「山崎35年」とは、SUNTORYから発売されている超高級ヴィンテージウイスキーだ。ウイスキーに詳しくない人でも「山崎」の名に聞き覚えのある人は多く、SUNTORYの代表的なウイスキーブランドとも言えるだろう。
今回はそんな超高級ウイスキーの山崎35年に着目し、定価価格から買取相場・高く売却するコツについてまとめてみようと思う。
CONTENTS
こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
山崎35年とは?
山崎35年とは、SUNTORYから発売されていたシングルモルトウイスキーの銘柄のことだ。基本情報をまとめたので見てほしい。
- メーカー
- サントリー
- 容 量
- 700ml
- アルコール度数
- 43%
- 原 産
- 日本(大阪府)
- 使用原酒
- モルト原酒のみ
蒸留所
大阪と京都の県境にある「水生野(みなせの)」と呼ばれる名水の里に、山崎を製造している山崎蒸留所がある。
山崎蒸留所で作られた貴重なモルト原酒のみを使用して作られている山崎35年は、水生野の澄んだ水や豊かな自然環境がそのまま感じられるシングルウイスキーだ。
原酒
使用されている原酒は、1966年〜1970年の数年間に蒸溜されたモルト原酒のみをベースにしているという強いこだわりがある。
それだけではなく、使用されているモルト原酒の製造には「山崎蒸溜所伝統のストレートヘッド釜」が使用されているという。
35年を超える時間を経て長期熟成されたモルト原酒は、深いコクや力強い飲み口に仕上がっている。
パンチの効いたウイスキーの香りが弱まった頃に感じられるフルーティーな香りや後味は、非常になめらかな口当たりでウイスキーファンにはたまらないだろう。
原料にも原料を製造する機械にも徹底的にこだわって生み出された山崎35年は、その特徴から国際的なコンペティションでも高評価を得ている。日本だけではなく、海外からも高く評価されている「日本を代表するウイスキー」と言えるだろう。
山崎35年の定価はいくら?
山崎35年は、2006年に「200本のみの限定販売」にて受注が開始された希少な1本である。そんな山崎35年は、定価で50万円(税抜)だ。
ウイスキーをあまり飲まない人たちからすると「ウイスキー1本に50万円?」と感じてしまうものだが、山崎35年に使用されている長期熟成された原酒や卓越されたブレンド、そして限定200本しか製造されていないという希少性の高さからきている。
「一生に一度出会えれば奇跡」と言われることもある超プレミアヴィンテージエウスキーだけあり、ウイスキーが好きで金銭に余裕のある人なら迷わず購入に踏み切るはずだ。
実際に、山崎35年は2006年5月23日に受注を開始して翌日の24日は200本が全て完売している。
ヴィンテージモルトの中でも高いクオリティを持つ山崎35年は、ウイスキー好きなら死ぬまでに1度は飲んでみたいと言われる「憧れの銘酒」なのだ。
確実に「超プレミア国産ウイスキー」の地位を手に入れている山崎35年は、様々な買取店やネットオークションなどでも高額買取の対処となっているアイテムと言ってもいい。
買取業者によっては、定価の2〜3倍近くの値が付くことも珍しくないと言い、市場を驚かせる要因のひとつにもなっている。
山崎35年の買取相場
希少価値の高い山崎35年は、買取業者へ持ち込んだ際にどのくらいの金額で買い取ってくれるのだろうか?事前に山崎35年の買取相場を把握しておけば、業者側との価格交渉もしやすくなるはずだ。
また、相場の買取価格よりも極端に低い見積もりを出してくる悪質業者を見分けることもできるので、買取相場はきちんと調べておくといいだろう。
買取業社での買取相場
山崎35年の買取相場だが、2019年2月現在では200万円前後といったところ。
定価が50万円の山崎35年だが、すでに完売していていること、今でも人気が高いことなどが影響してかなり高額で買い取られているのだ。
ただ、買取業者によっては数十万円の買取額の差が生じる場合もあるため、業者選びは慎重に行いたい。
- ・発売してすぐに完売
- ・質の高いヴィンテージウイスキー
- ・現在でもその人気は衰えていない
このような現状ゆえに、山崎35年は今もなお驚きの価格で取引され続けている。以下、買取業者別の買取参考価格をまとめてみるので参考にしてみよう。
- ・大黒屋:300万円
- ・お酒買取コンシェルジュ:約160万円
- ・レッドバッカス:250万円
- ・リカスタ:250万円
- ・アルジャン:170万円
- ・ファイブニーズ:165万円
参考買取金額を見てみると、買取金額にかなりの差が発生しているのがお分かりいただけるだろう。
