家具が壊れた場合の処分方法に困ったことはないだろうか?壊れた部位や程度によって異なるが、買取業者に買い付けてもらったり、オークションやフリマに出品して現金化する方法がある。ここでは、壊れた家具の現金化の方法やコツについて説明したい。
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こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
買取の際のポイント
壊れた家具を売る際のポイントを細かく解説していく。この項目を読むことでどんな家具なら買い取ってもらえるか、どうしたら買取価格が上がるか分かるので参考にしてほしい。
値段が付くものか廃棄しか方法がないかを見極める
まずは壊れた部位や程度について確認することから始める。多少の傷やへこみであれば利用する上での不便は感じられないため、現金化できるチャンスは大いにある。
しかし、例えばテーブルや椅子の脚が折れていたり、クッションに穴や破れが生じているなど、使用する上で機能的に明らかに障害が感じられる場合、買取業者に値段を付けてもらうのは困難となることをあらかじめ知っておきたい。
粗大ごみは無料ではない
機能的に明らかな欠陥が発生し、補修しても回復が見込めない場合は、残念ながら廃棄処分するしか方法が残されていない。ただし、粗大ごみは多くの場合有料となり、大型の廃棄物となる家具になると処分費用もそれなりにかさむ。また家具の種類によっては搬出する際に分解しないと部屋から出せないなど、手間がかかることもある。
例えば引っ越しの際に不要となった家具を引っ越し業者が代行で処分してくれるサービスなどもあるが、基本的には処分は有料となることを頭に入れておいた方がよいだろう。
同じ手間がかかるのであれば、少し手を加えて補修してから買取業者に買い付けてもらうという方法もある。わずかでも処分費用を浮かせたいということであれば、現金化できる可能性を探ってみることをおすすめする。
綺麗に清掃しておく
当たり前の話になるが、売却する際は綺麗に清掃しておくこと。故障していたとしてもその他の部位が綺麗に保たれていれば査定時に大きなマイナスとならない場合があるので、なるべく綺麗にかつ丁寧に手入れ、清掃しておくことが重要となる。
素人大工は価値を下げる危険がある
機能的な修正を簡単な手直しで回復できる場合は、修理したうえで下取りに出すという方法を取ることもできる。修復キットや工具は、ホームセンターに行けばひととおり取り揃えることができるだろう。
ただし、ポイントはあくまで補修は最小限に留めること。壊れた家具がアンティークに属する場合、修復したことによりかえって価値を下げてしまったり、釘を使用していない家具に釘を使用するなど、製品のコンセプトに反するものになってしまう危険もある。
あくまでも素人大工による補修であるということを心得て、なるべく余計な作業はしないことを肝に銘じておこう。
また、家具修理の専門業者などもあり、新品同様に機能を回復することもできるが、その分費用もかかる。修理することで売却しやすくはなるが、修理費用と売却費用を天秤にかけた場合、多くは修理費用のほうが高くつく。
売却を第一に考えている場合はあまりおすすめできる方法ではないので、あくまでも補修は最低限のものと考えておいた方がよいだろう。
業者選びが大事
廃棄か売却か検討したうえで、売却して現金化できそうだと判断した場合、業者を選定し見積もり依頼をすることになるが、ここでのポイントはできるだけ複数の業者に見積もりを依頼することとなる。家具に限らず他のカテゴリの製品でも同じことがいえるが、可能な限り多くの業者にコンタクトし、見積もりを取ることをおすすめしたい。
インターネット売買に対応している業者であれば、製品を店頭に持ち込むことなく、メールやSNS上で短時間に見積もりを作成してもらえることが多い。気軽に利用できるので、多くの業者に製品を売り込んでみよう。
故障部位を的確に伝える
たくさんの業者に売り込むとはいえ、売り込む製品は故障している家具となる。業者によっては故障や破損している製品は0査定だったり、受け入れしてもらえないケースもある。
このため、見積もりを依頼する際は正直に故障・破損している家具であること、故障個所が機能的にどのような問題があるのかを伝えることを心がけよう。
