冷蔵庫、TV、CDコンポなど、粗大ゴミに分類されるものは、処分するときに困ることが多いのではないだろうか。実際に不要になったとき、どう処分していいかわからないということもある。
そこで本コラムでは、古いミシンに焦点を絞って、処分の仕方を紹介していこう。家庭用ミシンから工業用ミシンまで古いミシンが不要となったとき、なんとか売って、現金に換えることはできないだろうか。なお、ここで紹介する情報は2020年6月、2021年10月現在のものである。
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こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
古いミシンは売れるのか
さっそく、古いミシンが売れるものなのかどうかについて触れていきたい。はたして、古いミシンを買取している業者はあるのだろうか。
古いミシンの買取は、今でも一定数おこなわれている
昔は、一家に一台はミシンを所有していたが、現代ではミシンを使うこと自体がなくなりつつある。理由としては、国内の物流が増え、昔のように手作りをしたり修繕するケースが少なくなったためである。一昔前まで、破けたりした衣類は自ら修繕する方が金額も安価だったため、ミシンの普及台数も多かった。
しかし、現代では修繕や手作りをするよりも、購入したほうが安く済むようになったため、ミシンの生産・販売数は下降ぎみである。では、やはり古いミシンは売れないのかというとそれは少し違う。現在では、ハンドメイドなど趣味の分野で、ミシンを愛用する人が多くなってきているのだ。
そのため、趣味で活用する人たちには多くの需要があり、中古市場でも古いミシンは売れる商品と認知されているのだ。
足踏みミシンは売れるのか
古いミシンのなかでも、足踏みミシンの需要度は非常に高いと言えるだろう。近年では動力モーターによる電動式ミシンが主流となっており、昔の古いミシンと比べても、利便性や機能が向上している。しかし、中には、電動式ミシンは従来の縫うという目的が重視されていないという意見を持つ愛好家もいるようだ。
では電動ミシンと足踏みミシンには、どのような違いがあるのだろうか。足踏みミシンは、厚物縫いが電動ミシンよりも優れている。特に家庭用は送り歯の高さと押さえ圧が変えられるため、どんな素材でも縫いやすい仕様になっている。
電動ミシンの利点は、コンパクトで多機能という点だ。しかし、パワーがないため、厚物縫いには向いておらず、小物を縫う場合に力を発揮できる。現在においても、足踏みミシンの方が低速でもパワーがあると言われており、使い勝手の良いアイテムとして人気を博しているのだ。
高く売れるメーカー
JANOME(ジャノメ)、JUKI(ジューキ)、SINGER(シンガー)、Brother(ブラザー)、Riccar(リッカー)、HITACHI(ヒタチ)のミシンは基本的に高額査定の対象となっている。
アンティークミシンは売れるのか
アンティークミシンと呼ばれる古いミシンの中には、利用価値だけでなくインテリアオブジェとして、人気の高い品もある。特に、19世紀末から20世紀前半にかけて、ヨーロッパを中心に使われていた製品はデザインに優れ、アンティークとしても価値が高い。
使えなくても置いて眺めるだけでも楽しめるため、人気が高まっている。骨董品のような付加価値をもつのが古いミシンの特徴ともいえるだろう。
シンガーは高額で売れる
もっともアンティーク価値の高いミシンブランドのひとつが「シンガー」だ。シンガーのミシンはテーブルとして、オシャレな置物として、利用されることが多く人気が高い。
アンティーク家具は、長い年月をかけて出る味や使用感に価値が見出され、高額な値段で売買されている。流行に左右されない安定した需要があるほか、買取金額も安定しているため、売る人も多く存在する。
壊れているミシンは売れる?
