SMWS131.1羽生22年は世界基準で品質が認められている。国内だけでなく海外の愛好家からも求められるウイスキーだ。とてもセクシーな香りが特徴であり、ジャパニーズウイスキーならではの個性も光っている。この香りが世界中のウイスキー愛好家を魅了している。
現在では蒸留されなくなり、原酒の量も限られていることから希少価値も高いウイスキーとも言える。買取業者に査定を依頼すると高い値段をつけてもらえることだろう。この記事ではSMWSと羽生22年およびイチローズモルトについてと、買取業者を利用する際に意識したいポイントをご紹介する。
CONTENTS
このコラムには、合法的な広告・宣伝が含まれている可能性があります。また、当社のサービスである「ヒカカク!」と「magi」の紹介も含まれています。
SMWSとは
SMWS131.1羽生22年を知る前にSMWSについて理解したい。SMWSとはザ・スコッチ・モルト・ウイスキー・ソサイエティーの頭文字をとった略称だ。1983年にエディンバラの港町、リースで数人のウイスキー好きが集まったことから始まった。仲間同士でスペイサイドのウイスキーの樽をともに分け合ったことがSMWS誕生のきっかけだったと言われている。
初期の頃はウイスキー愛好家たちによる小さな集まりに過ぎなかったが、モルト・ウイスキーの人気が世界中で高まるにつれて徐々に拡大していった。1993年には日本支部も誕生している。SMWSの趣旨は、世界的に評価されているウイスキーをただ味わい楽しむだけでなく、愛しともに分かち合い、ウイスキーに対する認識を深めることだ。
この趣旨に賛同する人であればSMWSは快く迎え入れてくれる。エディンバラにある本部は14世紀に建てられたワイン倉庫を改築した建物の中に存在する。会員専用のラウンジ、テイスティングルーム、宿泊施設などの設備が用意されている。
SMWSのコード
SMWSに認定された蒸留所はそれぞれコードが振られる。SMWS131.1羽生22年の場合は131が蒸留所を示すコードである。他にも日本の蒸留所は山崎(コード:119)、秩父(コード:130)、軽井沢(コード:132)などがSMWSに認定されている。
SMWSに認定されることの意味
SMWSはウイスキーを愛し、認識を深める組織であるため、蒸留所が認定を受けるためには厳しい審査が設けられている。ウイスキー製造会社にとって自社のウイスキーがSMWSから認定されるということは世界的に品質が認められたということを意味するのだ。
認定を受け、世界基準での品質が認められたウイスキーはそれだけ価値も高くなる。SMWSのコードを持つウイスキーは比較的高い値段で取引がされることも珍しくない。
羽生の歴史
国内だけでなく世界中から愛されているウイスキーであるSMWS131.1羽生22年はもともと埼玉県で蒸留されていた。SMWS131.1羽生22年の歴史について以下では説明しよう。
羽生蒸留所
羽生蒸留所は埼玉県羽生市にある東亜酒造が所有していた蒸留所だ。これぞジャパニーズウイスキーと称されるほど国内外から人気を集めていたが、2000年には蒸留を停止してしまった。
イチローズモルト
2000年に蒸留を停止して以来、残っていた原酒はベンチャーウイスキーの肥土伊知郎氏によって引き継がれた。彼によって羽生はイチローズモルトと呼ばれるブランドに生まれ変わった。現在では残った原酒で限定品として売り出されている。
肥土伊知郎氏の実家は1625年から続く老舗の酒造だった。しかし近年、経営状態が悪化し酒造メーカーに売却せざるを得なくなってしまった。一時は自身の所有していた原酒を廃棄しなければならない事態に直面しながらもなんとか危機をまぬがれ、肥土伊知郎氏はベンチャーウイスキー会社を設立した。
本場のスコットランドでウイスキー作りについて学ぶなど、肥土伊知郎氏はジャパニーズウイスキーの製造に徹底的にこだわり抜いた。蒸留所を造り、ポッドスチルを選ぶ際には安価な国産のものではなくスコットランドから輸入した。
