掃除機の性能の向上は著しく、静音性が高くて重量も軽く、節電性も高いものが次々に生み出されている。スティックタイプの掃除機や、サイクロン式掃除機なども多くなり、買い替えて新しいものにしようという人も増えてきた。
掃除機を買い換えるときには古い掃除機の処分が問題になるが、ヤマダ電機では下取りをおこなっている。ただし、下取りをしてもらうには条件を満たしていなければならないので、その詳細を理解すると共に他の処分方法とも比較しておこう。
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こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
ヤマダ電機での掃除機の下取り条件
ヤマダ電機では買い替えのときに掃除機の下取りをおこなっているが、買い取った掃除機は基本的に自社工場で整備して中古の掃除機として販売している。そのため、あまりコストをかけずに再販できるレベルにまで整備できて、さらに、年式や状態などを考慮して買い手がいると考えられる掃除機のみを対象としているのだ。
下取りの条件
整備という観点でも自社工場で対応できる製品に限定しなければならず、下取り条件は比較的厳しい物となっていることは否めない。
まず、掃除機の下取り条件として新しいことが挙げられる。製造年式は2011年以降とされていて、故障がなくて現在でも使用できることを原則としているのだ。
他の家電の場合には、電源が入らないものであっても10円での買取をおこなう場合もある。単純なスイッチの不良などの簡単な故障であればほとんどコストをかけることなく整備して販売できるからだが、掃除機の場合にはその対象外となっている。
同様に製造年式についても厳密で、古いものは買い手が付かないので若干古いだけでも対象外とされてしまう。掃除機の場合にはメーカーも限定されていて、東芝、日立、シャープ、三菱といった国内の大手メーカーが挙げられている。他にも、パナソニック、ダイソン、アイロボット、レイコップが対象で、他のメーカーについては一切取り扱っていない。
また、付属品がそろっていることも必要で、電源コード、ハンドル、ヘッド、延長管だけでなく、ダストカップやバッテリー、充電器などのもともと付属していたものが全てないと下取りをしてもらえないのである。
そして、美品であるというのも重要な条件で、あまりにも汚損が激しいと買取対象とはならない。具体的には破損・色あせ・サビ・変色が掃除機の本体または付属品に見られると下取りの対象から外れることになる。
少々の傷や汚れがある、使用感があるという程度であれば問題はなく、サビがあっても拭いたらきれいに落ちてしまったというのなら買い取ってもらえるのだ。クリーニングをするなどの本当に最小限の整備で販売できるような状態のものが求められていると考えると良いだろう。
引き取りサービスと買取額
ただし、ヤマダ電機の場合には買い替えなら最悪でも0円で引き取ってくれることは知っておくと役に立つだろう。掃除機を買い換えるときに古いのを処分したいと伝えると、まずは、年式などを伝えて買い取れるかどうかを確認してもらえるのだ。
大丈夫そうなら実際に掃除機を店頭に持っていき、状態を確認してもらって買い取れるなら下取りになり、条件を満たしていないなら引取になるのである。
なお、掃除機などの小型家電についてはヤマダ電機では自宅まで出張して下取りあるいは引き取りをしてもらうことはできない。店頭に持参することが条件になるということも覚えておくと良いだろう。
また、掃除機の買取は定額制になっていて、型番や製造年式によって一律にいくらという形で定められている。最大で2,000円で買ってくれるが、製品によっては1,000円や500円といったこともあるのだ。
ヤマダ電機の下取り条件を満たさないとき
ヤマダ電機で買い替えをするときに掃除機を下取りしてもらおうとしたら断られたというケースもある。ちょっと古かったり、付属品が破損してしまっていたりするとそれだけで条件を満たさなくなってしまうのだ。あるいは、ヤマダ電機が取り扱っていないメーカーの掃除機を使っていたけれどまだきれいで十分に使えるという場合もあるだろう。
そのようなときに無料で引き取ってもらうのも手だが、別の買取業者に売るという考え方も持ってみると良い。あくまでこれはヤマダ電機が掲げている下取り条件なので、もっと状態が悪い掃除機でも、他のメーカーが製造している掃除機でも取り扱ってくれる店舗が見つかる可能性は十分にある。
動かない掃除機はさすがに買ってくれる業者はないと考えてしまいがちだが、ジャンク品でも取り扱っている業者もないわけではない。値段が付くかどうかは製品次第だが、問い合わせてみる価値はあるだろう。買い手の立場に立ってみるとヤマダ電機の下取り条件を満たさなくても買いたいと思うような掃除機はある。
明らかにきれいな状態だけれど付属品のノズルが一つ足りないという程度なら買いたいと思う人もいるはずだ。2010年の製造品だけれど未開封あるいは完全に未使用ということになれば、価格が十分に安ければ買おうと考える人もいても何らおかしくはないだろう。
ニーズがあれば売れるという考え方で、一つ一つの掃除機を丁寧に査定してくれる買取業者が増えているため、ヤマダ電機では下取りできないと言われても諦めないようにしよう。予めヤマダ電機に下取りについて相談しておき、買い取ってくれないのなら買い替えの前に売り先を探してみるのが賢明である。
高く売りたいときは買取業者へ
ヤマダ電機の下取りは型式によって価格が決まっている。未開封で未使用のものも、五年間使い続けてきたものも同じ価格で買い取ってくれるのだ。かなり使用感があり見た目もだいぶくたびれてきている掃除機なら定額で買い取ってくれた方が良い可能性もある。
しかし、新品同様のような掃除機の場合にはもっと高く売れても良いだろうと考えるかもしれない。このようなときにもヤマダ電機にこだわらずに買取業者に査定を依頼してみると良いだろう。
リサイクルショップでの買取方法
