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アードベッグの買取相場・査定情報まとめ

読了目安:21分
更新日:2019/08/11
公開日:2019/03/26
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スコッチウイスキーの名産地、アイラ島。アイラ島で造られるウイスキーはアイラ・モルトと呼ばれ、その独特のスモーキーさとピート香で世界中に知られている。その独特なアイラ・モルトの中でも、とりわけ個性的なウイスキーがアードベッグだ。

かつて閉鎖にまで追い込まれた蒸溜所がつくりだす、奇跡の逸品。特徴のある味わいで、今なお世界中のアードベッグファンを虜にしている。本稿ではアードベッグの特徴や買取の方法、そして買取相場などについて説明していく。

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今野杏南さん

アードベッグとは

アイラ・モルトの中でもトップクラスの強烈な個性を誇るアードベッグ。世界中に熱烈なファンをかかえる人気ウイスキーで、口をつけた瞬間の強烈なスモークとピート香、そしてフルーティーな甘みの余韻が織りなす、強い個性がある味わいが特徴だ。

アードベッグの特徴はスモーキーとピーティ

アードベッグはピート由来のスモーキーなフレーバーにより、個性の強いアイラモルトの中でも最もアイラらしいモルトであるといわれている。アードベッグのスモーキーさがそれだけ強烈なのかは、スモーキーさの源であるピートの使用量を比較してみれば一目瞭然だ。

スタンダードなアイラモルトとされるボウモアの倍以上、比較的飲みやすいといわれるブルックラディやブナハーブンの10倍以上にもなる。しかし、スモーキーさだけがアードベッグの魅力というわけではない。アードベッグはピートの地層を流れるウーガダール湖の軟水(黒い水と呼ばれる)を仕込み水として使用している。

また、ウイスキーに滑らかさを与えるオレゴン松を発酵槽に使用している。さらにフルーティな甘さが、蒸溜器に設置された精溜器により加わる。このように、アードベッグは強烈なスモーキーさと繊細な甘さという、一見相反するような魅力を併せ持ち、これはピーティー・パラドクスとして知られている。

アードベッグのふるさとアイラ島とは

アイラ島は、イギリス北部スコットランドの北西海上にある多くの島々のうち、最南端にある。アイラ島の面積は日本の淡路島ほどで人口はわずか3,500人程度。小さな島にもかかわらず、他の島々と一括りにアイランズと分類されることなく、スコッチウイスキーの6大生産地の独立したひとつとして分類されている。これだけでも、その個性がいかに強烈なものかが想像できよう。

アードベッグを服務アイラモルトの最大の特徴は、強烈なスモーキーさだ。そのスモーキーフレーバーのもととなるのは、原料の大麦麦芽を発芽させた後に乾燥させる際、一緒に焚きしめるピート(泥炭)である。アイラ島は厚いピートの地層に覆われており、豊富なピートを使用することが古くからの伝統となっている。

また、アードベッグはゲール語で小さな丘や小さな岬を意味する。蒸溜所のある場所からこのように命名された。アイラ島内の8つの蒸溜所はいずれも海沿いに位置しており、潮の香りとして知られる独特のヨード臭が熟成中に加わる。

これらの独特の味わいがブレンダーに注目され、ブレンデッドウイスキーでアイラウイスキーがブレンドされていない銘柄を探すのが難しいほどになり、アイラ島はスコッチの聖地とまで言われるようになった。

アードベッグ蒸溜所の歴史

今から200年以上前の1815年、創業者であるジョン・マクドーガルによって、アイラ島南部の岩に囲まれた小さな岬に蒸溜所が建てられた。これがアードベッグ蒸溜所である。その個性豊かなウイスキー造りと味わいによってウイスキー愛好家に知られる存在となり、アードベギャンと呼ばれる熱狂的なファンを生むほどの世界的な名声を得ることに成功した。

しかし、その歴史は華々しいだけではなく苦難の時代もあった。世界的なウイスキー不況によってアードベッグの不調が続いた1980年代には度重なる蒸溜所のオーナー交代で操業が再開されたりまた停止されたりと運営が難航を極めた。1981年にハイラム・ウォーカーが買収されて操業停止。