イチローズモルトの中でもキングオブダイヤモンズはイギリスの『ウイスキーマガジン』の中のジャパニーズモルト特集で5年連続で最高の評価を得ているほどだ。羽生蒸留所から生まれたイチローズモルトは世界中から評価されていると言っても過言ではない。
SMWS131.1羽生22年の特徴
現在羽生はイチローズモルトのブランドとして販売されているが、SMWS131.1羽生22年もまた世界中から評価されているウイスキーだ。味の特徴は一言で言うとセクシーと評されている。深く雰囲気のある香りはペンキ、木材、カンバスを彷彿とさせ、画家や芸術家のアトリエを思わせる。
同時にジャコウやビャクダン油といった男らしさを感じさせる香りもし、さらにセクシーさを際立たせている。ストレートで飲むと強い香りが口の中に広がる。ビャクダンや樹脂といった男らしい香りだけでなくフルーティーな香りがエキゾチックさを際立たせる。
水を加えるとさらに男性的な香りになる。香りが一層華やかかつ爽やかになり、理髪店や葉巻貯蔵室を思わせる香りが漂う。色彩豊かなその香りは神秘的で魅力的だ。
SMWS 131.1羽生22年の買取相場
すでに製造されなくなり、市場での希少価値も非常に高いSMWS131.1羽生22年は買取業者に依頼すると100,000円ほどで買い取ってもらえることもある。
イチローズモルトの中でも羽生、Hanyuなどと書かれている場合は価値あるウイスキーである可能性があるので1度査定に出してみるのもおすすめだ。価値を理解した上で、どのように扱うかを考えていくようにしよう。
より高くSMWS131.1羽生22年を買い取ってもらうために
世界的にも人気が高く、非常に価値が高いSMWS131.1羽生22年の買取を業者に依頼する場合は以下の点に気をつけて査定に出すようにしよう。より高い値段で買い取ってもらえる可能性がある。
査定に出す前には付属品を確認
SMWS131.1羽生22年に限らず、すべてのウイスキーに言えることだが買取業者に査定してもらうときには付属品をきちんとそろえるようにしよう。化粧箱や包み紙、ボトルと一緒に入っていたリーフレットに至るまであるかどうかを確認しなければならない。
SMWS131.1羽生22年の付属品はボトルが入っていた木箱だ。木箱も一緒に査定に出すようにしよう。付属品がすべてそろっているかどうかによって査定見積額は大きく変わってくる。価値あるウイスキーだからこそ、付属品まで注意を払いたい。
なるべくきれいな状態を保つ
基本的にウイスキーに賞味期限はなく、未開封の状態であれば長期間保管することは可能だ。しかしウイスキーも食品に変わりはない。ボトルの汚れや破損はイメージダウンにつながってしまう恐れがある。必ずきれいな状態で査定に出すようにしよう。
ほこりなどはきちんと払い、汚れなども可能な限りふき取るようにする。もちろん化粧箱などの付属品もきれいに整えるようにしよう。ラベルなどの破損にも気をつけたい。破損がある場合は大幅に価値が下がってしまう。保管する場合はラベルがやぶれないように気を配ろう。
未開封かどうかによって価値は大きく変わる
1度空気に触れたウイスキーは味も香りも大きく変わってしまう。そのため開封後のボトルは大幅に価値が下がってしまうのだ。どんなに価値あるウイスキーであっても、開封したものは業者からも買取を断られてしまうこともある。
査定に出す前に未開封かどうかも確認するようにしよう。ボトルの口に巻かれたフィルムがやぶれていなければ未開封である可能性が高い。万が一開封されていた場合でも空き瓶を買い取ってもらえることもある。
特にイチローズモルトは空き瓶を収集しているコレクターも多い。空き瓶1本あたり数万円で売れることさえある。開封後のSMWS131.1羽生22年を持っている場合、空き瓶の売却も視野に入れるようにしよう。
保管方法には気を配る
未開封の状態であっても誤った方法で保管してしまうと中身のウイスキーは変質してしまう恐れもある。価値あるウイスキーを保管する際には保管方法にも配慮するようにしよう。紫外線を浴びたり、高温の場所に保管するとウイスキー内部のアルコールが変質してしまう。
