その名の通り、幅19.6cm、奥行き19.6cm、高さ3.6cmという小さなサイズが最大の特徴であるMac mini(マック ミニ)。また、サイズ以外に価格が非常に魅力的な商品で、標準モデルにディスプレイ、キーボード、マウスが付属していないため、これらの付属品分を含まない価格設定になっている。
すでに持っている付属品を利用したり、安い製品を購入することによってかなりの低価格でApple製のデスクトップPCが使うことが可能になるのだ。新製品発売も噂される中、買替えを検討している人もいるかもしれない。
その場合に気になるのが、どれくらいの価格で買取されるかという点だろう。そこで今回は2014年モデル、そして1つ前の2012年モデルの買取価格を比較してみたので、ぜひ参考にしてほしい。なお、調査した買取相場は2020年8月1日と2022年8月12日のものである。日々、価格は変動しているので留意してほしい。
CONTENTS
こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
Mac mini(2014年モデル)MGEQ2J/Aの買取価格を比較
まずは、2014年10月に発売されたMac mini MGEQ2J/Aの買取価格を比較する。第4世代Core iへと変わったCPU、1世代前と比べて最大90%向上したGPU、ThunderboltからThunderbolt2へと変わることで高速化したインターフェイスなど、1世代前の商品と比べてさまざまな点で高スペック化した商品だ。それでは買取価格を見てみよう。
買取業者 | 2020年8月1日 | 2022年8月12日 |
---|---|---|
ソフマップ(ラクウル) | 2.6万円~2.86万円 | 1.7万円 |
アキバ流通 | 6万円 | 要見積 |
イオシス | 3.25万円 | 1.17万円~2.1万円 |
じゃんぱら | 3.2万円 | 1.8万円 |
秋葉館 | 3.5万円 | 1.5万円 |
DO-MU | 3万円 | 2.3万円 |
買取on-line | 4万円 | 2.3万円 |
アップルリサイクル(スピードリサイクル) | 4.1万円 | 要見積 |
買取けんさく君 | - | 1.62万円 |
ドスパラ | - | 1.2万円 |
i.link | - | 1.6万円 |

2022年8月12日における最高額はDO-MUの買取on-lineの23,000円だった。ほかの業者の買取価格をみると15,000円前後となっていて、業者による買取価格のばらつきはあまり大きくない。そのため、2022年8月12日時点では、MGEQ2J/Aの買取相場は15,000円前後と考えられる。
Mac mini(2012年モデル)MD389J/Aの買取価格を比較
次に、2012年10月に発売されたMac mini MD389J/Aについてチェックしていく。クアッドコアCPUや4GBメモリーや2TBのHDDを内蔵した、小さいながらも当時としてはかなり高い性能を誇っていた。
また、以降のMac miniではFireWire800ポートが廃止になっているため、FIreWire800ポートを持つモデルとしてもこちらが最後の商品だ。そんな、2012年モデルの買取価格を見ていこう。
買取業者 | 2020年8月1日 | 2022年8月12日 |
---|---|---|
ソフマップ(ラクウル) | 28000円~30000円 | 14000円 |
アキバ流通 | 30000円 | 要見積 |
イオシス | 41000円 | 7300円~15000円 |
じゃんぱら | 30000円 | 12000円 |
ドスパラ | 25000円 | 6000円 |
秋葉館 | 30000円 | 10000円 |
アップルリサイクル(スピードリサイクル) | 25000円 | 要見積 |
買取けんさく君 | - | 10800円 |
i.link | - | 14000円 |
パソコン買取専門.com | - | 17000円 |
サクモバ | - | 15000円 |
アメモバ | - | 7700円~15000円 |

2022年8月12日時点での最高額はパソコン買取専門.comの17,000円だった。買取価格の傾向をみるとMGEQ2J/Aと同様に15,000円前後の業者が目立つが、一方で10,000円以下の業者もあり、バラツキが大きい傾向にあった。
MD389J/Aは発売を開始してから時間が経過しており、買取価格を下げる業者や買取を終了する業者も出てきている。買取価格がばらつくのはその辺りが影響しているのだろう。売却を検討している場合は、相場を確認しながら早めに動いた方がよい。
以下のコラムではMacデスクトップの買取相場などを紹介しているので、参照してほしい。

買取業者の紹介