1989年にアライド・ライオンズ社が操業再開。1996年にアライド・ライオンズが蒸溜所を売却、再び操業停止。1997年にグレンモーレンジ社が蒸溜所を買収、操業再開。これ移行は比較的安定して製造がおこなわれるようになった。こうした復活劇の背景には、ウイスキー造りにかけるアイラ島の職人たちの思いとアードベッグを愛する世界中のアードベギャンたちの存在があったことは間違いないだろう。

なお、アードベッグのロゴは、アードベッグ蒸留所付近の教会跡地に現在も残るキルダルトンクロスの文様がモチーフになっている。この文様は永遠を象徴しており、アードベッグがこれからもずっと造られ愛され続けるようにとの思いが込められている。

アードベッグの主な種類

アードベッグにはメインとなる4つの通年商品がある。このほか、限定ボトルが毎年販売されている。限定ボトルは発売後に即完売するほどの大人気商品だ。ウイスキー界における世界的な賞も受賞しているものも多数あり、その実力は折り紙つきと言える。

通年商品:アードベッグ 10年

アードベッグ 10年は、最もオーソドックスでスタンダードとなるアードベッグだ。10年以上熟成させた原酒をファーストフィルとセカンドフィルのバーボン樽でヴァッティングしたボトルとなる。アルコール度数はやや高めの46度。

アードベッグを飲んだことがないなら、まずこれから試してみるといいだろう。2008年のワールド・ウイスキー・オブ・ザ・イヤーを受賞している。飲みこもうとした瞬間、アイラモルトを象徴するような強烈なスモーキーさと磯臭さが口中に広がる。

これらが通り過ぎるとバニラ、青リンゴ、レモンなどの余韻が残る。強烈なスモークと甘く爽やかな余韻の2面性が楽しめる、バランスの良い風味となっている。

通年商品:アードベッグ ウーガダール

ウーガダールとは、ゲール語で暗くて神秘的な場所を意味しており、仕込み水として使用している湖の名前でもある。バーボン樽とシェリー樽、2つの樽でそれぞれ熟成させた原酒をヴァッティングしたボトルで酒齢は非公開。

アルコール度数はかなり高めの54.2度で、2009年のワールド・ウイスキー・オブ・ザ・イヤーを受賞している。スモーキーな香りとシェリー樽熟成の甘美な味わいが、絶妙なバランスで調和しており、スモーキー感の後にフルーツ感が訪れる。

通年商品:アードベッグ コリーヴレッカン

コリーヴレッカンとは、アイラ島の近くにあるジュラ島とスカバ島の間の海峡の名前である。海峡には荒々しい潮の流れがあり、ラベルに描かれているように渦潮が現れることもあるようだ。バーボン樽とフレンチオーク新樽の2つの樽で熟成させた原酒をヴァッティングしたボトルとなる。

年数表記なしで、アルコール度数は57.1度とかなり高め。2010年のワールド・ベスト・シングルモルト・ウイスキーを受賞。フレンチオーク新樽で熟成した原酒のスパイシーさがあり、荒々しく力強い味わいとなっている。

通年商品:アードベッグ アン・オー

アードベッグ アン・オーはバーボン樽、PX(ペドロヒメネス)シェリー樽、アメリカンオーク新樽の3種の樽でそれぞれ熟成させた原酒をヴァッティングしたボトルだ。アルコール度数は46度、年数表記は非公開。

3種の樽の組み合わせによってさまざまな要素が絡み合い、他のアードベッグでは感じられない複合的な味わいとなっている。10年に比べると強烈さは少なく、やや円やかといえる。

限定ボトル:アードベッグ パーペチューム

パーぺチュームは、ラテン語で永久を意味する。幾度もの操業停止に直面しながらも、創業当時からおこなわれていた伝統的製法で風味と個性を守ってきたアードベッグ蒸溜所。その創業200周年を祝うため、2015年に作られた限定ボトルである。

アメリカンオークのバーボン樽とヨーロピアンオークのシェリー樽の2つの樽でそれぞれ熟成した原酒をヴァッティングして作られた。まずは鼻からアードベッグらしい燻煙香。口に含むとスパイシー、そしてバニラのニュアンスを味わえる。余韻は渋めでアイラの煙がしばらく鼻腔に残る。

