レオパードとは、俗にいうヒョウ柄である。個性的なファッションに取り入れられることも多い。買ったは良いけど似合わない・両親からもらったけど自分は着たくない、ということも当然あり得るのだ。プリントであれば容易に捨てられる決心はつきやすいが、毛皮となれば誰かに売りたいのが本音だ。
現在、本物のレオパード毛皮はワシントン条約によって規制されている。市場にあるほとんどの毛皮は、レオパードキャットという山猫から採取される毛皮か、アニマルプリントかのどちらかだ。純粋なヒョウ柄は非常に数が少ないのである。
希少度の高い理由は動物の毛皮ということもあるが、1980年に施行されたワシントン条約にある。当然ながら、世の中に出回るものは施行前のレオパード毛皮ということになる。レオパード毛皮が出てきたときの売却方法や希少性をまとめたので参考にしてほしい。
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こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
なかなかお目にかかれない毛皮
レオパード毛皮の特徴は、変わった柄にある。花びらのような模様は草むらなどに身を潜めるためのカムフラージュである。レオパード毛皮のほとんどは、ヒョウではなく、レオパードキャットの毛皮である。
あまり馴染みのない名前だが、別名はベンガルヤマネコという。こちらの名前の方が聞き慣れている人も多い。ベンガルヤマネコはインドや中国、フィリピンなどに生息している。
高級婦人服素材として人気
レオパード毛皮は、密度が高く保温性に優れている。また、見た目の華やかさからセレブにも愛用されている毛皮である。レオパードとにいっているが、ヒョウの毛皮とレオパードキャットの毛皮とでは見た目が異なる。
ヒョウの毛皮は、花びらのような波紋があるのが特徴的である。レオパードキャットもヒョウの毛皮に類似しているのだが、花のように円を描いた斑紋ではない。花柄にたとえると、レオパードは満開に咲き誇る梅の花、レオパードキャットは川面を流れる桜の花びらのイメージだ。
ワシントン条約で取引規制の対象に
ヒョウは準絶滅危惧種としてレッドリストに指定されており、ワシントン条約でも制限されているのだ。森林開発の影響もあるが、一番は人的な被害である。肉食動物であるヒョウはしばしば家畜を襲うことがあり、人間にとっては害獣である。
また、レオパードの毛皮としての希少価値も高いことから、密猟者に襲われることもあるのだ。そのため、流通量は限りなく少ない。レオパードキャットもヒョウよりは流通量があるものの、ワシントン条約で制限されてるのだ。将来的には、レオパード毛皮自体、入手がぐっと少なくなると予想される。
売買には登録証が必要
ワシントン条約で保護され国際取引が規制されている動物は、許可なく国内に持ち込むことはできない。生きた個体だけでなく、毛皮などの加工品も含まれるのだ。レオパードやレオパードキャットの毛皮を売買する際にも、正規に取引されたことを証明できる登録証が必ず必要となる。
しかし、日本でワシントン条約が発効したのは1980年11月で、それ以前に購入したものには登録証がないのである。 条約前に買った毛皮の取り扱いには注意が必要だ。個人で保有する分には問題ないが、売買や譲渡によって所有権が移る場合は国に個体登録するなどの手続きが不可欠である。
これを怠ると罪に問われるおそれがある。この場合の譲渡には、金銭が発生しない行為も対象となるので注意が必要だ。 ワシントン条約で規制されている動物の毛皮のコートを海外旅行に着ていくと税関で事情聴取される可能性があるため気を付けてほしい。
レオパード毛皮を高価買取してもらうには
レオパード毛皮は、今も高級毛皮として人気がある。売買されていた時期は約40年近く前なるのだ。今の時代に合うのかと、自分で着ることをためらう人も多いのである。また、ヒョウは毛皮が少し重いということもあり気軽に着ることに悩むこともある。
そこで売却を検討したくなるが、ネットオークションでは知らず知らずのうち、法に触れる恐れがあるので避けた方が良い。ここは買取専門店に買い取ってもらうのが無難だ。 取引実績がほとんどないのでいくらで買い取ってもらえるかを予想するのは難しいが、中古毛皮としては高価買取も期待できる。