古いミシンの中には高い価格で売れるものもあるが、では壊れているミシンは買取されるのだろうか。結論から言えば、壊れているミシンの買取をおこなっている業者はある。ミシンは専門性が高い商品でもあり、壊れていても修理や部品取りなどの方法があるため、壊れていても売却できるのだ。
しかし、ブックオフやハードオフといった業者では、破損の状態によっては売れないこともあるので注意しておこう。売れるかどうかのポイントとしては、電源が入るかどうかが重要視されるので、リサイクルショップで売る場合は事前に確認するように。確実に売りたいならミシンの買取を専門にしている業者へ出してみよう。
古いミシンはどこで売れるのか?
ここまでで、古いミシンが今でも売れる製品であることは理解できただろう。だが、実際に古いミシンの買取を考えたときに、どこで売ればいいのかを知っておく必要がある。ということで、次は古いミシンはどこで売れるのかを詳しく述べていこう。
骨董品を專門で扱っているショップ
上記で説明したように、古いミシンはアンティーク品としても人気がある。そのため、骨董品、古美術、工芸品を扱うショップや專門買取業者で取り扱われることも多い。
先述したシンガーのミシンのなかには、数十万円という驚くような買取金額になるものもあるようだ。明らかに年代ものの古いミシンであれば、一度このような業者で査定してもらうといいだろう。
愛知のリヴァシス
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
リヴァシスは幅広いジャンルを取り扱っている買取専門店である。リサーチ力に優れ、買取専門に特化した営業スタイルを持っており、高値買取が期待できる業者だ。店頭買取、出張買取、宅配買取をおこなっており、諸手数料はかからないので安心して利用できる。
東京のBOOKOFF(ブックオフ)
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
BOKKOFF(ブックオフ)は、本の買取専門店だ。買取に関しては、本以外にも家電やおもちゃ、トレカやフィギュアなどに対応しており、買取キャンペーンと合わせて売れば期待以上の価格で売れることもある。しかし、ミシンの買取は状態に気をつけなければ買取拒否されることもあるので注意しておこう。
買取方法は出張・店頭の2つの方法で対応しており、店舗によっては宅配にも対応していることがある。店舗は全国にあるので、持ち込める人は直接店舗で売ってみよう。
大阪のハードオフ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ハードオフは全国に800店舗以上展開する大手リサイクルショップだ。家電や家具、おもちゃや雑貨、衣類やお酒までさまざまな商品の買取をしている。それぞれのジャンルの専門スタッフが在籍しているので、ミシンの買取においても相場に適正な価格で売却できるだろう。
買取は宅配・店頭・出張の3種類で、ほかにもオファー買取などの方法がある。オファー買取ではアプリに出品することで、各店舗のスタッフが買取のオファーを出してくれ、合意すれば自宅まで集荷に来てくれる。
出張買取の晴れ屋
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
現在増えつつある総合リサイクルショップでも、古いミシンを買取している業者は多い。なかでも晴れ屋に依頼すると満足のいく取り引きができると好評のようだ。買取したミシンは海外で再利用されており、強い販路を持っているために高く買取をすることができる。クーリングオフがあるので買取依頼しても安心、出張費も無料で、キャンセルも無料だ。即日現金払いもできる。通常のリサイクルショップであれば安価な買取金額となりやすいが、目利きのプロが在籍する晴れ屋では他店よりも高額な買取査定が期待できる。
ベテラン査定員が価値を最大限に見出してくれるだろう。
晴れ屋の買取実績
- JUKI TR-7
- brother 工場用ミシン
- JANOME アンティークミシン
- JUKI DDL-5600N
- brother D9000W
- brother KH-260
- brother KR-850
- JANOME 801
- JANOME802
- JANOME 2300