限定ボトル:アードベッグ グルーヴス

毎年、アイラ島では5月の最終週から6月の第1週にかけ、ウイスキーの祭典アイラ・ウイスキー・フェスティバルが開催されており、世界中のモルトファンがアイラ島に集まる。期間中は各蒸溜所が日替わりで施設を開放するオープン・デーがあり、各蒸溜所はその日に限定ボトルなどを販売している。

アードベッグ蒸溜所のオープン・デーはアードベッグ・デーと呼ばれている。期間の最終日を飾るだけでなく、この日に合わせて限定ボトルをリリースする。2018年は、ラブ&ピートをテーマにしたグルーヴスがリリースされた。

木の表面まで焦げ付いたワイン樽で原酒を熟成させた点が特徴だ。アードベッグらしいスモーキーさに加え、洋梨や青リンゴのフルーツ感やワイン樽からくる渋みや酸の風味もある。飲んでいて楽しくなるアードベッグだろう。

アードベッグがあれば、売却を検討してみよう

ビールなどに比べるとウイスキーを日常的に飲む人は少数派だろう。そのため、ウイスキーを保管している家庭はあまり多くはないかもしれない。しかし、ウイスキー好きの家族がこっそり買ったものや何かの機会に贈答品でもらったりしたものが、そのままお蔵入りしている可能性は充分ありうる。そのアードベッグは稀少な年代物で、ウイスキー愛好家垂涎の1品かもしれない。

家族でもう誰も飲む予定がないなら売却を検討してみるべきだ。昨今では酒類を専門に買取るショップもあり、お酒を売るという考え方も一般的になりつつある。そのうえ、アードベッグのような人気のウイスキーであれば需要は多く、高値での売却も期待できるのだ。アードベッグにとってもその価値をわかってくれる人に保有され、味わってもらうほうが幸せだろう。

ウイスキーを売る方法には、大きく分けて2通りがあるのだが具体的な売却方法についてはよく知らない方がほとんどのはず。買取店に買い取ってもらう方法、個人間取引で売る方法、以下でそれぞれの方法の特徴を見ていこう。

買取店に買い取ってもらう方法

アードベッグのような価値のあるウイスキーであれば、酒類の買取に特化している専門業者に依頼するのがよい。伝統にのっとって作られ、世界中で愛されているアードベッグの価値がわかる専門店を選ぶ必要がある。

ウイスキーの世界は奥が深い。飲みたいという目的で欲しがる人もいれば、コレクションしたいという人もいる。アードベッグはそのどちらの人にとっても大人気の銘柄だ。それゆえ、アードベッグは高値での買取が期待できるウイスキーといえる。ここで、買取の際に気をつけておきたいポイントをおさえておこう。

信頼できる買取店を選ぶ

買取もビジネスであるから、できるだけ安く仕入れ、高く売りたいと考えるのは当然だ。つまり、本来そうあるべき買取価格よりも安く買い叩こうとする店も残念ながら存在する可能性がある。このような店でないかどうかを見分けるのに役立つのが、これまでの買取実績や利用者のクチコミだ。ショップ選びに際しては、ウェブサイトで公開されている買取実績やクチコミ情報を可能な限り確認しておくようにしよう。

強化買取リストをチェックする

買取店のウェブサイトでは強化買取リストや高価買取リストが掲載されていることがある。有名ブランドである(人気がある)、熟成年数が長い(古い)、限定品、などがこれらの買取対象になりやすい。希少性の高い商品であればあるほど、買取店から見てもそろえておきたい商品になる。

これらの商品は高値で買い取ってもらえる可能性が高い。買取を希望するウイスキーがリストの中に載っていたら、ぜひ査定を依頼してみよう。また買取希望のウイスキーが複数あるのなら、まとめて買取依頼するのがおすすめだ。個別に売却するよりも高い価格で売れる可能性がある。

複数の買取店に査定してもらう

これらを踏まえたうえで、複数の買取店に査定してもらうとよいだろう。買取店によってウイスキーの再販力が異なるため、買取価格にある程度の差が出るからだ。査定結果が複数あれば、比較検討できるし、交渉する材料にもなりうる。

