粗大ごみの出し方は地域によって異なることをご存じだろうか。引っ越しなどで別の地域に来た人は、以前と同じ出し方でごみを出すとマナー違反になったり、場合によっては啓発シールを貼られてしまうこともある。
当コラムでは、吹田市の粗大ごみ費用・申込手順を徹底解説していく。これを読めば、吹田市の粗大ごみ費用や申込手順はすぐにわかるだろう。
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申込み先
吹田市で、粗大ごみを出す場合には2つの方法がある。ゴミ収集日(無料)に出す方法と、処理施設へ自己搬入する方法の2つである。さらに吹田市では、粗大ごみは大型複雑ごみ、小型複雑ごみの2つに分類されている。
大型複雑ごみは、一辺が60cm以上のもので収集処理できるもののことで、タンスやふとんなどがこれにあたる。一方小型複雑ごみは、燃えないもの及び燃えるものと燃えないものの混成品で60cm未満のものだ。鍋、やかん、ガスコンロなどがこれにあたる。
ゴミ収集の申し込み先
吹田市でごみを出すときは、ほかの市のように粗大ごみ受付センターなどに電話で申込みをおこなう必要はない。粗大ごみのことでわからないことがある場合には、以下の施設へと電話して聞けばOKだ。
- 施設
- 吹田市環境部事業課
- 電話番号
- 06-6832-0026
自己搬入の申し込み先
自己搬入する場合の持ち込み先は、以下のとおりだ。
- 施設
- 吹田市破砕選別工場
- 電話番号
- 06-6877-7515
- 受付時間
- 平日月曜日~金曜日の午前9時~午後5時
申込みは前日までに電話予約をしておく必要がある。
申込み手順
ゴミ収集日(無料)に出す場合には、特別な申込みは必要ない。大型複雑ごみ、小型複雑ごみは月1回収集をおこなっているので、収集日当日の朝8時までに、決められた場所に出すようにしよう。
ただし、大型複雑ごみには「不用品」と張り紙をしてそのまま出す決まりになっている。だが、こちらもほかの市のように、コンビニなどで粗大ごみ処理券を購入して、貼り付けて出すというものとは違う。張り紙をすればいいだけである。小さなものについては、袋に入れて出すようにしよう。
自己搬入する場合は、吹田市破砕選別工場に電話で事前に予約をして搬入受入可能日時に持ち込むようにしよう。詳しい詳細は以下のとおり。
- 住所
- 吹田市千里万博公園4番3号
- 搬入可能曜日
- 平日の月曜日~金曜日。土・日・祝日、休日、年末年始は持ち込み、受付不可。
- 搬入時間
- 午前9時~午前11時30分までと午後0時45分~午後3時30分
持ち込む際には、吹田市に住民票がわかる本人確認書類、運転免許証などが必要になるので、忘れないようにしよう。
吹田市で収集できないもの
吹田市で収集できない主なもの及び処理しないごみは、以下のとおりである。
- ・たたみ
- ・バッテリー
- ・タイヤ
- ・農薬
- ・化学薬品
- ・一般廃棄物
- ・産業廃棄物
- ・家電リサイクル法の対象製品
- ・パソコン
- ・在宅医療廃棄物 (吹田市在宅医療廃棄物収集で収集可能。ただし申込制)
このようなものについては、吹田市では収集できないので、販売店や専門の業者に処理を依頼する必要があるだろう。家電については、以下のコラムを読んでみよう。
粗大ごみの品目と手数料
吹田市で、粗大ごみとして出すことができる主な品目と手数料については、下記のとおりである。
〇大型複雑ごみ
- ・家具類
- ・じゅうたん
- ・ソファー
- ・ふとん、毛布
- ・学習机
- ・こたつ
- ・自転車
- ・ゴルフバッグ
〇小型複雑ごみ
- ・鍋
- ・やかん
- ・白熱電球
- ・ポット
- ・電子レンジ
- ・電気ストーブ
- ・扇風機
吹田市では、ほかの市と異なり月1回の収集日に出す場合には無料で出すことができる。自己搬入する場合には、処分手数料として10kgあたり70円がかかるので、月1回の収集日に出すのがもっともいい方法と言えるだろう。
吹田市の家庭ごみについて
吹田市の家庭ごみについてだが、吹田市では指定のゴミ袋制度は設けられていない。市販の無色で透明か、半透明のゴミ袋で収集日に出すというルールになっているだけだ。価格は、それぞれの販売店によって異なるのでチェックしておこう。
また、吹田市ではほかの市で配信されているようなごみ分別アプリは配信されていないため、ゴミカレンダーやごみの分別方法については、市のホームページなどで各自チェックするようにしよう。
- HP
- 吹田市|ごみの出し方
吹田市ではごみを12種分別しており、分別自体はそれほど厳しいものではないが、出すときは正しいルール、マナーを守って出すようにしよう。
まとめ
当コラムでは、吹田市の粗大ごみ費用・申込手順を徹底解説してきた。吹田市では、粗大ごみの処理方法として、月1回の収集日に出す方法と処理施設へ自己搬入する方法があるが、費用をかけたくないのであれば無料で収集をしてくれる月1回の収集日に出す方法がいいだろう。
また、吹田市では指定のゴミ袋などは導入されておらず、分別はそこまで厳しいものではないが、正しく分別をおこなってきちんと出すようにしよう。
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