田酒(でんしゅ)は、青森県青森市にある株式会社西田酒造店が販売している、品質の高い日本酒である。醸造アルコールや醸造用糖類などを使用せず、「田から生まれた米のみでお酒を作っている」という意味で「田酒」という名前がつけられた。
西田酒造店が創業したのは1878年。「田酒」が発売されたのは1974年である。長い間、改良を重ねながらも昔ながらの製法を守って手作業で造られているのが「田酒」の特徴なのである。
本記事のポイント
- 田酒・純米大吟醸は人気があるため比較的高額な買取がおこなわれる
- 生酒の特徴は?
- 買取における注意点

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田酒(でんしゅ)とは
田酒とは、全国的にも有名な青森県の大人気銘柄である。名前の由来は「田から生まれた米のみでお酒を作っている」点から来ており、田酒の原料米には酒造好適米「古城錦」を使用している。販売店は、明治11年創業の田酒の蔵元「西田酒造店」。青森に蔵を構えており、昭和45年より完全な手造りによる日本酒造りを開始した。商品化までに3年を費やし、昭和49年10月に田酒が生まれている。
下記では、田酒の人気銘柄についても紹介していきたい。
純米大吟醸 斗壜取(とびんとり)
「斗壜」とは、「1斗(10升)の容量を持つ瓶」という意味である。「斗壜取」とは、良い状態に発酵した醪(もろみ)を袋につめて吊るし、搾らず自然に落ちてくる酒のしずくを斗瓶に集める方法を意味する言葉である。通常の日本酒は、この段階でお酒を搾って出すのだが、「斗壜取」の方法でとると、雑味がなく、上品で旨みをたっぷり含んだおいしいお酒になる。
「純米大吟醸 斗壜取」の原料には、日本酒造りに適した兵庫県産の山田錦を使用している。厳選された山田錦を40パーセントまで磨いて作った純米大吟醸のなかでも、「斗壜取」は本当に贅沢な最高級品である。果実のような甘みがあり、上品な個性ある味を持つ、年に1回、12月にのみ出荷される貴重な日本酒だ。
純米大吟醸 斗壜取「生」
非売品ではあるが、純米大吟醸 斗壜取「生」というお酒が造られることがある。通常、日本酒の製造行程では1回から2回加熱を行って殺菌しているが、「生酒(なまざけ)」はこの加熱処理を行っていないのが特徴だ。
加熱処理は、日本酒の製造に必要な行程ではあるが、反面、加熱によりお酒の原料の香りが落ち、味が変わってしまうというデメリットがある。「生酒」はこの行程を踏んでいないため、フルーティーでとてもおいしい。しかし、冷蔵保存でも長くは保管できないためあまり出回らず、地元でしか飲めない希少品である。

田酒の買取価格相場
「田酒 純米大吟醸 斗壜取」(一升/1800ml)の買取価格は、良い状態のもので3,000円〜6,000円台が中心となっている。なお、そのほかの「田酒 純米大吟醸」(一升/1800ml)も、良い状態のものであれば4,000円前後〜10,000円程度で買い取られていることが多い(2021年8月時点)。人気の高い銘柄のため、比較的高い価格で買い取られるケースが多いと言えるだろう。
日本酒を高く売るためのチェックポイント
お酒の価値を少しでも上げ、高額で買い取ってもらうためのポイントを確認しておこう。ぜひ、買取に出す際の参考にしてほしい。
人気銘柄かどうか
買取店では、人気銘柄や高級酒を主に買い取っている。買い取ったお酒は、自社で販売したり、他店に売却したりするため、再販できる人気のお酒を中心に取り扱っているのである。
再販できない可能性のある品物を買い取ってしまうと、在庫として抱えたまま賞味期間を過ぎてしまい、商品価値がなくなってしまう危険性があるため、需要があまりないお酒や、スーパーやコンビニエンスストアなどどこでも入手ができてしまうお酒はなかなか買い取ってもらえないのが現状だ。
なお、銘柄による評価はお店によって多少違うため、どの買取店が高く買い取っているかを事前に確認し、良い条件の査定額を出してもらえた業者に売却すると良いだろう。
化粧箱がきれいな状態かどうか
「田酒・純米大吟醸 斗壜取」は、化粧箱に入れて売られている日本酒である。贈答用などにもよく使われる高級酒は、オリジナルの化粧箱に入っているかどうか、箱が綺麗かどうかも重要なポイントだ。
化粧箱は、気をつけて保管しないと、汚れたり角がへこんでしまったりすることも多いため十分に注意しよう。箱に入れたまま保管すると劣化してしまうようなら、お酒は箱から出し、箱はたたんで別で保管するという方法も良いだろう。
中古品では付属品の有無が査定額に影響を及ぼすため、化粧箱は必ず査定時に一緒に出すようにしよう。化粧箱があるかないかでは、査定額に数万円から下手すると数十万円もの差が出る場合がある。
新しいお酒ほど高額査定
お酒の査定額は、銘柄ごとの最高額を各店でそれぞれ決めており、そこから様々な条件によりマイナスしていく方式で決まる。古くなればなるほど鮮度が落ちてマイナス額が大きくなり、さらに古くなると買い取りも難しくなるため、早いうちに持って行くのがコツだ。
なお、日本酒の場合は、買い取りできるのは製造後6ヶ月から9ヶ月くらいまでの間ということが多い。せっかくの高級酒も時間がたつとどんどん劣化してしまうため注意しよう。
また、お酒自体のみならず、ボトルや化粧箱なども、時間がたつにつれて劣化したりホコリで少しずつ色が変わったりすることもある。できるだけきれいな状態のものの方が高く売れるため、飲まないお酒はなるべく早く売却を検討することをおすすめする。
空ボトルの買い取り
お酒を飲んだ後の空ボトルも、種類によって買い取ってもらえることがあるのはご存知だろうか。プレミアワインのボトルや、特別な形にデザインされている希少な限定ボトル、数量限定で販売された人気酒のボトルなどは、お店で買い取ってもらえることがあるの。お酒のコレクターは、実はインテリア目的で買い取る人も少なくはない。そのため、希少な限定ボトルや数量限定で販売された人気酒のボトルには需要がある。
もし、高額な限定品や、変わったデザインのボトル、高級素材のボトルがあれば、買い取ってもらえるかどうかを業者に確認してみると良いだろう。

