プロレスファンは熱狂的な人が多いため、週刊プロレスや週刊ゴングを買い集めている人もいるだろう。プロレス雑誌は集めていると収納スペースに困り、泣く泣く処分してはいないだろうか。実は、プロレス雑誌は古いものでも売ることが可能だ。
そのため、大量のプロレス雑誌を所持していて、処分をしようか悩んでいる場合は買取業者に査定依頼することをおすすめする。年代や状態、量によっても差は出るが、場合によっては高値で取引されることもあるようだ。この記事では、週刊プロレスや週刊ゴングの買取価格を5社で比較してみたので、ぜひ参考にしてほしい。
BRUTUS. / MIKI Yoshihito. (#mikiyoshihito)
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週間プロレス・週刊ゴングとは?
週刊プロレスは「週プロ」と略され、1983年にベースボールマガジン社が発行した週刊プロレス専門雑誌である。また、週刊ゴングは1984年~2007年まで日本スポーツ出版社が発行し、「ゴング」や「週ゴン」と呼ばれていた。
どちらも同じプロレス専門雑誌であるが、週刊プロレスと週刊ゴングはライバル誌として、かつては激しいやりとりがおこなわれていたのだ。また、1986年頃には週刊プロレスが全日本プロレスを非難し、新日本プロレスを持ち上げていたため、全日本プロレスとジャパンプロレスから取材拒否を受けることもあったという。
しかし、週刊プロレスが批判をしていたジャイアント馬場との関係が改善したことをきっかけに、全日本プロレスの全面的な賞賛をおこなうようになった。一方、週刊ゴングは穏健な編集方針から取材拒否をされることもなく、週刊プロレスが取材拒否を受けている期間中に実売数を追い抜き、1万部以上の差をつけた。
週刊プロレスは現在もプロレスファンから人気のある雑誌であるが、週刊ゴングは2007年の1168号を最後に休刊。どちらの雑誌も熱狂的なプロレスファンにとっては需要があるため、ものによっては高値で取引されることもあるそうだ。
週刊プロレス・週刊ゴングの買取相場
ここでは、週刊プロレスと週刊ゴングの買取相場とおすすめの買取業者5社を紹介する。どこの業者が高く買い取ってくれるのか、それぞれの業者の買取価格を比較してみよう。(2020年2月時点)ただし、買取相場は店舗ごとの在庫や商品の状態、冊数などで日々変動する。そのため、実際に買取をおこなってもらう際は事前に査定してもらうほうがおすすめだ。
駿河屋:1円~1,700円前後
買取価格
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手数料
許可番号
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ウイルス
対策
駿河屋はおもちゃやホビー、書籍などの買取をおこなっている。駿河屋で週刊プロレスと週刊ゴングの買取相場を調査してみると、およそ1円~1,700円前後だ。週刊プロレスや週刊ゴングは状態やものによって価格が異なるため、価格の差が大きい。
冊数が多ければ査定額が上がることもあるため、できるだけまとめて売ることをおすすめする。特に、まとめて売る際は店舗に持って行くことで買取アップをしてもらえる傾向にある。また、駿河屋では、専門スタッフが査定をおこなうため、適正価格による買取が可能だ。
宅配買取の場合は、点数が30点以上で送料が無料。30点も査定するものがない場合は、メールで査定してもらえる「あんしん査定」で3,000円以上の見積価格がつけば送料が無料になる。
藍青堂書林:500円前後
買取価格
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ポリシー
ウイルス
対策
藍青堂書林は、医学書や工学書など専門書の買取に特化している業者だ。藍青堂書林では、週刊プロレスと週刊ゴングの買取相場は、500円前後となっている。
ただし、藍青堂書林の買取相場は、週刊プロレスと週刊ゴングがおよそ30冊あった場合での金額になっている。というのも、基本的に週刊誌の買取はおこなっておらず、かなり冊数がある場合は買取が可能だ。そのため、1冊や数冊だと買い取ってもらえない可能性があるため注意しよう。
また、冊数が多くても書き込みや雑誌が傷みなど、状態によっても買取価格が異なる。気軽に問い合わせが可能なので、売れるかどうか心配な場合は事前に問い合わせると安心だ。専門書を主に買い取っている業者のため、いらない専門書などが家にある場合は、まとめて売ると査定額がアップする可能性もある。
みつばち書店
買取価格
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対策
みつばち書店では古本をメインに、おもちゃや家電なども買取をおこなっている業者だ。そんなみつばち書店での買取相場を調査したが、残念ながら詳しい価格を知ることはできなかった。
みつばち書店は組合加盟のプロが査定をおこなってくれるので、適正価格で雑誌の高価買取が期待できる。年間10万冊以上の取引をしており、出張買取では箱詰めもしてくれるという他にはないサービスが人気だ。
出張買取と宅配買取の2種類があり、どちらも出張費や送料などの費用がかからないのもみつばち書店の魅力となっている。さらに、価格がつかなかったものでも、不要であればみつばち書店が引き取ってくれるので、いらないものを処分したい人にもおすすめの業者だ。
もったいない本舗:500円前後
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対策
もったいない本舗では、本や雑誌、CDなどの買取をおこなっている。そんなもったいない本舗での買取相場は、およそ500円前後だ。
古本などは30冊以上で買取が可能で、在庫やものによっては買取がおこなえないものもある。しかし、値段が付かない商品も引き取ってもらえるため、いらないものを整理したい人にはおすすめの業者だ。
