サントリーから発売されている「山崎25年」は、長期熟成した原酒を贅沢に使用した超プレミアムヴィンテージウイスキーとして有名だ。定価でもいいお値段のする山崎25年だが、その買取相場や査定額が大変なことになっているという。
そこで今回は、入手困難な山崎25年の買取相場・査定情報・高額買取につなげる秘訣などを詳しくご紹介していこう。
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こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
シングルモルトウイスキー山崎の歴史
自然環境豊かな山崎蒸留所で生まれた、上質なモルト原酒だけを使ってつくられたシングルモルトウイスキー山崎。製造販売は言わずと知れた「サントリー」だ。
シングルモルトウイスキーとは
「シングルモルトウイスキー」と言うのは、ひとつの蒸留所で蒸留されたモルトウイスキーのみでつくられたウイスキーのこと。シングルモルトウイスキー山崎に使用されている原料は、香り豊かな麦芽のみ。山崎だけではなく、白州も麦芽のみが使用されているシングルモルトウイスキーとして有名だ。
昭和59年に大阪府で誕生
山崎は、森林に囲まれた大阪府三島郡島本町にある山崎蒸留所で昭和59年に誕生した。初めに発売されたのは、繊細で深みのある味わいが現在でも人気を集めている「山崎12年」。
しかし山崎が発売された当時、シングルモルトウイスキーと言えば「世界でも限られた人しか嗜むことのできない」貴重なお酒だった。
サントリーの創業者で初代マスターブレンダーでもある鳥居信治郎は、「良い原酒は良い水が生み、良い熟成は良い自然環境なしにはあり得ない。」との信念の元、全国の候補地から選んだ土地が現在の山崎蒸留所がある地・大阪府三島郡島本町の山崎だ。
4つのラインアップ
山崎の美しい水や気候に風土は、シングルモルトウイスキー山崎の核ともなる原酒の味わいを決定付けている。蒸留所の持つ特徴をダイレクトに伝えることができるお酒、それこそが「シングルモルトウイスキー」と言っても過言ではない。
山崎蒸留所の良さをしっかりと反映させているシングルモルトウイスキー山崎には、やわらかで華やかな香りと甘さが特徴的な「山崎」・繊細で複雑な味わいの「山崎12年」・圧倒的な熟成感のある「山崎18年」・濃厚で円熟の深い余韻が印象的な「山崎25年」の4つのラインアップがある。
同じ山崎という名を語っていてもそれぞれのラインアップには異なる風味や香りがあり、幅広いウイスキーファンから支持を得ているのだ。
山崎25年の特徴とは?その他のラインアップとの違い
現行で発売されている「山崎」「山崎12年」「山崎18年」「山崎25年」という4つのウイスキーは、一体どのように異なるのだろうか?ここでは「山崎25年」に着目しつつ、その他のラインアップとどのような相違点があるのか詳しくまとめてみよう。
山崎
赤みがかかった明るい琥珀色をしている山崎は、山崎の伝統でもある「ミズナラ樽貯蔵モルト」「ワイン樽貯蔵モルト」といったさまざまな山崎モルトがブレンドされている。
ひとくち口に含むと、苺やさくらんぼのようなフルーティーで華やかな香りが口内に広がる。なめらかな口当たりで蜂蜜のような甘みが特徴的だが、口の中に残る余韻は濃厚なバニラやシナモンといったパンチの効いた仕上がりに。

山崎12年
繊細で複雑、そして深みのある味わいは「日本を代表するシングルモルトウイスキー」と言っても決して大げさではない。成熟した柿や桃・バニラなどのフルーティーな香りの中に、奥行きや厚みが感じられる甘味が特徴的。
シェリー樽原酒とジャパニーズオークのミズナラ樽原酒によってもたらされる複雑な香味で、日本だけではなく世界的にも有名なシングルモルトだ。2003年のISC金賞受賞を始め、数々の賞を受賞していることが、山崎12年の人気の高さを示している。

山崎18年
酒齢18年以上のシェリー樽熟成原酒をベースに、圧倒的な成熟感を堪能できるフルボディタイプのシングルモルト。レーズンや杏・チョコレートといった深みある香りにスパイシーで甘酸っぱい飲み口、そして長く深い余韻は、ミズナラたるの長期熟成原酒を中心に使用しているからだ。
国内外のコンテストにおいて15個の賞を受賞している山崎18年は、他の3つの山崎ラインアップの中でも断トツの「最多受賞シングルモルト」として根強い人気を得ている。

山崎25年
スーパープレミアムの名前にふさわしいのは、酒齢25年以上の長期熟成シェリー樽原酒を使用した山崎25年。年間に生産されるのはわずか1200本程度という限定品で、多くのウイスキーファン「憧れ」の品と言ってもいいだろう。
味
シェリー樽でじっくりと年月をかけて熟成されたため、濃厚で厚みのある香りが立ちのぼる。複雑で重厚感のある甘味と苦味に加え、驚くほど余韻が長くて深いのが特徴的だ。
