メルカリなどを見るとたくさんの商品が取引されていて、出品されている商品の状態はさまざまではあるが、うまく利用するとほしいものがお得に購入できるということもあり、多くの人が利用している。そんなメルカリで特に多くの取引がなされているのが、デュエルマスターズをはじめとしたトレーディングカードの取引だ。ここでは、メルカリでデュエマを高く売る方法を紹介する。
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デュエルマスターズとは
デュエルマスターズを知らない人のために簡単に解説しておこう。デュエルマスターズとはデュエマの愛称で知られているカードゲームの1種だ。プレイヤーが自由に40枚という制限の中で、自由な組み合わせで「デッキ」を構築し、相手プレイヤーとバトルをする。プレイヤーは「シールド」と呼ばれているライフを5つ所有しており、相手の「クリーチャー」と呼ばれるモンスターから攻撃を直接受けるごとにシールドが削られていく。
そしてシールドをゼロにした次の攻撃で相手プレイヤーにダメージを与えることで勝利となる。もちろん相手プレイヤーもすんなりと攻撃させてくれるわけではなく、クリーチャーを召喚して相手のクリーチャーを破壊したり、呪文を唱えて相手クリーチャーを破壊したり動けなくするなどをして妨害してくる。そんな相手の妨害に負けないようなデッキを構築していくことがデュエマの大きな魅力の1つとなっている。
日本ではバディファイト、ポケモンカードバトルなどさまざまなカードバトルが楽しまれているが、その先駆けとなったのがこのデュエルマスターズである。2002年に販売を開始しているので、もう15年以上親しまれているトレーディングカードゲームということになる。この記事を見ている人たちの中にも小学生の頃はデュエマで遊んだという人も居るのではないだろうか。
幅広い年代層に需要がある
デュエルマスターズのカードがメルカリなどオークションサイトでたくさん取引されている理由の1つは、幅広い年代層から需要があるからだろう。デュエルマスターズは販売開始以来、子供たちのあいだで親しまれ続けている遊びの1つだ。したがって、子供たちには当然需要がある。子供たちというのはさまざまなルートで情報を仕入れており、強力なカードなどを知ることに長けている。
強力なカードを知ると、当然誰よりも先に手に入れたくなるだろう。そこで親御さんにカードを手に入れてほしいとお願いする。そんな親御さんたちが確実に手に入れようとオークションなどに出品されていないかチェックする。当然ユーザー数の多いメルカリもチェックすることだろう。
また、デュエルマスターズは子供向けのゲームという括りは一切ない。相手よりも優れたデッキを組むためには各カードの特性や効果を理解し、それらがうまく連携するように、また相手がどんな妨害をしてくるかを先読みしなければいけないなど、高度な駆け引きが必要なゲームだ。
したがって、子供のころからデュエマをやり始めて大人になったときにも現役でデュエマを楽しんでいる人たちもたくさんいる。そして、デュエマを知らない世代の人たちが、子供と一緒にデュエルマスターズを始めたらドップリとハマってしまったというケースもたくさんある。
つまり、デュエルマスターズは、ほかのカードゲームと違って大人にも需要が高いのだ。これはデュエルマスターズが15年以上という長い歴史を誇っているからこその独自の特徴だといえるだろう。また、ゲームをするために所有するのではなく、カードゲームのカードをただ単に収集しているだけという「コレクター」と呼ばれている人たちもたくさんいるのもデュエルマスターズの大きな特徴の1つである。
お宝が眠っている可能性がある
以上のようにデュエルマスターズは競技人口が多く、競技をしている年齢層の幅もほかのカードゲームよりも広いこともあって、商品の買取で収入を得ようとしている人にとっては有効なカテゴリの1つとなっている。とはいえ、どのカードも高く買ってもらえるというわけではない。高く売れる方法を知っておかなければ出品する手間が面倒に感じてしまうだけになるだろう。
コレクターからの需要価値が高まる
まず、昔はデュエルマスターズをしていたものの、遊ばなくなって倉庫などに眠っているという人たちがいれば、それは大きな利益を得るチャンスになるかもしれない。長年続いているシリーズ物の鉄則として、古いものは希少価値が高まるというのがある。
リリースを重ねていくと、古シリーズのパックは製造が終了することもあって販売中止となる。販売中止となるということは、それ以上市場に出回る数が増えないということになるので必然的に値段が高騰することとなる。たとえ実際のバトルで使えないカードだったとしても、ただ古いというだけでコレクターからは需要価値が高まることになるのだ。
古いカードの需要価値が高まる