また、宅配買取での取引となるが、段ボールと送料が無料なので、誰でも気軽に依頼できるのが特徴だ。まずは、公式サイトから段ボールと買取案内資料を請求しよう。メールや電話で問い合わせが可能なので、わからないことなどは気軽に相談すると良いだろう。
闘道館:330円~1,100円前後
買取価格
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対策
闘道館では、格闘技やプロレスの買取販売をおこなっている。そんな闘道館では、週刊プロレスと週刊ゴングの買取相場が330円~1,100円前後となっている。
プロレスは国内団体だけでなく、海外や女子プロなどの商品も買取販売があるため、ディープなプロレスファンにとっては魅力ある業者だ。プロレス以外にもボクシングや相撲など、他ではなかなかないものの買取をおこなっている。
電話やメールで問い合わせが可能で、出張買取はしていないが、郵送による買取はできるため比較的どこにいても利用が可能だ。ただし、郵送買取の場合は、事前に電話やメールによる査定が必要になる。
5社と比較した結果
週刊プロレスと週刊コングの買取が可能なおすすめの業者と、買取相場について比較した結果、トラブル防止のために平均金額を伝えない業者もあった。買取は商品の状態や年代、希少価値があるかどうかなど、さまざまな観点から価格が出されるため、仮で値段をつけることが難しいそうだ。
そのため、メールやLINE査定をおこなっている業者であれば、売りたい商品の写真を送るだけで査定をしてもらえるのでおすすめだ。ただし、写真だと見える範囲が限られてしまうため、きちんとした査定額を知りたい場合は出張買取や店舗買取、宅配買取などのサービスを利用したほうが良いだろう。
特に、すぐにでも現金に換えたい場合は、店舗や出張買取を利用すると良いかもしれない。ただし、出張買取は出張費用がかかる業者もあるため、利用する前にチェックしておこう。また、取引が完了し、振込での入金の場合も、手数料の負担はどちらなのかを確認しておくことでトラブルなく取引がおこなえる。
業者によっては、在庫などの関係で買取をおこなわない場合もあるようだ。例えば、公式サイトでは買取実績もあり、買取の対象となっていても買取ができないと言われるケースもある。逆に、雑誌の買取をおこなっていないように見える業者でも、問い合わせてみると買取をしてくれる場合もあるので気になる業者があれば聞いてみるのもおすすめだ。
プロレス雑誌が売れる理由
プロレス雑誌が売れる理由は、熱烈なファンの存在が大きく関係している。古い週刊プロレスや週刊コングであっても、需要があるということだ。現代では記載されていない情報や、人物によってレアなケースがあるため、物によっては1,000円以上の価値が付く場合もある。
特に、何かの記念として販売された雑誌など、通常では販売されていないようなプロレス雑誌は高値で買取がおこなわれることもあるようだ。しかし、表紙が破れていたり、状態がきれいなものでないと高価買取は期待できないので注意しておこう。
プロレス雑誌を高く売るコツ
週刊プロレスや週刊ゴングを少しでも高く売るコツについて見ていこう。少しの工夫でも買取価格に差がでる場合があるため、ぜひ参考にしてほしい。
保管方法に気を付ける
プロレス雑誌の高価買取には、状態の良さが重要になるため、保管方法に気を付けておこう。湿度や温度が高すぎる場所は、結露が発生してカビになる可能性もあるため風通しの良い場所に保管をすることが重要だ。太陽や蛍光灯の光が当たる場合は、紫外線により焼けが発生してしまう原因になる。
また、汚れている場所やホコリが多い場所はカビや害虫が発生する危険性があるため避けておこう。週刊プロレスや週刊ゴングは、表紙が破れていたりカビが発生しているものは買取がおこなわれない可能性もあるそうだ。
破れていなくても、どこかが折れてしまっていると査定額が下がる原因になるため気を付けておこう。キレイな状態で保管したいのであれば、カバーやビニール袋、ラップなどでしっかり保護するのも良いだろう。
なるべく早く売りに行く
プロレス雑誌は、状態がキレイであるほど高く売れる傾向にある。そのため、もう読まなくなった雑誌がある場合はできるだけ早く売ることをおすすめする。特に、長い時間部屋で保管をしていると、雑誌にニオイやホコリがついてしまうことがあり、査定額が下がってしまう原因になる。
ただし、新生活などで引っ越しが多い3月や4月は、不要なものを売る人が多いため通常よりも査定額が下がるか、買取をおこなってもらえない可能性もあるのだ。高価買取を希望するなら、売れにくい時期は避けた方が良いかもしれない。ただし、ものによっては時間が経つと査定額が下がるものもあるため、まずは店舗に問い合わせてみたほうが良いだろう。
まとめて売る
雑誌は特に、1冊で売るよりもまとめて複数売るほうが買取価格がアップする傾向にある。1冊や数冊の場合、店舗によっては買取をおこなってもらえないか、値段がつかない場合もあるようだ。中でも、状態が悪いものや書き込みをしてしまっている雑誌は値段が付きにくくなっている。
そのため、少しでも高く売りたい場合は、雑誌に限らず他のものと一緒に査定に出すほうがおすすめだ。値段は関係なく、とにかく不要なものを処分したい人は、業者に問い合わせると無料で引き取りをおこなってくれるところもあるので、査定の依頼ついでに聞いておくのも良いかもしれない。
まとめ
週刊プロレスと週刊ゴングは、プロレス好きにはたまらない人気のあるプロレス専門雑誌だ。週刊ゴングは現在販売されていないが、ディープなファンからの需要もあるため、買取をおこなっている業者もある。
しかし、週刊誌は取り扱っている店舗が少なく、買取時期によっては在庫などの関係で買取をおこなわないか、価格がつかない可能性もあるため注意が必要だ。特に、雑誌は状態が悪いものや中に書き込みがある場合は査定額が下がる傾向にある。
買取相場は日々変動するものなので、買取を依頼する前に査定を依頼したほうがすすめだ。業者によっては冊数が多くないと買い取ってくれない場合もあるので、電話やメールでわからないことも問い合わせておこう。