なるべく直射日光のあたらない、涼しい場所に保管するようにしよう。中身が劣化したウイスキーはボトルの口のフィルムも同時に劣化することがあるので、フィルムの状態を確認するといいだろう。
複数の買取業者に査定を依頼しよう
買取業者によって査定額が変わってくることがある。査定額の違いには、鑑定士の腕前の問題というよりも買取業者が管理している販売ルートによる影響が大きい。多くの買取業者は独自の販売ルートを持っている。
鑑定士は管理している販売ルートの中で最も高い値段で売れるルートを参考に査定額を決めているのだ。そのため買取業者によって査定額が変わってくることがある。当然高い見積もりを出している買取業者を利用した方が高い値段で売れる。
複数の業者に査定を依頼し、最も高い値段で見積もりを出してきた業者に買取を依頼するようにしよう。また、海外にも販売ルートを持っている買取業者はおすすめだ。SMWS131.1羽生22年のように世界中の愛好家から求められているウイスキーは世界基準で価値を判断してもらった方がいい。
おすすめの買取業者
SMWS131.1羽生22年の買取を依頼する際におすすめの買取業者を紹介する。信頼できる鑑定士が多く在籍しており、独自の販売ルートを持っている買取業者であれば安心して買取を依頼できるだろう。
レッドバッカス
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
レッドバッカスはオークション代行業もおこなっている、お酒買取業者の中でも珍しい業者だ。場合によってはオークションで出した方がより高い値段で売却できるかもしれない。オークションも視野に入れているのであれば、レッドバッカスを利用してみよう。
さらにレッドバッカスは査定に関するサービスも充実している。電話で仮査定を頼むと査定額が5%アップしたり、自身で段ボールを用意して宅配買取を利用すると査定額が1,000円アップする。
レッドバッカスではお酒ならなんでも買い取ってもらえるというわけではない。高級なワイン、ウイスキー、ブランデーを中心に買取っている。専門性に特化しているので鑑定士の腕前にも信頼できるだろう。
ウイスキーブランデー買取.com
多くの買取業者では、ホームページなどに実際の買取価格を表示していないが、ウイスキーブランデー買取.comではホームページ上に買取価格が表示されている。そのため査定の前にチェックし、どれくらいの価格で買い取ってもらえるかを予想できる。
事前にある程度買取価格を予想できるので、安心して利用できる業者だ。北九州を中心に店舗を構えているが、遠方に住んでいる人でも宅配買取を利用できる。焼酎の買取に力を入れている業者でもあるので、ウイスキーの他に焼酎も持っている場合には特におすすめだ。
ミスターフロンティア
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ミスターフロンティアは広島市に店舗を構えている買取業者だ。出張買取も広島市を中心に取り扱っている。買取の際の入金が非常にスムーズなのがミスターフロンティアの特徴である。宅配買取を利用した場合、お店に商品が届いてから翌日の15時までに入金される。
入金システムが整っているため、多くの利用者から信頼されている。買取実績も豊富で、ウイスキーだけでなくワインなども取り扱っている。お酒の買取に特化しているので、SMWS131.1羽生22年のような価値あるウイスキーの査定も安心して任せられるだろう。
まとめ
SMWS131.1羽生22年は世界中の愛好家たちが求めてやまないウイスキーだ。空き瓶ですら価値を認められている。セクシーかつエキゾチックな香りは羽生蒸留所及びイチローズモルトの歴史を感じさせてくれるだろう。
世界基準で認められた品質を誇るSMWS131.1羽生22年。開封して自身で飲む前に1度査定に出し価値を確かめるのもおすすめだ。査定に出せば高い値段で買い取ってもらえる可能性もある。