「強化買取」と「まとめ買い」は必ずチェック
買取店は、在庫がなくなったり、需要が増えたタイミングで「強化買取」キャンペーンを実施することが多く、自分が売りたい日本酒が強化買取されている場合、買取価格が大きく跳ね上がることが多い。買取店のHPにキャンペーン情報が掲載されているので、細めにチェックすることがおすすめだ。
また、「まとめ買い」も検討しておくのが良いだろう。「まとめ買い」とは、買取の際に1本だけ売るのではなく複数まとめて売る方法のことだ。買取店からすると、一気に複数のお酒が買い取れるため鑑定士の査定の手間が省けコスト削減に繋がるため、結果として買取価格で還元することができる。もし複数売りたいお酒がある場合は、ぜひ検討してみてほしい。

おすすめの買い取り方法
お酒の買い取り方法は、「店頭買取」「宅配買取」「出張買取」の3つの買取方法が用意されていることが多い。お酒をお店に直接持ち込むだけでなく、宅配便で送る方法や、自宅まで来てもらう方法など、自分の都合にあわせて安心して利用することができるのである。
「店頭買取」と「出張買取」の場合は、その場で査定してすぐに現金化してもらえる。「宅配買取」の場合は、お店に到着後査定をして、金額は銀行振込のことが多い。直接お店に行って交渉ができる「店頭買取」も魅力的であるが、家が遠い場合などは「宅配買取」を積極的に使ってみると良いだろう。送料や手数料が無料の買取店も多く存在するため、ぜひ使ってみてほしい。