大黒屋では300万円の買取額が付いているのに対し、200万円に達しない買取店も少なくない。
買取業者を変えるだけで100万円以上の差が付いてしまうことを考えると、複数社から見積もりを取ってよく吟味比較する必要があると言い切れる。
なぜここまで買取額に差が付くのかというと、それは山崎35年の買取相場が100万円を超える大物だからだ。業者側にそれだけの財源がなければ、いくら買い取りたくても無理なのだ。
そう考えると、山崎35を売るためには財源を確保しやすい「大型店舗」「アルコールの買取専門店」などが適していると言える。
個人売買での相場
山崎35年はその劣らぬ人気ぶりから、オークションなどを使用した個人売買でも取引されている。2019年2月27日現在では、ヤフーオークションで山崎35年が250万円で出品されている状況だ。
また、過去の取引を調べてみると「280万円」「230万円」で落札された記録が残っており、オークションなどの個人売買でも十分に売却できると考えることができる。
比較的リーズナブルなアイテムの出品が多いメルカリやラクマなどでは、やはり山崎35年の出品歴を確認することができなかった。
山崎35年を高額買取してくれる業者とは?
超プレミア高級ウイスキーである山崎35年を売却する場合は、高額買い取りをしてくれる可能性が高い「アルコールの買取専門店」が最適だ。下記に業者の一例をご紹介してみよう。
買取業者の紹介
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
買取価格
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手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
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ポリシー
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こういったアルコール専門店では、経験豊富な査定士が常勤していることで山崎35年の価値を適切に判断して査定を行ってくれるから安心だ。
しかし、アルコールの買取専門店だけではなく「TOKYORECYCLEimption」や「大黒屋」といった総合リサイクルショップでも高額買い取りをされる場合がある。
買取価格
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手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
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ウイルス
対策
ウイスキーはアルコール度数が高いため、30年や50年・100年以上の長期保存が可能なアルコールだ。ボトルに汚れがあったりラベルがボロボロに剥げていたとしても、むしろその劣化状態が「味」にもなる。
ウイスキーファンからしてみると、100年も前のヴィンテージウイスキーを飲めるなんて夢の様な話だろう。
そうして考えてみると、年数が経って外見が汚くなってしまったウイスキーは高額買取につながりやすいアイテムとも言い換えることができる。
山崎35年は国内外で超高額買い取りをされた実績が残っていることから、少々ボトルや木箱に難があっても売りやすいだろう。しっかりとウイスキーの価値が分かる買取業者を選ぶことが、何よりも重要と言えるのではないだろうか。
業者を見極めるためには
また、業者を見極めるためにはこちらから専門的な質問をしてみるという方法もある。
- ・山崎35年の発売日
- ・製造本数
- ・シングルウイスキーとは何なのか
- ・山崎35年の製造方法
これらの専門的な質問に間髪入れず答えられるような業者はウイスキーの知識が高いため、高額買取隣やすい山崎35年でも買い取ってくれる可能性が高いだろう。
山崎35年は超希少なヴィンテージウイスキーで現在もその人気が衰えていないことから、短期間の間に買取相場価格が急降下することは考えにくいアイテム。
「山崎35年を高値で売りたい!」と思うのであれば、急がずにゆっくりと買取業者を比較するのがポイントだ。
上記でご紹介したアルコールの買取に特化している業者はもちろん、総合リサイクルショップや骨董品を多く取り扱う業者でも思わぬ高額買取につながるケースがある。
まずは山崎35年の平均買取相場を把握し、様々なジャンルの買取業者にコンタクトを取ってみることをおすすめする。
山崎35年を高く売るためには?