レオパードキャットも将来的に取引規制が強化されていくことが予想され、希少価値は高まっていくと予想される。 レオパード毛皮を買取査定に出す際には、次のポイントに気を付けたい。
保存の状態は良好か
毛皮に限ったことではないが、中古品を査定する際の重要なポイントは商品の保存状態である。動物の毛皮は繊細だ。細かい手入れをおこなわないまま長期間使用していると痛んでくるのだ。毛が抜け落ちてる箇所やカビが発生していても高く買い取ってくれるわけがない。
劣化を防ぐには、マメな手入れが一番重要である。着た後はブラシでホコリや汚れを落とし、風がよく通る場所につるしておく。湿気を集めないように注意を払うのだ。毛皮専門のクリーニングは高価だが、ときおり洗浄しておくことも必要である。
また、直射日光も大敵である。日をあて続けると、あたった部分が変色するのだ。湿気とバランスを取るのは大変だが、適切な管理の元で保管しておこう。
付属品はすべてそろっているか
毛皮を購入したときについていた登録証は確実に保管しておくことだ。保証書や服のタグといった付属品も同様である。ブランドの価値を証明する絶対条件なのだ。
付属品のハンガーや毛皮の保管袋もあると、買取額がアップするポイントになる。付属品は粗雑に扱うと無くしてしまう。1つの保管場所にまとめておいて、売りたいときにいつでも取り出せるようにしよう。
レオパード毛皮の買取業者一覧
レオパード毛皮の買取は、専門的な業者でなければ難しい。本記事では、毛皮の扱いに長けた業者を掲載する。 それぞれのサービス性を理解し、買取に臨んでほしい。
BUYSELL(バイセル)
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
タレントの坂上忍さんでもお馴染みのバイセル。のきなみ知名度を上げ、全国的にも有名な業者の1つだ。人気の出張買取では地域を限定せず、日本全国を対象としている。買取先がどこであっても費用が掛からないとあって、ユーザーは急増しているのだ。
最大の強みといえるのは、ハートフルな接客応対だ。実際の利用ユーザーへは、アフターコールという独自の調査を実施している。査定へ不満が無かったか、スタッフの接客態度についてなど細部にいたるまでユーザーの声を収集するのだ。
集めた声は社内で改善策が協議され、よりよりサービスへと生まれ変わる。その結果は、リサーチ会社がおこなったアンケートにも表れているのだ。満足度を計る3部門において、バイセルは1位を飾っており実力は確かだといえる。全てにおいてハイレベルな対応を望むのなら、バイセルを選ぶのが得策だ。
- 会社名
- 株式会社 BuySell Technologies
- 住所
- 〒160-0004東京都新宿区四谷4-28-8 PALTビル8F
- 営業時間
- 24時間受付
- 定休日
- 無し
- 店舗からのコメント
- 毛皮眠ってませんか?相談手数料0円!全国無料対応!
- 査定・買取方法
-
- ・オンライン査定
- ・宅配送付査定
- ・宅配買取
- ・出張査定
- ・出張買取
- ・店頭査定
- ・店頭買取
- 買取価格
- 要査定
買Trip(カイトリップ)
全国でもめずらしい、毛皮のみに限定した買取店がカイトリップだ。神奈川を拠点に、主に出張買取にてあらゆる土地を飛び回っている。何といっても毛皮の買取実績が豊富であり、これまで累計100万点もの品を扱ってきたのだ。ここまで毛皮に長けた業者は少なく、買取にも絶対の自信を持っている。
特に高価格が見込めるのは、模様のバランスが良いものや5年以内に購入したなるべく新しい毛皮だ。くわえてレオパードは、市場にほとんど出回ることのない、大変稀少な毛皮である。条件がそろえばかなりの価格に膨れ上がるのだ。
ただし毛皮は、保存状態によって買取価格が左右される品である。電話1本の査定では、なかなか価格は打ち出しにくい。実際にカイトリップでも、毛皮を目にしなければ買取価格を算出するのは困難といわれている。LINE査定であれば、写真を送付するだけでおおよその見当がつくので有効的に活用してほしい。
- 会社名
- 株式会社 AMBITTION(アンビション)
- 住所
- 〒220-0011 神奈川県横浜市西区高島町2丁目3-22 横浜OTビル3F
- 営業時間
- 10:00~20:00※最終受付19:50
- 定休日
- 不定休
- 店舗からのコメント
- お家の毛皮、高く買い取ります!