次に今回調査した買取業者を紹介していく。どの業者もMac miniなどIT機器の買取実績が十分にあることから、Mac miniの売却先を探す際の参考にしてほしい。
新宿のソフマップ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ソフマップはIT機器や家電、カメラ、ゲーム機の買取や販売をおこなう業者だ。中でもパソコンなどIT機器の買取に強く、Mac miniについても積極的に買取をおこなっている。
長年、IT機器の買取をおこなってきた知識と経験から査定をおこなうため、市場価格なども考慮したより正確な買取価格の提示が可能だ。
ソフマップの買取は店頭のみだが、ソフマップが運営するネット買取サービス「ラクウル」を利用することで宅配買取も可能となっている。買取にかかる費用は無料で対応。
大阪日本橋のイオシス
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
イオシスはスマートフォンやパソコンなどIT機器の買取や販売をおこなっている業者だ。秋葉原をはじめ、大阪日本橋、名古屋大須、福岡天神など全国に店舗展開している。
査定は製品の知識が豊富で、情報も豊富なスタッフがおこなう。そのため、製品の価値を正確に見抜いて、適正な買取価格を提示してくれるだろう。
買取方法については店頭、宅配に対応している。査定料、送料、振込手数料は無料なので、利用しやすいだろう。
博多のじゃんぱら
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
じゃんぱらは、さまざまなIT機器の買取と販売を実施する業者だ。スマートフォン、タブレット端末、パソコンをはじめ周辺機器やパソコンパーツ単体の買取にも対応している。
業界No.1の買取価格を自負しており、高額買取も期待できるだろう。また、迅速かつ確かな査定をおこなうことで、Mac miniにおいても満足できる買取価格の提示が可能だ。
買取方法は店頭と宅配を実施。査定料や振込手数料は無料だが、送料はおまかせ買取を選択したときに無料となる。
千代田区の秋葉館
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
秋葉館は、Apple製品を専門にあつかう業者だ。Mac miniをはじめ、MacPro・MacBook・iPadなど幅広いApple製品の販売のほか、買取も実施している。
専門店ならではの知識と買取経験豊富なスタッフが査定をおこなうため、より正確な査定が可能だ。さらに、キーボードやディスプレイなど周辺機器の買取にも対応しているので、まとめて売却できるのも便利。
買取は店頭と宅配の2種類から選択可能。査定料や振込手数料は無料で対応しているが、送料は利用者負担となる。
札幌市白石区のDO-MU
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
DO-MUはパソコンやその周辺機器、スマートフォンやタブレットなどの買取や販売をおこなうパソコンショップだ。パソコンではApple製品の買取に力を入れていて、Mac miniについても幅広い機種の買取に対応している。
パソコン本体のほか周辺機器、CPUやグラフィックカード、マザーボード、メモリ、HDDなどのパーツ単体の買取も実施しているのはうれしいところだ。
買取方法は店頭と宅配を実施しており、査定料は無料となっている。送料は買取依頼する製品によっては費用がかかることもあるので事前に確認しよう。
名古屋の買取けんさく君
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
買取けんさく君はIT機器を中心に、ブランド品や貴金属・家電・お酒の買取をおこなっている。5秒で買取価格がわかる「買取価格検索機能」があるのは特徴だ。新品未開封の製品の買取も実施しているので、より高額での買取も期待できる。
さらに、スピード買取も特徴としていて、時間がかかることもある宅配買取でも、最短製品が到着したその日に支払いまで完了するので急いでいるときに便利だ。
買取方法は店頭と宅配を実施。査定料や振込手数料は無料だが、送料は依頼者負担となる。
横浜のドスパラ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ドスパラはIT機器の買取や販売で知られており、北海道から沖縄まで日本各地に店舗を展開している業者だ。特にパソコン関連の買取を得意としており、Macについても業界最高クラスの価格で買取することを謳っている。
創業から40年近く営業してきたノウハウと査定実績からMac miniも適正に査定し、納得がいく価格での売却が可能だろう。
買取については、店頭と宅配の2種類から選択可能。査定料は無料だが、送料や振込手数料は利用者が負担する必要がある。
神戸のi.Link
買取価格
スピード
手数料
