドであるため、シリーズが多くある。それらを正確に査定するには、ユンハウスに関する豊富な知識が必要となる。そのため、ユンハウスの買取を依頼する先の鑑定業者は、ユンハウスの腕時計の買取に実績がある業者を選択しよう。
そういった意味でもブランドショップなどよりも、時計専門店の方が査定に安心感があるだろう。ユンハンス 査定実績といったキーワードで検索して引っかかる時計買取業者を選んでおきたい。
買取価格差が大きいので査定比較しよう
また、ユンハウスのような流通量が多くないブランドは、買取業者によって買取価格が大きく異なる場合が多い。買取価格の安い業者と高い業者では、かなりの差が出る場合もあり、安い買取業者に買取された場合は損をしてしまうこともある。
それを防ぐために、買取の際に複数の買取業者に買取を依頼し、各業者が提示した買取価格を比較し、一番高い買取価格のお店に買取を依頼すれば、安く買い叩かれることも防げる。特にブランド品を扱うショップでは、独自の査定基準によって買取額を決定しているので比較が重要になってくる。数万円の差が出てくることも珍しくないのだ。
一括査定サイトや買取価格比較サイトを利用しよう
これを円滑におこなうためのサイトが一括査定サイトや買取価格比較サイトである。前者は、カイトリマンやピアゾ、後者は当サイトのヒカカク!が有名である。
査定依頼前にやっておくべきこと
また、査定前には必ずやっておくべきことがいくつかある。これをするかしないかで買取額に大きな差が出てくるので、時間をかけてでも確実におこなって欲しい。
清掃とメンテナンス
買取前には、腕時計の清掃をじっくりおこなった方が良い。腕時計の状態が買取価格に大きな影響を及ぼすのだ。もちろん、腕時計が汚いと買取価格が低くなる可能性が高い。腕時計が汚いと、買取後店頭で販売する前に清掃を実施する必要があり、その清掃の代金は、買取価格から引かれるのである。つまり腕時計を綺麗にしておけば、余計な費用を引かれることもないのだ。
普段の生活でついてしまった汚れやベタつきなどはクロスで拭き取り、なるべく使用感をなくしていこう。ただし、キズに関しては素人が補正すると逆に悪化させる可能性があるので触らないほうがいいだろう。
付属品をそろえる
次に、腕時計と一緒に送付する付属品の準備である。付属品は、購入時に腕時計が入った箱や箱の中にあった腕時計以外のものである。箱のほか、説明書や保証書などがあるが特に保証書は必ず用意しよう。保証書は、腕時計が本物であることの証であり、同時にこの腕時計を正規の手続きを経て購入した物と言うことを証明するものなのだ。
保証書がない場合、最悪買取を拒否されることもあるので(購入時にもらったレシートがあれば買取してくれる場合もある)、腕時計の買取を依頼する際には、保証書はできる限り準備しよう。
ヒカカク!掲載の時計買取業者
それでは、ヒカカク!に掲載している時計買取業者をいくつか紹介しよう。比較対象として役立てて欲しい。
時計王
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
時計買取専門の時計王は、買取額が高いとネットでも評判の店舗。査定にかかる金額も無料なので、気軽に依頼するといいだろう。
おたからや
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
切手やホビー、古銭を扱うおたからやでも、ユンハンスなどのブランド時計を扱っている。スタッフがしっかり専門知識を持っているので買い叩かれる心配はない。
ブランド風月
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
時計以外にもブランド品全般の買取をおこなっているブランド風月は、さまざまなキャンペーンを頻繁におこなっている。時期を狙って査定に出すと、専門店よりも良い査定がされることもあるだろう。
まとめ
ユンハンスのような実績があるものの日本での知名度が低いというブランドは、店舗によって査定金額が大きく異なるため比較をしっかりしていただきたい。上記で紹介したピントを守りつつ、高額買取を目指すといいだろう。当サイトヒカカク!には、その他にもたくさんの業者が掲載されているので参考にして欲しい。