引っ越しや不要品の整理などで、処分したいモノなどが出てくる場合もあるだろう。また、最近では、断捨離、ミニマリストという生き方もあり、余計なモノは捨てるという人も多くなっている。気持ちの整理をすべく、不要なものは捨てて処分するということもあるだろう。だが、少し待って考えてみて欲しい。
捨てる不要品の中に、実は高価買取となるモノがあるかもしれない。捨てる処分を考える前に、買取を考えてみたほうがいいだろう。捨てるモノ次第では費用が掛かってしまうかもしれない。だが、高額査定となるお宝だったら、知らない間に損をしていることになるのだ。売る前に下調べをして、ある程度の査定ポイントは押さえておくべきだろう。
本記事では買取における基本的な知識やポイントについて紹介していくが、中でも今回取り上げるのは、「古時計」についてだ。古時計の売却先は主に骨董品(アンティーク)買取業者となる。特に掛け時計・柱時計や置時計を中心に説明していこう。
尚、懐中時計の査定依頼を検討している人やアンティーク腕時計の売却を検討している人は以下の別コラムをチェックして欲しい。なぜなら売却先がブランド時計買取店となり、やや異なる売却先となってしまうからである。
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以下で本編が始まる本記事に関しては、掛け時計・柱時計や置時計などの古時計を売りたいと考えている人が参考にしておくといいだろう。
CONTENTS
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古時計はコレクターも多く需要度は高い
まず、古時計を買取依頼へ申し込む前に、「できるだけ高く売りたい」と考えているのであれば、買取市場における古時計の価値を知っておくべきだろう。
買取市場において、古時計を買取されることは多いだろう。古時計は日常的に使う家具でありながら、その作りの美しさや技術など芸術、美術品、またアンティークであれば骨董品としての価値もあり、コレクターも多い。さらに時計の歴史は長く、芸術的な観点だけでなく、歴史的な価値を持っている古時計も数多くある。
古時計の買取がされている種類一例
- ブロンズ置時計
- ジャガールクルト アトモス
- 黒柿総彫りスリゲル/明治期
- ゼンマイ式振り子時計
- ジャピィ・フレール/フランス製
- アンティーク 置き時計
- アンティーク掛け時計
- レトロ 古時計
置き時計とは
置き時計は、おしゃれなインテリアとしても活躍してくれる美術品の一つだ。置き時計は、最新のデザインのものから、モダン・クラシック・アンティーク系、有名ブランド品まで、様々な種類がある。ゼンマイ式のからくり時計や、七宝細工・ウランガラスの置時計まで素材、デザイン、製造された年代、ブランド名などにより、骨董・美術価値が異なってくることになる。
置時計の中でもカシオ、シチズンなどの非ハイブランドの場合はトレジャーファクトリーやオフハウス・ハードオフなどのリサイクルショップに売るのも良い手だ。一方で、ロレックスやジャガールクルトといったブランド品の場合はアンティグランデなどの時計買取店が買取してくれる。
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ブランド別の買取相場情報
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掛け時計・柱時計とは
柱や壁などに掛ける時計のことを、掛時計または、柱時計と呼ぶ。大正・昭和前期までは、振り子式の柱時計(振り子時計)が多く普及していた。
当時は、振り子時計は重かったため、柱に掛けるのが一般的であった。古い掛時計はアンティークな美術品として需要があり、作品の保存状態によっては、高額査定が望めるだろう。代表的なデザインとして、ダルマ型・スリゲル型・八角型などがある。
また、掛時計の中には鳩時計があり、現代では、クォーツ式の鳩時計タイプが多くなっている。古い掛時計や柱時計の保存状態が悪い場合でも、高価買取してもらえることがあるので、まずは査定に出してみるのが良いだろう。

ネットオークション・フリマアプリへの出品は?
古時計を売りたいと考えたときに、ネットオークションのヤフオクやフリマアプリのメルカリ、ラクマで売るほうがいいと思う人もいるだろう。ただしそのような場合には、芸術作品に関しての知識や教養がしっかりとあり、市場価値や相場がわかっていないと損をしてしまう可能性がある。
単純に購入金額と出来るだけ近い金額で売りたいと考えたとき、ネットオークションやフリマアプリを利用するケースが多い。だが、先述のとおり、もしかしたら購入金額よりも高い金額の価値があるかもしれない。あまりないケースだと思うかもしれないが、その時の買取金額は非常に高い金額になるだろう。そういった場合には、知らない間に損をしていることとなるので注意が必要だ。
また、自らオークションへ出品する場合には、出品する古時計の正しい価値と商品の詳細を理解した上で商品について文章で的確に説明することが求められる。そもそもヤフオク!等のネットオークションの場合は、写真で品物の詳細を説明しなければならず、買う方もそういった少ない情報で判断しなければならないため、素人目には正確な価値がわかりにくい古時計に関しては高値が付きづらいという事情もあげられる。
また、ヤフオクなどでは「状態に対する考え方の違い」によってトラブルに発展する可能性もある。また、取引に必要である登録証に関する事や発送等もほとんど自分で行わなければならないネットオークションにおいて、古時計は「かなり怪しい品物」と言えるだろう。個人の感じ方次第で商品価値も左右されてしまう為、落札後に何かしらのトラブルに発展した場合、その対応についても自分で行わなければならないため、責任問題も非常に厄介だ。
以上のことを考えても、ネットオークションやフリマアプリといった個人間での売買は、あまりオススメできないと言えるだろう。
古時計の買取は骨董品・古美術品の専門業者で
では、古時計を買取依頼へ出そうと思ったときに、どこで買取の査定依頼をするといいのだろうか。これは多くの人が悩むポイントだろう。
