引越し業者のサービスが多様化する近頃では、不用品処分をしてくれる企業も多く見受けられるようになった。こうした業者のお世話になると、引越しのタイミングで長年溜め込み続けた不用品を一気に処分することができる。また引越しによって家具などに移動や梱包をすることで意外な価値あるアイテムが出てくることもあるため、場合によっては買取業者の利用についても検討してみると良いだろう。
今回は、不用品処分のできる引越し業者をエリア別に紹介しながら、サービス内容を徹底比較していきたい。

引越2011 / muratama
CONTENTS
こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
不用品処分のできる北海道・東北地方の引越し業者
赤帽 吉野運送
北海道北見市にある吉野運送では、「リサイクル」もしくは「廃棄処理」の2方法によって不用品の有料処分を行っている。この業者ではよくある質問がわかりやすく整理されているため、初めての人でもスムーズにサービス利用ができることだろう。
しあわせ便引越センター
宮城県仙台市にあるしあわせ便引越センターでは、荷物整理で出てきた粗大ゴミや不要な電化製品などの引取りを有料で行っている。引越後のダンボールについてもこの業者で用意した物に限って無料回収をしてくれるため、業者とのコミュニケーションをしっかり図ることで後片付けもスムーズにできそうだ。
不用品処分対応中の関東地方の引越し業者
ホームワーク引越サービス
この業者では、引越しのタイミングで不要になってしまった家具家電、オフィス用品、生活雑貨、厨房用品といった幅広いアイテムを見積料無料で買取・撤去をしてくれる。サイト内には高価買取品目も公開されているため、「売るか?捨てるか?」を悩んでいる人にも良き判断材料が得られることだろう。
東京引越しセンター
東京引越しセンターでは、生き物・生ゴミを除く混載ゴミや家具家電などの不用品を有料で回収している。また自動車の買取査定や廃車手続きも無料で行っているため、転居に伴い不要になったマイカーもこの業者を窓口にして処分ができると考えて良いだろう。
不用品を処分できる中部地方の引越し業者
はじめ引越サービス
単身引越し専門のはじめ引越しサービスでは、生ゴミ意外であればどんな物でも有料で、どの業者よりも安く引取りをしてくれる。また製造年月日から3年以内でコンディションの良い家電製品であれば買取も行っているため、品物によっては想定外の現金化に繋げられると言えるだろう。
栄光社
愛知県名古屋市にある栄光社は、オフィス移転・オフィス引越しの専門業者だ。移転時に不要になったデスクやコピー機などは、栄光社で責任を持って回収・買取を行ってくれる。また作業完了後はマニフェストも発行されるため、不法投棄などへの不安がある企業でも安心して利用ができることだろう。
不用品処分のできる近畿地方の引越し業者
ガード引越センター
リサイクルキングという店舗を運営するガード引越センターでは、引越代から買取額を差し引いてくれる良心的なサービスを行っている。査定の付かないものについても処分品として引取りができるため、自宅に溜まったガラクタの扱いに悩む人にもおすすめ度の高い引越し業者になることだろう。
コーワ引越サービス
不用品処分専用ページを設けるコーワ引越サービスは、店舗や事務所の備品処分から遺品整理まで行なう良心的な業者だ。不用品回収料金の目安についても、品目や使用トラック別にわかりやすい事例を公開しているため、費用面の心配により専門業者による処分を躊躇する皆さんでも納得の情報が得られることだろう。
不用品処分のできる中国・四国地方の引越し業者
J.NET
広島市にあるJ.NETは、粗大ごみ・不用品整理を含めたオプションサービスの充実で知られる引越し業者だ。J.NETでは女性の単身引越し向けのサービスメニューも用意しているため、自分の力では買取店に持ち込めないような物の処分整理についても相談しやすい業者になることだろう。追加料金についても一切かからないため、料金的な部分で比較検討する人にも不安要素の少ない業者と言えそうだ。
アイ引越センター
単身や家族だけでなく法人の引越しも行なうアイ引越センターでは、不要になった備品や什器の買取も行っている。特に住宅産業の法人引越しは得意分野としているため、移転に伴いたくさんの不用品が出る場合は相談だけでもすると良いだろう。
赤帽アクセスS98運送
一般廃棄物収集運搬業の許可証を持つ赤帽アクセスS98では、家電リサイクル法の対象製品とスプリング入りマットレス、パソコンなどの不要品処分を行っている。サイト内にある引越し見積もりフォームに不用品のボリュームや概要を入力すると、赤帽アクセスS98独自の査定基準で算定した概算料金を教えてもらえる。
不用品処分の可能な九州・沖縄地方の引越し業者
アーバン引越センター
オプションサービスの充実したアーバン引越しセンターでも、不要になった家具などの処分・引取りを行っている。サイトの中には廃品処理に関する詳細は書かれていないため、見積り依頼フォームの「ご意見・ご質問欄」に処分を依頼したい品目などを書いてみると良いだろう。