- JANOME secio 11000
- JUKI BL66
- JUKI BL60WJ
- JUKI HZL-010N
- JUKI TL-25DX
- JUKI TR-7
- MITSUBISHI 足踏ミシン
- PEGASUS F52-01
- Riccar RT-5
出張エリア
- 関東
- 池袋支店:東京23区全域・埼玉県全域・関東地区など
- 立川支店:西東京・山梨など
- 横浜支店:神奈川県全域・静岡県一部
- 千葉支店:千葉県全域・茨城県全域
- 中部・関西
- 名古屋支店:愛知県全域・岐阜県、三重県など中部地区
- 大阪支店:大阪市近郊
- 東北・北海道
- 仙台支店:宮城県・福島県・山形県・秋田県
- 札幌支店:札幌近郊
宅配買取のリファン
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
大阪を拠点とするリファンは、家電やブランド品、カメラなど幅広い品目を取り扱う買取専門店。1点ずつおこなう丁寧な査定と、充実した買取サービスが自慢だ。宅配買取・出張買取とも手数料はすべて無料。キャンセル時の返送料もかからないため、安心して依頼できるだろう。
古いミシンを売るならヒカカク!で賢く一括査定申込み
オークションサイトやフリマアプリなどを使うのはめんどう、取引の際のトラブルも不安。「ヒカカク!」は楽に高く売りたいとき、さまざまな買取業者の買取価格を比較できる相場情報サイトだ。
古いミシンを取り扱っている業者は多数あるが、買取してもらうときには、業者比較をしっかりとおこなったうえで買取してもらうことが大切だ。業者によって、査定基準が異なるので、ひとつの業者だけにしぼって査定してもらうと、損をしてしまうことがある。
ただ、業者比較をするのは手間がかかる。だからといって、オークションサイトやフリマアプリを使うとトラブルに巻き込まれる可能性があるので、できれば買取業者を利用したいところだ。そこで、ヒカカク!の利用をおすすめする。
「ヒカカク!」なら一括で複数の業者に査定依頼ができるので、業者比較が簡単にできる。ヒカカク!を活用して古いミシンを高値買取してもらおう。
古いミシンの買取金額一例まとめ
古いミシンは今でも売れるものも多くあるため、捨ててしまうのはもったいない。最後に、古いミシンがどれくらいで売れるのか調べてみたので紹介していこう。ただし、買取金額は、業者や状態・条件などによって大きく変わるので、あくまで参考までに留めておいてほしい。
古いミシンの買取金額
- ・三菱 ミシン ヘッド…2,980円
- ・JUKI THE MISIN so-ing HZL-8800…3,000円
- ・ミシンセット JAGUAR JN-100 GAMEBOY…3,800円
- ・ジャノメミシン 水平ガマ コンピューターミシン…8,700円
- ・G-HOUSE(ジーハウス) レトロなミシン型 オブジェ…9,900円
- ・シンガー 古道具の足踏みミシン…17,000円
- ・ブラザーミシンPS202…14,500円
- ・シンガー 足踏みミシン 1928年製…50,050円
事前に売却モデルの買取相場を把握しておこう
上記が古いミシンの買取金額だ。古いミシンといってもピンからキリまであるので、一定の買取金額とはなりにくい。ここでの買取金額を見ても、数千円~数万円と大きな幅がある。
なかでも高額となりやすいのは、アンティーク価値の高い古いミシンだ。平均的な相場は5,000円〜20,000円ほどのため、この金額を基準として買取サービスを利用すれば損をするリスクも少ないだろう。
もしかしたら、お宝級の古いミシンかもしれない…
特にそのなかでも、アンティークとして需要のある、古いミシンは、骨董品や古美術を扱う業者できちんと査定をしてもらったほうがいいだろう。もしかしたら、思ってもみなかった驚きの値段で売れるかもしれない。高い価値が見込めないものは、平均的な相場も高いネットオークションやフリマアプリで売るのもいい手段だ。

まとめ
本コラムでは、古いミシンが売れるものなのか、なぜ売れるのか、またどこで売ればいいのか、そのときの買取金額はどれくらいなのかを詳しく説明した。古いミシンでも需要が高いものもあるため、廃棄処分するのはもったいない。買取店やネットサービスを賢く利用し、売って現金化したほうがいいだろう。