LINE査定に対応している買取業者
宅配買取や出張買取を利用する場合、送料や出張料が気になるところだろう。せっかく買取に出すのであれば、できる限りそういった費用をかけずに売却したい。
レッドバッカス
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
お酒の買取専門店と言えばレッドバッカが有名である。電話とオンラインだけではなく、LINEでも手軽に査定を依頼できるのが特徴だ。LINEでは、お酒の写真を送るだけですぐに査定をしてもらえる。買取成約率は99.7%と、驚きの成約率も特徴だ。また、査定料、キャンセル料、振込手数料、などの各種手数料はすべて無料であるため、安心して利用できるのも強み。スピード感も魅力で、お送りいただいたお酒が届き次第24時間以内に買取金額を連絡してくれ、16時までに宅配キットを申し込めば当日に宅配キットを送ってくれる。買取金額に納得しれた場合は、24時間以内に指定の口座に振り込みをしてくれる。
レッドバッカスのクチコミ・評判
引用: レッドバッカスのクチコミ・評判・体験談5中国の古酒を1本10数万円で買い取っていただきました。 実はもう少し高い価格で提示いただいたお店もあったのですが、メールでのご対応が非常に丁寧で安心しましたので、こちらにお世話になりました。 商品確認後、すぐに入金もしていただけました。 いいものが手に入ればまたお世話になりたいです。
レッドバッカスのクチコミ・評判
引用: レッドバッカスのクチコミ・評判・体験談5ブランデーのヘネシーVERY SPECIALを買取査定してもらいました。買取価格は1500円でした。店頭で買い取ってもらう前にWEB査定による見積もりを事前におこなっていたので、買取がスムーズにおこなわれました。WEB査定は写真を送り商品の状態をしっかり把握してもらい、査定してもらったので店頭買取の際と同じ買取価格でした。ネットで簡単に査定してもらえ、買取価格に不満があった場合は断ることができるので便利なシステムだと感じました。
ジョイラボ
買取価格
スピード
手数料
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ポリシー
ウイルス
対策
ジョイラボも、お酒買取専門店で有名な買取店だ。宅配買取、出張買取、店頭買取の3つの買取方法を採用しているので、自分に合った買取方法を選べる。宅配買取は、送料や振込手数料などはすべて無料であるため、負担はゼロなのが嬉しいところだ。ジョイラボの特徴は、全国各地に店舗を持っているところである。東京、神奈川だけではなく、名古屋、大阪、福岡と店舗があるため、家から近い店舗を訪れてみても良いだろう。電話・オンラインだけではなく、LINEでの査定も実施しているため、より一層手軽に査定を依頼できる。
ジョイラボのクチコミ・評判
引用: ジョイラボのクチコミ・評判・体験談5何社かLINE査定してもらいましたが、一番丁寧に対応していただき、更に一番高額で買い取っていただけました。 比較的近くに店舗もありましたが、何本もあったので持込は危険と思い段ボールや梱包材も送っていただくにもお手配も素早くてとても安心してお取引できました。 着払いで先方に到着してから再査定(確認)→当方金額納得→振込みも当日中に完了しました。 また機会があったら次回もジョイラボさんでお願いしようと思います。
ジョイラボのクチコミ・評判
引用: ジョイラボのクチコミ・評判・体験談5貴州茅台酒 1972年三大革命(日中国交時に家族がいただいた未開封 非売品の美品)をお願いしたところ、迅速で適正価格を出していただきました。 中国本土でも入手が難しい商品のため、査定が難しいものでしたが、素晴らしい査定士の方がいらっしゃいました。
出張買取に対応している買取業者
ファイブニーズ
買取価格
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ウイルス
対策
お酒の買い取り専門店「ファイブニーズ」は、送料無料・出張料無料のであるため、安心して買取に出せるのが特徴だ。買取に出す前に概算の査定額をメールで知らせてもらえるサービスもあるため、あわせて利用すると良いだろう。ファイブニーズは、独自の販路を持っており、24時間・年中無休で専任の鑑定士が査定してくれる。鑑定士は、元ソムリエや元ワインインポーターでお酒のプロフェッショナルである。その豊富な知識と経験は間違いなく、お酒の価値を的確に査定してくれる。宅配買取、出張買取、店頭買取の3つの買取方法から選べる。
ファイブニーズのクチコミ・評判
引用: ファイブニーズのクチコミ・評判・体験談5森伊蔵1800mlを買い取っていただきました。 査定連絡も一番早く来ましたが、その後の交渉も説明も大変丁寧で返答も早く、安心して買い取りをお願いしました。 その後持ち込みで買い取りしていただきましたが、取引成立後も挨拶メールが届きました。 また機会があれば、買い取りをお願いしたいと思っています。
ボトルオフ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ボトルオフは、ホテルやレストランと提携しているほか、国内外のインターネット販売など販売ルートを多様に持っているのが強みの買取業者だ。電話やLINE、オンラインでの査定をおこなうことができ、売却する場合には店頭、宅配、出張のいずれかを選択することができる。また、利用客の住まいの地域のスーパーやドラッグストアなどの軒先・店頭を間借りした出張買取という独特な買取方法も、ボトルオフ曰く「業界初」で実施している。
ボトルオフのクチコミ・評判
引用: ボトルオフのクチコミ・評判・体験談5お酒の買取依頼は初めてでよく分からない為、LINEしてみました。 LINEのお尋ねや返信は気楽で良かったです。 凡その見積もり額も出して頂き、納得したので買取依頼しました。 対応は丁寧でとても良かったです。 また機会がありましたら是非お願いしようと思いました。
ボトルオフのクチコミ・評判
引用: ボトルオフのクチコミ・評判・体験談55社さんから買取依頼を頂きましたが、一番高額で買い取って下さりました。 また、メッセージの返信や振り込みなどのご対応も早くとてもスムーズで気持ちの良いお取引でした。 ありがとうございます。また機会が有ればお願いしたいです。

売るなら早めに検討しよう
日本酒は日が経てば経つほどに買取価格が下がる傾向にある。そのため、該当のお酒を飲む機会がなくなり売りたいと思っているのであれば、できるだけ早めに検討するのが望ましい。
お酒には概ねの相場があるものの、評価基準が買取業者によって異なりいくらか差が生じることがある。「田酒・純米大吟醸」であっても、数千円の差が生じてしまうことがあるだろう。複数社で比較し、納得がいく金額で買い取ってくれる買取業社に売却したいところだ。
ちなみに、まとめ売りで買取価格がアップすることがあるように、出張買取や宅配買取などコストがかかる買取方法よりも、コストがかからない買取方法の方が高価買取してくれることがある。念頭に置いておくと、良い取引ができるかもしれない。