ウェブで一括査定できるところもあるので手間を惜しまずやってみてほしい。その一手間をかけるかかけないかで、手取りが数千円数万円変わってくる可能性も現実的にある。

個人間取引で売る方法

ウイスキーを売るには買取店でなく、個人間取引で売ることもできる。この場合、フリマアプリやネットオークションを利用することになる。この方法の最大の利点は、売値をある程度自由に設定できることだろう。ただし当然、値段を高く設定しすぎれば買い手がつかないこともありうる。そのほかにもいくつか注意点があるので、以下で見ていこう。

適切に売値を設定しないといけない

売値を自由に設定できるのは利点ではあるが、1番難しいところでもある。取引事例などで買取相場を調べ、適正な価格を設定する責任を負うともいえる。ヤフオクでは、最低入札価格や即決価格などを設定することで、ある程度希望する売値をコントロールできる。

買い手がつくかどうかというギリギリの高めに設定するのが基本だが、とにかく早めに処分したいのであれば、多少安めの設定にするという選択肢もありうる。高すぎれば当然、いつまでたっても買い手が現れないだろう。

さまざまな手間がかかる

まず、出品物を撮影し、その写真とともに詳細な商品説明文をアップロードしなければならない。ウイスキーのような高価で専門的な商品の場合、購入希望者から値下げ要求をされたり、専門的な質問をされたりすることも考えられる。

出品物が売れるまで、そのひとつひとつに迅速かつ誠実に対応しなければならないし、保管にも気を遣う必要がある。ようやく売買が成立した後も梱包や発送手配などがある。買取店に買い取ってもらう方法に比べ、手取りが多くなる可能性はあるが、確実に手間はかかるだろう。

トラブルの可能性がある

できれば考えたくないが、購入者とのトラブルも起こりうる。とりわけウイスキーのような高価で嗜好性の高い商品では、詳細で確実な情報を伝え、その事実どおりの商品を提供できないとトラブルになりやすいだろう。

手数料がかかる

基本的に商品の発送にかかる費用は出品者持ちのことが多い。大きなもの、離島などの遠方が送り先となる場合は意外な高額になるので要注意だ。ウイスキーの場合はそれほど大きくはないが、ワレモノのため、梱包には細心の注意を要する。

また、フリマアプリも運営会社がビジネスとしておこなっているもの。販売手数料として販売価格の何パーセントかを取られる。また、売上金の口座振込みに手数料がかかることもある。以上のような手数料がかかるため、販売価格がそのまま手元に入らず、思ったほどの手取り金額にならないことに気をつけよう。

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アードベッグを高く売るために気をつけたいポイント

買取店に買い取ってもらうにせよ、個人間取引で売るにせよ、アードベッグを高く売るために一般的に気をつけておきたいポイントがある。以下、順に見ていこう。

確実に保管しておこう

ウイスキーは開封してしまうと大きく買取価格が低下する。それどころか、買取してもらえない可能性さえありうる。買取を検討するなら、未開封のままにしておいたほうがよい。

保管場所は暗所に

ウイスキーには賞味期限の記載が義務付けられていない。これはウイスキーが長期に渡って品質が保たれるものであるためだ。ただ、保管状況によっては品質が変わってしまうおそれがある。

ウイスキーは基本的に暗く、そして温度が高くならない場所で保存をするべきだ。直射日光の当る場所では日光によって化学反応を起こす場合があり、高温になる場所では、品質の変化が起きることがあるからだ。

また、湿気の多い所や臭気の強い場所、カビやホコリが多いような場所も避け、瓶は立てて置くようにしよう。品質の変化を防ぐため、保管場所には気をつけよう。

透明フィルムは破らない

開封か未開封かなどの商品の保存状態の確認はウイスキーのキャップに付いている透明フィルムでおこなう。透明フィルムが完全な状態であれば未開封だが、透明フィルムがないと開封済みとみなされることがあるため注意が必要だ。また、透明できれいな状態であれば液漏れや蒸発の可能性は低いといえる。液漏れ蒸発があると透明フィルムが変色することがある。

コルクの状態に注意

金属製の蓋などでなく、コルクで栓がされているタイプのウイスキーもある。天然素材であるコルクは、時間の経過などにより次第に劣化していく。劣化したコルクには隙間が生まれるため、その隙間から中のウイスキーが蒸発し、未開封であっても中身が減ってしまうことがある。

