不要になった家具などは粗大ごみとして処分したいところ。しかし、粗大ごみの処分方法は自治体によって異なっており、処分する前に住んでいる自治体の処分方法は確認したほうが良い。
本稿では、秋田県秋田市の粗大ごみの処分方法について記載する。
CONTENTS
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粗大ごみとして処分できるもの、できないもの
秋田市では、粗大ごみとして処分できるものとして、一辺の長さが50cmを超えるものとしている。
また、以下のものは粗大ごみとして処分できない。
粗大ごみとして処分できないもの
- 粗大ごみとして処分できないもの
- 家電4品目(テレビ、洗濯機・乾燥機、エアコン、冷蔵庫・冷凍庫)
- パソコン
- 危険なごみ・処理できないごみ(タイヤ、ホイール、農機具、プロパンガスボンベ、バッテリー、耐火金庫、消火器など)
- バイク(原付含む)
このうち家電4品目の処分については、以下のコラムを確認してほしい。
申込み先
秋田市の粗大ごみの処分方法は、収集と直接搬入の2つの方法から選択できる。直接搬入を利用する場合は、申込みの必要はない。収集を利用する場合の申込み方法は電話のみで、申込み先は以下の通りだ。
- 申込み先
- 粗大ごみ専用受付
- 電話番号
- 018-839-2002
- 受付時間
- 月曜日~金曜日(年末年始は休み):9時00分~16時00分
申込み手順
収集を利用する場合の申込み手順として、電話する前に縦・横・高さを測っておこう。可能であれば、重さも測っておくと良い。
粗大ごみ専用受付に電話し、以下のことを伝える。
- ・住所(アパート名、室番号を含む)
- ・氏名
- ・電話番号
- ・ごみの品目(大きさ・重さ)
- ・個数
ヒアリング後、担当者から収集日と手数料を教えてくれるのでメモを用意しておこう。
費用について
収集
費用は、粗大ごみ用証紙(金券シール)を購入することで支払われる。粗大ごみ用証紙(金券シール)は、100円・200円・500円・1,000円の4種類で、処理手数料に合わせて組み合わせて使用する。
具体的な手数料の金額は申込み時に教えてくれるが、主な品目ごとの手数料の目安は以下の通りだ。
品目 | 処理手数料 |
---|---|
ガステーブル | 200円 |
マットレス(シングル・セミダブル) | 200円 |
ふすま | 200円 |
網戸・スコップ・三輪車(遊具) | 200円 |
石油ストーブ(持ち運びタイプ) | 500円 |
ソファー(1人用)・マットレス(ダブル) | 500円 |
ベビーカー・自転車 | 500円 |
石油ストーブ(FF式、煙突ありタイプ) | 1.000円 |
ソファー(2・3人用・1辺100cm未満) | 1.000円 |
脚立(150cm未満) | 1.000円 |
電子ピアノ・足踏みミシン | 1.500円 |
ソファーベッド・ベッドマット(ダブル) | 1.500円 |
卓球台・マッサージ機(椅子式) | 1.500円 |
食器棚やタンス、本棚などは重さや大きさで異なるため、以下を目安にしてほしい。
重さ | 200cm以下 | 200cm~300cm以下 | 300cm~400cm以下 | 400cm~500cm以下 |
---|---|---|---|---|
15kg未満 | 200円 | 500円 | 1.000円 | 1.500円 |
15kg以上30kg未満 | 500円 | 500円 | 1.000円 | 1.500円 |
30kg以上40kg未満 | 1.000円 | 1.000円 | 1.000円 | 1.500円 |
40kg以上100kg未満 | 1.500円 | 1.500円 | 1.500円 | 1.500円 |
粗大ごみ用証紙(金券シール)は、市内のコンビニエンスストアやホームセンターなどで購入できる。販売店は、こちらの粗大ごみ用証紙取扱店一覧表からも確認可能だ。
直接収集
直接搬入を利用する場合は、利用時に現金で支払う。金額は、粗大ごみの重量が10kgまで117円、以降10kgごとに117円加算される。
粗大ごみの捨て方
収集の場合は、粗大ごみに粗大ごみ用証紙(金券シール)を貼り、収集日朝9時までに指定された場所に出す。立ち合いの必要はない。
直接搬入する場合は、受入れ時間内に総合環境センターに持ち込む。センター内では、係員が停車や搬入ルートなどを指示してくれるので従って行動しよう。
- 搬入先
- 総合環境センター
- 住所
- 秋田市河辺豊成字虚空蔵大台滝1-1
- 受け入れ時間
- 月~土(祝日を除く)8:00~16:30
- 電話番号
- 018-839-4816
秋田市の家庭ごみについて
家庭ごみを捨てる場合は、秋田市が指定する家庭ごみ用有料指定ごみ袋を使用する。また、金属類・空き缶・ペットボトルなどの資源ごみは資源化物用指定ごみ袋を使用しなくてはならない。
家庭ごみ用ごみ袋の色は黄色、資源化物用ごみ袋の色は透明で緑色の印字がある。サイズは10L、20L、30L、45Lの4種類で、取っ手付きと平袋の2種類だ。販売価格は販売店により異なるが、販売価格には「ごみ処理手数料」が含まれる。
秋田市の家庭ごみ分別方式は3分別13種で、自治体によっては分別が必要なガラス製品や白熱電球などが家庭ごみとして廃棄可能だ。そのため、秋田市はごみ分別について比較的優しい印象を受ける。
秋田市のごみ分別アプリ
秋田市は、アプリあきエコどんどんプロジェクトを配信している。ごみの分別情報はもちろん、有料指定袋販売店などのマップ情報、収集日のアラート機能などが利用可能だ。
また、レジ袋辞退や講習会参加などエコに関する行動にポイントが付与され、抽選で景品と交換できる。ダウンロードは以下からも可能だ。
ごみカレンダーなどはアプリでも確認できるが、ダウンロードしたくない方は秋田市ホームページからも確認できる。
まとめ
秋田市の粗大ごみの処分方法や手数料について記載した。秋田市では処分方法として、収集と直接搬入の2つから選択できる。
それぞれ利用方法や費用などが異なるので、都合にあわせてどちらが良いか検討したほうがいいだろう。また、まだ使える不要品の場合は、買取業者を利用するのもひとつの方法だ。以下のコラムもぜひ参考にしてほしい。
参考サイト:秋田市ホームページ