- 査定・買取方法
-
- ・LINE査定
- ・出張査定
- ・出張買取
- 買取価格
- 要査定
Brand Labo(ブランドラボ)
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ブランド品を中心に買取をおこなうブランドラボは、着物をはじめ毛皮も扱う数少ない業者だ。本社を構える大阪にいくつか店舗を展開しており、好アクセスなのも強みである。どこも電車や地下鉄路線から徒歩数分圏内と、利用しやすい立地が嬉しい。
毛皮の買取にも積極的であり、10%アップが狙える強化買取キャンペーンも開催している。専門バイヤーが算出した査定額に、さらに上乗せになるとあって人気を博しているのだ。貴重なレオパードであれば、キャンペーンを併用することでかなりの価格が期待できる。
また海外マーケットとのつながりが太く、市場動向にもスピーディーな対応が可能である。国外を対象としたオークションにも出品しており、世界基準で価格を判断できるのだ。レオパード毛皮のプレミア感を最大限に活かしたいのなら、ブランドラボがオススメだ。
- 会社名
- 株式会社 ラボ
- 住所
- 〒542-0077 大阪府大阪市中央区道頓堀1-9-12 親和御堂筋ビル1F
- 営業時間
- 11:00~20:00
- 定休日
- 年中無休
- 店舗からのコメント
- 毛皮・着物買取強化中!査定額10%UP中
- 査定・買取方法
-
- ・メール査定
- ・LINE査定
- ・店頭買取
- ・店頭査定
- ・出張買取
- ・出張査定
- ・宅配買取
- ・宅配査定
- 買取価格
- 要査定
うるココ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
圧倒的な品目数を扱ううるココは、およそ5万点を手にしている業者だ。他社を寄せ付けない5万点という数字は、やすやすと達成できるものではない。ユーザーからの信頼や満足度が高いからこそ依頼は常に絶えないのだ。数多くの品を見てきたスタッフは確かな鑑定眼をも手に入れている。
毛皮の買取実績も多数あり、劣化具合やトレンド感、また模様の美しさなど細部にいたるまでチェックを欠かさない。入念な鑑定により提示された価格には満足の声が届いている。
相見積もりにも良心的であり、他店よりも低価格で合った場合、交渉も可能だ。1円でも高くレオパード毛皮を売却したいなら、親身に応えてくれるうるココへ申し込もう。
- 会社名
- 株式会社 ULTRA WIDE
- 住所
- 〒530-000 大阪府大阪市北区梅田1-1-3-100 梅田駅前第3ビル1F
- 営業時間
- 10:00~19:00
- 定休日
- 年中無休(盆、GW、年末年始除く)
- 査定・買取方法
-
- ・LINE査定
- ・ビデオ査定
- ・出張買取
- ・宅配買取
- ・店頭買取
- 買取価格
- 要査定
まんがく屋
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
毛皮専門店として国内でも名の知れた、まんがく屋。どんな毛皮で買取すると明言しているだけあり、ユーザーの駆け込み店としても活躍している。タンスに仕舞いこまれた毛皮や何年も前の流行品など、毛皮であれば特に条件はないのだ。そしてコートなど大物のみではなく、ショールなどの小物も受け付けている。
また今では減少しつつある、毛皮の販売ルートを知り尽くしている点も強みだ。特に海外は毛皮市場が大きく開けている。強力なルートを有しているまんがく屋だからこそ、買取価格も強気で示せるのだ。
本店は大阪だが、東京にも店舗を展開している。店頭に足を運ぶ際は予約が必須なので、留意してほしい。
- 会社名
- 株式会社 まんがく屋
- 住所
- 〒564-0082 大阪府吹田市片山町1-18-6 ベルベナー吹田ビル3F
- 営業時間
- 店舗によって異なる
- 定休日
- 店舗によって異なる
- 店舗からのコメント
- おかげさまで毛皮買取店ランキング堂々第1位!
- 査定・買取方法
-
- ・オンライン査定
- ・店頭査定
- ・店頭買取
- ・出張査定
- ・出張買取
- ・宅配査定
- ・宅配買取
- 買取価格
- 要査定
まとめ
レオパード毛皮は、国際条例と生息数の激減により流通量が大幅に減少した。希少価値が高いことから、買取も専門性が重要となる。買取を依頼する際には、毛皮の取引実績が多いところを選ぶべきである。素人目で雑に売買や贈与をしてしまうと、条例違反となり得る場合があるため経験豊かで信頼できる業者を選ぼう。
査定は1社だけではなく、できる限り複数の業者にお任せすることだ。比較することでより高い業者に買取をしてもらうことができる。また、価格の交渉もしやすいといえるのだ。珍しい品物だからこそ、売却に慎重になりながら準備をすることをオススメする。