アサカワ引越センター
不用品回収・粗大ごみ回収・遺品整理を得意とするアサカワ引越センターは、少し特殊な引越し業者だ。軽トラックもしくは2トントラックから選択できる積み放題キャンペーンを利用すると、9,800円~24,800円で不用品の処分が行える。アサカワ引越センターではゴミ屋敷などの片付けも行っているため、福岡にある一般の引越し業者と比べて不用品処分の依頼がしやすい存在になることだろう。
琉球トータル引越サービス
沖縄県宜野湾市にある琉球トータル引越サービスは、多彩なオプションサービスで知られる人気業者だ。不要品の処分については、ボリューム関係なく家電でも何でも引取り・処分をしてくれる。また毎月1日~15日については、先着2名に限って40%オフのキャンペーンを行っているため、沖縄を拠点とする転居で不用品処分が必要な皆さんでもより安く引越しができる業者になることだろう。
不用品処分できる全国チェーンの引越し業者
ここまで紹介した地方都市の業者には、引越し・不用品処分サービスにおける料金が若干高い難点がある。また地域によっては対応エリア外になることもあるため、上記の企業への依頼が難しい場合は、これから紹介する全国チェーンの引越し業者にも問合せや見積り依頼をかけてみて欲しい。
日通
業界最大級のネットワークで知られる日通では、不要品(粗大ごみ)と家電リサイクル品の両方の引取りサービスを行っている。家電リサイクル品の引取りをする際には、テレビ1台で2,916円、エアコン1台で1,404円ほどのリサイクル料金が必要となるため、システムとしては家電量販店などのサービスと同じと捉えて良いだろう。
ダック引越センター
ダック引越しセンターの不用品引取りサービスは、地域によってサービス内容が異なるシステムとなっている。首都圏対象のサービスを利用すると、不用品回収再生サービスのエコランドが紹介される。これに対して全国対応サービスの場合は、7,500円以上の料金で引越し当日にダックで不用品を処分してもらえるシステムだ。
アーク引越センター
オプションサービスが充実したアーク引越センターでも、家具や家電製品などの不用品処分を行っている。引越しのタイミングでアーク引越センターで大型家電を処分すれば、家電量販店などに問合せをする手間も省けることだろう。
サカイ引越センター
サカイ引越センターには、同社内で運営されている不要品買取サービスがある。取扱商品の中には衣類、ベビー用品などの衣類だけでなく、生活家電やAV機器なども並んでいるため、少しでも価値ある商品を持っているならサカイ引越センターを利用して「処分してもらう前に売る」という方向で動いてみても良いだろう。
ヤマトホームコンビニエンス
クロネコヤマトで運営するヤマトホームコンビニエンス内にも、不用品買取サービスがある。この業者で買取ができるのは、製造から6年以内の洗濯機や冷蔵庫などの家電類や家具類、雑貨が中心となる。このサービスを利用すれば、クロネコヤマトとのやり取りだけで完結するため、忙しい引越しシーズンであってもスケジューリングのしやすい内容だと言えるだろう。
引越しの不用品は買取業者でも処分できる
費用のかかることの多い引越し業者の不用品処分に納得できない場合は、リサオクやトレジャーファクトリーのような買取専門業者を利用して「さまざまなアイテムを現金化する」という方法も大変おすすめだ。
リサオク
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
東京、千葉、神奈川、埼玉エリアで対応を行なうリサオクは、不用品買取No.1を宣言する専門業者だ。持込買取、宅配買取、出張買取、オークション買取といった4つの方法を用意するリサオクを利用すれば、多忙な引越し時期であってもユーザのペースで不用品の売却ができる。
また現在では、査定の付かない大型家電や大型家具についても、5点まで無料で買取時の引取りを行っているため、引越し業者による対応が難しい品目についてもリサオクに相談すると良いだろう。
トレジャーファクトリー
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
リサイクルショップのトレジャーファクトリーには、「トレファク引越」という少し変わったサービスがある。このプランを使うと、買い取ってもらえた商品の金額を引越し料金から差し引いてもらえる。
また、買取品については引越し当日の搬出となるため、「転居前日まで洗濯機を使いたい」といったケースでもスケジュール調整に悩むことはないと言えるだろう。トレファク引越利用時には買取処分プランナーが見積もり訪問してくれるため、まずは不用なものをすべて見てもらった上で相談をしてみてほしい。
まとめ
今回、不用品処分サービスもおこなう引越し業者を紹介してきた。業者ごとに特色があり、対応できる範囲も異なってくるので、ニーズに合わせて上手に選ぶと良いだろう。また、まだ使えそうなものがあれば、買取に出すのもおすすめ。捨てるしかなかったものが現金に換わるうえ、リサイクルにも貢献できる。その際はぜひ今回紹介した内容を参考にしてみてほしい。