赤ワインを思わせるような濃い茶褐色をした原酒には、レーズンやイチゴジャム・ビターチョコレートの香りとほろ苦さが感じられるだけではなく、しっかりとした酸味や厚みも。樽の香りが心地よくウイスキーの中に入り込み、歳月を重ねた熟成原酒を思う存分堪能できる。
ひとくちに「ウイスキー山崎」と言っても、上記のようにラインアップによってかなり飲み口や余韻に差が出てくることが分かるだろう。
特徴
山崎25年の特徴は、何と言っても「酒齢25年を超える長期熟成されたシェリー樽原酒」を使用しているということ。25年以上も樽の中で熟成された原酒には、深みのある香りや味だけではなく「樽そのものの香り」までもが抽出される。
また山崎25年は、サントリーの創業100周年を記念して販売され始めた特別な一品だ。年間生産本数も1200本程度と希少性が高く、長年のウイスキーファンでもそう簡単に入手できるものではない。
山崎25年の定価
サントリーの公式HPをのぞいて見ると、山崎25年の定価が700mlで125,000円となっている。さすが超プレミアムヴィンテージウイスキーだけあって、その価格帯もプレミアムだ。一般庶民では到底手が届きそうにないウイスキーだ。
定価
山崎の4つのウイスキーの定価を以下に比較してみよう。
- ・山崎 → 4,200円
- ・山崎12年 → 8,500円
- ・山崎18年 → 25,000円
- ・山崎25年 → 125,000円
山崎25年だけが、圧倒的な高額になっているのがお分かりだろうか。定価で125,000円となっているが、実はこの「定価」で購入することが最も難しいと言われているのが山崎25年である。
希少価値が高い
年間1200本ほどしか生産されないため、いつどの販売店に入荷するのかが分からない。「山崎25年を買いに行こう」と思い百貨店などへ足を運んでも、そこにあるのはだいたい山崎か山崎12年。運良くあったとしても山崎18年というところだろう。
それだけ山崎25年は希少価値が高いウイスキーであり、定価購入することが難しいのだ。
山崎25年の市場価格はいくら?
山崎25年は希少性が高く、定価で購入することの難しいウイスキーだ。
定価以上の金額でも購入希望者がいる
希少性が高いとなれば、「定価以上の金額を出しても購入したい」と思う人も出てくるのが当然だろう。そこで、山崎25年をなんとか手に入れて定価の何倍もの値段で売却するという方法を実践している人も少なくはない。というか、そういった人がほとんどだろう。
オークションやネット販売での販売価格
実際に、オークションやネット販売で販売されている山崎25年の販売価格を見れば納得していただけるはずだ。
- ・Yahoo!ショピング → 698,000円
- ・amazon → 700,000円
- ・楽天 → 719,880円
- ・ヤフオク → 639,800円(2019年3月6日現在未落札)
いかがだろうか。一番安いものでもヤフオクの63万円代という驚きの価格帯。定価125,000万円の山崎25年が60万円以上で売られているということは、それだけ山崎25年をほしているウイスキーファンがいるということだ。
超プレミアムヴィンテージウイスキーだけあり、アルコールを専門的に取り扱う買取業者でも高額取引が期待できるだろう。
山崎25年の買取相場
定価125,000円の山崎25年だが、市場では約5倍の60万円以上で取引される傾向にある。そこで気になるのが、山崎25年を買取業者へ持ち込んだ際の査定金額や買取相場額だ。
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大黒屋での買取額
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
買取実績が150万件・お酒の専門査定員が在籍している「大黒屋」では、山崎25年だけではなく山崎12年や18年も高く買い取ってくれる。大黒屋では国産ウイスキーを特別買取強化中であるため、そうではない買取業者と取引をするよりお得感があることは言うまでもない。
そんな大黒屋では、山崎25年シングルモルトの買取価格を52万円と発表している。(2019年3月4日現在)
買取額は業者によって異なる
しかし、全ての買取業者が50万円程度の価格を提示してくれるわけではない。買取業者によっては査定額を30万円程度に留めている場合もあり、業者の山崎に対する熱の入れ方によって買取価格に差が出てくることが伺える。
一般的に30万円以上の買取価格が付くケースの多い山崎25年だが、買取業者によって数十万円の開きがあるため、依頼する業者選びは特に慎重になるべきだろう。
山崎25年の買取価格推移
2019年現在では、多くの買取業者が50万円以上の買取価格を付けている山崎25年。しかし、この価格は時代の流れとともに変わってきていることをご存知だろうか。
山崎25年の買取価格の推移を見てみると、年々上昇はしているものの、2015年から急激に買取価格の上昇が確認できる。
- 2013年
- 約70,000円
- 2014年
- 約90,000円
- 2015年
- 約210,000円
- 2016年