掃除機の買取は家電を主に扱っている業者だけでなく、一般的なリサイクルショップもあり、周辺エリアの買取店だけでもかなりの数の候補がある場合が多い。出張買取や宅配買取に対応している業者もあるため、比較的高値で売れそうな掃除機なら積極的に遠くの業者まで問い合わせてみるのが重要である。
店舗買取の特徴
店頭買取の場合には持ち込まなければならないが、業者としては運送料や人件費がかからなくて済むので高く売れる可能性が高いのだ。まずは、近隣にある買取業者を探し、いらなくなった掃除機を持ち込んでみるのが賢明である。
持ち込みの際にも予約が必要な買取業者もあるが、通常は持ち込めばその場で査定をしてくれて、納得したら書類だけ書けば売ることが可能だ。売りたくないというときにも断るのは簡単で、他と比較した上でここが良かったと思った場所に再訪しても問題はない。
買い取れないという場合には他を当たらなければならず労力はかかることは確かだが、最終的には高く売れる可能性が高い方法である。
出張買取の特徴
遠方の買取店まで比較したいというときには出張査定を依頼してみるのが良いだろう。しかし、掃除機だけを査定して欲しいという場合には断られることもある。業者としては出張費用だけかかって何も買い取れない可能性があるからで、他にも見てもらいたいものを列挙して相談してみるのが賢い。
出張買取の場合には数が多いほど業者側も利益が増えるため、他の物も売るというケースでは出張してもらえることが多いのだ。その場で売ってしまえば運送料などを負担する必要もないので合理的な方法だろう。
また、出張を依頼する方法が優れているのは、一日か半日の間に複数の業者に来てもらうように手配できることである。家から一歩も出なくとも、複数の業者の買取価格を比較できる。
同じ時刻に来てもらうように話を付けておくと、同じときに査定をしてもらい、最も高い価格にした業者にそのまま引き取ってもらうということもできるだろう。このような形で比較させつつ競争もさせると想定していた以上に高く売れることも少なくないのだ。
オークションやフリマ
もう一つの掃除機の処分方法として知っておきたいのが業者ではなく個人に対して売るという方法である。オークションにかけたり、フリーマーケットやバザーなどに出品したりすると買い手が見つかる可能性があるのだ。
オークションやフリマのメリット
インターネットオークションは簡単に出品できる点で優れていて、極めて安価なものであってもしばしば取引されている。掃除機の写真を撮影してアップロードし、詳細を記載して初期価格を決めるだけで出品できる仕組みになっているのが特徴である。
特に、新しい掃除機や美品の場合、比較的速やかに買い手が見つかる可能性もあるだろう。フリーマーケットについても同様で、地域でおこなわれているフリーマーケットに手続きをして出してみても良い。
あるいは、インターネット上でもフリーマーケットがおこなわれていて、ラクマやメルカリなどの有名なものがいくつもある。オークションにかけるのと同様に写真をアップロードして価格を決めれば良いだけなので簡単に販売できるだろう。
オークションやフリマのデメリット
ただし、オークションやフリーマーケットを利用するときには買取業者が仲介するわけではないので自己責任で落札者や購入者と取引しなければならないということは覚えておこう。
特に、インターネットを利用する場合には入金確認をした上で発送するといった形で掃除機だけ持っていかれてしまわないようにする工夫が必要になる。また、ヤマダ電機による下取りや業者による買取とは違っていつ売れるかがわからないのもオークションやフリーマーケットの特徴である。
家に当面は置いておけるスペースがあるのなら問題はないが、置き場所に困るようなときには速やかに売れるヤマダ電機や買取業者に相談した方が賢明だろう。
オークションなどで売れるかどうかはただ新しくて美品かどうかだけでなく、買いたいと思う人がいるかどうかに左右される。しかし、ヤマダ電機や買取業者は買い取った後で販売を長期的におこなってくれるため、個人がたった今必要としていなくても売れるのがメリットだ。
おすすめの買取業者
ヤマダ電機の買取価格が低く、やっぱり他の買取業者に買取してほしい。という場合も多い。最後に独自に調査した買取業者を紹介する。
セカンドストリート
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
セカンドストリートは家具・家電などの生活用品の買取をおこなっている大型買取業者だ。新品でも中古でも買取をおこなってくれる買取業者だ。
セカンドストリートの強みは出張買取をおこなっているという点だ。エアコンやソファなど重い家具・家電を売る際には出張買取をしてもらおう。
トレジャーファクトリー
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
トレジャーファクトリーは家具・家電の買取をおこなっている買取業者だ。製造から10年以内のものが3点以上であれば出張費無料で買取をしてもらえる。
ダイソンやバルミューダなど人気の家電であれば買取価格は高くなる。もし、ブランドものの家電を持っている場合はトレジャーファクトリーで買取してもらおう。

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まとめ
ヤマダ電機では2012年以降で、故障がなく現在でも使用できる掃除機を下取りしており、付属品や美品であることも条件とされている。
ただし、掃除機を買い替える際は、最悪0円で引き取りもしているので、早めに掃除機を処分したいときなどは引き取りも考えてみてはいかがだろう。テレビやドライヤーなどの引き取りに関しては以下でチェックして欲しい。

ヤマダ電機で下取りができない際は、リサイクルショップやオークション、フリマもオススメである。それぞれにメリット・デメリットがあるので、自分に合う方法で売却することをオススメする。