古時計を買取へ出す場合には、骨董品や芸術品、美術品を専門で買い取っている業者で、買取依頼を申し込んだほうがいいだろう。ネットオークションやフリマアプリなどで出品した場合、上記したように損をするリスクも高くなる可能性がある。
それだけ骨董品、芸術作品の価値を量るには、膨大な知識や情報などが必要であり、それなりの経験もいるため、古時計の本当の価値は素人にはわかりづらいものなのである。ただし、そこまで美術品として価値がないと明らかにわかるモノであれば、ネットオークションやフリマアプリで出品したほうが、高く売れるだろう。
古時計の「状態」は最も重要視される査定ポイント
買取査定で、最も重要視されるのは現物の「状態」。これは、買取市場で基本的なポイントだろう。買取では現物の「状態」がシビアに査定されるため、良い状態で買取へ出すほうがプラス評価となりやすいのだ。古時計の「状態」の良さは、買取金額に大きく影響する。
例えば、汚れ、ホコリ、欠け、割れ、ヤニなどがある。古時計の査定でこういった状態が少しでも見つかれば、確実にマイナス評価となり買取金額は減額となる。保管の状態は日頃から気を配り、買取へ出す前にはキレイな状態で出せるよう、細かいところまで掃除をしたほうが、買取査定で良い評価を得られるだろう。また、オーバーホールなどをしているとお店の手間も省けるのでプラス評価となるので、オーバーホールをしたことが証明できる書類を持ち込むといいだろう。とにかく「状態」の善し悪しは、買取市場において最も大事なポイントなのである。
装飾品付置き時計(掛時計)の中には、金、大理石、高価な宝飾品などが散りばめられているものも多くあり、査定した際に、思いもよらない高額査定の結果が出ることもある。多少状態が悪かったとしても、自己判断せずにまずは査定に出してみるのが良いだろう。
古時計の保管方法
高価買取に大切なのは、古時計をより良い状態で保つことが必要不可欠になるわけだ。置き時計や掛時計、柱時計を保管する際に気をつけておきたいことは、台所や浴室のそばなど水気が多い場所は避ける、直射日光が当たる場所を避ける、温度の変動が激しい場所を避ける、ホコリのたまりやすい場所や磁気の影響を受けやすい場所は避けるようにするのが良い。
また、保管する前には、汚れ、水分、汗や埃などを、柔らかい布などで拭いておくことが大切だ。そのままで保管すると、雑菌の繁殖やサビなどの原因となってしまう。
付属品は買取金額に大きく響く
基本的に買取市場では、付属品は揃っていると買取金額は数万円上乗せになることは珍しくない。逆に付属品が揃ってない場合には、マイナス評価となり、買取金額も減額となったり、モノによっては買取不可となったりする場合があるだろう。古時計の付属品であれば、箱、説明書などがあるだろう。そのような付属品を買取査定する際には、忘れないようにすべきだ。
一カ所だけの査定で買取を決めないで、比較検討を
出来るだけ高く売りたいと考えるのであれば、複数の買取ショップや業者へ買取依頼を申し込むべきだ。どういうことかというと、古時計の目利きは非常に難しいものであり、買取金額も業者によって大きく違うのだ。
買取業者によっては、古時計の需要度が高く、買取強化している場合もあるだろう。そういったところでは、市場の相場よりも少し高い買取金額で買取を行っていたりする。ショップや業者によって、必要しているモノが違うため、買取金額も数万円変わる場合もあるようだ。できるだけ多くの店舗やショップの買取査定で比較検討すべきだろう。
古時計の買取金額相場は…
古時計の買取金額の相場に関しては、ピンからキリまでの買取金額があり明確な相場はないと言っていい。また、買取金額に関しても非公開にされていることが多いため、ここで紹介するものは、あくまで目安にしておいたほうがいいだろう。
いくつかのサイトや口コミなどでは、数千円〜数万円くらいまでの買取実績があるようだ。ただ、希少な古時計となると、もっと高い金額になる場合もあるだろう。
古時計の買取を行っているショップ・業者を紹介
ここで、古時計をおこなっている買取業者を紹介。ぜひ、参考にしておくべきだ。どの業者も評判の高い買取業者なので押さえておこう。
おたからや
おたからやはブランドバッグや腕時計、そして古時計などの骨董品買取にも力を入れている大手の買取チェーンだ。本社は横浜付近にあるが、全国的にフランチャイズ展開しており、街角で赤い看板を見たという人も多いのではないだろうか。
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
出張買取 ますけん
骨董品の買取に力を入れている。出張買取がメインで、東京・神奈川エリアが買取強化となっている。
買取価格
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手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
なんぼや
ブランドや貴金属の買取で有名な大手業者であるが、古時計などの骨董品も買い取っている。大手ならではの安心感が魅力。
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
総合美術買取センター
総合美術買取センターは買取相場がピカイチで、当サイトでもトップ3に入る人気の買取業者である。古時計を高い金額で売りたいならば、総合美術買取センターの無料見積を利用してみてはいかがだろうか。
買取価格
スピード
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ポリシー
ウイルス
対策
まとめ
ここまで、古時計の買取で押さえておきたいポイントについて紹介してきた。古時計の買取では、ある程度ポイントを掴んでおくべきだ。なぜなら、非常に高価な買取となる可能性があるからだ。また、こういった基本的な知識や注意点を押さえておかなければ、大きく損をしてしまうリスクが高くなるだろう。この機会にしっかりとポイントは押さえておこう。基本をおさえておくことは、損をするリスク回避にも繋がるだろう。