- 約230,000円
- 2017年
- 約300,000円
- 2018年
- 約550,000円
買取額が上昇した要因
これは、山崎25年が海外のウイスキーコンテストであるSWSC(サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション)で、ダブルゴールドの最優秀金賞を受賞したことが大きく関わっている。
SWSCの受賞経歴だけではなく、山崎蒸溜所が「ウイスキー・ビジター・アトラクション・オブ・ザ・イヤー」を受賞したことも山崎25年が世界中に知れ渡る要因ともなった。
各国から大注目を浴びた山崎25年。当然、購入したいと願う人もぐっと増え、結果的に山崎25年の価値が急上昇することにつながったのだ。
今後も上昇する可能性がある
「100万円出してでもほしい」という強い購入希望を持つウイスキーファンも少なくないが、如何せん年間製造本数が限られている山崎25年。需要と供給のバランスから見ると、今後も山崎25年の買取価格はさらに上昇する可能性があると言っても過言ではない。
山崎25年を高く売るための秘訣
山崎25年を高く売るためのポイントは、大きく分けて2つ。高額買取につながりやすい山崎25年だが、以下のポイントを考慮しておくとさらに高額で買い取ってもらえる可能性が高まる。ぜひ参考にして、山崎25年の高額買取に役立ててほしい。
買取業者を比較する
先ほどもお伝えしたが、山崎25年の買取価格は業者によって大きく異なる。50万円以上の査定額を提示してくる買取業者もあれば、30万円に満たない金額の業者も。なぜここまで買取価格に差が出るのかというと、買取業者の方針にも理由がある。
詳しい人がいるかどうか
「ウイスキーの在庫が少ない」「ヴィンテージもののウイスキーを中心に買い取っている」「山崎のウイスキーに詳しい」などという特徴を持つ買取業者は、山崎25年を赤字覚悟で買い取りたいと思っているケースも少なくない。
ただでさえお目にかかれる機会の少ない山崎25年だ。査定士の立場から考えると、赤字ギリギリになってでも手に入れたいというのが本音だろう。
かたや、ウイスキーの知識が乏しかったりそこまで山崎25年の価値を理解できていない買取業者の場合は、買取価格の目安となる30万円を大幅に下回る査定をすることもあるだろう。
山崎25年を少しでも高く売りたいのであれば、お酒・特にウイスキーの買取を強化している専門業者や、お酒の価値をしっかりと査定できる専任査定士が常在している業者を選ぶようにしよう。
複数の買取業者を比較
また、ひとつの業者だけではなく、少なくとも2〜3つの買取業者に査定や見積もりの依頼をかけ、買取価格を見比べてみることは欠かせない。
「A社の査定額は50万円だった」などと具体的な数字を持ち出して交渉すれば、査定額UPにもつながる可能性がある。お酒の買取に自信を持っている業者は全国に多数あるので、時間をかけて高額買取をしてくれる業者を見つけよう。


木箱や白箱といった付属品を付ける
山崎25年を最高額で買い取ってもらうためには、何と言っても「付属品の添付」は欠かせない。山崎25年に収められている木箱はもちろんだが、木箱を覆っている白い外箱と白いスポンジがあるとプラス査定につながりやすくなるのだ。
「木箱だけあれば十分では」と思ってしまいがちだが、実はこの白箱と白いスポンジこそが、山崎25年を最高上限額で買い取ってもらうために必要な付属品でもある。木箱や白箱のみをオークションで出品している人もいるほどだ。
山崎25年を高額で買い取ってもらいたいのであれば、付属品の添付は最も重要だと肝に命じておこう。
まとめ
現行ラインアップの「最高峰」である、シングルモルトウイスキー山崎25年。海外の賞を受賞したことでその名は世界中に広がり、各国から購入希望者が殺到しているのが現状だ。
酒齢25年を超える原酒を使用しているが、最近では「山崎蒸留所の原酒がなくなってきている」との噂も絶えない。ウイスキーの価格が年々上昇してきていることを考えると、これからも山崎25年の価値は上がっていき、それに伴い買取価格もより高額になっていくことが予想される。
山崎25年の買取価格は常に変動しているが、そこまで大きな変動額ではない。焦って売却してしまうよりも、山崎25年の価値をしっかりと査定に反映してくれる買取業者をじっくりと探してみよう。
山崎25年のおすすめ買取業者
キングラムリカー 神田店
買取価格
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許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
キングラムリカー神田店でも山崎25年を積極的に買取している。店頭買取の他、全国から宅配、関東エリアで出張買取もおこなっている。未開封で品質に問題がなければ、ラベルが汚れていても買取できる。宅配・出張ともに送料や出張費、配送キットなどの手数料は無料なので買取に慣れてない方でも利用しやすい買取店だ。