引越しや部屋の整理などで普段は利用しない粗大ごみを捨てたい人も多い。しかし、粗大ごみの出し方や料金などがわからず困ってしまうことも少なくない。
そこで、この記事では佐世保市の粗大ごみに関する申込み先や申込み方法、処分料について紹介していく。また、家庭ごみについても触れているのでごみの分別で困っている人も参考にしてほしい。
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佐世保市で粗大ごみを出す際の申込み先
佐世保市で粗大ごみを出す方法には、持ち込みと収集（戸別回収）がある。持ち込みの場合は「東部クリーンセンター」か「西部クリーンセンター」が処分先であり、戸別回収の場合は「粗大ごみ受付センター」が申込先となる。以下に申込みや処分先の住所や連絡先を紹介するので参考にしてほしい。
- 申込先
- 粗大ごみ受付センター
- 電話番号
- 0956-46-5300
- 受付曜日
- 月～金曜日
- 受付時間
- 8:30～17:00
- 休日
- 土・日曜日
なお、申込予約の電話は収集希望日の1ヶ月前～3日前までとなっているので注意しておこう。申込後の収集日は、水曜日以外は毎日となっているが年末年始といった佐世保市が休日に設定している日は収集なしとなる。
- 施設名
- 東部クリーンセンター
- 住所
- 〒857-1161 長崎県佐世保市大塔町1036-1
- 電話番号
- 0956-31-3815
- FAX番号
- 0956-31-5449
- 受付曜日
- 月～土曜日
- 受付時間
- 8:30～17:00
- 休日
- 日曜日・祝日の一部
- 施設名
- 西部クリーンセンター
- 住所
- 〒858-0905 長崎県佐世保市下本山町294-2
- 電話番号
- 0956-47-5292
- FAX番号
- 0956-47-7590
- 受付曜日
- 月～土曜日
- 受付時間
- 8:30～17:00
- 休日
- 日曜日・祝日の一部・年末年始
佐世保市で粗大ごみを出す際の申込み方法
粗大ごみの収集を依頼する場合は、事前に電話で申込みをおこなう。電話で聞かれる主な内容は以下の通りだ。
- ・住所
- ・氏名
- ・電話番号（連絡先）
- ・粗大ごみの種類、個数
- ・希望の収集日
- ・家の近くの道路状況など
収集してもらうときは指定された日時・場所へ置く方法と、屋内訪問（別途520円）があるので状況に応じて収集方法を検討しよう。
粗大ごみの品目と処理手数料
粗大ごみの持ち込み料金は、ごみの重量が50kg以下の場合は450円、50kgをこえる場合は10kgごとに90円が加算される。
一方、収集してもらう場合は事前に粗大ごみ処理券（1枚520円）を購入し貼り付けておく必要がある。料金設定はごみの品目によって変わるので、一部を以下に紹介する。
| 品目 | 料金 |
|---|---|
| オルガン | 1560円 |
| ガスストーブ | 520円 |
| 食器棚 | 520円～1560円 |
| ソファー | 520円～1560円 |
| タンス | 520円～1560円 |
| テーブル | 520円～1560円 |
| 電子レンジ | 520円 |
| 本棚 | 520円～1560円 |
| ベッド | 1040円～1560円 |
さらに詳しい品目と料金内容は、佐世保市公式HPから確認してほしい。
なお、佐世保市では市販の45リットルごみ袋に入らず、重さが60kgを超えないものを粗大ごみと定義している。そのため、45リットルごみ袋に入るものであれば、可燃ごみや不燃ごみとして捨てることが可能だ。
佐世保市で収集できないもの
佐世保市では下記の物が収集できない。ただし、下記は一部であるため、もっと詳しく知りたい場合は佐世保市公式HPの地区別分別表から確認することが可能だ。
- ・冷蔵庫、冷凍庫
- ・ガスボンベ
- ・金庫
- ・消火器
- ・洗濯機
- ・衣類乾燥機
- ・タイヤ
- ・パソコン一式
- ・ブロック、レンガ
- ・エアコン(室外機、室内機)
- ・テレビ(液晶、プラズマ、ブラウン管)
- ・便器(陶器製)
- ・注射器(在宅医療用)
- ・薬品(農薬、液体物など)
- ・服用薬(液体物)
粗大ごみとして出せないものは、買取業者に依頼も検討してみよう。詳しい内容は以下の記事からチェックしてほしい。
佐世保市の家庭ごみについて
家庭ごみの分別に関するアプリやカレンダーについて紹介していく。また、佐世保市の分別が厳しいのかどうかについても触れているので加えて確認していこう。
アプリ・ごみカレンダー
2021年5月時点では、ごみ分別アプリの導入はおこなっていない。そのため、ごみ分別に関する内容を確認する場合はごみ収集カレンダーを活用しよう。
ごみ収集カレンダーは転入する際や年度が変わるタイミングで手に入るが、佐世保市の公式HPからでもダウンロードできるので必要に応じて利用してほしい。
分別区分
家庭ごみの分別区分は、燃やせるごみ・燃やせないごみ・資源物である。資源ごみで出せるものにはかん類やびん類、ペットボトルなどがあるが、細かな仕分けが必要だ。たとえば、かん類はアルミとスチールに分ける、ペットボトルでは油やソースなどの容器は燃やせるごみに分けるなど。
地域によっては、このような細かな分別をしなくてもよいケースもあるため、ごみの分別は比較的厳しめと言えるだろう。ごみ分別を正しくおこなうためにも、しっかりと分別表を確認して出すことが大切だ。
指定ごみ袋のサイズと金額
燃やせるごみと燃やせないごみは「佐世保市家庭系指定ごみ袋」、資源ごみには指定ごみ袋はなく透明か半透明の袋を使用する。指定ごみぶくろのサイズと金額は以下を参考にしてほしい。
| ごみ袋のサイズ | 金額（袋代のみ） | 枚数 |
|---|---|---|
| ミニ（7.5リットル） | 96円 | 1組あたり24枚入 |
| 小（15リットル） | 72円 | 1組あたり12枚入 |
| 中（30リットル） | 48円 | 1組あたり6枚入 |
| 大（45リットル） | 40円 | 1組あたり4枚入 |
ごみ袋1組で購入補助券1枚が使用でき、購入補助券を持っていない場合はごみ処理手数料として別途840円がかかる。
まとめ
佐世保市では、粗大ごみは収集（戸別回収）と持ち込みでの処分ができる。収集での申込みは事前予約やごみ処理券の購入が必要なので、処分依頼をする前に把握しておくと手続きもスムーズだ。
家庭ごみの分別は少し複雑であるため、しっかりとごみカレンダーを確認して正しい分別を心がけよう。地区別の分別表は佐世保市の公式サイトからでも入手できるので必要に応じてダウンロードしてほしい。
参考サイト：佐世保市公式ウェブサイト