虚偽の申告をしてその場では引き取りに同意してもらえたとしても、実際の製品が業者に到着した際に受け入れてもらえないなど、無用なトラブルを招く危険がある。1円でも高く現金化したいという気持ちをグッとこらえ、先に伝えるべきことは必ず伝えることに注意したい。
実際に買取依頼するときの注意点
さて、実際に買取を依頼するとしたらどの業者がいいのか。通常の家具の買取であれば多くのリサイクル業者に売却することは可能となるが、故障した家具となると買取に応じてもらえる業者は限られてくるだろう。多くの業者はウェブサイトなどでどんなものでも買取可能とうたい文句としているが、実際に問い合わせてみると故障品は受付不可だったり、かなりのマイナス査定と判定されてしまう業者も少なくない。
ここはやはり実績の豊富な大手に相談してみるのがベストだろう。買取業者の大手としては、多くのジャンルをカバーしている大黒屋や、ハードオフ系のオフハウス、トレジャーファクトリーが代表的なショップとなる。
また、売却を考えている家具がブランド家具の場合は、ブランド家具の買取に強いネオスタなども候補となる。業者によっては、故障品であることを伝えると対応が急にぞんざいになるケースも少なくない。故障品であることを伝えても真摯に対応してもらえる業者探しが、快く取り引きをおこなうカギとなる。
オークションは自ら梱包・発送する覚悟を
買取業者へ売却ができなかった場合でも、オークションやフリマに出品する方法は残されている。ただし、あくまで故障品なので出品時に故障品やジャンク品など注意書きすることを忘れてはならない。
また、どう修理しても使えないような製品の場合は、送料を出品者負担となることも覚悟しておいた方がよいだろう。大型家具の場合は、梱包や送料だけでも莫大な手間と費用が必要となることにも注意しておきたい。
出品するオークションサイトの注意点
リユースの需要が増えてきて、オークションやフリマサイトの運営業者も増加している。競合する業者が増えてきたことで、サイトごとの強みも多様化している。このため、利用者の傾向もサイトごとに異なる。出品料が無料ではない業者もあるので、ひととおりのサイトを観察して、利用者層を事前に確認しておくことをおすすめする。
オークションサイト大手のヤフオクや楽天オークションは利用者も多く、業者が利用している場合も多い。大型家具やジャンク品でも落札される可能性が高いので、この2つのサイトはまずカバーしておきたい。
女性向けのブランド家具や小さな家具の場合は、女性や若者の利用者が多いメルカリやフリル、スマオクをおすすめしたい。ただし、これらのサイトはスマホでも取り引きの完結ができる気軽さを最大の売りとしているので、故障個所を閲覧者になるべくわかりやすくなるように出品するということに注意したい。
おすすめの買取業者
家具を売る際におすすめの買取業者を紹介していく。どの買取業者も独自に調査したおすすめの買取業者なので家具を売る際には参考にしよう。
セカンドストリート
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
セカンドストリートは全国チェーンにもなっている業界大手の買取業者だ。買取価格が高く、どんな家具・衣服でも買い取ってくれることで知られている。
また、セカンドストリートは出張買取にも対応しており、ベッドやソファなど重い家具の場合は出張買取をお願いすると良いだろう。
トレジャーファクトリー
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
家具の買取でおすすめなのが、総合リサイクルショップのトレジャーファクトリーだ。家具や家電の出張買取に対応しており、購入から10年以上のものであれば自宅まで買取に来てくれる。
また、買取の際には出張費・査定料等取られることがないのでお得なサービスとも言える。気軽に出張買取を利用してみよう。
ダイソンや無印など人気のブランドであれば買取価格をアップしてくれるキャンペーンをおこなっているので定期的にホームページをチェックすると良いだろう。
まとめ
売却を考えている家具が故障していたとしても、その他の部位に異常がなかったり綺麗に手入れされている場合は十分リユースする価値はある。いざというときのために日ごろから綺麗に手入れしておくに越したことはないので、清掃や手入れはこまめにおこなっておくことに注意しよう。
また、今回はおすすめの買取業者を紹介した。どの業者もおすすめの買取業者なので、家具を売るときにはぜひとも参考にしてほしい。