また、もろくなったコルクは開栓がしづらい。コルクを使用したウイスキーで、未開封なのに中身が減っているようであれば、早めに査定に出したほうがよいだろう。

ラベルはきれいなままに

ラベルは、そのウイスキーに関する詳細な情報が記載された鑑定書のようなものだ。また、ラベルのデザインには意匠が凝らされており、その銘柄やボトルの風格をかもし出し、眺めて楽しむ機能もある。

そのため、将来的にウイスキーを売ることを考えるなら、できるだけラベルをきれいな状態に保持することを心がけてほしい。ラベルに汚れや破れ、濡れた跡があったりすると減額の対象となってしまう。ボトルを拭くときには細心の注意をしつつ、おこなうようにしよう。

高値買取商品の特徴を知ろう

どんなウイスキーが高値で買取りされやすいかを知っておこう。買取店に買取依頼するにしても個人間取引するにせよ、最低限の知識や相場観は必要になるからだ。

熟成年月が古いこと

一般的にウイスキーでは、熟成年月が少ないものよりも熟成年月が長いものが高値買取になる傾向がある。ブランドにもよるが、ボトル1本で100万円を超える高値になることもある。長期間自宅で保管していて、もう存在すら忘れてしまっているウイスキーはないか。1度確認してみて欲しい。もし未開封であれば、1度買取査定に出してみることをおすすめする。

限定モデルであること

世の他の商品と同様、期間限定、本数限定などのウイスキーにもこのような何らかの限定商品が存在する。このような限定商品は希少性が高いため、ファンにとっては喉から手が出るほど欲しい商品になっていることも珍しくない。限定品かどうかは知識の無い人がラベルを一見しただけではわかりにくいこともある。写真に撮って専門の買取店に調べてもらうといいだろう。

箱やケース、付属品などがそろっていること

ウイスキーには保管するための紙の箱や木箱が付属していることが多い。他にそのウイスキーについての説明書きや広告なども入っているかもしれない。これらの箱やケース、付属品は、絶対に捨ててはいけない。

箱やケース、付属品がないために買い取ってもらえないというケースはほとんどないだろうが、この場合は買取価格が大なり小なり減額されることを覚悟すべきだ。ウイスキーはただ飲むだけでなく、保有することにも価値がある。コレクターズアイテムとしての価値だ。

紙の箱などでは状態が悪いこともあるだろうが、買取の際には忘れずに提出するようにしよう。有名な銘柄では、箱だけでも一定の値段がつくこともある。箱や付属品の管理にも気をつけるようにしよう。

アードベッグの買取店と買取相場

さて、ここからはいよいよアードベッグの具体的な買取店や買取相場を見ていこう。これらをおさえておけば、よりよい条件での買取の可能性が高まり、満足できる買取となるだろう。

おもな買取店と買取相場

ウイスキーなどの酒類の買取をしている買取店は数多くある。良い買取店を選ぶ基準には、見積もりで高い買取価格を提示してくれることだけでなく、買取手続きのしやすさ、対応の良し悪しなどが挙げられる。もし近所になくても、オンライン査定や宅配や出張などで対応してくれる店がほとんどなので、ぜひ参考にしてほしい。

ただ、価格に関しては買取参考価格や買取実績価格を公開しているところはあまりなかった。おそらくひとつひとつの商品の状態が異なり、価格を一般化しにくいことが原因であり、これは仕方のないところだろう。

ファイブニーズ
ファイブニーズ
買取形式
宅配店頭出張
取扱商品
お酒・洋酒・高級ワイン、ワイン、ブランデー、シャンパン、ウイスキー、焼酎
地域
関東、東京都、新宿駅
送料
無料
状態別の
買取価格
非公開
現金化
スピード
店頭:その場で現金化 宅配:商品到着日 出張:その場で現金化
振込
手数料
無料
梱包材
無料
古物商
許可番号
古物商許可証 東京都公安委員会 第307731104330号 古物商許可証 大阪府公安委員会 第621070131359号 酒類販売業免許 本所法 283 宅地建物取引業者 登録番号 東京都知事(1)第94789号
住所
東京都墨田区太平4-13-2 太平サクラビル3F
キャンセル
ポリシー
未記載
特記事項
『お酒買取1本で勝負するお酒のプロフェッショナル』『年中無休で営業』『全国7拠点展開:東京、仙台、名古屋、大阪、福岡』
コロナ
ウイルス
対策
未記載
LINE査定
あり