また、長い歴史を誇っているデュエルマスターズのみに起こっている現象だが、デュエマクラシックという独自のルールでデュエルマスターズを楽しむ人たちが出てきている。デュエマクラシックでは「初期のDM-01〜DM-05」というシリーズのカードしか使えないというルールがあるため、デュエマクラシックを楽しみたければ古いカードを手に入れなければいけない。
ところが、古いカードは普通のお店ではもう販売されていないため、メルカリなどのオークションサイトをチェックするようになる、というわけだ。デュエマクラシックを楽しむプレイヤーがいる限り、古いシリーズのカードの需要は以前よりも高まっているといえるだろう。
ただし注意点として、トレーディングカードゲームでは再版されなくなったカードが新しいシリーズに再録されることがある。再録されてしまうと、当然また手に入れやすくなるので、今まで希少価値があったカードも大きく価値が下がるということになる。
しかしながら再録された際に初期のものとはイラストが異なった場合は、初期のカードの価値が下がることにはならない。そればかりか、さらに希少価値が高まって価格が高騰することもある。古いカードを売る前には、そのカードが再録されていないかはチェックしておきたい。
価値がないカードでもデッキを組んで売る
デュエルマスターズのカードにはさまざまな効果を持っているものがある。バトルをするうえで強力といわれているカードの筆頭が、召喚してすぐにシールドを攻撃できる「スピードアタッカー」とシールドを複数枚破壊できる「Ｗブレイカー」や「Tブレイカー」の両方を所有しているクリーチャーだ。こういった強力なカードというのは、召喚するのに使用する「マナ」というものがたくさん必要となるケースが多い。
したがって、カード単体で強力な効果がなかなか発動しにくいのだ。そのために構築するのが冒頭で触れたデッキである。デッキを構築する際には強力なカードばかりを入れればよいというわけではなく、より強力なカードを早く場に出すことができるようなカードも入れる必要がある。したがって、1枚だけでは大して効果がないものでも、ほかのカードと組み合わせることで強力な効果を発動させることができる場合もあるのだ。
メルカリなどで高く売りたければ、単体で売るよりもデッキを構築して売ったほうが利用者の目に止まりやすく、買い取ってもらえる確率が高まる。デッキの組み合わせは無限にあるといっても過言ではなく、単体だと1円の価値もないようなカードであっても、他のカードと組み合わせることで何倍もの価値を生み出すことも十分可能だ。
デッキに加えるカードの価値
より高値で買い取ってもらいたいならデッキに加えるカードの価値についても考慮しておきたい。先ほど書いた古いシリーズのカードを封入することももちろん有効だが、それよりも需要を高めるための方法が2つある。
1つは、ゲームをプレイするうえで強力な効果を持っているカードだ。デュエルマスターズのカードの中には、他のカードと比較して飛び抜けて強力な効果を持つカードというものが存在する。例えば、昔のシリーズに登場したカードの中には、そのカードが攻撃した後で「相手のターンを飛ばしてもう1度自分のターンにできる」という効果を持つカードが登場した。
デュエルマスターズをやらない人でもこれがいかに強力な効果か理解できるだろう。ちなみに、このカードはあまりに強力過ぎるため、最終的には、プレミアム殿堂入りとなり、バトルでは一切使用できなくなってしまった。これは極端な例だが、こういった試合の流れを根本から変えてしまうようなものはときどき登場しており、それらは制限がかかるまではとても高値で買い取ってもらえる。
また、カードにはレア度というものがあり、中にはパックを複数購入してもなかなか手に入らないようなものがある。そういったカードは特にコレクターの間では希少価値が高まるので高値で買い取ってもらうことができる。デッキを構築する際には価値の高いカードも何枚か封入するようにしよう。
まとめ
カードを高く買い取ってもらいたいのであれば、売り買いによって利益を得る際の基本的なこともしっかりと守るようにしたい。まずカードは綺麗な状態のものを出品するようにしよう。いくら希少価値が高いカードであっても折れ曲がったりキズが入っているものは一気に価値が下がってしまう。また、送料は出品者が負担しておいた方が買ってもらえる可能性が高い。
そして、デュエルマスターズに関しての情報収集も常におこなっておこう。強力なカードについてのチェックもそうだし、新しいシリーズが登場すると基本的に少し古いシリーズのものは価値が下がるため、早めに売るようにしておきたい。
また、カードを売りに出すときの相場もとても重要だ。あまりにも周りと比べて高い値段で出品していると、いくら市場価値が高いカードが封入されていてもなかなか売れないだろう。
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