定価50万円、現在の買取参考相場が200〜300万円という超高級ウヰスキー山崎35年。そのままでも十分に高値で取引されやすい山崎35年だが、さらに高額買取につなげるコツについ紹介していく。
付属品を揃えて売ると減額されない
山崎35年の付属品と言えば、やはり「木箱」。高級感溢れる木箱をセットにして売るということは、高額買取というか減額にされないためにもマストだろう。
高級志向の人が欲する山崎35年。木箱が付いているかいないかで見栄えが全く異なってくるだけではなく、購入後に保管しておくことを考えても木箱の存在は重要だ。
オークションなどでは木箱のみの出品も行われているため、木箱を紛失してしまったり壊してしまった人は検討してみるといいだろう。
査定額アップやキャンペーン時に売る
買取専門店での売却を考えている場合は、買取額がアップされるキャンペーン時などをしっかりと押さえておくといいだろう。
ただでさえ買取額が高い山崎35年。「買取額10%アップキャンペーン」の時に売れば、200万円だったものが220万円の買取額となり20万円も得になる。
こうしたキャンペーンは季節の変わり目や年の瀬などに実施されることが多いため、業者のホームページなどをこまめにチェックして売り時を見定めることが肝心だ。
買取業者を比較する
買取業者によっては数十万円、いや100万円以上の買取額の差が生じる場合もあるとご説明した。買取業者サイドの財力だけではなく、山崎35年を買い取りたいという熱意やポテンシャルによって査定額に大きな差が付く。
見積もりや査定の依頼をかける場合は、必ず複数の買取業者に連絡をして吟味することをおすすめする。
最近は「宅配買取」や「郵送買取」などといって、売りたいアイテムを箱に詰めて買取業者に宛てて送るだけの便利なシステムがある。この宅配買取サービスを利用すれば、住んでいる地域がどこであろうとも商品を売却することが可能なのだ。
近所のリサイクルショップに持ち込むのも手軽でいいが、遠方であっても山崎35年をより高値で買い取ってくれる業者探しを行おう。
外観をキレイにしておく
外観や付属品の状態は、査定額に影響するものだ。山崎35年の売却を考えている人の中には「せっかく買ったが勿体無くて飲んでいない」という場合も多く、2006年の発売から10年以上は軽く経過している。
そうなるとホコリをかぶっていたり、木箱に汚れが付着してしまっていることも容易に想像できるだろう。
査定を依頼する前には、こうしたホコリや汚れなどをしっかりとキレイにしておくことをおすすめする。
「ホコリが付いているだけで査定額が下がるのか?」と疑問に思ってしまう場合もあるが、案外「査定士がパッと見た第一印象」は高額買取へとつながるのだ。
まとめ売りして価格交渉を行う
限定200本の山崎35年を購入できたということは、ある程度金銭的に余裕があってウヰスキーに精通していると言える。
もしも山崎35年以外に売却できる状態のアルコールを持っているのであれば、それらを一緒に査定してもらうことで山崎35年の買取額をアップさせてもらうことも可能だ。
「山崎25年」「山崎12年」といったウイスキーと組み合わせるのはもちろんおすすめだが、買取業者によってはアルコール以外のアイテムでもまとめ売り対象としているところも多い。
断捨離を兼ねて、不用品をまとめて売りに出すのも山崎35を高く売るコツのひとつと言えるのだ。
オークションの相場を調べて値段交渉する
買取業者に査定してもらった結果に納得できない場合は、オークションでの落札根を業者側に伝えて価格交渉に持ち込むのも良いだろう。
山崎35年の相場価格はヤフーオークションで250万円前後となっているので、この金額を提示して査定額を上げてもらえないか聞いてみよう。
「無理です」「厳しいです」という買取業者の場合は、それほどの大金を支払ってまで山崎35年を仕入れる必要はないと考えていることも。
価格交渉に持ち込んだ時の業者の反応を見ることで、その業者が山崎35年にかけている情熱を伺うことができる。山崎35年を欲しがっている業者からすれば、「赤字になっても欲しい!」というのが本音だろう。
したがって、山崎35年を査定に出す場合は、オークションだけではなく他店の査定額も持ち込んで値段交渉を行うようにする方法がおすすめだ。
まとめ
山崎35年は限定200本のみで販売された「幻のシングルウイスキー」として有名だ。長年アルコールの買取査定を行っている専門スタッフでも、山崎35年を査定した経験を持たない人も多い。
そんな希少価値の高い山崎35年なので、買取業者側としては「何としてでも手に入れたい」と懇願している場合もあるだろう。
山崎35年の価値をしっかりと査定してもらえるような、ウイスキーの知識が豊富な買取業者を探してみよう。それがゆくゆくは高額買取へとつながっていくはずだ。今回紹介内容を参考にしてほしい。