ファイブニーズはお酒買取専門店であり、買取本数は業界ナンバーワン、お客様満足度93%を謳っている。お酒買取に特化しているため、スコッチ・ウイスキーについても適正な買取価格を把握しており、信頼して買取を依頼することができる。

オンライン査定、電話査定、LINE/写メ画像査定、FAX査定の4通りの査定に対応しており、買取時の対応が早くスムーズに買取を進められる。また、まとめてたくさん売ることで査定額がアップする。査定や出張買取は全て無料なので、安心して査定を申し込んでみよう。

ファイブニーズでのアードベッグ ダーク・コーヴの2019年1月現在の買取参考価格は、36,000円以上となっている。

ストックラボ
ストックラボ
買取形式
宅配店頭出張
取扱商品
バッグ・鞄、財布・ウォレット、貴金属・ジュエリー、金・プラチナ、ダイヤモンド・宝石、着物・振袖
地域
新宿駅
送料
無料
状態別の
買取価格
非公開
現金化
スピード
宅配:商品到着後3日以内に査定し、金額合意後翌日までに振込 店頭:その場で現金化 出張:その場で現金化
振込
手数料
無料
梱包材
無料
古物商
許可番号
未記載
住所
東京都新宿区新宿2-12-16 セントフォービル203
キャンセル
ポリシー
未記載
特記事項
新宿と麻布にて店頭買取も可能
コロナ
ウイルス
対策
未記載
LINE査定
未記載

ストックラボはアパレル、毛皮、バッグ、時計などのさまざまな商品を扱っているが、お酒買取店としても有名だ。専門知識を持った経験豊富な鑑定士が業界最高水準の買取価格を提示してくれる。出張買取、宅配買取、店頭買取の3つの買取方式に対応している。査定申込は、電話やLINEだけでなく、無料査定フォームも利用できる。スピーディな買取が期待できそうだ。

ラベル剥がれ、古い、液面低下、澱(おり)があるような、コンディションのあまり良くないお酒でも買取OKとなっている。また、まとめ買取で買取価格がアップする。買取実績が公開されているが、銘柄と取引成立日しか情報がなく、肝心の買取価格がわからないのが残念なところだ。アードベッグについても何件かの買取実績が確認できる。

バイセル
BUYSELL(バイセル)
買取形式
宅配店頭出張
取扱商品
パソコン、スマホ・携帯電話、カメラ・レンズ、タブレット、携帯音楽プレイヤー、スマートウォッチ
地域
東京都、神奈川県、大阪府
送料
宅配買取利用の場合:キャンセル時の返送料はお客様負担
状態別の
買取価格
未記載
現金化
スピード
出張買取・店舗:原則即日  宅配:10日前後(場合による)
振込
手数料
無料(買取業者が負担)
梱包材
無料(買取業者が負担・梱包キット発送等)
古物商
許可番号
東京都公安委員会 第301041408603号
住所
未記載
キャンセル
ポリシー
未記載
特記事項
未記載
コロナ
ウイルス
対策
・業務内外に関わらず「手洗い・消毒、マスク着用、うがい、咳エチケット」を行い、発熱がある場合や、風邪などの症状がある場合は出社禁止 ・社外企業との打ち合わせは電話・テレビ会議を推奨 ・社員による歓迎会・送別会等、会食の禁止 ・感染・濃厚接触の疑いがある場合は、国・各都道府県・医療機関などの指示に従って対応を実施 ・ワクチン接種に関する社内への情報提供 併せて、従業員に対して、本人及び家族に感染・濃厚接触の疑いがある場合などは報告することを義務付けており、社内における状況把握に努めております 今後も新型コロナウィルス感染に関する状況を注視しながら、必要な対応を実施して参ります
LINE査定
なし
今すぐ電話で無料見積もり
0800-805-0301
受付時間: 00:00~23:00
無料で査定依頼する

バイセルも着物、宝石、骨董品などのさまざまな商品を扱っているがお酒買取店としても定評がある。市場を熟知し、豊富な査定経験を持つ専門の査定スタッフに丁寧に査定してもらえる。出張買取、宅配買取、お持込み買取に対応している。査定料、商品の送料、出張料などの各種手数料はすべて無料。

