大田区では、1辺が30cmを超えるごみを粗大ごみとして扱っている。粗大ごみを捨てるには規定の手順を踏まなければいけない。正しい方法で捨てなければ回収してもらえないので、ルールをしっかり把握しておきたいところだ。
当コラムでは、大田区の粗大ごみの出し方を解説していく。申込手順や、品目ごとの粗大ごみ処分費用などをまとめた。大田区にお住まいの方は、ぜひ参考にしてほしい。なお、ここで紹介する内容は2021年6月1日時点の情報である。
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大田区のごみの分別
大田区のごみの分別は、厳しいわけではない。指定のごみ袋はなく、中身の見える袋かふたつきの容器に入れて出せばよいとなっている。ただし、一度に大量のごみを出す場合は「臨時ごみ」扱いになり、回収が有料になるのが特徴だ。
1辺が30cmを超えるものが粗大ごみ扱いになり、回収には手続きが必要になる。ただ、基本的には品目で区分されるので、分解してサイズを小さくしても可燃ごみや不燃ごみにはならないので注意が必要だ。
申込み先
大田区では粗大ごみを廃棄する際、収集と持ち込みが利用できる。どちらも事前の申込みが必要で、申込み先は以下のとおりだ。ただし、持ち込みする場合、インターネットでの申込みはできないので電話で申込もう。
電話での申込み
- 申込み先
- 大田区粗大ごみ受付センター
- 電話番号
- 03-5465-5300
- 受付日
- 12/29~1/3及び、保守点検を除く
- 受付時間
- 8時~19時
インターネットでの申込み
- 申込み先リンク
- ▶粗大ごみ受付センター
- 受付時間
- 24時間(保守点検時を除く)
また、どちらも回収までに期間がかかるため、早めに申込むようにしてほしい。
申込み手順
粗大ごみを捨てるためには手続きが必要だ。自宅まで回収に来てもらう方法と、自分でセンターに持込む方法がある。それぞれ解説していこう。
自宅まで回収に来てもらう方法
自宅に回収に来てもらう場合は、以下の手続きをとる。
- 1.電話かインターネットで申込みをする
- 2.粗大ごみ処理券を購入する
- 3.粗大ごみ処理券に情報を記入し、品目ごとに貼り付ける
- 4.収集日の朝8時までにごみを出しておく
排出個数が10個を超える場合は、電話からの申込みのみになるので注意しよう。収集日や手数料は申込み時に教えてもらえる。
自分で持込みをする方法
自分でセンターに持込む場合は、以下の方法をとる。申込みは電話のみだ。
- 1.電話で申込みをする
- 2.粗大ごみ処理券を購入する
- 3.粗大ごみ処理券に情報を記入し、品目ごとに貼り付ける
- 4.指定された持込み日に、ごみを持込む
持込みする場所は申込時に伝えられる。持込みは、身分証明書を持った本人がおこなおう。
手数料の支払いについて
粗大ごみを捨てる場合は手数料が必要だ。手数料は粗大ごみ処理券を購入し、ごみに貼り付けることで払ったことになる。粗大ごみ処理券はコンビニエンスストアやスーパーマーケットで購入可能だ。取扱い店舗は以下のリンク先をチェックしてほしい。
▶大田区ごみ処理券取扱所粗大ごみの品目と手数料
粗大ごみの手数料は品目ごとに決まっている。いくつかの例を以下にまとめたので参考にしてほしい。
品目 | 手数料 |
---|---|
椅子(応接用1人用のもの) | 800円 |
オーブン・オーブンレンジ | 800円 |
鏡・姿見 | 300円 |
学習机 | 1200円 |
座椅子 | 300円 |
自転車 | 800円 |
布団 | 300円 |
プリンター(インクジェット) | 300円 |
ベッド(シングル) | 1200円 |
ベビーカー | 300円 |
マットレス | 300円 |
そのほかの品目は、大田区公式サイトの粗大ごみ品目一覧を確認しよう。また、費用をかけずに処分したい方は、以下のコラムもチェックしてほしい。
大田区で収集できないもの
大田区では以下のものは回収できない。処分したい場合は販売店やメーカーに相談しよう。
- ・家電リサイクル品(エアコン・テレビ・冷蔵庫・冷凍庫・洗濯機・衣類乾燥機)
- ・パソコン
- ・消火器
- ・石油類(ガソリン・軽油・灯油・シンナー・エンジンオイル・塗料など)
- ・ガス類(プロパンガス・酸素など)
- ・バッテリー
- ・小形二次電池
- ・特別管理一般廃棄物
- ・毒物・劇物
- ・未使用の花火・マッチ
- ・その他処理困難物(ピアノ・耐火金庫・タイヤ・オートバイ・自動車・重量物など)
家電リサイクル品・パソコン・消火器については以下のコラムも参考にしてほしい。
分別が楽になるごみ分別アプリ
ごみの分別やごみカレンダーをいちいち調べるのは面倒だ。そこで、専用アプリを使うのをおすすめする。大田区では「大田区ごみ分別アプリ~資源とごみの分け方・出し方~」というアプリを配信しており、アプリを使えばごみの処理が楽になるのだ。
同アプリには、ごみカレンダー・アラート機能・ごみ分別辞典などが搭載されている。以下のリンクからダウンロードできるので、ぜひ活用してほしい。
まとめ
大田区で粗大ごみを出す際には、申込みが必要だ。また、粗大ごみ処理券が必要になるので、コンビニエンスストアやスーパーマーケットなどで購入しなければいけない。
ごみの分別やごみカレンダーを調べるのが面倒な場合は、ごみ分別アプリを使うのがおすすめだ。大田区では専用のアプリを配信しているので、ぜひ活用してほしい。
参考サイト