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ポリシー
ウイルス
対策
i.Linkは、Apple製品を専門に買取する業者だ。10年以上の買取実績があり、Mac miniをはじめとするMacやiPhone、iPad、Apple watch、さらにApple TVや周辺機器まで買取に対応している。
Apple専門店ならではの知識や買取経験豊富なスタッフが査定をおこなうため、適正価格の提示が可能だ。また、事前査定で連絡する査定額は減額が前提の上限価格ではなく、実際の買取価格のため、査定実施後も減額されることもなく、安心して依頼できる。
買取は店頭と宅配を実施。査定料と振込手数料は無料だが、送料は事前査定が5,000円以上の場合に無料となる。
札幌市豊平区のパソコン買取専門.com
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
パソコン買取専門.comはパソコンを中心に、iPhoneやiPad、パソコンパーツなどの買取を実施する業者だ。Macの買取に力を入れており、Mac mini、Mac Pro、iMacやMacBookなどが高額での買取が期待できる。
常に市場価格をリサーチすることにより、利用客が満足する高額な買取を実現。また、買取できない壊れたMacでも無料回収に対応しているので、とにかく処分したいときに頼りになるだろう。
買取については店頭、宅配で対応しており、査定料、送料は無料としている。
秋葉原のサクモバ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
サクモバはスマートフォンやタブレットを中心に買取をおこなう業者だ。パソコンについてはMacシリーズの買取に対応しており、Mac miniも買取対象となっている。
国内外の販売ルートを持つことで買取した製品をより高く売却できることから、高額での買取を実現しているのだ。また、Macについては買取強化対象としていて、高額買取も期待できる。
買取は店頭と宅配を実施。査定料と振込手数料は無料だが、送料は依頼者負担だ。
上野のアメモバ
買取価格
スピード
手数料
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ポリシー
ウイルス
対策
アメモバはiPhoneをはじめとするスマートフォン、iPadなどの買取を実施している業者で、MacやApple WatchなどのApple製品の買取にも対応している。
買取価格No.1を目指しているとしており、高額買取も期待できる。Mac miniについては、他社では買取していない古い機種の買取も実施しているので、他社で断られた場合はアメモバに相談してみるといいだろう。
Mac miniの買取については店頭と宅配の2つの方法が選択可能。査定料や振込手数料は無料となっているが、送料は利用者が負担する必要がある。
宅配買取の買取on-line
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
買取on-lineはパソコンやスマートフォン、タブレットなどの買取をおこなう業者だ。パソコンについてはMacの買取に力を入れており、Mac本体はもちろんのこと、モニタなどの周辺機器、ソフトウェアも買取対象となっている。
欠品、不具合があっても買取しているので、もし付属品がなかったり調子が悪かったりした場合は、買取on-lineに相談してみるといいだろう。
買取は宅配のみ実施。査定料や送料、振込手数料は無料で対応している。
御徒町のアキバ流通
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
アキバ流通は家電を中心に買取や販売をおこなう業者で、Mac miniをはじめとするMacも取扱い対象となっている。
新品から中古品まで買取をおこなっていて、金額交渉にも応じるということで高額買取も期待できる。また、Mac mini以外にもさまざまな家電やゲーム機などの買取にも対応しているので、まとめて売却できるのもうれしい。
買取方法は店頭、宅配、出張で対応し、買取にかかる費用は無料となっている。
宅配買取のアップルリサイクル(スピードリサイクル)
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
アップルリサイクルはApple製品を専門に買取している業者で、主にMacやiPad、iPod、iPhoneの買取をおこなっている。査定は市場価格や数量、プレミア価値などを考慮しておこなわれるので、提示される買取価格にも信頼がおけるだろう。
また、買取をおこなう事務所は自社が所有していることでオフィス経費が削減でき、削減分を買取価格に還元するで高額買取を実現している。
買取方法は宅配のみでの対応だが、査定料・送料・振込手数料は無料なので利便性は高いだろう。