出張買取の対象エリアは日本全国で最短では即日で対応してくれる。またアフターフォローの丁寧さでも有名だ。保存状態が多少悪かったり、付属品のなかったりしても買取ってもらえることがある。処分してしまう前にまずはバイセルの無料査定を利用してみることをおすすめする。買取実績情報は、買い取ったものの写真のみで少数しか掲載されていない。

フリマアプリやネットオークションでの取引相場

次は個人間取引を見てみよう。フリマアプリとしてはメルカリの取引価格、ネットオークションとしてはヤフオクでの落札価格を調べた。出品する際の価格設定などに、ぜひ参考にしてほしい。

メルカリでの取引実績

アードベッグで検索し、売り切れのものだけを調べてみたところ60件ほど見つかった。そのうち、お酒が40件、お酒以外のグッズが20件ほど。

最高値は2017年の限定商品のアードベッグ ケルピーの22,500円。その後も2018年限定のアードベッグ グルーヴスが21,700円、200周年記念(2015年)のアードベッグ パーペチュームが21,000円と限定生産のボトルが上位を占めた。

通年販売の商品はAmazonなどでも購入可能なため、ここでしか入手できないという商品が高値で取引されているようだ。 また、ここでしか手に入らないという意味ではアードベッグのネームタグが5,000円、貯金箱やピンバッチ、グラスが3,000円ほどで取引されていた。アードベッグ デイの空き瓶が3,000円だったのも印象的だった。

ヤフオクでの取引実績

ヤフオクでも同様にアードベッグで検索し、落札されたのものを調べてみたが衝撃だった。アードベッグ23年1965”シェリーカスク” 55% 超稀少オールドが、なんと1,528,500円で落札されていた。

アードベッグ Ardbeg 1974が441,000円、アードベッグ1976-2002”フォー・ジャパン” 54.5% 超稀少オールド OBが372,800円など。いずれも1980年代に操業が一時停止する前のボトルであり、筋金入りのアードベギャンたちにとっては特別の価値があるものなのだろう。

とはいえ、同じ商品で比べれば、メルカリでの取引価格とさほど変わらない。ただ特に稀少で超高額が期待できる年代物のボトルに関しては、ヤフオクに出品してみるとよさそうだ。

まとめ

アードベッグの特徴やその買取に関して紹介してきた。アイラ・モルトの中でもトップクラスの強烈な個性を誇るアードベッグはスモーキーでピーティな味わいが特徴だ。限定生産品や熟成年数が古いものは、高額での買取が期待できる。

もし手元にあるなら、買取店に買い取ってもらったり、個人間取引で売ったりすることを検討してみるとよいだろう。なお買取に当たっては、その方法や買取相場についてあらかじめ調べておくようにしよう。

ところで今すでに希少性の高いものは、今後さらに希少性が増していくことが予想される。保管に気をつけながら、ベストのタイミングで売却できるようにしたいものだ。

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ウイスキーの買取業者ランキング・比較表

ロゴ
1
2
3
業者名ファイブニーズストックラボBUYSELL(バイセル)
評価スコア
4.19
3.98
3.2
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宅配店頭出張
宅配店頭出張
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振り込み手数料無料無料無料(買取業者が負担)
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梱包材無料無料無料(買取業者が負担・梱包キット発送等)
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運営会社

会社名
株式会社ジラフ/ Jiraffe Inc.
設立
2014年10月29日
資本金
11.6億円(資本金・資本準備金含む)
株主
East Ventures、TLM、アドウェイズ、ドリームインキュベータ、アナグラム、ポケラボ創業者 佐々木俊介、アイ・マーキュリーキャピタル、GREE、アドベンチャー、メルカリ、hey代表取締役 佐藤裕介、Amazon Japan創業者 西野伸一郎、DGベンチャーズなど
E-mail
info@jiraffe.co.jp
代表者
代表取締役社長 麻生輝明
所在地
〒164-0001
東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ218号
企業理念
2030年のスタンダードをつくる
事業内容
インターネットサービスの企画、開発、運営
従業員数
40名
古物商許可番号
東京都公安委員会 第303311606477号
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