Mac miniを売却する前にやっておくべきこと
Mac miniは、手放す前にやっておかなければならないことがある。これから紹介することをやっておかなければ、場合によっては買取に出せなくなってしまうことも少なくない。せっかく店頭に足を運んだり、あるいは宅配などで送ったりしたのに、買取されずに商品ごと返されるだけになってしまいかねないのだ。しっかりと押さえておこう。
Mac miniのサービスの無効化をおこなう
Macを買取に出す前には、Macで有効になっているいくつかのサービスや機能を無効化しなければならない。サービスの無効化とは、IDとパスワードを入力すれば、いつでも使える状態の機能やサービスを無効にすること。
自身でMac miniを使っているときは便利だが、このまま買取に出してしまうと、アカウント情報が接続されたまま他人が使えてしまうことになる。そして、場合によってはその情報を不正利用される可能性があるだろう。
そのため、以下の手順でアカウントデータの接続を解除した上で、下取りに出さなければならない。
- ・iTunesの認証を解除する
- ・iCloudからサインアウトする
- ・iMessageからサインアウトする
基本的にはAppleの公式HPにも「Macを売却、譲渡、下取りに出す前にやっておくべきこと」という項目のページに記載があるので参照にしよう。初めてMac miniのようなMac系列の商品を売却する際は面倒くさいかもしれないが、この辺りはMacを用いている以上しかたない部分のため、キチンとおこなっておくべきだ。
Mac miniの初期化
Mac miniではiPhoneなどのスマホ、iPadなどのタブレットのバックアップをCloud(クラウド)を通してデータを自動的に保存している。特に何もしていないのにMac miniのストレージがいっぱいになってしまっていることがあったかもしれないが、それはiCloudが積極的にバックアップを取っていたからだと考えられるだろう。
使っているときには便利だが、手放す際にはデータ漏洩など、思わぬトラブルを引き起こす原因になることも多い。Mac miniを買取に出す際はこれらのデータを消すためにも、初期化しなければならないのだ。
初期化をおこなう際はApple公式HPに「macOSを再インストールする方法」という項目があるので、こちらを参照して実行しておくといいだろう。
以下のコラムではMacでOSを再インストールする方法を解説しているので、参照してほしい。

次回もMacを使うならバックアップを取っておこう
MacはTimeMachine(タイムマシーン)というMac全体のデータを丸ごとバックアップできる非常に便利なシステムを持っており、それがMacを買う利点の1つだ。必要なのは1-2TB程度の外付けのストレージだけ。
TimeMachineでバックアップすると、新しく購入したMacに古いMacで使っていた環境やデータをそのまま復元できる。面倒な設定なしでMacのパソコンだけを新品に変えて、今まで通り使用できるというわけだ。
また、新しいMacにデータ移行する予定がなくても、バックアップを取るのは、もしものことも考えると非常に大切なことだといえる。そのため、定期的にTimeMachineを使用してバックアップをやっておくといいだろう。
以下のコラムでもMacを売却もしくは譲渡する際に実施することを解説しているので、こちらも参照してほしい。

買取価格を比較しよう
今回Mac miniの買取価格を調査した結果が、業者によって買取価格が異なっていることがわかった。そのため、高額で売却したい場合は、買取価格を比較して高額で買取する業者を見つけることが大切だ。
買取価格を比較する場合は、最低でも3社の価格が必要となるため、手間を考えるとなかなか実施できないのが現状といえる。しかし、買取価格比較サイトのヒカカク!はそんな悩みを簡単に解決してくれる。
ヒカカク!の一括査定サービスは一度の入力で最大20社の買取価格がわかるのだ。そして、入手した買取価格を比較すれば、容易に高額で買取する業者を見つけられるので、買取価格を比較するときはヒカカク!がおすすめだ。
まとめ
Mac miniの買取価格を比較してみた結果、2022年8月12日時点では2014年モデル MGEQ2J/AはDO-MUと買取on-lineの23,000円、2012年モデル MD389J/Aはパソコン買取専門.comの17,000円がそれぞれ最高額だった。
今回の調査結果で買取価格は業者により異なることがわかり、高額で売却するためには買取価格を比較して高額買取する業者を探すことが重要となる。買取価格を比較する場合は最大20社の買取価格がわかるヒカカク!が便利だ。
そのほか、Mac miniを売却する前にやっておくべきことについても解説しているので、売却する際に参照してほしい。
参考サイト